PR EIGHT-JAM(関ジャム)

EIGHT-JAM 2025年5月18日 星野 源 特集(STUTS、imase、離婚伝説)

星野 源 特集 !!

大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:15~、たまに11:30~)のまとめ記事です。

EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、

音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。

こちらでは、メモ程度に残させていただいております。

気軽に楽しんでいただけれたら嬉しいです。

もくじ

星野 源 _ゲスト

アーティストゲスト

STUTS
imase
離婚伝説(松田歩、別府純)

STUTS(プロデューサー、トラックメーカー)
アイデア」などの楽曲やライブにMPCプレイヤーとして参加。

✅STUTSさんコメント
とにかくストイックで、
本当に細かいとこまですごく突き詰める方なんです。

その結果として、いろんな方が聴いていいと思えるような
大衆性のある音楽になってるのが、なんかやっぱすごいと思います。

なんか0.0何秒とかの音のずれとかを調節し、
その色々なノリを出していくみたいな。

その積み重ねがこのクオリティになってるんだなと思います。

imase(アーティスト)
2021年デビューし大プレイク。
学生時代から星野の音楽を聴き制作や歌唱に影響を。

離婚伝説
・松田 歩
・別府 純

多部未華子 主演ドラマ主題歌で話題。
2人共に学生時代から星野をリスペクト

🎵「紫陽花」離婚伝説

星野 源_プロが唸る星野源の名曲

「創造」星野源(2021年)

スーパーマリオブラザーズ
35周年テーマソング

🎵「創造」星野源(2021年)

✅imaseさんコメント
英詩から始まり、BPMも速く、メロの数も多い
挑戦的な1曲に感じます。

また、任天堂さんへのリスペクトを込めた小ネタ
たくさん挟みながらも、ポップスに昇華されているのが
本当にすごいです。

次々と展開されていくセクションは
一つのステージで目まぐるしく変わるゲームのようです!

サバンナ高橋さんコメント
星野源さんってなんかタイアップするそれのやつを
しっかりオタク心をくすぐるとこでやってる感じしますよね。

(古田新太さん)
だって、源ちゃん自体がSAKEROCKのギタリストだったし、
俳優で小劇場とかでもやって。
それからソロ活動になって、
もう根っこがオタクだからだから信頼できるっていうか、
信用できるっていうか。

それをちゃんとポップスに落とし入れる力を持ってる

✅imaseさんコメント
タイアップにも寄り添いつつ
ちゃんと楽曲としての完成度も保ちつつ、
さらに複雑な曲だけどポップスにも仕上げるっていう。
全部を両立させるのって、難しいと思うんですよね。

それをこう完璧にやられてるのが本当にすごい
うちも真似したいなと思います。

「Star」星野源(2025年)

🎵「Star」星野源(2025年)

✅imaseさんコメント
ファンキーなピアノ、ドラムとスタッカート気味のストリングス
疾走感がありキラキラとした楽曲でワクワクした。

YOASOBI Ayaseさんコメント
この楽曲に限らず、アルバム全体を通しても感じたことですが、
人に直接伝えるためというより残すために作られた歌のように
感じてグッときました
。(失礼な解釈だったらすみません…)

僕はミュージシャンの叫びが
最短距離で歌になっている楽曲
が好きなので、
嬉しい気持ちになりました。

「Week End」星野源(2015年)

ハッピーでキャッチーでとっても好き

🎵「Week End」星野源(2015年)

YOASOBI Ayaseさんコメント
源さんの楽曲にたくさん触れるようになったきっかけの楽曲

✅離婚伝説 別府さんコメント
ただの主観ですが、この曲以降、
サビでファルセット(裏声)になっても、
それがスタンダードというか、手法の1つとして
現代の日本に受け入れられた気がしています

星野さんが懐を広げてくれた
ポップミュージックがあって、今の自分たちがいます

サビでファルセットになる時って、
そんなにJ-POPの中では、それまでなかったのかなと…
僕は知らないだけかもしれないですが…

それがもう今現在当たり前っていうか、
もう誰も何も思わないぐらいの。

星野さんはそういうところまで
考えてうまくやってくれている気が僕はしています
なんか嬉しくなっちゃうんですよね。
そういう作り手の意図というかなんかが見えた時に

「くだらないの中に」星野源(2011年)

源さんを好きになるきっかけになった曲

🎵「くだらないの中に」星野源(2011年)
・アルバム「ばかのうた」でソロデビュー後、初のシングル曲

✅離婚伝説 松田さんコメント
冒頭の歌詞でぬるっと耳をもっていかれるワードセンス

なんか家でゴロゴロしてたら
急にプロポーズされたみたいな気分
になるような、
素敵な歌詞だなと思います…

「Eureka」星野源(2025年)

🎵「Eureka」星野源(2025年)

✅米津玄師さんコメント
どこまで源さんが意図してのことか分からないし
むしろわたしの過剰な読み取りである可能性が高いのですが、

各サビ1行目の
「窓から陽が射して滲む」
「明ける夜空ここで話そう」

の文末にはっとしました。

「にじ/む」「はな/そう」というふうに間を置くことで、
一瞬だけ窓の外に虹がのぞき、開ける夜空にが見えます。

一呼吸置いて分が閉じると視線は元の場所に戻り、
ほんの一瞬だけ、まるで白昼夢を見たかのような

聴き心地があって感激しました

歌詞ってなんんだろう?と常日頃
わたしも考えていますが、
この曲の歌詞は本質的に歌詞でしか
あり得ないと思います

✅星野源さんコメント
嬉しいですね

歌詞ってそこがやっぱり面白いなと思うんですよね。
ものすごく制限があるじゃないですか。
メロディーっていう制限があって。
その他のトラックのいろんな音っていう制限なんか。
いろんな規制の中で言葉を紡いでいくっていうのが
歌詞の面白さでもある
と思うんですよね。

まさに米津くんが受け取ってくれたのと
全く同じ景色を僕も描いてる
んですけど、

にじ/む」の後にエレピがバーンってなるんです。

で、そのがパーンってなるタイミングによって、
その歌詞が言葉を聞いてるうちにこう描かれて、

例えば、コピー取る時ってこう、
だんだん絵が出てくるっていうか、

曲を聞いて歌詞がこう過ぎていくと同時に
絵が浮かんでいたりするじゃないですか


で、それが「にじ/む」でパンパーンってなった時に、
オセロみたいにバーって色がつくっていう。

その全部バーってひっくり返って、
そこで景色が、わーっと色づくっていう。
なんかそれは狙ってやっていることですね。
それがやっぱ1番面白い

(星野源さん)
言葉と音っていうもので、
景色がこう何倍も広がったり、
ものすごくカラフルになったり、
逆にモノクロになったりする
っていう、

なんかこう、音楽を作ってて、
あと言葉を作るのもすごく好きなので楽しいところです。

古田新太さんコメント
源ちゃんは俳優もやってるから、
しかも映像の俳優だけじゃなくて舞台俳優もやってて。

なんかその伝えたい言葉っていうのはないのかもしれないけど、
面白い言葉みたいなのはきっとあるんじゃないかな
と…

「光の跡」星野源(2023年)

ワクワクを今でも覚えています

🎵「光の跡」星野源(2023年)
・「劇場版SPY×FAMILY CODE:White」エンディング主題歌。

✅離婚伝説 別府さんコメント
イントロでの転調で、世界が開けたり、
光が差した感じがしたと思えば、
「人はやがて消え去るの」という歌い出し

この曲はこの後どうなっていくのだろうという
ワクワクを今でも覚えています。

SUPER EIGHT大倉さんコメント
イントロから作ってるって、
あれから作るって…
意味わからん
ってなりました(笑)

もっとわかりやすいイントロならまだしも、
なんかその中に転調もあって、
ここから始まるストーリーっていう感じがします

「肌」星野源(2017年)

2つの共感とエスコート力

🎵「肌」星野源(2017年)
・「ビオレu ボディウォッシュ」CMソング。

✅Vaundyさんコメント
Aパートでは、皆1人であることに「共感」し、
Bパートでは、離れていたメロディーとリズが融合し、
いつの間にか君のことを思う星野源に「共感」してしまう


このエスコート力により聴けば、
たちまち皆同じステップを刻み、
「君」のことが恋しくなります

三浦大知さんコメント
シャワーを表す【お湯の雨
言葉の本質的な部分だけを抽出し、
あまり聴いた事がない表現を生み出されている。

離婚伝説 別府さんコメント
なんか普通のビートじゃないんですよ。
僕は出会った時に一生懸命検索したんですけど、
なんていうビートかわかんない。

調べてちょっと引っかかったのが、
ラテン系の音なんだろうっていうこと。

なのに、
誰も気づかずに聴いてるっていうのが、
本当にすごいことだと思います

「喜劇」星野源(2022年)

J-POPとして成立しているのが不思議

🎵「喜劇」星野源(2022年)
・TVアニメ「SPY × FAMILY」第1クールエンディング主題歌。

imaseさんコメント
コードを鳴らしているローズピアノの音色
スネア、キック、アナログシンセなど、
すべての音色が洗練されているクールな曲


サビの歌唱もファルセット(裏声)と
地声のユニゾンメロウなメロディー
なのに
J-POPとして成立しているのが不思議な曲です。

特に抜けてくるスネアの音像がめちゃくちゃカッコ良い。
ドラムの音がしっかり抜けるのは従来のJ-POPっぽくないのに
普通に聴いたらJ-POPになっているバランスがスゴイ


ソウルとかR&Bに寄っちゃいがちなんですけども。
裏声で歌っててもJ-POPなってのはかなり不思議です。

やっぱりそれは星野源さんの言葉の置き方とか
日本語の使い方
がすごくうまいからこそ、
J-POPとして成り立ってるのかなと思います。

星野 源_質問

どの段階から全体の構想が出来ていますか?_imaseさん質問

星野源さん回答
いろんな曲の成り立ち方はあるはあるんですけど、
1番多いのはイントロから作り始めて、
そこからAメロができて、Bメロできていってという順番に
できていくのが1番多いですね。

イントロ1番最初のコードだったりフレーズだったりから作り始めて
もしくはビートから作り始めて、少しずつ少しずつ曲の全体像を
固めていく
っていうか、それが1番多いですね。

「創造」はどんな流れで制作?

星野源さん回答
任天堂のゲームもマリオもすごく好きで、
例えばマリオの効果音とかメロディとか
引用してもらって大丈夫ですよ」っていうことを
最初から言ってもらっていたので…

あれもやりたいな、これもやりたいなっていうのが
いっぱいありました。

あの曲に関しては、
1番最初のイントロのゲームキューブのオープニングの音があるんですけど、
それを楽曲に組み込みたくて、それにコードをつけるところから始めてます

♪ててててててててててて…

それをこう、少しずつ和音を付けて、展開を作っていって、
そこからその前後、こっからどういう曲になってったら
面白いかっていうようなところから始まって、
全体を作っています。

「創造」様々なパートはどのように制作?

星野源さん回答
曲を作る時はどうしても感覚で作ることが多くて

Logic ProっていうDAWを使ってこと作ってるんですけど、
そこで打ち込んだり演奏したりしてるものを
どんどん録音してくんですけど、
気が付いたらこうなってるみたいなことが多いです。

1番長い時では8時間ぐらい永遠とやってて、
その間トライアンドエラーみたいな…
これを試しては、やめてみたいなのを何百回もやるみたい。

で、この展開の後に、これ来たら面白いかな、
いややっぱこっちが面白いかなとかっていうのを
永遠とやって気付いたらできているみたいな感じです。

(星野源さん)
創造」の時は、
1UPする時の音入れたいなとか、
コイン取る時の音入れ
マリオはスーパーマリオランドの曲入れたいなとか、
なんか色々あったんですよね。

でも、ただ引用するだけで終わるんだと面白くないので、
ちゃんと頭から最後まで僕の曲なんだけど、
よく聴くとイースターエッグみたいなのが山ほど盛り込まれる
っていう、

なんかそういうとこにしようと思って。

なので、そのバランスをずっと考えながら、
任天堂的な要素だけになりすぎると引いて、

で、自分の音楽っていうものをちゃんと最初から最後まで作りながら、
「ここには入れられるか」とか、なんかアイデアはいくらでも思いつくので、
それを入れられる隙間をこう探して、

ここがこうなったら、じゃ、ここ一旦止めて、
大サビみたいな落ちサビみたいにして、
一旦ビート抜いてとかっていうと、こう流れができるなっていう…

でも、あれはかなりレギュラーな作り方でしたね。

楽しくてしょうがなかったですね
ニコニコしながら作ってました

「創造」の制作について

星野源さん回答
ゲームの音使っていいです」っていう風に
言ってくださったんですよ。

で、一部そのまま使ってる部分もあるんですけど、
クッパが火を吐く音とかそういうのあるんですけど、
スーパーキノコ取った時の音とか、生演奏したいなって。

実際のそのゲーム機でキノコ取った音を録音して、
それを解析っていうか、めちゃめちゃスローで再生して、
こういう音の連なりなんだみたいなのを一生懸命分析
して、

それを生演奏じゃ絶対無理なんですよ。
ドゥルルルルみたいなあれなんで、

ゆっくり録音して、それを速く再生した必要があってやったら、
見事にあの音になってます。


なので、アナログシンセサイザーを使って、
ファミコンの音を頑張って自分で弾くみたいな…

サバンナ高橋さんコメント
あのキノコの音を自分で作ってるなんて
任天堂の人も「えー」となってますよ
(笑)

(imaseさん)
多分機材とか出てないと思うんですよ…
このなんだろう音、どういう音色で、
どのシンセサイザー使ってとかも…

多分聴いて
このシンセサイザーなんだろうなとか、
このシンセサイザーこんだけいじったらこの音近いんだろうなみたいな…

(サバンナ高橋さん)
マリオのキノコの音を分析した音楽家はいないですもんね(笑)

最新アルバムのタイトル「Gen」にした理由は?

星野源さん回答
すごく久しぶりのアルバムで…

どんなタイトルにしようかなってのをずっと考えてはいたんですけど、
これまでになく自分自身を表したアルバムになったなと思ったので。

あまり今まで自分の曲を書こうと思って書いたことがなかったんですけど、
むしろ、自分の曲になりすぎずに、なるべく避けようとしてきたんですけど、
今はそれがちょっと面白くて

自分の歌を作ったり、自分が思ってることとか、自分の体験とか、
なんかそういうものをですね、
アルバムに色々込められた感じがしたので、
パッと「Gen」というタイトルが思い浮かびました

Gen」っていう言葉1つとっても、
ものすごくいろんな意味が、
いろんな解釈
ができるものなので、
それもちょっと面白いなと思ってつけました。

1曲の制作時間は?

星野源さん回答
1日ですぐできる時もたまにですけど
何ヶ月もかかる時もありますし、
今回のアルバムに入ってる「Glitch」っていう曲とかは
創造」と同じ頃に作り始めで、5年かかってます

ああしたいな、こうしたいなと思いながら、
本当にちょっとずつ。

その間に僕のDAWのスキルがちょっと上がってくるということで、
あれもこれもできる、やってくうちにどんどん完成していって、
結果的に5年ぐらいかかりましたね。

自身で作る段階の完成度は?

星野源さん回答
Eureka」という曲は1日でほぼできて
歌詞はまた別なんですけど、
イントロから2番ぐらいまでばーって1日で1人であの形までできました。

ギターで作曲していた頃は永遠とボイスメモに自分の歌を
何分とか何時間とか録り続けて、
その中でいいなっていうのを聞き直してアップして
広げてったりとか、それをまたバンドアレンジする場に持っていって、
各楽器でこういう風に演奏したいんだっていうのを、
どんどん編曲していって、

それを何度か重ねて作り上げていくっていう形だったんですけど、
今はデモを作るっていうよりかは、
もう本チャンを作り始めて、
いきなりその楽曲そのものを作り始める感覚
です。
そういう作り方になりました。

なので、最初から最後まで僕の演奏が残っているとか、
これいいなってものがあるとこもあるし、
これは生音で演奏し直して、
違うミュージシャンにやってもらった方がよりいいだろうなっていうものは
新たに録音し直してっていうのを随時判断しながらやってます

STUTSさんコメント
シンガーソングライター的な作り方からは、
そのトラックメーカー、プロデューサーの作り方
なっていったんだなっていうのを、
今のインタビューも聞いて思いました。

まさに新しいアルバムを聴かしてもらってもすごく感じたことで、
トラックメーカー、プロデューサーとしての星野源さんの
アルバムって感じもしました。

(ホラン千秋さん)
そのシンガーソングライター的な作り方と、
トラックメーカー的な作り方っていうのは
どういったものですか?

(STUTSさん)
シンガーソングライター的な作り方は、
最初に、コードとメロディーがあって、
それにアレンジをバンドとかに
一緒にセッションして作っていくとか、
多分そういう作り方だと思うんですけど、

トラックメーカー的な作り方は、
いわゆる伴奏と言われるトラックってものを先に作って、
なんかなんとなくそこに声を乗せてみたりとかして
作っていく感じです。

歌詞はどういう思考で考えてますか?

星野源さん回答
大体は歌詞が1番後のことが多い。

歌詞を入れちゃうと世界観がそこで
なんか止まっちゃう感じがあって


音楽を作ってる間はなるべく無限に広げたい
いろんな可能性の中にいたいですよね。

なんかもう伝えたいことがないんですよね全然

メッセージとかないし、言いたいことがないんですよね。
面白い音楽が作りたいっていうだけなので、
曲を作ってる間とか、音を聞いてる間に
広がるなんか景色みたいなところから、
なんか言葉を編んでいく
みたいな感覚が1番大きいですかね。

「光の跡」について、どのタイミングでイントロを転調しようと思ったのですか?

✅星野源さん回答
あー、マニアックな質問ですね(笑)
いいですね。

あれもイントロから作り始めた
Aメロのメロディーまでってのがあって、
なんかイントロが長いなって思ったんです。

今どんどんイントロが無くなってるじゃないですか。
世界各国の曲の中でも短いイントロが多いし、
この曲はなんか長くなっちゃったんですね。

長いのちょっと面白いなと思って残しておいたんです。
とはいえ、なんか長いなって思って、

ある時なんとなく適当にいじってる中で、
こうしたらいいんじゃないかなって思ったのが
たまたま転調っていう形に

あんなに曲始まってすぐ転調って多分あんまりない
思うんですけど、

自分で作って、すごい盛り上がったんですよ。

めちゃくちゃいいじゃんみたいな、
何これ。みたいな

自分でなんかそういう瞬間がすごい楽しくて、
自分でも何これ?みたいな、なんか多分、頭をかすめるんですよ


普通そんなことしないよ」とか
変だよ」とかって多分言われんだろうなみたいな、

でも、
転調が大事っていうより、
なんかただ「良くない?」っていう、
なんかそれだけなんですよね
…(笑)

✅離婚伝説 別府さんコメント
思っていた答えが返ってきました。
そうだろうなと思ってたんですけど…

質問できて嬉しかったです
褒められたのも嬉しいです(笑)

星野 源_最新アルバム「Gen」

「Gen」2曲目「Mad Hope(feat. Louis Cole, Sam Gendel, Sam Wilkes)」

🎵「Mad Hope(feat. Louis Cole, Sam Gendel, Sam Wilkes)」星野源(2025年)

imaseさんコメント
海外のアーティストをfeat.で招き
J-POPシーンに届けている
のが素敵。

「Gen」5曲目「喜劇」

「Gen」6曲目「2(feat.LEE Yongji)」

🎵「2(feat.LEE Yongji)」星野源

✅STUTSさんコメント
feat.のアーティストが星野さんとのビジョンを共有しつつ、
伸び伸びやってる
感じが最高。

「Gen」8曲目「不思議」

🎵「不思議」星野源

「Gen」11曲目「Why」

🎵「Why」星野源

「Gen」12曲目「生命体」

🎵「生命体」星野源

「Gen」15曲目「異世界混合大舞踏会」

🎵「異世界混合大舞踏会」 (feat. おばけ)星野源

「Gen」16曲目「Eureka」

✅STUTSさんコメント
日本お音楽では聴いたことがなかった
ネオソウル的なBPM的な3小節ループ

星野 源_音楽性の変化(アルバム)

1stアルバム「ばかのうた」(2010年)

2ndアルバム「エピソード」(2011年)

3rdアルバム「Stranger」(2013年)

4thアルバム「YELLOW DANCER」(2015年)

5thアルバム「POP VIRUS」(2018年)

6thアルバム「Gen」(2025年)

古田新太さんコメント
1stから聴いてるけど、
最初本当にギターの弾き語りで、
ニューミュージックみたいな感じの曲が多かったんだけど、

途中から「ソウルに行くの お前?」みたいな…
今までそんなやつじゃなかったのにみたいな…(笑)

(別府さん)
なんか急に変わるのではなく、
徐々に徐々に綺麗なグラデーションになってるって
僕は思ってて…

(古田新太さん)
作品で、その移り変わりも見れておもしろい

自身の音楽性の変化について

星野源さんコメント
まず、「ばかのうた」という1stアルバムを出した頃は
どうやっても暗い歌しかできなくて。

その暗い歌をやり切ってるの頃だったんですけど、
それでやりきった後に、さらに明るい歌とかも、
自分が好きな歌で明るいものっていっぱいあったので、
それをどんどん突き詰めていこうと思ってやったのが
3rd「Stranger」とかその頃だったんですけど。

で、その後に僕がくも膜下出血で倒れて
音楽っていうものが、
どうやったらいいのかわからなくなっちゃった
があって、

退院して久しぶりに音楽聴けた時に、
たまたま流れてきたのがプリンスの楽曲だったんですね。

ちっちゃい頃からソウルとかR&Bとかジャズとか、
そういうものをすごく好きで聴いてきたけど、
自分の音楽ではなんか自分には似合わない気がして
やってなかったんです
よね。

もう本当に人間いつ死ぬかわからないし、
やりたいことをやろうと思ってやり始めた音楽が
SUN」だったり、4th「YELLOW DANCER」のアルバムだったり、

それこそ5th「POP VIRUS」だったりで。
そんな中でコロナ禍があって、作曲方法が変わって
また違う感覚になって、

今新しい6th「Gen」というアルバムがができたっていう。
どんどん変わっていってるんですけど、
いろんなこう、自分が飽き性のもあるとは思うんですけど、
こんなジャンルをやりたいんだっていうのは今なくて、
面白い音楽はやりたいな
っていう…

✅ホラン千秋さんコメント
どの曲を聴いてもタイムレスだし、
全部、源さんだよねっていう
響きをずっとこう一貫して持ち続ける

一貫性もありながら進化もしていくっていう。
すごいなって本当に思いましたし、
10年後、また20年後に聞いても同じように
聴こえるんだろうな
って思います。

星野 源_豪華メンバーからメッセージ

Vaundy

Vaundyさんコメント
星野源は、2000年に入り、
改めてJ-POPをやり直したPOPS界のミニマリスト

日本のpopularの条件の1つとして、
明確にリズムを4分音符に落とし込む必要があるが、
彼はそれをメロディーに取り入れた上で、

さらに正反対のリズムの質を持つ
ブラックミュージックのサウンドやパッション
取り入れている。

これにより、ただの歌も音楽にさせない
凄みが生まれている

✅質問はありません。
彼の曲を聴けば分かる、そんな共感力を持った人です

✅星野源さんコメント
ありがたい…

あと、Vaundyっぽい…(笑)

Vaundyくんっぽいなっていう…

あんまり音だけを聴いて
そういうことをわかってくれる人って少ない
んですけど、
言ってましたもんね。
「わかる」って(笑)

「音を聴くだけでわかる」っていうのはいいね!
と思いますね。
うん…

YOASOBI Ayase

✅YOASOBI Ayaseさんコメント
キャッチーなメロディーワークとチャレンジングな音選び、
そしてそこに乗る歌詞からにじみ出る哀しさがとても好きです。

一体どれほどの孤独や憂いと共に生きてこられたのだろう
染み入ります。

三浦大知

三浦大知さんコメント
とても美しく地獄を歌い
くだらなさやどしようもなさ
その全てを抱きしめながら闇の中で
希望を歌い続ける


その”人間、星野源”の歌に僕たちは
心を貫かれるのかなと思います


星野さんはとても穏やかで柔らかい方ですが、
心の中にマグマが滾(たぎ)っているような方
だと思います(笑)

その丸いまま尖りまくっている
星野さんが大好きです

(スタッフさん)
お2方とも、
孤独と憂いとか、地獄と希望とか、
そういう2面性をすごくおっしゃってるんですけれども…

(星野源さん)
孤独感みたいなものってなくなるのかな、
いつかはって思ってたんですけど、なくなんないですね


ちっちゃい頃からなんかずっとそばにあるっていうか、
音楽を作ったりとか、演劇を中学1年生の時やった時とか、
孤独じゃないかも」って、
こう思うタイミングいっぱいあったんですけど、
なんかやっぱずっとあるみたいな、

みんなそうなんじゃないかなっていう思いもあります…人間

これで音楽にしたりとか詩にしたりとかすることで、
ただただ自分のこう、心とか感覚とかセンスみたいな中に、
ぐっともって潜って潜って、1番深いところまで行くと、
なんか扉があって
そこを開くとなんかいろんな人の孤独に
なんか繋がってる感じがするんです
よね。

そこでなんか音楽を鳴らすみたいな作業
ただやってるっていう感じで、
なんかそういう風に言ってもらえると、
あ、扉が繋がったんだなって感じがするので嬉しいです。

米津玄師

✅米津玄師さんコメント
源さんの曲はその時々で音楽性が大きく変わるので、
決して一括りに語りはしませんが、

それにしたって、いつもどこかで
目が血走ってる感じがして好きです
柔らかいアコギのゆったりした曲でも、
跳ねたリズムの幻想的な曲でも、
テレピが太陽の光みたいに美しい曲でも、
目が乾いて血走っています

勝手にそう思っています。

道行く人が誰も気に留めないまま時が経つうちに、
どんどん落ち窪んでいった大きな穴があって、
中を覗けば光も届かないくらい真っ暗なのに
なぜか全く同時に強い光が放たれている

源さんの曲を聴いていると、
そんなイメージが浮かびます。

星野源さんコメント
そうですね。
ドライアイなんであると思うけど…(笑)

そうですね。
なんですか。でも、なんか嬉しいですね。

生きるって本当にこう、必死になりますね
なんか、ただ生きてるだけなんですけど、
次から次へと、悲しいこととか、しんどいこととか、
なんで!?っていうようなことが起きて、

で、たまにいいことがあるみたい

そのたまにいいこととか、
生きててよかったなみたいな瞬間のために
生きてる感じ
があって、

なんすかね、
そういう感覚が曲から出てるのかもしれないですね。

なんか例えば
よく闘っているとかってあるじゃないですか。
闘って、闘って作り出したっていうよりかは、
リスナーの自分がいて、ずっと自分を喜ばせたい
みたいな。

なんかもう1人の自分が音楽すごい好きなんだよって
言ってる自分をなんか喜ばせたいみたいな時

特にその作業が1番濃かったなっていうのが
今回のアルバムで感じたこと
ですね。

✅離婚伝説 松田さんコメント
源さんのように、
聴く人の耳を驚かせて、
耳を養ってくれるような作品を届ける
アーティスト
っていう存在は本当に偉大だなと改めて感じました。

SUPER EIGHT 丸山さん
作ってる時は楽しいんですよね。

ご本人がおっしゃる、潜って。
この潜ってる作業が大変なんですよね。

で、扉開けたら、
いろんなその音楽の人たちと繋がって届いてていう
ご褒美のこの一瞬のために、
なんかまた音楽を作り続けるんだろうな
と感じました

サバンナ高橋さん
孤独の中、闘うってすごいよね。

横山くんが、
高橋さんはいつも楽しそうに生きてて…」って

俺も孤独な時もあるし、
俺は星野源さんと誕生日が一緒っていうのが自慢やねん(笑)

次回予告

【次回予告】
2025年5月25日(日) よる11時15分~
ピアノボーカルの知られざるテクニックを解説

【アーティストゲスト】
藤井怜央(Omoinotake)、日食なつこ、さかいゆう


【トークゲスト】
ハシヤスメ・アツコ、高橋茂雄(サバンナ)

終わりに


星野 源 特集!!
ありがとうございます!

SAKEROCK時代から好きです!

2012年のくも膜下出血のニュースはかなり衝撃を受けました。
無事でほんとよかった。
そして、素晴らしい音楽をありがとうございます。

また、個人的には「逃げ恥じ 新春SP」で大変救われたので大感謝でございます。



【印象に残った言葉など】
・0.0何秒の音のずれを調節
・ミュージシャンの叫びが最短距離で歌になっている楽曲
・サビでファルセットがスタンダード
・ぬるっと耳をもっていかれるワードセンス
・ほんの一瞬だけ、まるで白昼夢を見たかのような聴き心地
・歌詞ってなんんだろう?
・色々な規制の中で言葉を紡いでいくのが歌詞の面白さ
・米津君が受け取ってくれたのと全く同じ景色を僕も描いてる
・言葉と音で、景色が何倍も広がったり、ものすごくカラフルになったり、逆にモノクロになったり
・イントロでの転調
・「君」のことが恋しくなります
・抜けてくるスネアの音像
・裏声で歌っててもJ-POP
・イントロのゲームキューブのオープニングの音
・Logic Pro
・よく聴くとイースターエッグみたいなのが山ほど盛り込まれる
・楽しくてしょうがなかったですね。ニコニコしながら作ってました
・これまでになく自分自身を表したアルバム
・シンガーソングライター的な作り方
・トラックメーカー的な作り方
・歌詞を入れちゃうと世界観がそこでなんか止まっちゃう感じがあって
・音楽を作ってる間はなるべく無限に広げたい、いろんな可能性の中にいたい
・なんかもう伝えたいことがないんですよね全然…
・面白い音楽が作りたいっていうだけ
・曲を作ってる間、音を聴いてる間に広がる景色みたいな所から、言葉を編んでいく
・あー、マニアックな質問ですね(笑)
・あんなに曲始まってすぐ転調って多分あんまりない
・転調が大事っていうより、ただ「良くない?」っていう、それだけなんですよね
・くも膜下出血
・音楽っていうものが、どうやったらいいのかわからなくなっちゃった時
・もう本当に人間いつ死ぬかわからない
・面白い音楽はやりたいな
・質問はありません。
・彼の曲を聴けば分かる、そんな共感力を持った人です
・あと、Vaundyっぽい…(笑)
・一体どれほどの孤独や憂いと共に生きてこられたのだろう
・美しく地獄を歌い
・丸いまま尖りまくっている星野さんが大好きです
・孤独感みたいなものって無くなるのかなと思ってたんですけど、無くなんないですね
・みんなそうなんじゃないかなっていう思いもあります…人間
・いつもどこかで目が血走ってる感じがして好きです
・中を覗けば光も届かないくらい真っ暗なのに、なぜか全く同時に強い光が放たれている
・生きるって本当にこう、必死になりますね
・そのたまに良い事とか、生きててよかったなみたいな瞬間のために生きてる感じ
・闘って作り出したっていうよりかは、リスナーの自分がいて、ずっと自分を喜ばせたい


「創造」
複雑、曲のこだわり、任天堂さんへのリスペクトたまりません。
あのキノコの音をイチから作るって…(笑)
さらにこの楽曲の楽しさが増しました。
この曲のハットの音、最高に気持ちいいですね。
繊細さと疾走感。



「光の跡」
イントロでの転調、おもしろい。
過去放送の「令和の名イントロ特集!!」でいう
「2段階イントロ」のイメージです。
別府さんの仰る通りワクワクします。



「Eureka」
米津玄師さんがお話しされてた
「にじ/む」「はな/そう」の歌詞の話は震えました。
「言葉」と「音」って面白い。
歌詞って面白い。
制限がある中での楽しさ。
新しい発見をありがとうございます。



「Mad Hope(feat. Louis Cole, Sam Gendel, Sam Wilkes)」
新アルバム「Gen」2曲目、シンプルにめちゃかっこいい!!
Louis Coleさんのドラムかっこいいです!!



豪華アーティストさんからのメッセージも
心に響くものがあり、
また、星野源さんの言葉が一つ一つ心に沁みました。

もう本当に人間いつ死ぬかわからない
たまに良い事とか、生きててよかったなみたいな瞬間のために生きてる感じ

生と死、孤独、人間について、とても考えさせられました。
大切な気付きをありがとうございます。



「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!!



SAKEROCKも大大大好きです。
フジロックで何回か見ましたー。

大自然の中のSAKEROCKは最高です。
とてもいい思い出です。

🎵「SAYONARA」SAKEROCK

🎵「SAYONARA」SAKEROCK


また、個人的に星野源さんに大感謝しております。

星野源さんと新垣結衣さんのドラマ
「逃げ恥じ」の新春スペシャルは、
私がワンオペ育児で心身崩壊していたところ、
夫婦でこのドラマを見て大号泣しました。

このドラマに大感謝です。
育児されている方は夫婦で一緒に見たら、
お互いの気持ちが分かりあえるかもです。
ほんと感謝しています。

つわりは大変!
育児は大変!
ママもパパも大変!
ガンバレ人類!

『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』

ありがとうございましたー。

👶『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』1/2(土)よる9時放送!!【TBS】

-EIGHT-JAM(関ジャム)