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大好きな企画マイベスト!2025年後編!!
大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:00~、たまに11:15~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
もくじ
- 1 2025年 10位から5位まで
- 2 2025年 10位から1位まで
- 3 アーティストゲスト
- 4 いしわたり淳治さん 2025年の主な作詞提供
- 5 いしわたり淳治さん 4位 浜田省吾「Period of Blue」
- 6 いしわたり淳治さん 3位 jo0ji 「条司」
- 7 いしわたり淳治さん 2位 SATOH「愛し合うとして」
- 8 いしわたり淳治さん 1位 AKB48「思い出スクロール」
- 9 川谷 絵音さん 2025年の主な活動
- 10 川谷 絵音さん 4位 ヨルシカ「へび」
- 11 川谷 絵音さん 3位 名誉伝説「ルビを振れ」
- 12 川谷 絵音さん 2位 米津玄師,宇多田ヒカル「JANE DOE」
- 13 川谷 絵音さん 1位 サカナクション「怪獣」
- 14 蔦谷 好位置さん 2025年の主な活動
- 15 蔦谷 好位置さん 4位 可不×あばらや「街の残像」
- 16 蔦谷 好位置さん 3位 トップシークレットマン「日々、日々、思い出すと君しか頭にない状態」
- 17 蔦谷 好位置さん 2位 スーパー登山部「燕」
- 18 蔦谷 好位置さん マイベスト歴代1位
- 19 蔦谷 好位置さん 1位 サカナクション「怪獣」
- 20 10位から1位まで(おさらい)
- 21 終わりに
2025年 10位から5位まで

前半10位~5位の記事はこちらをどうぞ。

✅2023年、2024年のマイベストはこちら
プロが選ぶ2023年マイベスト10曲(前編)
プロが選ぶ2023年マイベスト10曲(後編)
プロが選ぶ2024年マイベスト10曲(前編)
プロが選ぶ2024年マイベスト10曲(後編)
2025年 10位から1位まで
✅2025年 10位から1位まで

✅2024年 10位から1位まで

✅2023年 10位から1位まで

アーティストゲスト
アーティストゲスト
■いしわたり淳治
■川谷絵音(ゲスの極み乙女 / indigo la End 他)
■蔦谷好位置
いしわたり淳治さん 2025年の主な作詞提供
✅なにわ男子
✅郷ひろみ
✅夜々
✅LINKL PLANET
✅山内惠介
✅Oasis30周年記念DXエディション 全日本語訳を担当
いしわたり淳治さん 4位 浜田省吾「Period of Blue」
あのレジェンドが
1990年に録音していた未発表曲
🎵「Period of Blue」浜田省吾
注目:時代を感じさせるワード
✅浜田省吾
・1976年ソロデビュー。
・アルバム「誰がために鐘が鳴る」
制作当時の1990年に録音されていた未発表曲を発見!!
・2025年シングルCDとしてリリース
✅いしわたり淳治さんのコメント
1990年当時の空気を
真空パックしたかのように閉じ込めた、
瑞々しい輝きの新品の”懐かしさ”がありました。
サビの「ファクシミリ」という言葉のインパクトは衝撃的で、
おそらく当時は当たり前に書かれたであろうその言葉が、
当時の時代感を思い出すための最高のツールとして、
曲の中で完璧に機能しています。
作詞の世界で言うと、
その時代感が出すぎる言葉って
結構敬遠されるのか、ちょっと時代が経つと
古い曲に感じてしまうからっていう理由で、
なるべくいつの時代にも当てはまるような
ワードを使いがちなんですけど。
でも、去年の「平成リバイバル」みたいなものが
多分、巷にあったと思うんですけど。
あそこでみんなが求めてたのは、
ちょっとの懐かしさだと思うんですよ。
で、これからいつの時代の曲もすぐ瞬時に
聴けるってなってくると。
懐かしさはちゃんと閉じ込めておいた方が、
この先新しい機能を持った歌になるんじゃないかって思って。
だから、これから先はそんな時代のことを考えずに、
今歌うべきことを素直に歌った方が、
いつかまた日の目を見るチャンスが来るかもしれないです。
✅ホラン千秋さんコメント
音で思い出す時代感ってあると思うんですよ。
インターネットに繋がる音とか、
ファックスが出てくる音とか。
なんかその時代は生きたものからすると
すっごい懐かしく感じられて…
良かったです。
いしわたり淳治さん 3位 jo0ji 「条司」
2024年は1位に選出
異色のスタイルで活動するシンガーソングライター
🎵「条司」jo0ji
・父が漁師。自身も地元鳥取の漁港で働いている。
・トヨタ「カローラシリーズ」CM曲。1stアルバム「あえか」収録曲。
・注目:見えない力をくれる未来を見上げる言葉
✅いしわたり淳治さんコメント
いつにも増していい意味で脱力感があって自然体。
相変わらずなんとも言えない色気があって、
明るいメロディーに乗せて、子供の目線から
未来を見上げるような言葉は、聴いている人に見えない
力をくれる感じがします。
うまくいかない毎日でも、
この歌が健康的かつ前向きに心を
チューニングしてくれる感じがして素敵です。
✅SUPER EIGHT安田さんコメント
自然と共存しつつ、自分のらしさを表現するって、
できそうで、できないこと…
(古田新太さん)
歌詞にカモメが出てくるもんな…
漁師やからかな
(SUPER EIGHT 横山さん)
海が見えますよね

いしわたり淳治さん 2位 SATOH「愛し合うとして」
「2025年に聴いたラブソングで1番かっこいい!!」
ハイブリッドな音楽性の2人組
🎵「愛し合うとして」SATOH
✅SATOH
2020年結成のロックデュオ。
多様なジャンルを自由に横断するハイブリッドな
音楽性で注目を集め、大型フェスにも多数出演している。
・APPLE VINEGAR Music Award 2024ノミネート
・フジロック、REDLINE ALL THE FINALなどにもつ出演

✅いしわたり淳治さんのコメント
若さが持っている"儚さと美しさ"を、
今、日本で1番クールな歌に昇華することが
できている2人組のように思います。
彼らのまとっているロックな雰囲気、言葉の強さ、
キャッチーなメロディー、歌声、熱いギター。
2025年に聴いたラブソングの中で1番かっこよかった!!

(いしわたり淳治さん)
若さが持ってる儚さって言うんですか
ちゃんと美しさとして昇華されてるのと、
そこから「ふたりで行こうベガス」という
急にスケールが飛ぶ感じも若さがあるし、
そこで「100ドルだけポーカーで勝つ」という
イメージもすごく若さがあるし、
最後に「部屋もどりしなのエレベーター」という
言い方もかっこいいんですよ。
✅蔦谷好位置さんコメント
ハイパーポップ文脈のね
人たちの中では群を抜いてかっこいい。
メロディもめちゃくちゃいいしね、
佇まいも素晴らしいし。
この歌詞を今
淳治くんから色々解説きいて、
ほんと映画みたいですね…
なんか逃避行するとか
「Bonnie and Clyde」みたいな。
かっこいいな。刹那的で…
✅ハイパーポップ
自己言及的でユーモラスで過剰なポップミュージック。
✅「Bonnie and Clyde」
1967年の映画。
邦題「俺たちに明日はない」
いしわたり淳治さん 1位 AKB48「思い出スクロール」
AIが作詞!!
デビュー20周年 グループの最新曲
🎵「思い出スクロール」AKB48
・テレビ番組の企画で、秋元康本人とAI秋元康による
プロデュース対決でファン投票の結果、AIが勝利した曲。
・注目:AI秋元康が書いた歌詞
✅秋元康さんが書いた歌詞

✅いしわたり淳治さんのコメント
どちらの曲もクオリティが高かったと思います。
ただ、AIは過去曲を学習しているので、
よりAKB48らしい曲を作った印象で、
それがファンにとっては安心感のようなものがあって、
多くの票が集まったように感じました。
秋元さんの曲には次の「AKB48はこうしたい」という
プロデューサーとしての視点や提案があって、
それが良くも悪くも票の行方に作用したように感じました。
日頃から私は「格好いい」には2種類しかないのではないか、
と思っています。
1つは「格好よく聴き手の期待を完璧に叶えること」で
もう1つは「格好よく聴き手の期待を裏切ること」
今回の対決は前者の要素が勝敗を分けたように思います。
この対決を見ると
この先、人間が突き詰めていくべき要素・能力は
おそらく後者の方なのだろうなと改めて思いました。
この対決をどう考えても
普通引き受けないじゃないですか。
勝っても普通だし、負けたらリスクしかないっていうのを。
秋元さんは多分面白いからやろう!だと思うんです。
そういう気持ちで挑めるというのが、まず感服します。
あと、みんなAIってどんなもんかなと思いながらも、
今のAIのレベルってどれぐらいなのかって、
こういう事をしてもらわないと分からないじゃないですか。
AIが100%学習して、100%の力で書いたものが、
本人を超えるぐらいまで来てますよっていうのは、
起きちゃうんだっていう衝撃ですよね。
あと何年か後に「AIが歌詞書くようになったよね」って
みんな言う日が来ると思うんですよ、将来。
その時に、最初の年っていつだったんだろう?って。
それが多分2025年っていうことだと…

川谷 絵音さん 2025年の主な活動
✅バンド
・indigo la End
・ジェニーハイ
・ゲスの極み乙女
・礼賛
✅楽曲提供・プロデュース
・星街すいせい
・原因は自分にある
・DADARAY
・大渕野々花
川谷 絵音さん 4位 ヨルシカ「へび」
人気アニメ「チ。-地球の運動について-」話題のエンディング曲
数々の考察を生んだ歌詞!!
🎵「へび」ヨルシカ
第3章・最終書(第16話-第25話)エンディングテーマ。
✅アニメ「チ。-地球の運動について-」
15世紀のヨーロッパで"天動説”が常識とされる時代に
禁じられた”地動説”を研究する人々を描き、海外でも話題に。
✅川谷絵音さんのコメント
曲名の「へび」を
地動説信者を捕まえる異端審問官とすると、
「シジュウカラ」は地動説研究者。
シジュウカラの天敵はへびであり、へびに出会うと
シジュウカラは警戒用の特別な鳴き方をする。
だからへびはシジュウカラの普段の鳴き声を知らない。
「あんな風に歌うのか」は、
地動説研究者の心の声を聞くことなく断罪する
異端審問官の心情を表しているように見え、
1行でここまでを考察させるというのはすごい!!

(川谷絵音さん)
なんか色んなことを考えられる歌詞なんですね。
「舌は二つ まぶたは眠らず
ぼやけたよもぎの香りがする」ってのが
あるんですけど、
へびの特徴として、舌が2つに分かれて、
で、まぶたがないんです。
だからずっと目が開いてるんですよ。
だから「眠らず」なんですけど、
その後、「ぼやけたよもぎの香りがする」。
よもぎって春に香るやつで
なんでぼやけてるんだろうって思うんですけど、
起きたばっかりなんですよ。
まだ起きたばっかりだから、
匂いがぼやけて感じるっていうことなんですけど、
それを「まぶたは眠らず」って書いてて、
さっき寝ていたっていうのを想像させるっというところで、
全部、考察したくなるというか。
「ヨルシカ 考察」で調べるといっぱい出てくるんですよ。
いろんな人がいろんな解釈をしてて、
それも全部正しく思えてくるぐらい、いろんな見方があって、
どんだけの時間をかけて書いてるんだろうなって、
ちょっと恐ろしくなりました。

川谷 絵音さん 3位 名誉伝説「ルビを振れ」
圧倒的中毒性!!
メロディーの宝箱
2023年活動開始 2人組バンド
🎵「ルビを振れ」名誉伝説
・注目:メロディ&言葉のハマり方
✅名誉伝説
・2023年 活動開始。
・けっさく(Gt.)が手掛ける魅力的なメロディーと
独特なワードセンスで紡ぐ歌詞。
・ソロとしての活動も行うこたに(Vo.)の
一度聴いたら忘れられない声で注目を集めている。

✅川谷絵音さんのコメント
・ギターのイントロのフレーズも良いし、
Aメロのバタバタしたドラムフレーズも素晴らしい。
・BメロはBメロ然としているのにサビ並みにキャッチ―
まさにメロディーの宝箱みたいなバンド
ルビ、いわゆるふりがなだが、
これをテーマにした曲というのが新鮮だった。
メロディーの良さと言葉のこれ以上ない
ハマり方に衝撃を受けました。
日本人が好きなメロディーっていうのが
ものすごいたくさん出てくるというか、
これいいなみたいな…
で、ちょっと懐かしさもあるというか。
「ルビを振る」っていうのをこんなキャッチーな
メロディーにするってなかなか思いつかないですね
川谷 絵音さん 2位 米津玄師,宇多田ヒカル「JANE DOE」
日本を代表するアーティストがタッグ!!
全てを深読みしたくなる曲
🎵「JANE DOE」米津玄師,宇多田ヒカル
・米津玄師が作詞作曲を手掛け、宇多田ヒカルが歌唱として参加。
🎵米津玄師,宇多田ヒカル「JANE DOE」×『チェンソーマン レゼ篇』
✅川谷絵音さんコメント
サビ前に無音になり、
1回ブレスのパターンはよく聴くが、
2回ブレスのパターンは今まであっただろうか…
この2回のブレス音によって
サビの奥行きが、さらに出た気がする。
サビはいきなりオクターブ以上の跳躍メロディー、
ブレスからのこの景色の変わり方に圧倒されるしかない。

✅劇場版「チェンソーマン レゼ篇」のエンディングテーマ
デビルハンターの少年デンジが
カフェで働く謎の少女レゼと出ない、急速に親密になるも…
戦うことになる切ない葛藤の物語。

✅川谷絵音さんコメント
イントロっていうか、
なんかものすごい不穏な…
1回も解決しないというかっていう…
これがずっと繰り返されていくんですけど、
全部不安定なんですよ。


レゼの心情を宇多田さんが歌ってるんですけど、
不穏な空気を漂わせていて、
で、サビに行く前までに、
やっぱレゼもすごい感情が揺れてるんですが、
このコードで表されていって、
さっきのブレスになるんですけど、
なんかそこも、なんか逡巡があるというか…
結局、デンジっていう主人公をレゼが
殺そうとするんですけど、
そこまでの葛藤みたいなのがこのコードに現れてて、
で、一気に殺すってなった時に、
多分サビがもうオクターブ跳躍してる、
で、2番で、米津がデンジの気持ちを歌い始めるんですけど、
それは1個目も、その2個目も一緒なんですけど、
3個目でBmになって、シンプルな落ち着いたコードが
1回だけで、他は一緒なんですよ。

デンジは、レゼに比べると、一方的に恋してた…
レゼは殺そうとしてるっていう中で、
ちょっと落ち着いてる部分があるんですよ。
デンジは別に殺そうとしてないんで、
そういう悪の部分がないっていう。
だから、ちょっと2人の感情がずれているっていうのを
微妙なずれを3コードだけを変えることで
表現してるんじゃないかなと思って。

川谷 絵音さん 1位 サカナクション「怪獣」
どこを切り取っても最高のメロディ!!
海外でも大絶賛されたアニメ主題歌
🎵「怪獣」サカナクション
・山口一郎の病気休養からの再始動後 初シングル。
構想には2年の歳月が費やされた。
✅川谷絵音さんのコメント
ここまで個人の人生みたいなものが反映されて
ヒットした曲ってなかったと思う。
すごく音楽的であり、人間的である。
4パターンのメロディーが使われており、
一見シンプルに見えるが
かなり複雑な構成になっている。
それぞれが素晴らしく、どれも頭に残る。
オケや順番を変えることで
サビにもメロにもなる最高のメロディー。

パターン①
これ頭サビかなと思ったんですよ。
僕はこれが後でまた出てくるサビになるかなと…

パターン②
「だんだん食べる」っていう、
ここAメロかなみたいな感じでずっと流れて…

パターン③がBメロ
で、サビが来るから、
またパターン①が来るのかなと思っていたら

パターン④
違うメロディが出てくるっていう
Bメロにも聴こえるというか…

パターン①
でここでまたパターン①。
さっき頭サビだと思ったのがこない
この2番のAメロになっているという…

パターン②
さっきは1番のAメロだったパターン②が来るんですけども、
ここではもうAメロには聴こえないというか、
ちょっとCメロ的な別のものに。
メロディは同じなんですけど聴こえてきてて…

パターン③
で、ここでパターン③
Bメロ1と同じ。

パターン④
この後に頭サビで流れてたピアノの上に
パターン④が乗ってるんですよ。
さっき頭のピアノパターン①が乗ってたオケに
パターン④が乗ってるっていう展開になってきて、
どこがなんなのか、分からなくなったんですけど、
ただ聴いてるだけだと、すごいシンプルに聴こえる。


パターン②
パターン②のまま終わっていくっていう感じで。
一郎さんがずっとうつ病で闘病してた事も
自分で発信してて
みんな一郎さんの人生を見てきてたんですよ。
見てきて、この曲が出て、
しかもこれ、アニメに間に合ってないんですよ。
普通アニメが放送された時に曲が出てるんです
でも歌詞ができてなくて配信されなかったんです。
だからみんな聴きたいっていうか。
なんかどんどん、どんどん高まってきて、
逆にプラスに働いたというか…


蔦谷 好位置さん 2025年の主な活動
✅手がけたアーティスト
・back number
・木村カエラ
・Omoinotake
・GENERATIONS from EXILE TRIBE
✅ソロプロジェクト
・KERENMI
蔦谷 好位置さん 4位 可不×あばらや「街の残像」
「終末の年に息づく”転生の祝福”」
18歳ボカロPの曲
🎵「街の残像」可不×あばらや
・注目:多幸感と高揚感を与えるメロディーとサウンド
・注目:エネルギーを宿した力強い愛の歌
✅あばらや
・2007年生まれ 18歳のボカロP
・ボカコレ2025冬TOP100ランキング1位を獲得。
・バーチャルシンガー「花譜」の歌声を元にした
人口歌唱ソフトウェア「可不」を使用し制作。
✅蔦谷好位置さんコメント
世界の終末を描いた曲でありながら、
この上ない多幸感と高揚感をメロディーとサウンドが
ディストピアの景色に転生や祝福の光を差し込んでいます。
生の象徴として自身の声と、
既に終わった世界の残響として「可不」を対比させている
ようにも聞こえ、「実態と残像」「今と未来」が
同じ時間軸に存在しているかのような展開。
緻密に整理されながら、
感情を爆発させるエネルギーを宿した
力強い愛の歌だと感じました。

(蔦谷好位置さん)
これはほんとにすごい綺麗なメロディーだなと思いましたね。
メロディーなんですけど、これはカノン進行の変形型で、
J-POPで結構使われるコード進行です。
その中でオクターブ以上こうやって動く。
ボカロだからこそできることだと思うし、
あとAメロのリフでやってるところからは
ちょっと懐かしさを感じるし、
何を聴いてこういう風になったのかなっていう、
いわゆるボカロの今までにはなかったタイプが
曲に聞こえるなっていうのと、
すごくJ-POPらしいメロディーでもあります

✅カノン進行
クラシックの「カノン」という曲に登場するコード進行で
J-POPにも多く使われ、耳馴染みが良いとされている。
蔦谷 好位置さん 3位 トップシークレットマン「日々、日々、思い出すと君しか頭にない状態」
圧倒的な”音楽衝動”を全部載せした
新世代のエモ・ポップ
🎵「日々、日々、思い出すと君しか頭にない状態」トップシークレットマン
✅トップシークレットマン
・2019年 埼玉・北浦和のライブハウスで活動開始。
・「親にバレたくないバンド」ハイパーポップを織り交ぜた
バンドサウンドが特徴的。
✅蔦谷好位置さんコメント
しのだりょうすけ(Vo.)の
「好きな音楽を全部やりたい」という
止められない制作欲求と、
それを実現させる高い技術と情熱を感じました。
彼が影響を受けてきたであろう様々な音楽を詰め込みながら、
2020年代べッドルームミュージック的質感でまとめ上げる。
この雑食性は衝動だけで成立するものではなく、
「破壊と構築」「破綻と美しさ」を絶妙なラインで調整する
策士的なバランス感覚と音楽的身体能力が可能に
させていると思います。
その強い欲求そのものが
レベルミュージック(反抗の音楽)としての
強度になっている作品だと感じました。
メロディーがすごく綺麗でセンスがいいし、
アレンジも素晴らしいなって思いますね。
(m-floの☆Taku Takahashiさんに教えてもらいました)
蔦谷 好位置さん 2位 スーパー登山部「燕」
「ここ数年ライブハウスで観た中で抜群に素晴らしかった!!」
2023年結成 5人組バンド
🎵「燕」スーパー登山部
・1stアルバム「ほころび」に収録された7分12秒の曲
✅スーパー登山部
・2023年結成の男女5人組。
・標高3000m付近の山荘でのライブを行うなど
登山活動とバンド活動を並行して行い
足腰を鍛えながら精力的に活動している。
✅蔦谷好位置さんコメント
この曲に喰らいすぎてライブを観に行きましたが、
ここ数年ライブハウスで見た中で抜群に素晴らしかったです。
山を登ることで感じられる肉体と精神の感覚と、
燕が空を切り裂く自由さが重なるようで、
それをどこまでも上昇するような転調を繰り返す曲調で
表現しています。
風や土の香り、景色の変化まで感じさせる
メロディーやフレーズはとてもポップで心地よく、
誰しも山登りしたくなるような曲です。

(蔦谷好位置さん)
ドシラソファーっていうサビの終わり方なんですけど、
ドシラソファ。これ「ファミレド」ですよ。
すごくジャズ的なコードを使いながら、
もう終わり方はこういうほんと人懐っこいメロディー。
で、間奏のフレーズで、次が4度上がって、
で、さらに4度上がって、これはなんかほんとに山を登って
どんどん景色も雲の形も変わって、山って空気も変わるし、
匂いも変わるしっていう表現してるようにしか聞こえないんですよ。
ところが、僕は山登りしたことがないんです(笑)
でも、山ってきっとこういう感じなんだと思って…
蔦谷 好位置さん マイベスト歴代1位

蔦谷 好位置さん 1位 サカナクション「怪獣」
ラジオ局の年間チャート1位
2025年を代表するあの曲
🎵「怪獣」サカナクション
・ラジオ局J-WAVE「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
2025年の年間チャートで1位を獲得。

✅蔦谷好位置さんコメント
ミニマルでタイトで力強く、
内から外へ世界が一気に開けていくような感覚。
心の奥行きと宇宙的スケール感を1曲に落とし込めるのは、
サカナクションにしか作れないバランスです。
バンド、エレクトロサウンド、ダンスミュージック、
歌謡、全てをギリギリのバランスで成立させている
サカナクションの大傑作と言えると思います。
メロディ、言葉、アレンジ、レコーディング、ミックス、
その他すべての作業が2025年の作品の中で突出していました。

(蔦谷好位置さん)
絵音が言ったように、4部構成というか…
僕は最初は頭サビというか、
あれをクラシックで言うと
第一主題って感じかな。
いわゆるサビっぽいとが第二主題だとして、
A、Bみたいな感じなのかなと思うんですけど、
その呼び方は正直どうでもいいです。
ちょっと最初の歌始まり「何度でも」から
「この秘密を」まで、もう1回聞いてみていいですか。

もうここまででサカナクションの
素晴らしさがめちゃくちゃ詰まってますね。
このピアノのフレーズめちゃくちゃ良くないですか。
これ一定そうに聴こえて、実は一定じゃないんですよ。
規則性がありそうで、ちょっと不規則で、
それもなんか宇宙のこだわりのような感じもするし。
これがずっと曲の中で何度も顔を出すんですよ。

で、その上で、一郎さんのメロディー
この曲はAフラットマイナー。
ちょっとシャープとフラットが多くて、
説明が分かりにくくなって、1個上のAマイナー。
黒鍵がないとこで説明しましょう。
これをやると、2か所、この半音でぶつかるところ、
緊張感が走る。
この部分が解決した時にすごくエモーショナルになるんで。
「何度でも」「ミドレミ」まず反復しますよね。
反復するとこで「何度でも 何度でも」と同じことを言うんですよ。
「叫ぶ」って強い言葉の時にに「ファミ」この半音行くんです。
で、そっから今度跳躍。
跳躍して、さらに次どこに跳躍するかっていうと、
また半音の部分に行くんですよ。
だから「緊張・緩和」をずっとやって、
しかも跳躍もやって、
だから反復、跳躍、半音。
J-POPの旨味要素全部入ってます。


じゃあちょっと先に行って、
いわゆるサビっぽいとこ。
今度「ドレミ」から始まるんです。
最初の第一主題は「ミレド」から始まったけど、
こっちは「ドレミ」と対になって逆の形になってるわけで。

そして一郎さんらしい
ベンド(音程を連続的に変化)させて
ちょっと下げる感じとか、
この構造も本当に素晴らしいなと思うし、
Aメロをちょっと聞いてみましょうか。
ヨナ抜き音階になるんですよ。
これもまたサカナクションらしいメロディ。


Bメロいってみましょう、
今度ハーフになるんです。
そしてドライブさせる。またハーフ。
Bメロのハーフになるところ。
「丘の上で星を見ると」という歌詞、
それこそ本当に丘の上に登った時、
真っ暗なところで空を見上げると
星がどんどん増えていくように見える時
あるじゃないですか。
なんかそれをなんか感じさせる。

ちょっと2番のAメロ聴いてみていいですか。
AのようでAじゃないコード感を感じさせといて…
ベースがかっこいい…
止めて!!
めっちゃかっこよくないですか!!
付点でベースをやっている後ろで
リズムはずっとやっているんですけど
裏からシンセイサイザーのアルペジエーターが
入ってくるんですよ
これもサカナクションサウンドなんだけど、
頭に入んないで4拍目の裏で入ってくるんですよ。
裏で入ってくることで撃ち抜かれますよね
うぉーサカナクション!!って(笑)
こんなに緻密に計算されて、
歌詞も歌も、もう録音も含めて演奏も、
全てが素晴らしい。
これは本当にすごい。こすごすぎる。

✅付点音譜
元の音符の長さを1.5倍にする
✅アルペジエーター
シンセイサイザーなどの機能で、和音を押さえるだけで
自動的にアルペジオ(和音を1音ずつ鳴らす奏法)を演奏する
10位から1位まで(おさらい)

終わりに
プロが選ぶ2025年マイベスト10曲(後編)
ありがとうございました!
4位から1位まで、11曲中、
私が知っている曲は、「怪獣」1曲のみでしたー
10曲知らない曲で、新たな発見でとても楽しかったです☺
個人的にいいなと思った3曲が、、、
・いしわたり淳治さん 3位 jo0ji 「条司」
・川谷 絵音さん 3位 名誉伝説「ルビを振れ」
・蔦谷 好位置さん 2位 スーパー登山部「燕」
(「怪獣」は名曲すぎて殿堂入りです)
・jo0ji 「条司」
・名誉伝説「ルビを振れ」
・スーパー登山部「燕」
皆様、素晴らしい楽曲をご紹介していただき、大変有難うございました。
EIGHT-JAMさん
素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございました!
✅蔦谷好位置さんのYouTube エイトジャムの話2026(しばらく残します)
2026年1月11日 プロが選ぶ2025年マイベスト10曲(前編)
2026年1月18日 プロが選ぶ2025年マイベスト10曲(後編)
2025年1月12日 プロが選ぶ2024年マイベスト10曲(前編)
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2024年1月14日 プロが選ぶ2023年マイベスト10曲(前編)
2024年1月21日 プロが選ぶ2023年マイベスト10曲(後編)