2023/08/08より火曜日担当はちふねこさん
2024年3月12日 【名刺デザインにも使いやすい】シンメトリーのメリットデメリット

シンメトリーのメリット
1⃣読みやすい
2⃣まとまりやすい
3⃣安定感が出る
1⃣読みやすい
✅シンメトリーのデザインは、中央の軸に沿って情報が上から下に並んでいく
視線の流れは上から下に一直線になるので、左右に視線が泳いだりしないので読みやすい
2⃣まとまりやすい
✅要素が分散しないからまとまりやすい
中央の軸に沿って、文字、アイコン、枠など、何かしら要素全部が
中央に並べていくので、 要素があちこち散らばらない
タイトルは左上で、読み物の細かい情報は右下というように散らばらない
中央の軸に沿って要素を並べれば、ある程度まとまりができるという意味で、
初心者でも、まとまりを作りやすい
3⃣安定感が出る
✅シンメトリーの特徴として、中央揃えで左右対称だと変化が少ない
自然と安定感のあるビジュアルになる
バランスが取りやすい デザインを作る時は基本的に文字の大きさ、色の重さなどで
重心を考えたりする
中央揃えのシンメトリーなら、そういうのをほぼ考えなくても、バランスが取れて、
安定感が出てバランス取りやすい
シンメトリーのデメリット
1⃣要素が多いと窮屈窮屈な印象になりやすい
2⃣躍動感とか斬新さを出すにはちょっと不向き
3⃣長文がやや読みづらい
1⃣要素が多いと窮屈窮屈な印象になりやすい
✅シンメトリーで中央揃えでどんどん上から下に情報を並べていくとなると、
情報が多いとそれぞれの要素の間が詰まる
✅余白がどんどん少なくなり、その要素同士の区切りが分かりづらくなり
読みづらいデザインの印象になる
✅あまり要素が多くないもの、しっかり余白が確保できてグループ分けが
分かりやすいもののデザインをする時に、シンメトリーは向いてる
2⃣躍動感とか斬新さを出すにはちょっと不向き
✅安定感があるということは、保守的だったり、退屈な印象にもなる
作りたいデザインが、もっと動きのあるものとか、斬新な新しい目新しいものなどを
作りたい場合には、このシンメトリーなデザインというのはちょっと不向き
✅ベースがシンメトリーで、部分的に左右対象じゃない部分をあえて作るなどをすると
動きを出す事はできる
3⃣長文がやや読みづらい
✅中央揃えで文字を打つ時、文頭が揃わない
基本的に文頭が長くて、次が短くて、その次また長くてってなると
文章に改行が入るごとに文頭がガタガタしていくから読みづらい
✅基本的にしっかり読ませたい文章なら中央揃えで長い文章を打つの避けた方がいい
このシンメトリーデザインをしたい時の流れとしては、、、
✅まず名刺デザインやポスターなどの紙面の中央に軸を1つ置く
その次に載せたい要素をグループ分けする
(デザインの4原則で言うところの「近接」を意識)
【例】名刺の場合
会社名、肩書き、名前、住所、連絡先など
どれとどれを近づけるべきかみたいなグループ分けをする。
・肩書きは名前に近づけた方がいい
・連絡先と住所は、問い合わせる情報として1つの塊にまとめた方がいい など
そういう情報の役割などで、 載せた要素をどんどんグループ分けする
✅次に、余白を作る
実際に紙面の中にレイアウトを情報を中央揃えで置いてみて、
その後それぞれのグループがしっかりわかるように余白で区切る
✅まず軸を作り、グループを作り、最後に余白を作りながら配置する
という流れでやると、「何も考えずにただただ中央揃えで情報を並べました」じゃなくて、
しっかり情報のメリハリがつきついた、パッと見で分かりやすい名刺のデザイン、
ポスターなどが作れる。
シンメトリーのメリット
1⃣読みやすい
2⃣まとまりやすい
3⃣安定感が出る
シンメトリーのデメリット
1⃣要素が多いと窮屈窮屈な印象になりやすい
2⃣躍動感とか斬新さを出すにはちょっと不向き
3⃣長文がやや読みづらい
【名刺デザインにも使いやすい】シンメトリーのメリットデメリット
ありがとうございます!
メリット、デメリットを知る事で、使い分けができますね。
確かに、長文でシンメトリーは読みにくい印象があります。
(あえてデザイン的にも長文シンメトリーもありますね、
そういうところの感性もデザインの面白さかなと思っています☺)
あ、デザインの4原則、忘れてました。
「近接」の復習になります。ありがとうございます。
「まず軸を作り、グループを作り、最後に余白を作りながら配置をする」
この流れ、とても分かりやすかったです。
ありがとうございます!
今回もありがとうございました!
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