PR EIGHT-JAM(関ジャム)

EIGHT-JAM 2024年8月11日 盛り上がって入りきらなかった未公開特集(宇多田ヒカル、L'Arc~en~Ciel、裏トーク、ギタリスト)

大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:00~、たまに11:30~)のまとめ記事です。

EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、

音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。

こちらでは、メモ程度に残させていただいております。

気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。

アーティストゲスト

総集編
・「宇多田ヒカル特集」
・「L'Arc~en~Ciel 特集」

「人気バンドマン同士の裏トーク」
・「人気バンドのギタリストが集結!」

アーティストゲスト

☆Taku Takahashi(m-flo)
いしわたり淳治
吉澤嘉代子
tofubeats
草野華余子
小林祐介(The Novembers/THE SPELLBOUND)
(sic)boy
宮崎朝子(SHISHAMO)
GEN(04 Limited Sazabys)
小川貴之(sumika)
大澤敦史(打首獄門同好会)
斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)
田辺由明(マカロニえんぴつ)
TAIKING(Suchmos)

2024年 上半期の話題回 未公開集

1⃣宇多田ヒカル:タイアップ曲&歌唱の秘密
2⃣L'Arc~en~Ciel 特集:プロが唸るライブのスゴさ!
3⃣裏トーク:バンドマンが好きなライブ会場
4⃣ギター特集:スゴ腕ギタリストの愛用ギター

宇多田ヒカル

宇多田ヒカル_前回の放送

EIGHT-JAM 2024年4月21日 デビュー25周年 宇多田ヒカル特集

宇多田ヒカル_未公開概要

・タイアップ曲の作り方
・ボーカルスタイルの変化&憧れる歌声は?
・宇多田流 歌詞の区切り方
・プロたちが唸る楽曲の違和感

宇多田ヒカル_タイアップ曲の作り方

主なタイアップ作品

First Love(1999年)
ドラマ「魔女の条件」主題歌

Can You Keep A Secret?(2001年)
ドラマ「HERO」主題歌

Beautiful World(2007年)
映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」テーマソング

Prisoner Of Love(2008年)
ドラマ「ラスト・フレンズ」主題歌

花束を君に(2016年)
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌

One Last Kiss(2021年)
映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」テーマソング

君に夢中(2021年)
ドラマ「最愛」主題歌

tofubeatsさん、Yaffleさんから宇多田ヒカルさんへ質問

宇多田ヒカルさん回答
作品によるんですけど、テーマもしくは描かれてる感情に共感というか、
なんか通じるとこをまず無いと
引き受けない

見つけられなさそうだったら無理だなと思うんですけど。
度合いとしては、どのぐらいのタイアップかっていうのもありますね。

元々好きだったとか、エヴァとかだったりしたら、
もうそこは喪失とか、そういういろんなテーマが共感できる
とこがあって、
でもそれは どの道自分も描いてたり、割とその創作のよくあるテーマというか、
すごい普遍的な、大体普遍的なテーマじゃないですか。突き詰めると…

だからテーマ自体は普遍的だし、
そこまでその作品の細かいことにを意識する必要はないと思っていて…

書き下ろしとかそういうのでも、別にそのストーリーに合わせて書くっていうのはないです
なんならちょっとその世界をある意味、壊すじゃないけど、
なんかその、メタに…

私、メタな遊び方をするの好きなんですけど、
例えばその作品と、本当にその世界だけのことじゃなくて、
多分そのもの、それを作ってる人だってその世界の中だけで
終わってほしくないはずで、その後 それに触れた人が、
その人の中に残って持ち帰って、別外の世界っていうか、現実世界っていうか。
で、それがまたこう、じわじわ出てくるというか、 続くわけじゃないですか。

だから全然意識しないわけじゃないんですけど、そこに描かれてる感情とかに、
なんか、エンパシー(共感)じゃないけど、私が感じ取ったものを、
私がもうそことは切り離してまた膨らます
みたいな。

お餅もらったけど、それを切り離して、こっちでまたもっと増やして見たり…
例えが変だな(笑)
漬物の菌とかの方がいい?(笑)

(スタッフさん)
アイデアだったり、モチーフみたいなものが浮かんだ時っていうのは、
なんか例えばどこかにメモを取るとか、 ボイスレコーダーに入れるとか、
そういうことっていうのは、おありなんですか?

(宇多田さん)
はい、もうそうしないと忘れちゃうからそうしてます。

なんか道路とか歩いて、 今作ってる曲、自分のデモとか
トラック聴きながらメロディ考えて決めようとしてる時に、
歩いてて「今このメロディいいじゃん」って思いついちゃったら、
ちょっとコンビニの影、東京にいてもお店の影とか、
ちょっと人があまりいないところで、
ラララ~🎵みたいな感じで歌ってます、
ちょっと恥ずかしいんです(笑)

(スタッフさん)
そういうものっていうのは、宇多田さんのスマホの中にストックされてたりするのですか?

(宇多田さん)
ボイスメモの数がやばいです。
しかも全然思いついて忘れないようにって録音したけど、
実は忘れないんですよね。ほぼ聴き返したことが、言われてみたら無いです。

いしわたり淳治さんコメント
「寄せてない」というのはすごいなと思います。

やっぱりタイアップもってやらせていただく時は、
素材は結構送られてくるものなんですけど、
それをざっと多分取り入れても寄せてないっていうのは、
こだわりというか、その強い意志を感じるというか、
提案をするっていう形で多分作ってるんだなと思って。

だからこそこう、作品の世界がさらにもう少し広がるものをっていう、
そのサービス精神にも繋がっていくんだと思うんですけど、
物語があって、これをなぞってしまうと、やっぱり感動って少なくなると思うんですよね。
なぞらないという、その別の何かをちゃんとこう作り上げるというのが、
いや 素敵だなと思いますね。

サバンナ高橋さんコメント
宇多田さんってこんなふうに喋ってるの初めて見たんですけど。
喋りの能力尋常じゃなくて
お餅の例え1回引っ込めて、ぬか漬け出すスピードに。やられました(笑)

宇多田ヒカル_ボーカルスタイルの変化&憧れる歌声は?、宇多田流 歌詞の区切り方

「time will tell」_☆Taku Takahashiさんセレクト

日本人の歌い方を変えたデビュー曲「time will tell」

「time will tell」
「Automatic」との両A面シングル。売上200万枚超え。

🎵「time will tell」宇多田ヒカル(1998年)

✅☆Taku Takahashiさんコメント
当時、日本のR&Bシーンでは力強く歌い上げるスタイルが主流でした。
一方、アメリカではリラックスした発声と、緻密にコントロールされた
細かなニュアンス
が流行していました。

宇多田さんはこの発声を日本にもたらし、多くの日本人アーティストに
新しいボーカルスタイルを提示

日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。

日本のR&Bの声の出し方っていうのは、割となんか、わーって出す
ぶっとい系が日本のR&Bとずっと言われてたが、
ファルセットを出すときに、ちょっとハスキーな感じの、ちょっと弱々しい感じ、
弱くはないまでも弱く聞こえてくるのわかるんですけど、そういった表現というのは
海外では普通に使われてますが、日本では なかったんです。

あと、エッジボイスっていうのは今では普通に使えるものになったんですけど。
入口だけちょっと拳のようなちょっと引っかかりを入れて、
ちょっとハスキーの成分引っかかり入れて、その後逆にまたファルセットで
抜けるとかていう細かいニュアンス
だったり。
あと ヒッキー以降語尾まで意識する人たちがすごい増えたなと思います。

「Automatic」_☆Taku Takahashi、tofubeatsさんセレクト

歌詞の区切り方が斬新!デビュー曲「Automatic」

🎵「Automatic」宇多田ヒカル(1998年)(4K UPGRADE)

tofubeatsさんコメント
当時は「すげえ、英語も話せる人がやってるぞ!」みたいな、
逆輸入的な感動
があった気がするのですが、
今聴き直すと英語の発音なの「パ・ラ・ダ・イ・ス」と歌謡曲のように
譜割りする
感じなど、 本当に和洋折衷な感じが面白い。

いわゆるすごいインターナショナルな感性みたいな感じを感じてたのに、
パラ・ダイスは、発音は英語っぽいけど、パ・ラ・ダ・イ・スなんだみたいな。

パラダイスみたいな感じの、なんかたくさんみたいな感じの感じのを
当てていくのには、 こう「だだだだだ」みたいな、すごい歌謡曲っぽい感じというか、
もうJpopっぽい感じで、それもなんか、自由にやったらそうなっちゃったっていう
感じだと思うんですけど。

ただ、逆にUSのR&Bばっかり聞いてたわけじゃなくて、
いわゆる日本語の歌とか歌謡曲みたいなものも聞いてたから、
なんかこうなったんじゃないかな
っていう風には思うんですけど、
そこらへんはすごいちょっと気になります。

✅☆Taku Takahashiさんコメント

譜割りと気持ちよさの中で、ここにたどり着くっていうのは革命ですよね。

✅☆Taku Takahashiさんから質問

(スタッフさん)
Takuさんがデビュー当時、オートマティックでの
「な・なかいめのべ・ル」で受話器を取った君のなど、
当時Jpopではタブーのような譜割りを非常に斬新に感じていたとのことだったんですが、
昔と今のボーカルスタイルの変化 みたいなことをご自身では感じることありますか。

(宇多田さん)
歌い方はだいぶ変わったのかな。

歌の中のキャラが 、
私の成長とともに変わってきてるっていうような実感はあるんです

だけど、歌い方が自然と…
「あれ?漫画家さんが最初こう連載な長期連載の漫画で1回目 絵柄違う」みたいな、
そういう、なんか自然な 体と心の成長とともに…
誰でも、そういうのはあるんじゃないですか…

その区切り方とかの。それで言うと…

私、逆に聞いてみたかったんですけど、それすごい言われたけど、
または実感として、何がそんなに面白いのかわかんなかった
今でもちょっとわかんないんですけど…

私、日本語の解体っていう風に解釈すると、日本語っていうか、
言葉の解体の流れは、実はもうちょっと突き詰めてみたんです

その1段階ぐらいを試したことがあるんですけど、全くスルーされて、
誰も気づいてくれないから、ちょっと寂しかった(笑)

(スタッフさん)
発表された曲の中でですか?

(宇多田さん)
「タイム」っていう曲の中で、
「どんな孤独」「く」を「く・ぅ~」ってしてみたんですよ。
でも、多分こんなちっちゃいとこ誰も気付かない

こんな歌い方したことないって、分ではすごい楽しく歌ってたんですけど
細かすぎて、誰も気付かない
(笑)

私は「な・なかいめ」どころじゃない。
地味すぎて、細かくて伝わらないものまねみたい(笑)

聴いてみてください!
「く・ぅ~」って言ってるんで

🎵「Time」宇多田ヒカル(2020年)

tofubeatsさんからの質問

(スタッフさん)
英語の発音であえて「パ・ラ・ダ・イ・ス」と譜割りする感じなのに、
歌謡曲的な側面を感じることがあります っておっしゃっていて。
で、歌っていう部分で、ご自身で歌謡曲から影響を受けているなっていう風に
感じるところはありますか?


(宇多田さん)
歌謡曲ってなんなんですか?

私、ジャンル苦手で
Takuさんとも。そうだ、「traveling」の時にジャンルの話になって、
私、全然わかんなくて、 キョトンしちゃって、
「わかんないの?」みたいなってなっちゃったんですけど、
でも、 その譜割りの英語なのにっていうのは、
私、最近の曲とかでは多分ないんですよ。


最初の ファーストアルバムの中ではもっとルーズに考えてて、
だから文法で言ったら英語でちょっと間違ってるけど「まぁいいや」とか、
発音もなんか英語発音と日本語発音が一言の中で変わるが、
パラダイスもパラって英語発言してるけど、
ダイスって日本語発音のカタカナ発音にしてたりとか、

結構その辺すごい自由にやってたんですよね。
それはそれですごい良かったなって思う時があるんですけど、

(スタッフさん)
今はそれほどやってないのですか?


(宇多田さん)
そうですね、ちょっと意識しちゃって、歌うのに違和感感じちゃうかもって…

✅中村佳穂さんからの質問

(スタッフさん)
こんな声が出せたらと思うことはありますか?

(宇多田さん)
作曲中にってことですかね。
それともこう、他の歌手の人とか、
なんかマライアキャリーが「はあーー♪」とか、
なんかホイッスルボイスやってて
あんなの出せたらってことですかね?

(スタッフ)
両方もしかしたらおありになるのかもしれないですけど…

(宇多田さん)
いや、でも自分にないものを欲しいって思ったことないんで、多分ないですね。
メロディーとかも自分で歌える範囲でしか作れないっていうか。
自分の歌い方が脳内にある自分の楽器
楽器として考えてできるメロディーが浮かんでくると思うんですよね。
声ありきの曲かもしれないです、自分は…

✅☆Taku Takahashiさんコメント
ラップとかでよく 開く(ひ・らく)とか孤独(こ・どく)とか、
そういう、はめるために最後のシーンを一瞬入れるのってよくあるんだけど、
実はそれをそうやって 分けてたって言われたら、
明確にその「う~」の意味が出てきますよね。
よく曲の中に「うー」とか「おー」とかあるじゃないですか。
なんかそれしっかり意味を作ってますよね。
これはすごい発明ですよね。

吉澤さんコメント
今度またこう、新譜が出た時に、
ここに何が隠されてるんだろうって聞くのが楽しみになりました。

宇多田ヒカル_プロたちが唸る楽曲の違和感

「One Last Kiss」_Yaffleさんセレクト
映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ」テーマソング。
MVは庵野秀明が監督を務め、再生数9千万回超え。

楽曲の"ある違和感"

🎵「One Last Kiss」宇多田ヒカル(2021年)

Yaffleさんコメント
完璧な曲。
セカンドバース(2番Aメロ)頭のベースにびっくりさせられた。
1番フック(サビ)の終わりに
サブベースが鳴っているような流れなのに本当は鳴っていない、斬新。

2番の頭のところでいきなりそれまで1番でっかいベースがなって、
で、「おー!」って思って、よくよくつついて聴いてみたら、
そうかそうか、だから力点がサビの後半にあると思わせて、
実はミスリードで、本当の曲の力点のところは2番の頭のところ

ゴンってついてるからかっこいい。

Yaffleさんからの質問

(スタッフさん)
楽曲の中でこうハッとさせられる斬新な違和感 ていうことが割とキーワードとして
いろんな楽曲で上がっていて、宇多田さんの中ではなんか意識されて入れてる
というのはあるのですか?

(宇多田さん)
自分でハッとするようなことを思いつかないと、
他の人もハッとしてくれないですよね


それが言葉にせよ、発想、そのアレンジにせよ、
なんか自分で 「おっ!」て思うのが出てくるまでやって、
「おっ!」て思うことがあったら、それを追いかけていくっていうか、
煮詰めていくっていう感じ


私にとってセカンドバースって結構キモで、
やっぱそこはそう、なんか場面転換するところなんです。
私にとって…

全曲じゃないですけど。
だから歌詞も結構そこが難しくて、そこが最後までできなくて、
1番最後に2番Aメロの歌詞がで 悩んでできるとかあるんです
けどとか、
なんかポンって違うことを、新鮮なことを言ってみれるっていうか。
その流れとちょっと違うこと。特別な場所で、そこからなんか新しい楽器が
入ってくるのいいなと思って、そっからベース弾いてもらったらすごいいいなと思って…

「真夏の通り雨」_蔦谷好位置さんが以前の放送で言及

不協和音のようなストリングスが!

🎵「真夏の通り雨」宇多田ヒカル(2016年)

✅蔦谷好位置さんコメント
サビのメロディーがこれだったんですけど、この、だいぶ不安定な感じしたんですよ。
これだけ聴くといい。なぜなら、このこれの 後ろの和音と半音でぶつかってるんです。
で、ここにずっとここをフラフラしてるんですよ。
これ、僕だったら絶対直しちゃう

でもこれには
「きっと何か意味あるんだろう」とか、
「絶対何か思いがあってやるんだろう」って

思わせるアーティスト力があるんですよ。宇多田ヒカルさん。

(宇多田さん)
不協和音はコードでも、 そういうストリングスがやってぶつかるとことかも、
なんかぶつかってるかどうかあんまり 考えてないんです。

私、作曲するときも、ピアノとかで作ってたら、実はコードあんまりわかってなくて、
音だけでやって、記録する時にこれは何のコードだみたいな、
こうやって書いたりしてってって感じなんで、別にその 不正解なわけじゃないですか

不協和音って人間の感情を表現しようとしてるわけで、人間の感情ってすごく複雑で、
痛いとか、よくぶつかる音の「このコードいいね、この痛さ」とかっていう話を
アレンジャーさんとかとするんです。
すごいぶつかってるとことか、不協和音を「痛い」っていう表現をしてます。
なので、そういう辛い気持ちも痛い痛いみたいな気持ちを表現するのにぴったりなんじゃないかな

L'Arc~en~Ciel

L'Arc~en~Ciel_前回の放送

関ジャム 2024年3月31日 L'Arc~en~Ciel (ラルク アン シエル)特集

L'Arc~en~Ciel_圧倒的なライブ

✅「MY HEART DRAWS A DREAM」_小林祐介さん(The Novembers/THE SPELLBOUND)セレクト

世界を魅了したワールドツアーのシンガロング

🎵L'Arc~en~Ciel - MY HEART DRAWS A DREAM Live (WORLD TOUR 2012 - Indonesia)
映像は2012年に開催されたワールドツアーインドネシア公演の模様

✅小林裕介さんコメント
こんな日本語がものを言うような、メッセージ性のある曲を
言語が分からない人たちが涙ながらに聴いてシンガロング(一緒に歌う)している

昔はアーティストだけを観て感動していたいタイプだったが、この映像を観て、
希望に満ちたファンの顔や拍手、歓声を聞くと、それだけで泣きそうになる瞬間がある
そういう絆をラルクアンシエルは言語を超えて世界中の人と築いている

草野華余子さんからhydeさんへ質問

(hydeさん)
基本的に切り替わるのステージに上がった時ですね。
そのお客さんがいて ステージに上がった瞬間になんか自然と変わりますね。
それが何パーセントなのかな。
多分、元が残ってるのが20、30%じゃないですかね。
あとはもう多分別人格みたいな感じに近いと思います。

(スタッフさん)
ライブの直前に何かこう心がけてることとか、準備されてることってあるんですか?

(hydeさん)
いや、ライブ前は特にないですね
あの 形だけ、なんかみんなの気合い入れみたいなのありますけど、
なんかもうみんな「えい!」って言わないし(笑)

みんな言ってないじゃん。本当。
なんか。え、それ気合入ってないよね。本当。
なんか自由というか(笑)


あと、なんかあるとしたら、
僕、お客さんとなんかちょっとある種戦ってるイメージがあって。
ナメられたくないですよ、お客さんに。
だからある程度なんかその押し引きは意識してると思います。

なんかあまり馴れ馴れしくなってきたらちょっと冷たくするとか、
そういう距離感はごく重要だと思ってます…

人気バンドマン同士の裏トーク

人気バンドマン同士の裏トーク_前回の放送

EIGHT-JAM 2024年5月5日 人気バンドマン同士の裏トーク(SHISHAMO、04 Limited Sazabys、sumika、打首獄門同好会)

好きなライブ会場_SENDAI GIGS_宮崎さん、GENさん、大澤さんセレクト

SENDAI GIGS(仙台ギグス)

(村上さん)
小川さん以外、お三方は同じ会場…

(小川さん)
恥ずかしい…、(笑)

(GENさん)
すごいホスピタリティー

(大澤さん)
控え室からドア1個開けたらアミューズメントパーク的な…
もう演者のための7,8室ある…

(GENさん)
しかも、全体に昭和みたいな世界観で横丁みたいになってるんですよ。

(大澤さん)
ご飯はスタッフさんが出て作ってくれますし、
あともうほとんどDIYなんです。
サウナもありますし…

(GENさん)
あと映画見る。なんかちょっとシアターブース的な…

(宮崎さん)
駄菓子屋さんみたいな…

(大澤さん)
打ち上げも、もちろんそのもう中で行われるんですけども、まず焼肉が出てきて、
店員さんが、寿司握ってくれて、そばはそば粉から作ってくれて…

(丸山さん)
一般解放されてないんですか?

(GENさん)
もうアーティスト関係者だけのためにです、
それこそそういう調理される方がいたりとかこ、

(安田さん)
1日、2日じゃ使いきれない

(宮崎さん)
そうなんです、楽しみ切れないんです!

(大澤さん)完全に胃袋つかまれてます!(笑)

(丸山さん)
音響とかじゃないのね?

(古田新太さん)
当然、酒もあるの?

(大澤さん)
お酒も終わってから、すごい、なんかもうレアもののウィスキーとか出してくれる

(横山さん)
キャパどれくらいなんですか?

(大澤さん)
キャパがね、仙台で大きめなんですよ。千何百あって。
だから、ここに出るために仙台の動員力を落としちゃいけないっていうも、
モチベーションになります。

(古田新太さん)
4日くらいのイベントで行くかな。

(村上さん)
番組で後悔収録みたいな…、

(古田新太さん)
そんなテイで…

(村上さん)
小川さんはそのときは休んでいただいて(笑)

(小川さん)
僕もSENDAI GIGS行ったことあります。
もう本当に僕も大好きな場所ですから。
本当にこう、食べきれないぐらいご飯作ってくれるんですよ。

(宮崎さん)
なんで選ばなかったの?

(小川さん)
「なんで選ばなかった?」って言わないでよ(笑)

好きなライブ会場_札幌文化芸術劇場hitaru_小川さんセレクト

札幌文化芸術劇場hitaru

小川さんコメント
札幌にあるhitaruって ホールの劇場。
建造物としても素晴らしい。
そもそも築年数もすごい浅めで新しめのところなんですけど、
その階層に分かれていて。で、先ほどの僕がいつもやっているルーティン。

アンニュイ表情も撮り甲斐がある

ほんと同率でSENDAI GIGSも好きです(笑)

人気バンドのギタリストが集結!

人気バンドのギタリストが集結!_前回の放送

EIGHT-JAM 2024年7月14日 人気バンドのギタリストが集結!(斎藤宏介、田辺由明、TAIKING)

UNISON SQUARE GARDEN_斎藤宏介さん_Fender Custom Shop LADY KILLER STRATOCASTER

Fender Custom Shop LADY KILLER STRATOCASTER

✅斎藤さんコメント
フェンダーって、ギターのメーカーの中でもかなり大手と言いますか、
ギターと言えばフェンダーみたいなところがあるんですけど、
そのフェンダーの中でも 特に上手な人がいて、マスタービルダーと呼ばれる10人ぐらい、
世界に10人ぐらいしかいないマスタービルダーが、完全に僕のオーダーメイドです。

(村上さん)
どういうオーダーを出されたのですか?

(斎藤さん)
もう全部。
色も形も最初に緑を塗って、その上から白を塗ってるんですけど、
それが剥げて、ちょっと見える感じとか…

(横山さん)
(剥げているのは)それはわざとですか?

(斎藤さん)
はい、わざとです。
かっこよく見えるようにえんじ色と言いますか、新品なんですけど…

(横山さん)
古く見える、使い込んでるからそうだったのかなと思っ で、

(斎藤さん)
それが最近完成したので、ゆくゆくライブでも使いたいなと思って、今育ててる最中。

(安田さん)
マスタービルダーさんに作ってもらったのすごいですね。

(斎藤さん)
結構待ちました。数年待ちました。

Suchmos_TAIKINGさん_Fender ストラトキャスター 日本製ボディー

Fender ストラトキャスター 日本製ボディー

TAIKINGさんコメント
全然現行のストラトキャスターで。
フェンダージャパンのボディフェンダーメキシコのネックを つけてます。

このタイプ自体が割とそういう風に「いろんなのを付け1回やっちゃおうぜ」という
コンセプトで、ネジだらけなんで、 ミニ四駆みたいな感じです。

(安田さん)
ネックが変わるとだいぶ音変わりますよね?

(TAIKINGさん)
だいぶ変わります。
でもネックも変えてからちょっと自分で削ったりとかしてます

裏とか見ていただくと、少し削れてるのが分かると思います、
これこれ自分でこうやって削って、こうやって持って、
ちょっとずつ削っていもう、なんかこう、 一緒に遊べる

削ることによって音が変わっていきます。
これも少しずつ、大体こうなるよなみたいなのと、
自分の想像と照らし合わせながら、これぐらいにしとこうかなみたいな…

次回予告

【次回予告】
2024年8月18日(日) よる11時00分~
唯一無二の歌い手Ado特集!

アーティストゲスト
本間昭光、今井マサキ、jon-YAKITORY

終わりに


盛り上がって入りきらなかった未公開特集
ありがとうございました!

宇多田ヒカルさん、
前回2回に分けて放送されていましたけど、
まだ未公開があったんですね。嬉しすぎます!
エピソードが多すぎる。
さらにさらに宇多田さんの魅力に引き込まれました。
こんなカリスマ性があるアーティストはほんと稀有だと思います。
人間味があるところも魅力的。

サバンナ高橋さんが
「喋りの能力が尋常じゃない」と仰っていた事に
とても共感した次第です。
「漬物の菌とかの方がいい?(笑)」というお笑いのところだけでなく、
言葉の端々で伝わってきます。

「自分にないものを欲しいって思ったことないんで、多分ないですね。」
は、いさぎよい、かっこよすぎます。

「歌謡曲って何ですか?」
というドストレートな返しとか好きです。
生まれ持った感覚、天性なんだろうなと…

「声ありきの曲」
「私、メタな遊び方をするの好きなんです」
「人間の感情ってすごく複雑」
「不協和音、痛い」

などなど、どんどん引き込まれていきました。

天才的であり人間的…、
蔦谷好位置さんの
「きっと何か意味あるんだろう」とか、
「絶対何か思いがあってやるんだろう」って思わせる「アーティスト力」
この「アーティスト力」という言葉に腑に落ちました。

宇多田さんの世界観をより引き出していただきありがとうございました。



L'Arc~en~Ciel
ワールドツアー、インドネシアのお客さん、
日本語知らない人も多いのに、すごい大合唱(シンガロング?)
これは泣けます。
ラルク、ほんとワールドクラス。かっこいい。

また、気合入れのお話がめちゃおもしろかったです。
その場面を見てみたい「えい!」って言わないのが、
クールでかっこいい…

hydeさん、お客さんとの向き合い方も素晴らしいなと思いました。
イイ感じの距離感。



SENDAI GIGS
すごいですね、素晴らしいですね。
アーティストの皆さんに選ばれるってすごい。
ライブハウス経営のマーケティングとしても勉強になりました。
ライブハウスの努力、感動です。
個人的に衝撃を受けました。
(なんか、楽屋にファミコンとかあった北浦和KYARAというライブハウスを
思い出しました)
おもてなしの心素晴らしいです。



愛用ギター紹介(未公開分)
ありがとうございます!
前回、もうちょっと見たいと思っていたので、
やはり一人2本はあったんですね。
あらためて、フェンダーってすごいなと思った次第です。
愛するギター紹介、ご紹介されている皆様も楽しそうで、
こちらも楽しくなります。
ギター愛、最高でした!


関ジャムさん
素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございました!


-EIGHT-JAM(関ジャム)