大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:00~、たまに11:30~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
もくじ
- 1 アーティストゲスト
- 2 HIPHOP 話題曲 7選
- 3 「日本のHIPHOP」がこれだけ盛り上がる理由
- 4 HIPHOP_Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- 5 HIPHOP_「チーム友達」
- 6 HIPHOP_女性ラッパーの爆増
- 7 HIPHOP_今知っておきたい!日本の女性ラッパー
- 8 HIPHOP_アーティスト同士がコラボするフィーチャリング文化
- 8.1 「ASTROMANTIC」m-flo(2004年)
- 8.2 近年のフィーチャリング名曲集_AI × Awich
- 8.3 近年のフィーチャリング名曲集_スチャダラパー × STUTS × PUNPEE
- 8.4 近年のフィーチャリング名曲集_Yaffle × AI × OZworld
- 8.5 近年のフィーチャリング名曲集_ちゃんみな × Awich
- 8.6 AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 × 2WIN
- 8.7 AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 × ちゃんみな
- 8.8 AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 × MC TYSON × SWAY × R-指定
- 8.9 AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 ×AI
- 9 HIPHOP_今を語るには外せない!プロ注目のアーティスト
- 10 HIPHOP_BAD HOPの出現から東京ドームでの解散
- 11 次回予告
- 12 終わりに
アーティストゲスト
アーティストゲスト
・☆Taku Takahashi
・AK-69
・MaRI
・mabanua
✅AK-69さんコメント
Awitchや呂布カルマとかもそうですけど、HIPHOPのメンツがお茶の間で
この目にするようになったっていうのは、すごい嬉しいですね。
✅MaRIさんコメント
テレビ初めてだから緊張します…
HIPHOP 話題曲 7選
🎵「Bad B*tch 美学 Remix」Awich, NENE, LANA, MaRI, AI & YURIYAN RETRIEVER(2023年)
MV再生数 約2000万回
🎵「美人」ちゃんみな THE FIRST TAKE(2021年)
MVは公開1週間足らずで100万回再生。
THE FIRST TAKEは2300万回再生を突破。
🎵「Presence I feat. KID FRESINO」STUTS & 松たか子 with 3exes(2021年)
リミックスver.にはBIM,NENE、Daichi Yamamoto、T-Pablowなど多数のラッパーも参加。
🎵「LONGINESS REMIX」SugLawd Familiar, CHICO CARLITO, Awich(2022年)
ストリーミングの再生回数は500万回超え。
THE FIRST TAKEでは約1400万回再生を記録
🎵「GOAT」Number_i(2024年)
楽曲リリースから3日間で1000万回再生を突破。
🎵「Masterplan」BE:FIRST (2024年)
Billboard JAPAN総合ソング・チャート”JAPAN Hot 100”総合首位を獲得。
🎵「WOKE UP」XG (2024年)
MVがアメリカのYouTube急上昇チャートで1位に。
「日本のHIPHOP」がこれだけ盛り上がる理由
✅Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
✅「チーム友達」
✅女性ラッパーの爆増
✅BAD HOPの出現から東京ドームでの解散
HIPHOP_Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
🎵「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts / THE FIRST TAKE
Billboard JAPAN 2024年 上半期チャート
ラッパーが見てもヤバいリリック(歌詞)
✅AK-69さんコメント
「誰の七光も要らないお前のiceよりもicy」
ですけど、iceってこのダイヤモンドのこと、
自分もしてますけど、こういうゴールドとかダイヤモンドのチェーンとかを
するっていうのが、なんか大体ラッパーの成功の証みたいな1つのステータスですよね。
で、それを歌の中でいや、俺はicyとかそういう車とかどうでもいいからって
言ってるやついっぱいいるんですけど、
「いや、お前買えねえじゃねえか」っていう、成功してないやつが言うのはダサいんですよ。
だけど、R指定はもうこれだけの成功を収めていて、あいつは買えるんですよ。
全然着飾ることとかにそんなに興味がないタイプなんですよね。
だけど、これをもう本当は買えるんだけど、お前のiceよりicy 言って、
俺はお前のそのダイヤモンドより輝いているぜってこと言っている…
「お前、俺(AK-69)に言ってんのか?」っていう…(笑)
でも、それはR-指定が言うんだったら、
「お、言ったなっていう、いいじゃねえか」ってクールだなとなるんですけど、"
✅☆Taku Takahashiさんコメント
ビートがジャージークラブで、元々ニュージャージーで流行っていた
ダンスミュージックなんですけど、どんどん市民権得て、結構ヒップホップの曲でも
ジャージークラブ結構増えています。
ジャージークラブって、ベッドスクイーク、鉄砲の音が入ってる、
クラップも入って っていう、あともう1つムチ
自由なサウンドを選んでいいんですけど、基本的にキックとブレイクと
キーコーキーコーって音と、鉄砲の音とムチの音っていうのがお約束
※ジャージークラブ:ニュージャージーでダンスミュージックから流行ったジャンル。
✅DJ松永さんコメント(2024/03/17 O.A.)
なんかラテンっぽいリフ作りたいなと思って…
チェンバロ、カリンバ、ピアノ。
3つ重ねてジャージークラブにしようと思いました
(詳しくは「関ジャム 2024年3月17日 あの大ヒット曲を作った豪華アーティストが集結!!」どうぞ)
✅mabanuaさんコメント
ジャージークラブとラテンを組み合わせるっていうのは、今までなかった。
新しい。ありそうでなかったんですよ。
✅☆Taku Takahashiさんコメント
僕だってBling-Bang-Bang-Born初めて聴いた時、
ジャージークラブだっていうのを感じず、なんか海外のかラテンの曲だって思ってました。
そしたら、「これ、日本の人たちの曲なの?」って、
すごい実験的なことをやっていて、面白いんですよ。
(mabanuaさん)
北米とかだと、ラテンの音楽っていうのは結構ブームだったんですよ。
で、ジャージークラブもブームになってきてたから、
その2つが合わさったものていうのがあっても不思議じゃなかったんです。
それがCreepy Nutsから来たかみたいな。
(☆Taku Takahashiさん)
楽しめるっていうところがありつつ、でもバース(AメロやBメロ)を聴くと
結構面白いこと 言ってるよっていう、両方成立させられてるってところがすごい
(ザキヤマさん)
こうやってメジャーに行きながらも、絶対そういうコアなヒップホップの人たちを
ちゃんと抑えるっていうかね、そういうのがやっぱ…
(AK-69さん)
スキルともにやっぱスゴイ!
HIPHOP_「チーム友達」
🎵「チーム友達」千葉雄喜(2024年)
ラッパーJin Doggらが使っていたストリートスラング
「チーム友達」を元に楽曲が制作。
✅AK-69さんコメント
ほんとにこれも一大ブームになってますね。
街歩いてて、本当にそれこそね、子供たちが「チーム友達」って歌ってますよね。
(☆Taku Takahashiさん)
初めて聴いた時から「キタね~、これっすごいのキタよー」っていう…
あのね、これいい意味で聞いてください。
何も言ってないんですよ。
それもスゴイねという…
✅千葉雄喜
2012年KOHHとしてデビューし活躍の中、2021年に活動引退。
マライアキャリーや宇多田ヒカルとのコラボでも話題
ヒップホップ界でカリスマとして支持されたこだが、2021年に引退。
本名「千葉雄喜」名義で復活。1発目がこの「チーム友達」
🎵「飛行機」KOHH(2015年)
🎵「Runway feat. KOHH」Mariah Carey(2018年)
🎵「忘却 featuring KOHH」宇多田ヒカル(2016年)
✅TikTokで大バズり! Spotifyバイラルチャートジャパンで首位獲得。
(ナレーション)
リリース後もTikTokででダンス動画が拡散、
スポティファイのバイナルチャートで首位を獲得するなど国内外でヒット。
さらに キングギドラやSKY-HIなど様々なアーティストからリミックスをはじめ、
各地方のリミックスバージョンもあり、東海ではMaRIも参加。
ヒップホップシーンにとどまらず大きな現象となっている。
✅AK-69さん
まずこの千葉雄喜のカリスマセンス、あのピュアな男でなんて言うんだろうな、
やっぱ人的にも、すっごいなんか魅力と不思議が溢れてる男なんですね、
でも彼って高校時代の時に言い出してた楽曲で、もっと一聴すると、
もっと音楽的に、なんか小難しい音楽とかももちろんあったんです。
この「チーム友達」は本当いろんなことができる音楽性の高い彼が、
いろんなところをそぎ落として、本当に残った純粋なところだけで攻めた曲だから、
だからなんか老若男女を問わずどーんって行ったのかなっていう…
(古田新太さん)
居酒屋でみんな言ってるもん(笑)
(横山さん)
この単語ででも、かっこよくなるのがすごいな。
(AK-69さん)
なんかあのブルーハーツさんとかに感じたあいシンプルな言葉だけど、
胸にドンっと刺さるっていう言葉を放てる男なんですよ。
この男だからこそ、「チーム友達」っていう簡素な言葉だけど
かっこよくも聴かせれるし、なんかみんなハッピーにさせるし、
痺れさせれるしっていう、なんか本当不思議なアーティストですね。
(横山さん)
「友達チーム」やったら違うもんな。
(村上さん)
だいぶ違う!(笑)
✅☆Taku Takahashiさんコメント
僕、KOHHのイメージが強くて、すごいテクニカルなフローだったり、
歯切れのいいラップをするっていうのがすごくうまかった。
なんか今回「チーム友達」は割とゆったりめをグルーヴで出していて、
発生の仕方が なんて言うんだろうな、
例えば、西東のひがしの間の「あ」とかの発音の仕方とかが日本語なんだけど、
なんかちょっと海外の言葉っぽく聞こえるような発声の仕方とか、
そういった要所要所に気付きづらいとこでテクニックを出してるなっていう…
✅mabanuaさんコメント
功績として大きかったのは、今までバズるっていうのは、
いいメロディーといい歌詞みたいなのが入っている
「チーム友達」はノリでバズるということは
結構これは日本のシーンにとっては大きい。
海外だと普通だったんですけど、
やっぱり日本だとどうしてもメロディーと歌詞はみたいな…
功績は大きい
(村上さん)
「Bling-Bang-Bang-Born」もそうですよね?
ノリからいって歌詞を追いかけるという意味では…
HIPHOP_女性ラッパーの爆増
2000年、AIがデビュー
✅2000年、AIがデビュー
シンガーだけでなく、高いラップ技術も!
※Def Jam Japan
Ye(カニエ・ウェスト)やジャスティン・ビーバーなども所属する
ヒップホップ・R&B専門のアメリカレーベル日本支社
🎵「最終宣告」AI(2003年)
🎵「GOLDEN MIC(Remix)Feat.Kashi DA HANDSOME,AI,童子T,般若」Zeebra(2003年)
2010年代
✅アメリカでも女性ラッパーが注目
🎵「Bodak Yellow」Cardi B(2017年)
✅高校生RAP選手権でちゃんみなが注目!
(ナレーション)
2010年代、 アメリカでも女性ラッカーが注目。
そんな影響もあり、日本でも徐々に女性ラッカーが増え始め、
2016年高校生ラップ選手権でちゃんみなが注目。
さらに翌年には初の女性フリースタイルバトルCINDERELLA MCBATTLEが開催されるなど、女性ラッパーが活躍。
✅CINDERELLA MCBATTLE
2017年に開催された、日本初・女性ラッパーのみのフリースタイルバトル大会
✅Awitch
2018年、 Awichが自身初となるワンマンライブツアーを全国5都市で行うなど活動の幅を広げ始め、
2023年、女性組のサイファー曲が大ヒット。
世界最大級の音楽フェス、コーチェラ2024に出演。
HIPHOP_今知っておきたい!日本の女性ラッパー
LANA「TURN IT UP feat. Candee & ZOT on the WAVE」
🎵「TURN IT UP feat. Candee & ZOT on the WAVE」LANA(2023年)
神奈川・湘南生まれの20歳。
ハスキーボイスを武器に、Z世代から圧倒的な支持を集める。
✅音楽プロデューサー 蔦谷好位置 2023年マイベスト10曲で注目!
(9位 Bonbero,LANA,MFS,Watson「Makuhari」)
(蔦谷好位置さんコメント)
キュートさとクールさ、ややハスキーでいてフレッシュなエネルギーを内包した声は
過去の日本のシンガーでは似た例がないように感じます。
chelmico「Easy Breezy」
🎵「Easy Breezy」chelmico(2020年)
ポップで中毒性の高いトラックが特徴のユニット。
MFS「BIMBO」
🎵「BIMBO」MFS(2024年)
重心をビートの後ろに置くレゲエ乗りのラップが特徴。
NENE「Honey Buns ft.Awich」
🎵「Honey Buns ft.Awich」NENE(2024年)
独自の音楽性やファッションセンスを持ち
STUTS&松たか子with 3exes「Presence」シリーズにも参加。
ASOBOiSM「自分の機嫌は自分でとる(Remix)feat. あっこゴリラ&CLR」
🎵「自分の機嫌は自分でとる(Remix)feat. あっこゴリラ&CLR」ASOBOiSM(2023年)
キャッチーなメロディーに「自分の等身大」を表現するリリックが特徴。
MaRI「吸って feat. MonyHorse (Prod.Larrymade)」
🎵「吸って feat. MonyHorse (Prod.Larrymade)」MaRI(2023年)
ブラジルにルーツを持ち強い女性を表現したリリックが話題に。
✅SUPER EIGHT大倉さんコメント
結構そのセクシーな言葉を言われるのはやっぱドキドキしますよね。
あんまり真に受けててもあかんやろうし…(笑)
(村上さん)
どういったマインドから、そういったリリックが生み出されるわけですか?
(MaRIさん)
自分はラップしてる理由もそうですけど、なんか強い女性のイメージを1番大事にしてて、
それこそ私も子供を産んでからラップを始めたんですよ。
だからそのラップをする理由がお金を稼ぐためっていうことしかな いから
シングルマザーなんですけど、そのシングルマザーでもこうやって
息子のためにラップで稼げている。
女性は強いんだよって。シングルマザーの子も頑張ろうって。
そういうメッセージを伝えつつ、こうやって男の人はちょっといじめたりして…
(大倉さん)
いじめられちゃった(笑)
(井桁弘恵さん)
まずファッションもかっこいいですしね。
で、その感じで、なんか女性が言いにくいこととかをスカッと
代弁してくれている感じがあるので…
(村上さん)
だから同性にも支持されるし、きっとその女性がそういうことなんだよという…
(AK-69さん)
いなかったですね。このタイプで、このなんて影響力を持つラッパーって。
それはすごい類い稀な存在ですね。
HIPHOP_アーティスト同士がコラボするフィーチャリング文化
✅AK-69さんコメント
組み合わせの面白さってあるんですよね。
ただ仲いいもん同士がやるのが、ただ売れてるも同士とかじゃなくて、
こいつとこいつやるんだとか、このビートにのるんだ。
このプロデューサーのビートにのるんだっていう、
もうその時点だけで面白そうっていう、
そういうこともなんかフューチャリングの文化のすごい素晴らしさだと思うんですよね。
「ASTROMANTIC」m-flo(2004年)
✅「ASTROMANTIC」m-flo(2004年)
フィーチャリング文化の先駆け。m-flo 3rdアルバム
近年のフィーチャリング名曲集_AI × Awich
🎵「Not So Different Remix feat.Awich」AI (2020年)
「この曲を新たに表現するのはAwichしかいない!」と熱くオファーを受け実現。
近年のフィーチャリング名曲集_スチャダラパー × STUTS × PUNPEE
🎵「Pointless 5 feat. PUNPEE」スチャダラパー & STUTS (2024年)
スチャダラパー × STUTS × PUNPEE
ツーマンライブで親交を深めたスチャダラパー&STUTSがPUNPEEを招き実現。
近年のフィーチャリング名曲集_Yaffle × AI × OZworld
🎵「RISE TOGETHER feat. OZworld」Yaffle x AI (2024年)
Yaffle × AI × OZworld
史上初となる映画オリジナル音源「ゴジラのテーマ」をサンプリング。
プロデューサーのYaffleがAIとOZworldに依頼しコラボが実現。
近年のフィーチャリング名曲集_ちゃんみな × Awich
🎵「美人 (Remix) feat.Awich」ちゃんみな (2023年)
ちゃんみな × Awich
フィーチャリングで参加したAwichがワンマンライブにサプライズ登場。
AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 × 2WIN
🎵「Streets feat.2WIN (T-PABLOW & YZERR)」AK-69 (2016年)
AK-69 × 2WIN
T-PablowとYZERRが憧れるAK-69との初コラボ曲
AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 × ちゃんみな
🎵「Racin’ feat. ちゃんみな」AK-69 (2021年)
AK-69 × ちゃんみな
ちゃんみなとの初共演楽曲。
AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 × MC TYSON × SWAY × R-指定
🎵「Speedin' feat. MC TYSON, SWAY, R-指定」AK-69 (2020年)
AK-69 × MC TYSON × SWAY × R-指定
AK-69が「このトラックでマイクリレーしたい!」とメンバーを集め楽曲を制作。
AK-69も多数のフィーチャリング_AK-69 ×AI
🎵「Never Let Me Down feat. AI」AK-69 (2020年)
AK-69 ×AI
安室奈美恵やスヌープ・ドッグなど数多くのアーティストともコラボを行うAIとの楽曲。
✅SUPER EIGHT安田さん質問
リリックの渡し方とかって、皆さんリレーしていくじゃないですか。
あれはどういう風な感じでみんなが積んでいくんですか?
(AK-69さん)
先にその相手のリリックをもらった方がいい。
こっちはそれになんかかけて応じたりとかできるから、
先に書くっていうのがなんか 実は緊張したりとか。
俺が先導かみたいな…
(ザキヤマさん)
大喜利で言う1番最初に出す人ですもんね。
(AK-69さん)
そうです!(笑)
(安田さん)
何番ってぐらいがちょうどいいタイミングなんですか?
(MaRIさん)
私は最後が好きです
パンチライン(強烈な印象を残すリリック)残しておきたいです
(AK-69さん)
フューチャリングのいいところって、そのスキルとかそういうワードを、
一緒にやったメンツに引っ張ってもらえるっていうことも、
すっごいいい文化なんです。
そうやって人に呼んでいただける時は、やっぱりその自分のない引き出しを
引き出し開けてもらえるんで、すごい楽しいですね。
楽しいし、なんか新しい自分に気づけたりするなど場面でもあります。
HIPHOP_今を語るには外せない!プロ注目のアーティスト
LEX_mabanuaさんセレクト
引きの美学!若い世代から圧倒的人気の22歳
🎵「5xL Feat.LEX」5lack(2024年)
✅LEX
✅mabanuaさんコメント
近年、HIPHOPはラップそのものにもメロディーが入り込み、
ストレートなラップから歌まで幅広くこなせるラッパーが増えた。
LEXはその筆頭であり、同様のスタイルでカリスマ的人気を誇る
5lackとの共演は、この10年の象徴といっていい楽曲。
Watson_AK-69さんセレクト
怒涛のダブルミーニング!新星ラッパー
🎵「ONE SHOT feat. Watson, Eric.B.Jr (Prod. by タイプライター)」AK-69(2024年)
✅Watson
✅AK-69さんコメント
本当に彼のリリックはほとんどダブルミーニングなんですよね。
「まるでさくらみたい咲いた後chill」これ、桜の花が散るっていうことと、
チルするっていうかけてたりとか
「地方馬だってこのゲーム勝てると知る」
chillと知るをかけてるんですけど、その場合、
「地方馬だってこのゲーム勝てると 知る」っていうのは、
俺と一緒にやったことによって、僕の歌で「地方馬がダービーを制す」という
歌詞がある「IRON HORSE」という歌があるんですけど、それにかけてるんですね
妖艶金魚_MaRIさんセレクト
Spotifyバイラルチャート1位 女性2人組ユニット
🎵「BLACK」妖艶金魚(2020年)
(MaRIさんコメント)"フレッシュなヴィンテージ”の世界観が好き。
✅妖艶金魚
Campanella_mabanuaさんセレクト
リズムに対しての考え方が他にはない!
🎵「Puedo feat. KID FRESINO (Prod by Ramza)」Campanella(2021年)
✅Campanella
✅mabanuaさんコメント
言葉を発してから止めるところまで、どのタイミングで言葉を止めるか
全部計算してリリックを考えているような感じがある。
ラップにはある程度リズムの形式があるが、その形式を利用しつつ、
さらにどういった独自のリズムを作り出している
僕、ドラマーでもあるんで、なんかそのグルーヴの置き場所っていうんすかねえ、
発することはみんなできるけど、止めるとこまで考えてラップしてる人って
どれぐらいいるかな、みたいな。
グルーヴに説得力があると、リリックそのものにもこう説得力が増すっていうか…
Dos Monos_☆Taku Takahashiさんセレクト
海外でも活躍 HIPHOPトリオ
🎵「MOUNTAIN D」Dos Monos(2024年)
✅Dos Monos
「ヒップホップクルーを経て、ロックバンドになる」と2024年3月から第2期始動を宣言。
ラップトリオ。海外のロックバンドや日本の作家ともコラボ。
✅☆Taku Takahashiさんコメント
リリックはすごく、たまにちょっと哲学を感じさせる部分だったりとか、
あとはある意味すごいメインストリームから外れたところをとことん
行っているというところが面白い人たち
Eric.B.Jr_AK-69さんセレクト
イケイケな姿勢が面白い!21歳新星ラッパー
🎵「HIPHOP YOURS」Eric.B.Jr(2024年)
✅Eric.B.Jr
✅AK-69さんコメント
この曲は、同世代のラッパー、Red Eye,LEXが「次世代のキングは俺だ」と
発言したことに対して、「俺も混ぜてーや」と割って入るためにリリース。
✅SUPER EIGHT横山さんコメント
皆さんスキルがえぐい…
(村上さん)
年齢関係ない…
関係ないよね。
(古田新太さん)
僕らいとうせいこうとか…
その時はもうただリズムにのっけて日本語を喋るっていうだけだったのに、
今はもうメロディーもあっても、ものすごくリリックも鋭いものになってきてるから、
これを見た 少年少女たちがまた真似してね。
どんどん、どんどん上がっていく感じがする…
HIPHOP_BAD HOPの出現から東京ドームでの解散
✅BAD HOP
川崎市出身の幼馴染を中心に、2014年に結成。
多くのメンバーが複雑な家庭環境であり、川崎で不良として過ごす。
そんな中HIPHOPと出会い、音楽の道を目指すことに
✅高校生RAP選手権
BSスカパー!のバラエティー番組「BAZOOKA!!!」で放送された
全国の高校生たちがフリースタイルラップで対決するMCバトル
BAD HOP本格指導の大きなきっかけは、「BAZOOKA!!!」で放送されていた高校生RAP選手権。
そこでメンバーであり双子のとT-PablowとYZERRがそれぞれ優勝し、一気にBAD HOPの名前が全国区へ
✅フリースタイルダンジョン
2015年からテレビ朝日で放送された番組。
チャレンジャーがスゴ腕ラッパーにバトルを挑み賞金獲得を目指す。
その初代モンスターとしてT-Pablowが出演。
✅「Kawasaki Drift」HIPHOP界で大ヒット
圧倒的技術で知名度を広げていき。
そんな中、2018年に「Kawasaki Drift」がヒップホップ界で大ヒット。
さらに今年2月に公開された「THE FIRST TAKE」はおよそ900万再生を記録するなど大きな話題に。
そして初の全国ツアーや武道館ライブ 動員数およそ3万人のツアー、
横浜アリーナでのライブなど、ヒップホップシーンでの存在感は絶大なものに。
🎵「Kawasaki Drift」BAD HOP(2018年)
🎵「Chain Gang」BAD HOP
BAD HOP解散
T-Pablow さんMC
ここでみんなに伝えなきゃいけないことがあって…
BAD HOPは解散します。
いや、嘘でも冗談でもなく本当に解散します
✅AK-69さんコメント
惜しくもね解散ライブっていうところではあるんですけど、
とはいえ解散ライブにね、そこまでの注目集めたっていうところも本当にすごいところですね。
(MaRIさん)
BAD HOPさんがそこ(東京ドーム)でやるってことは、
もうHIPHOP今アーティストいっぱいいるじゃないですか。
その人たちにも夢を与えてますね
(AK-69さん)
彼らの特筆すべきところは、音楽的なテクニックがすごいとかそういうことじゃなくて、
いろんなタイプがいるんですけど、やっぱHIPHOPの中で戦隊モノで言うと1番赤、
真ん中を行くHIPHOPって、やっぱりこの自分たちがバックグラウンド持ってて、
逆境の中からのし上がってきたっていう。
で、それで若い子たちとか同じ境遇にいた子たちに夢を与えるという、
多分それが1番この赤の"やることというか、HIPHOPの中でもいろんなHIPHOPがあるんですけど、
どれがいいとか悪いとかじゃないんですけど、だけど1番かっこいいって憧れる、
自分が憧れてきたそのHIPHOPの形を、本当に川崎の家庭環境とか悪かった幼馴染たちで
集まってこれを成し得たっていうところが素晴らしくHIPHOPだなっていう。
✅mabanuaさんコメント
僕、先輩のラッパーの人からレコーディング中に教えてもらったことがあって…
HIPHOPは姿勢だと…
究極、トラックなくても、リリックをアカペラで喋ってるだけでもうHIPHOPを
感じるか。感じないか
(AK-69さん)
間違いないですね
(mabanuaさん)
スキルがあってもなくても、やっぱり第一に姿勢を見せること。
でもそれってヒップホップ以外にも全部言えるなと。
そういうことで言うと、BAD HOPは1つの姿勢を示して引退した。
(AK-69さん)
HIPHOPって悪いものだってすごい捉えられがちで、
自分たちもこの音楽に救われて、こうやってね、今ありますし、
彼らもそうですし、その彼の音楽を聴いているリスナーの子たちでも、
そういう子たちってたくさんいると思うんですよね。
中にはね、そのセクシーなね事言ったりとか、悪いこと言ってるリリックも
もちろん中にはあるんですけど。
とはいえ、もう映画を見てるのと一緒で、エンターテインメント見ている
やっぱそれが音楽なんで、人にパワーを与えるんですよね。
だから、本当にこれがどんどんいいカルチャーとして、
日本でもね、広まっていくのをすごい切に願ってます
次回予告
【次回予告】
2024年9月1日(日) よる11時~
「遂に実現 米津玄師特集!!」
【アーティストゲスト】
川谷絵音、坂東祐大、Yaffle、須藤優(XIIX)
【トークゲスト】
高橋茂雄(サバンナ)、堀田茜
終わりに
HIPHOP 特集
ありがとうございます!
私自身、HIPHOPあまり詳しくなかったので、
知らない世界が多くあり、とても楽しかったです。
「Bling-Bang-Bang-Born」
ジャージークラブについて、
「1小節に5拍」は3/17の放送で知りましたが、
・1小節5拍の音
・ブレイクビーツ
・ベッドスクイーク
・鉄砲・クラップ
・ムチ
が入っているのがジャージークラブのお約束というのは知らなかったので、
とても興味深かったです。また、世界が広がりました。
「チーム友達」
初めて聴きました。中毒性たまらないです。かっこいい。
我ながら、いつもながらトレンドについていけてません、泣
ほんと「エイトジャム」さんに感謝です。
AK-69さんのコメント
・「いろんなことができる音楽性の高い彼が、いろんなところをそぎ落として、
本当に残った純粋なところだけで攻めた曲」
・「あのブルーハーツさんとかに感じたあいシンプルな言葉だけど、
胸にドンっと刺さるっていう言葉を放てる男」
・「チーム友達」っていう簡素な言葉だけどかっこよくも聴かせれるし、
なんかみんなハッピーにさせるし、痺れさせれるしっていう、なんか本当不思議なアーティスト」
この言語化が素晴らしすぎます。
とても分かりやすかったです。
Awichさんは、完全に「エイトジャム」さんのおかげでハマりました。
(存在自体を知ったのは2023年のサマソニ)
コーチェラ2024では、新しい学校のリーダーズからのAwich最高でした。
今知っておきたい!日本の女性ラッパー
chelmicoさん
「Easy Breezy」楽曲のセンスとノリが好きです。
MaRIさんオススメの
妖艶金魚「BLACK」めちゃ渋い!かっこいい!
mabanuaさんオススメの
Campanella「Puedo feat. KID FRESINO (Prod by Ramza)」
リズムのセンスすごい。めちゃオモシロいです。
二拍三連的な感じや色々なリズムで気持ちいい。
勉強になります。
そして、MVで着てたRadioheadのTシャツ、個人的に嬉しい☺
☆Taku Takahashiさんオススメの
Dos Monos「MOUNTAIN D」
ギターサウンドやばい。ロックバンドですね。
感情高ぶるギターソロで終わるところもかっこいい。
BAD HOP
T-PablowさんってBAD HOPのメンバーだったんですね。
「フリースタイルダンジョン」めちゃ見てました。
なんか色々繋がりました。
mabanuaさん最後に名言
「HIPHOP、スキルがあってもなくても、第一に姿勢を見せること。
でもそれってヒップホップ以外にも全部言えるなと。
そういうことで言うと、BAD HOPは1つの姿勢を示して引退した。」
姿勢…
全部にも言える…
大事な気付きをありがとうございます。
一番最後のAK-69さんのコメントが素晴らしすぎます。
・自分たちも音楽に救われた…
・映画を見てるのと一緒…
・音楽は人にパワーを与える…
そして、この言葉に、私自身がとてもパワーもらえました。
やっぱり音楽好きやわ。
めちゃパワーをもらえてるわ。
ほんと音楽に大感謝です。
今回の日本のHIPHOPの紹介でさらにさらに世界が広がりました。
ほんとにほんとにありがとうございます!
「エイトジャム」さん
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございました!