
プロが持ち込み!プレゼン企画!
大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:15~、たまに11:30~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
もくじ
プレゼン企画_アーティストゲスト
アーティストゲスト
・KenKen
・Yaffle
・ヨコタシンノスケ(キュウソネコカミ)
プレゼン内容
1⃣素晴らしいCメロの魅力 (ヨコタシンノスケ)
2⃣音楽一家育ちのアーティスト (KenKen)
3⃣音楽×生成AI (Yaffle)
プレゼン企画_素晴らしいCメロの魅力_ヨコタシンノスケさん
基本的な曲の流れ
基本的な曲の流れ
イントロ
↓
Aメロ
↓
Bメロ
↓
サビ
↓
(2番)
↓
Cメロ
↓
ラストサビ
✅ヨコタシンノスケさんコメント
そもそもCメロというのは
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビっていう基本的な流れがある中で、
2番も同様にあって、その後にCメロっていう、
今まで出てきたことない違うメロディーが急に出てきたりするじゃないですか。
あそこがCメロで、曲の良さがさらに倍増するって僕は思っています。
定義は僕の中の定義っていうことでありまして、
2番の後に出てきて、Dメロとかそういう言い方する人もいるんですけど、
ここでは、後に出てくるのをCメロっていう言い方をしています

アレンジの変化で場面転換する元祖_「天体観測」BUMP OF CHICKEN
🎵「天体観測」BUMP OF CHICKEN(2001年)


✅ヨコタシンノスケさんコメント
まずこの曲っていうのは、このCメロに至るまでは、
リズムが8ビートですごい疾走感があるテンポで進むじゃないですか。
だけどCメロになった瞬間にハーフのリズムになって、
今までと違うグルーヴが出てくる。
それがこの曲の起点となってる。
この音楽的にもここでちょっと一瞬変わったなっていうところがあると
「おっ!」てなるじゃないですか。
で、そこの変わった部分からこの曲、次どう行くんやとか、
このCメロで一体何を言いたいんやみたいなところを、
すごい考えさせられるようなCメロなんですよ。
(SUPER EIGHT横山さん)
なんか景色変わりますもんね。Cメロに入る事によって…
(ヨコタさん)
そうなんです。
曲の景色が変わるっていうところがCメロのところです、
さすがでございます。
(横山さん)
褒められた(笑)

(ヨコタさん)
まず1番、2番ちょっとご覧いただくと、
昔、こういうことがあったよねっていフミキリに行って
望遠鏡、担いでいきましたよね、
そういうところの歌詞を書いてあるんですけど、
Cメロになった瞬間に、今僕はこんな状態です。
で、なんか昔思い出してたけど、今僕はこういう風に思ってます、
こうなりましたっていうことを、急に今の時間軸になるんですよ。
ちょっと物語が進んでいく1個のフックというか。
きっかけみたいになってるんですよね。

(横山さん)
やっぱなんかガラッと景色変わるし、
なんかそこに一気に引き込まれる感じもあります。
(Yaffleさん)
結構メロディックな部分多いですもんね、
(ヨコタさん)
この方式っていうのは、
結構今ロックやってる人たちってめちゃくちゃ使われています
曲作りする時に、Cメロになったらテンポが変わったり、
アレンジが変わったり、そのリズム落としたりで、
ここで今からラスサビに行くまでのきっかけを作ろうっていうので、
ある意味元祖じゃないですけど、強調みたいなされてんじゃないかなと思います。
Cメロはもちろんその後の優しいギターソロも魅力!_「楓」スピッツ
🎵「楓」スピッツ(1998年)
✅ヨコタシンノスケさんコメント
僕がCメロ好きになったきっかけっていうのがスピッツにありました。
スピッツ大好きなんですよ。
で、そういえばスピッツのCメロが特に好きだなってことに気づいて。
15曲ぐらいスピッツのCメロだけを語るコラムっていうのを書いたんです
その時にもちょっと書かしてもらったのが、このスピッツの「楓」です。

「さよなら~」というのがサビの頭に来るぐらい
もう別れを歌ってる曲なんですけど、
Cメロの部分になると急にさっきまでの切なさとか、
ぎゅっと胸に締めつけられてるようなところが、
ちょっとふわっとほどけるように解放されたりとか、
なんかちょっと急に優しい風がふわっと吹いたような感じになって、
そのままギターソロに流れ込むんですけど、
そのギターソロを含めてめちゃくちゃ優しい。
ずっと締め付けられてると、ちょっと聴いてて苦しくなる曲かもしれないけど、
ここで一気に一瞬緊張と緩和じゃないんですけど、緩めてくれます

(SUPER EIGHT 安田さん)
スピッツさんのギターの音とか包まれる
アルペジオ、鳴りながらリードというか特徴的ではあるので。
そう、それがなおのこと「聴こえる~」から行かれるとね…
(ヨコタさん)
「聴こえる~」「聴いてます!」と(笑)
そのまま流れでギターソロに完全に言ってしまうと、
ギターソロだけ、いかんせんちょっとだけ地味に聞こえてしまう
可能性もあるんですけど、そこにCメロが先に挟まれることによって、
ちょっと今空気変えますよという助走というか…
(KenKenさん)
落ちサビにも行きやすい。
(ヨコタさん)
1回下げて、上げていく方が曲としては盛り上がる。
(横山さん)
最後のそのサビもなんか音数減るから、またより一層入ってきますね。
(ヨコタさん)
そうなんです。
これライブバージョンなのでCDで入ってる曲は全員バンドインなんですけど、
ライブバージョンはここだけ弾き語りみたいな形になってます
(KenKenさん)
ミュージシャンもCメロのためにやってる曲もあります。
なんとかエンディングをサビに持ってった方が出すみたいな…
✅ヨコタシンノスケさんのポスト
好きなCメロのスピッツ15曲プレイリスト
好きなCメロのスピッツ(ヨコタシンノスケさん)
🎵「虹を越えて」(インディゴ地平線)
🎵「メモリーズ・カスタム」(ハヤブサ)
🎵「スターゲイザー」(色々衣)
🎵「運命の人」(フェイクファー)
🎵「青い車」(空の飛び方)
🎵「恋する凡人」(とげまる)
🎵「漣」(さざなみCD)
🎵「初恋クレイジー」(インディゴ地平線)
🎵「HOLIDAY」(ハヤブサ)
🎵「楓」(フェイクファー)
🎵「ハニーハニー」(惑星のかけら)
🎵「8823」(ハヤブサ)
🎵「小グマ!小グマ!」(醒めない)
🎵「コメット」(醒めない)
🎵「恋は夕暮れ」(空の飛び方)
レベルが高すぎる究極のCメロ!_「クラシック」JUDY AND MARY
🎵「クラシック」JUDY AND MARY(1996年)

✅ヨコタシンノスケさんコメント
Cメロのこの赤いところは、ここのCメロでしか出てこない、
ちょっと転調気味の新しいコードなんですよね。
ここからCメロが始まったなってここで気づくわけですよ。
その後に「きっと ずっと忘れないように」の部分は
Bメロと同じコード進行と同じメロディー。
もうこれ、このサビ行っても全然おかしくないですね。
って感じなんですけど、ここからサビに行くと見せかけて
急にAメロのコード、これ実はコードとしてはAメロのコードになるんですけど、
Aメロのコードの中で違うメロディーを歌う、
ここでしか出てこないメロディーに歌うっていう風になって、
最後に「今 アツイ奇跡が」のところに繋がるように、
またAメロからサビっていう、この曲ではやってなかったパターンに繋がっていく
という感じで、このCメロでもう本当にどんだけ要素入れてんねんっていうぐらい…

(SUPER EIGHT 丸山さん)
もうどっちかつったら「今アツイ」って2回言うところがという
印象あったけど、Cメロがあったから、あれがより効くんやなって
実感させられました。
(KenKenさん)
あれ半音ずつ上がってんるんだよね、サビに戻るために。

✅足立梨花さんコメント
単純にラストサビとかの方がいいなって思っちゃいがちだったので、
あ、ここがあるからすごい良くなってるんだなということが分かる感じがしました
✅Yaffleさんコメント
Cメロ、タイアップでも流れないし、CMで使われても流れないし、
アーティストの善意だなと思ってます。
1番作って、コピペして、2番張ってみて、それで終わりでいいじゃんっていう、
なんか誘惑みたいな「いや、もうちょっとこれ展開したいだろう」って思って、
最後にクっと引っかけて、もう1個作るというクリエイターとしての最後の1歩みたいな…
(古田新太さん)
そのアーティストが、
「いや、こんなのもありますぜ」
「よかったらこれも食べてください」みたいな、
ひっかかりという意味では、そういうものだと思う。
プレゼン企画_二世はそんなに甘くない!音楽一家育ちのアーティストのリアル

✅KenKenさんコメント
言わないからこそ誤解されてることは山ほどあるんです。
今日はプレゼン持ってきまして、今まで苦労してきた2世の皆さん、
そして音楽一家に育った皆さんのうっぷんを晴らしてやろうと。
私、父がドラマーのジョニー吉長と言いまして、
金子マリが母でございまして、今やね、俳優でもも大人気でございます
RIZEのドラム、金子ノブアキが兄でございます…
音楽一家育ちアーティスト
✅宇多田ヒカル
父:宇多田照實(うただてるざね 音楽プロデューサー)
母:藤圭子
✅森山直太朗
父:ジェームス滝
母:森山良子
・ムッシュかまやつは従兄弟 伯父にあたる
✅平原綾香
父:平原まこと(サックス奏者)
母:AIKA(シンガーソングライター)
✅尾崎裕哉
父:尾崎豊
✅HIMI
父:浅野忠信
母:Chara(シンガーソングライター)
✅Taka(ONE OK ROCK)
父:森進一
母:森昌子
弟:Hiro(MY FIRST STORY)
(KenKenさん)
声は、喉の形や顔の骨格で変わるが、
良い意味で両親によく似て、2人とも歌が上手い

音楽一家育ちアーティスト_いくら上手くなっても自分の努力として認めてもらえない!
✅KenKenさんコメント
いくらうまくなっても自分の努力として認めてくれない。
これは1番のジレンマでございます。
例えば、うちなんか両親ともミュージシャンでございますけど、
兄もRIZEで先にデビューしてますから、
私がいくら普通にベースがうまくても、
「あの家の子だからベース弾けるよね」とか…
だって、才能は大事だけど、楽器はやっぱ練習でしかない。
どれだけ練習するかしか本当になくて、
それをどうしても蔑ろにされることが多い
(SUPER EIGHT 横山さん)
普通にうまかっても、揶揄されたりするのですか?
(KenKenさん)
そうですね、頭2個ぐらい抜けてないと1人の人間として見られない。
でもそれがあるからこそ、めちゃめちゃ練習しなきゃいけないというところは
良いところでも、悪いところでもあるんです。
大体の2世はそこで折れて終わります。
音楽一家育ちアーティスト_知らない音楽でもなぜか歌詞は覚えている!
✅KenKenさんコメント
知らない音楽でもなぜか歌詞は覚えている。
洋楽だったり、小学生ぐらいの時英語を聞きますよね。
英語知らないけど、なんかずっと聴いているから、
「読めないお教が唱えれる」じゃないですけど、
歌詞分かんないけど、すべて同じフローで歌えるようになったりする。
あと、いろんなミュージシャンが家に遊びにきて、
そういう人たちが家でいろんなレコード聴いて、
なんやんやかんや言ってることを聴いて、
自然と体に身についたことはあるのかなとでもございます。
例えば、うちの親父はずっとギタリストChar、あと忌野清志郎さんですね。
生まれた時から一緒にいるんで、もうCharちゃんって呼ぶし、清志郎ちゃんって呼ぶけど、
今、普通に考えてもよくわかんないですね(笑)
やっぱこういう人たちと一緒にいれたってのは、
すごくありがたかったです。
だからこそ、ものすごくうまくなんなきゃいけない。
小さいことをすると泥を塗ることになるんで…

✅サバンナ高橋さん質問
お父さん、ドラマーじゃないですか…
なぜベースを選んだのですか?
(KenKenさん)
元々僕も実はドラマースタートで、
ドラムのバンドももう20年ぐらいやってるんですけど、
ベーシストで有名になったもんだから、
自分がドラムうまいと、「いや、さすがジョニーの遺伝子だね」みたいな…
もうめちゃめちゃ練習してきたのにとこっちはなります…
結構、自分の努力を根こそぎ駆られる一言を山ほどもらうんで、
それはぶっちゃけ未だに40歳近くなってもへこむところではありますね。

音楽一家育ちアーティスト_学校の授業参観に両親がヒッピー姿で登場!
✅KenKenさんコメント
学校の授業参加に両親がヒッピーの姿、
もう30年近く前ですけども、やっぱもう皆さん、
スーツ着て行くじゃないですか。
もちろんスーツなんて着ない職業でございますから。
あと、時間通りに絶対来ないっていう。
授業の中旬ぐらいに校庭の向こうからすげえ2人が歩いて、
あれ、絶対うちの親だなみたいな(笑)
今思えば、それがものすごく一張羅だったんだね。
こういうフラワーハット、ベルボトムできて、
で、親父はもう革ジャンにもティアドロップ でオールバック来るんだけど、
学校のみんながざわざわする「なんか来たぞ」みたいな
でも、今思えば、もし自分の子供が出来たら、
こういう格好の感じで行く事になるんだろうなと(笑)
✅SUPER EIGHT 横山さん質問
親のリスペクトとかも出てくる?
(KenKenさん)
それはやっぱり、10代とか、
全然音楽の話しても聴いてくれない時に、
意外と自分が17歳ぐらいで自分のバンドがうまくいってる時に、
いきなり母から電話かかったきて
「今日ちょっとうちのバンドのベースが来れなくなったから、あんた来れる?」と…
初めて、「あ、俺ミュージシャンとして見られてたんだ」っていうのが、
親との最初のそのオープンになったところです、
これはさっきの話に戻るんですけど、
知らない初めて聴く曲だけど、なんとなく覚えている、
ここに繋がっていく。
そこまでいった自分を褒める。
その瞬間まで呪いだと思っていた呪縛が全部解かれると。
そうやって見た人たちも同じ時代があったと思うから。
そういう話をね…
(横山さん)
KenKenさんでこんな話聞けるから。
他のアーティストさんはもっとなんかいろんな人生もあだろうし…
(古田新太さん)
親御さんの音楽を系統しちゃってる人もいますしね。
(サバンナ高橋さん)
尾崎裕哉くんなんかは、お父さんの歌をちゃんと引き継いで歌ってるから。
(KenKenさん)
でも、
彼が本当に何をやりたかったのか誰も知らない。
そういう話がもし聞けたらいいよね。
(ヨコタさん)
やばい、面白そうだな…
(サバンナ高橋さん)
ヨコタさん、じゃ二世のCメロで行きましょうよ(笑)
ウチの両親のここがスゴイ!
🎵「WOULD YOU LIKE IT」PINK CLOUD
✅父:ドラマー ジョニー吉長

(KenKenさん)
昔は跳ねたドラムで歌う人があまりいなかった時代。
ドラムボーカルとして、その一時代を築いたのはすごい人だと思う。
もう亡くなって10年以上経つけど、
未だに父に憧れてドラムを始めたという若い子が多いというのが
息子としてものすごく嬉しいし、誇り。
🎵「ありがとう」金子マリ
✅母:シンガー 金子マリ
知らない国の言葉の歌でも多分恋愛の歌だろうな、
多分友達のこと歌ってるんだろうなというのがすごくわかる人だった。
しかもそれが年々パワーアップしている。
声が出た瞬間に全員が泣くくらいパワーを持っている人はあまり見たことがない。
✅足立梨花さん質問
いや、すごい素敵だなと思ったんですけど、自分では想像できなくて…
家族と一緒に舞台に立つって、ちょっと恥ずかしい気持ちとかならいないんですか?
(KenKenさん)
さっき丸ちゃんが言ってくれたけど、1人ずつで生きてきてる。
それがたまたまやって、集まる日があるんですよね。
さっきのは多分母の60歳の時の記念のライブだと思うんですけど、
そういう時に逆に集まれるってのは、うちの家族とCharちゃん(竹中家)の
特別な時間なのかなって…
(SUPER EIGHT 丸山さん)
言語じゃない別の音楽っていう会話ができるという、
もっとさらけ出せるみたいのありますね。
(KenKenさん)
結局は家庭によって…
本当ね、別に音楽一家だからどうこうじゃなくて、
いろんなことがあるけど、実はみんな苦労もあるし、
いいところもあると思う。
各家庭、みんな平等だっていうことを今回僕は伝えたいです。
(SUPER EIGHT 大倉さん)
いや、なんかすごい見えましたよね。見たいなと思いました。
Cメロって何でした?(笑)
プレゼン企画_ココまで進化している!音楽×生成AI
音楽×生成AI
✅Yaffleさんコメント
人類の誕生の歴史と共に音楽がありますけども、
音楽を今まで進化させていったのは、僕はテクノロジーしかないと思い、
私がプレゼンしたいのがこちらです。
ここまで進化している音楽生成AI。
物議を醸し出しまくっています。
なかなかルール作りもあったり、
でも、それに可能性を見出してこう挑戦しているとか、
そういろんな今動きがありますけども、
どうなっていくかを紹介していただきたいです。
音楽でどういう風に今現状使われてるものがあるのかっていうもので、
簡単に分けてみるとこう感じなります。
1⃣曲を制作
2⃣声帯模写
3⃣制作の補助

音楽界での生成AIの使い方_①曲を制作
✅Musicfy
テキスト入力で音楽を生成できるツール

✅Yaffleさんコメント
何も音楽知らない人がいたとして、
「じゃあ僕でも音楽、曲作りたい」と思った時に、
簡単なテキストベースで、
例えば
「おしゃれな曲を作りたい」
「レストランに合うムーディな曲」のように
文章を音楽にしてもらうのがあります。
テクノロジーとしてはそれを伸ばしていこうというのが
1番需要がありそうなんで…
ちょっと実践でやってみたいと思います。
どこまで行けるのかっていうことですね。
進んでるのは英語圏なんで、英語ベースになるんですけど…
いろんなソフト各社出してて、音楽生成AIソフトサービスが…
今、「おしゃれなレストランに合う曲」というリクエストしました。
(サバンナ高橋さん)
そうすると…
こいつはおしゃれなレストランのことも知ってないとだめですよね(笑)

(サバンナ高橋さん)
(生成された曲を聴いて…)
これ、ちょっとチャラい店…(笑)
(Yaffleさん)
何回言うかで変わってくるんで…(笑)
例えば
「これは、ちょっと違うからもう1回やってくれ」みたいな。
AIなので書き直しも何回もやってくれる。
(サバンナ高橋さん)
「その感じ」とか言ったら、
それをもっと伸ばしてくれる感じですか?
(Yaffleさん)
はい、そうです
ちょっとなんか変なところはありますが、
音楽を聴く事がメインじゃなくて、
例えばさっきの食事中とか、要は用途としての音楽ですね…
✅KenKenさん質問
これ自体に著作権はないの?
(Yaffleさん)
これは今結構、論議が出てて、
このソフトウェアを作った会社なのか作った本人なのかなどで…
例えば、この客を現状そのまんま、
SpotifyやApplle Musicなどのストリーミングサービス流すと、
一応、今のシステム上自分の曲になります。
僕が書きました、テキスト打ったの僕なので…

音楽界での生成AIの使い方_②声帯模写

✅SoundID VoiceAI
・ボイストラックをリアルな歌声や多彩な楽器に変換
・変換する声として許諾済のアーティストが数多く登録
✅Yaffleさんコメント
AIは指示が受ける方が、
AみたいなものをBみたいにしてくれっていうオーダーは得意なんですよ。
なので僕という声Aを村上さんBにしてほしいとなると
村上さんのデータを読み込ませて、声を学習させて、
そうすると、僕の声のずれを計算し処理して村上さんの声にします
使い方間違えると、すごいディープフェイクみたいなね。
クエイティブな使い方をすればどんなものがあるかって、
例えば、自分の声色をいろんな人の声に変換して、
まるでいろんな人が大勢シンガロングしてるような感じみたいな風にするとか。
あとは、それが例えば声じゃなくても可能で、
トランペットの音とかギターの音みたいな、
僕の声をトランペットの音にしてくださいみたいな差分を引けば
原理上はできるってことなので、楽器を弾けなくても、
そこでぱラップププとか歌ったのを変換かけてトランペットの音にすることもできます。


(Yaffleさん)
このソフトはあらかじめこういう事に使うことに許可を得てロイヤリティーを
もらっているいろんなアーティスが登録しています。
そのソフトの所有権をシェア、受け取るみたいな感じです。
(KenKenさん)
コーラスを家で作るとかいうのは
めちゃめちゃ便利そうですよね。

音楽界での生成AIの使い方_③制作の補助

「制作補助」としての使い方
✅ボーカル抜きのカラオケ版がすぐ作れる
✅数あるサンプル音源を使ってキーやテンポなど自由にアレンジ
✅フレーズに対するアレンジパターンの生成
✅弾き語り音源に伴奏を生成

✅Yaffleさんコメント
曲を作るというよりは、
僕らの曲を作ってる人に対してのアシスタントみたいな支援ですね。
作曲支援みたいな形でできた生成AIの使い方です。
これはキーもテンポも自由にアレンジ。
まず1個サンプル音源サブスクリプションという、
ちょっとAIで1個前のトレンドがあってですね、
普通に映画とか見るサブスクみたいな感じで、
楽器の音、サンプル音て言うんですけど、
サブスクリプションで売ってるサービスがあるんです。
それと、いろんな人がまだギタリストとかだったら、
自分のギターのフレーズだけをループしたのをあげて売って、
それを使う人がいると。
それで、ロイヤリティもらえる。
ボーカリストだと自分の
「あ」とか「うー」とかいう声を入れてあげて、
使いたい人が使ったらお金もらえるというのがあります。
(KenKenさん)
すごい数ありますからね…
(ヨコタさん)
これはみんな結構お世話になっているというか…
✅SPLICE(スプライス)

(Yaffleさん)
サイトで言うと、SPLICE(スプライス)っていう最大手サイトなんですけど、
こうやってサンプルパックって形でばーっと、いろんなものが売っています。
例えば、
ピアノでなんかやりたいな
ちょっと悲しめの曲がいいなということで
「sad piano」と入力するとバーって出てくる。
「自分の琴線にはまったな」というのを見つけてきて
気に入った音源をトラックに入れる

じゃあちょっとドラムも入れてみたいなど…
各サンプルに全部タグ情報でテンポとキーがはめ込まれてるんで、
ここまでできて、じゃあこれから先が浮かばないってなった時に、
最近出てきたAI支援機能では、このサンプルを2個選択して、
この画面にすっとドロップすると、
これ「Studio One」というソフトなんですけど、
AIが「次こんなのどうですか?」っていうのを出してくれる
ある意味、「案出し」みたいなことをやってくれます…


✅SUPER EIGHT 横山さん質問
Yaffle君も実際参考にしたことあるんですか?
(Yaffleさん)
全然いっぱいあります。
「こういう感じでどう?」みたいなのもありますし、
仮に僕がピアノを弾いていて、
こういうアイデアが仮に思いついたとして、
これはちょっと「ミュージシャンに頼もう。
バンドでやって、みんなでグルーヴ出してやっていこう」と思った時に、
別に(ドラム)打ち込まなくてもいい。
打ち込む時間だけ無駄だなって思った時に、
でも、他の人に聴かせるために下書きが欲しい。
となった時に、
AIでドラムを考えてくれ、というのを作って、
で、さっきの誰か書いたドラムですけど、
これ本当にAIがジェネレートした、生成したドラムで、
これはロックって書いてあるんで、ロックじゃないなみたいな。
例えば、じゃあちょっとソウルやR&Bみたいな感じにして、
「もうちょっとややこしい方がいいな」とか…
そして、
ミュージシャンに「こういう感じにしてほしいんだよ」って伝えると
あとはミュージシャンがやりやすい。
(AIのサンプルによって伝わりやすい)



音楽×生成AI_今後の展望

✅Yaffleさんコメント
最終的にこれがAIかAIじゃないかっていうのは
どっちでも良くなるっていうか、
聴いている人にとってはこういう時代が
来るんだろうなっていうのは思っています。
何が重要かって、
「音楽ができるよ」ということが価値じゃなくなってくると思うんですよね、
それよりも何をするか。
例えば、工業製品みたいな感じで、それは手作りで、
職人が作ってるのは高いですとか、そういう感じ。
既製品で、大量ロボットで作るものが安いみたいな、
そういう感じで音楽も、これは人が作ってて、
こんなすごい人がこういうストーリーを作っててっていう人に、
こう価値を見出す
人は、それにお金払っていく…
そうではなくて、ただ、曲が必要。
例えば広告とか、例えばtiktokのBGMとか、
そういうので必要になってきた時は、
もしかしたら、そういうのはこうなるというのが、
僕の展望です。
✅KenKenさんコメント
複雑!
楽器を弾くことを30年続けてきた。
でも、それで何か幸せになる人が増えるんだったら俺はいいと思うし、
やっぱ「何をやるか」っていうのは、
「誰がやるか」っていう時代に…
そうなっていくんだったら、俺はすごいライブっていうものが
価値が生まれていくのかなって…
(Yaffleさん)
さっきの話で言うと、
そのスタイルを持ってる人がより強くなるんじゃないかと思っていて、
例えばKenKenさんみたいなベースが弾けるAIのライセンスで売るとか。
スタイルを確立できた人はそこですごい強いとされていて、
それをミュージシャンが各々自分が何ができるかというのを
自覚していけばいいのかなと思います…
(KenKenさん)
なんとか、しがみついてやっていきたいと思います!
次回予告
【次回予告】
2025年2月16日(日) よる11時15分~
「ハモリがスゴい名曲特集!!」
【アーティストゲスト】
植松陽介、吉田圭介、Little Glee Monster
【トークゲスト】
山崎弘也(アンタッチャブル)、朝日奈央
終わりに
プロが持ち込み!プレゼン企画!
ありがとうございます!
①素晴らしいCメロの魅力
②音楽一家育ちのアーティスト
③音楽×生成AI
とても勉強になりましたし、楽しかったです!
Cメロは音楽理論的にもとても楽しいです。
今回取り上げていただいた、
「天体観測」BUMP OF CHICKEN
「楓」スピッツ
「クラシック」JUDY AND MARY
3曲とも大好きな曲で、Cメロの魅力を理解し、
改めて曲を聴くととても楽しいです。
興奮しまくりです。
ミュージシャンってすごいですね。
また、
ヨコタシンノスケさんがスピッツ好きという事で
嬉しかったです。
のちほど、XでCメロプレイリストも
ご紹介していただき誠にありがとうございます。
(コラムも読みたかったですー)
【印象に残った言葉など】
・曲の景色が変わる
・急に今の時間軸になる
・物語が進んでいく1個のフック
・Cメロ好きになったきっかけっていうのがスピッツ
・緊張と緩和
・アーティストの善意
・最後にクっと引っかけて、もう1個作るというクリエイターとしての最後の1歩
・音楽一家に育った皆さんのうっぷんを晴らしてやろう
・あの家の子だからベース弾けるよね
・楽器はやっぱ練習でしかない
・頭2個ぐらい抜けてないと1人の人間として見られない
・大体の2世はそこで折れて終わります
・すべて同じフローで歌えるようになったりする
・Charちゃん、清志郎ちゃん
・小さいことをすると泥を塗ることになるんで…
・自分の努力を根こそぎ駆られる一言
・時間通りに絶対来ない(笑)
・一張羅
・「今日ちょっとうちのバンドのベースが来れなくなったから、あんた来れる?」
・そこまでいった自分を褒める
・彼が本当に何をやりたかったのか誰も知らない
・未だに父に憧れてドラムを始めたという若い子が多い
・息子としてものすごく嬉しいし、誇り。
・声が出た瞬間に全員が泣くくらいパワーを持っている人
・うちの家族とCharちゃん(竹中家)の特別な時間
・音楽っていう会話ができるという、もっとさらけ出せる
・各家庭みんな平等
・物議を醸し出しまくっています
・曲を制作、声帯模写、制作の補助
・著作権
・Musicfy
・SoundID VoiceAI
・SPLICE(スプライス)
・Studio One
・ディープフェイク
・ロイヤリティ
・案出し
・「音楽ができるよ」ということが価値じゃなくなってくる
・複雑!
・「誰がやるか」っていう時代に…
・ライブっていうものが価値が生まれていく
・スタイルを持ってる人がより強くなる
・ミュージシャンが各々自分が何ができるを自覚
・なんとか、しがみついてやっていきたいと思います!
尾崎裕哉さんの話で
KenKenさんの
「でも、彼が本当に何をやりたかったのか誰も知らない」
という言葉はグサッと刺さりました。
ほんとこれは本人しか分からない。
話してくれるか分かりませんが…
とても聴きたいと思いました。
そして、
ジョニー吉長さん、存在は知っていましたが、
初めて映像を見て、かっこよすぎて、悶絶しております。
ドラムボーカルだったんですね、そして、ライドの角度90度?やばい。
あのセッティング、もちろん演奏に歌も最高にかっこよすぎます。
(生で見たかったー)
「未だに父に憧れてドラムを始めたという若い子が多いというのが
息子としてものすごく嬉しいし、誇り。」
とても素敵でございます。
音楽生成AIの話は
とてもモヤモヤしていたのですが、
YaffleさんとKenKenさんの会話で
とてもすっきりしました。
音楽生成AIが大量生産されて、
なんか価値が無くなるのかなと危惧していたのですが、
逆ですね。
・「誰がやるか」っていう時代に…
・ライブっていうものが価値が生まれていく
・スタイルを持ってる人がより強くなる
これを知れただけでも
とんでもない大きな気付き、勇気をいただけた気がします。
全ミュージシャン、全バンドマン、見た方がいい放送回でしたね。
超超超神回でした!
ありがとうございます!
「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!!
好きなCメロのスピッツ(ヨコタシンノスケさん)
🎵「虹を越えて」(インディゴ地平線)
🎵「メモリーズ・カスタム」(ハヤブサ)
🎵「スターゲイザー」(色々衣)
🎵「運命の人」(フェイクファー)
🎵「青い車」(空の飛び方)
🎵「恋する凡人」(とげまる)
🎵「漣」(さざなみCD)
🎵「初恋クレイジー」(インディゴ地平線)
🎵「HOLIDAY」(ハヤブサ)
🎵「楓」(フェイクファー)
🎵「ハニーハニー」(惑星のかけら)
🎵「8823」(ハヤブサ)
🎵「小グマ!小グマ!」(醒めない)
🎵「コメット」(醒めない)
🎵「恋は夕暮れ」(空の飛び方)
スピッツ嬉しい。
たしかに、スピッツってCメロとてもありますよね。
ヨコタシンノスケさん
プレイリスト15曲ありがとうございます。
今、「恋は夕暮れ」を聴いて泣いてます。
いい曲だー
このCメロも素敵…
🎵「恋は夕暮れ」スピッツ
ありがとうございましたー!
(「ハニーハニー」もめちゃ好きです☺)
🎵「恋は夕暮れ」スピッツ