
令和の名イントロ特集!!
大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:15~、たまに11:30~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
もくじ
イントロ特集_ゲスト
アーティストゲスト
・本間昭光
・川谷絵音
・KOHD
・GRP
✅KOHD(作曲家・編曲家)
携わったアーティスト
・あいみょん
・幾田りら
・稲葉浩志
・Awesome City Club
・milet
・Mori Calliope
・wacci
✅GRP(音楽プロデューサー)
作曲した楽曲
・「はいよろこんで」こっちのけんと(共同作曲)
・「パノラマ」SUPER EIGHT
・「ストリートファイター6」メインテーマ曲
・今回の出演のためにLAから来日。

イントロ特集_イントロをより際立たせる2段階イントロ
「第ゼロ感」10-FEET(2022年)
イントロをより際立たせる”2段階イントロ”
10-FEET「第ゼロ感」
🎵「第ゼロ感」10-FEET(2022年)

✅GRPさんコメント
初め聴いた時に「なんじゃこりゃ!」と思ったんですよ。
シンセサイザーがアルペジオで16分で、ダダダダって…
こう流れながら始まるんですけど、そのイントロが終わった後には
じゃんじゃん。じゃんじゃんじゃんっていう有名なイントロのリフがくるんですけども、
2回楽しめるイントロだなと思ったんです。
プリイントロと本イントロがあって、
おそらくギターリフを1番聴かせたかったんじゃないのかなと。
で、すごくいいリフなんですけど。
あのリフから始まるのと、あの始まりから始まるのって聴こえ方が全然違くて。
さらにあのリフがイキってるというか
あのリフを活かせるために必須なイントロじゃないのかなと思います。
「新宝島」サカナクション(2015年)
🎵「新宝島」サカナクション(2015年)
✅GRPさんコメント
「始まりのイントロ」と「旅に出るようなイントロ」という2つが
曲に深みを与え、まさに神イントロと呼べる仕上がりに!!
✅SUPER EIGHT丸山さんコメント
景色が前奏の間に変わるていうのもなんか贅沢な感じがあるなっていうのを
無意識に聴いてたのが、ほんまにもったいない事したなって気がします…
「マリーゴールド」あいみょん(2018年)
🎵「マリーゴールド」あいみょん(2018年)
✅影山優佳さんコメント
たしかに言われてみればって感じですし、
コース料理の前のちょっと「しじみ汁」みたいな…
この曲のリズムに乗せられていく感じ。
やっぱこの2段階でより増してるんだなっていうのを
今教えてもらえました…
イントロ特集_「はいよろこんで」謎の声の正体
「はいよろこんで」こっちのけんと(2024年)
🎵「はいよろこんで」こっちのけんと
✅GRPさんコメント
1番最初にけんと君と作った「死ぬな」という曲があるんですけど、
「死ぬな」という曲を出した時にYouTubeのコメントで、
ちょっと考察してくださるリスナーの方がいらして、
「実はこの歌詞ってこういう意味なんじゃないの?」とか。
じゃあ今回もこのイントロにリスナーさんを楽しめるような
要素を入れたいというのが始まりでした。
それでけんと君がこの曲に対する思いっていうのを言葉にして、
「イントロにもってきて逆再生するのはどう?」って提案したんですよ。
それでいいねとなり、けんと君からいただいた声のアイデアがこちらで…


✅モールス信号のような音
(GRPさん)
ライブで聴いてる人たちがハッとさせたい。
かかった瞬間「わー!」っていうのを感じさせたいので。
この警鐘の音というか、モールス信号みたいな音があるんですけど、
これモールス信号ではないんですよ。
厳密に言うと、なんでもない警鐘音なんです。
何の意味もない音なんです。
たまたまはまったので、ちょっと使わせていただいたら、
案の定、そのリリースした後に考察してくださって…
「逆再生とこの警告音は何かの意味があるんじゃないか?」って…
🎵「死ぬな!」こっちのけんと(2022年)
イントロ特集_世界的流行に逆らう!?名イントロ
「Not Like Us」ケンドリック・ラマー(2024年)
🎵「Not Like Us」Kendrick Lamar (2024年)
・2025年グラミー賞5冠
・注目:たった2小節で耳を引く印象的なフレーズ&サンプル。
「Pink Pony Club」チャペル・ローン(2023年)
🎵「Pink Pony Club」Chappell Roan(2023年)
・注目:音色一発勝負のピアノイントロ。
「恋風邪にのせて」Vaundy(2022年)
世界的なイントロの流行とは逆のアプローチ
メロディーラインが際立つ
Vaundy「恋風邪にのせて」
🎵「恋風邪にのせて」Vaundy(2022年)
・注目:イントロの独立した印象的なメロディーライン。

✅本間昭光さんコメント
この「恋風邪にのせて」は
そんな中でもわかりやすいメロディーがあるんですね。
今の短い短いっていう時代からまたちょっと変わって
これさきほど、川谷さんが仰ったように、
ライブで始まった時に、みんなが「わっ」と盛り上がって踊れるっていう、
その準備ができる、いいイントロだなとすごく思います。
✅SUPER EIGHT大倉さんコメント
僕らでもこの曲を聴いたら懐かしさを感じるような
イントロってわかるし。
Aメロが楽しみになるような…
なんか戻ってきてるのかなってのは感じました
(村上さん)
めっちゃ丁寧な助走を作ってる感じありますもんね。
(本間さん)
しかもこれ、音色も凝ってるわけで、
ギターのように聴こえるけど、ギターにシンセサイザーを重ねてやってるので、
独特の雰囲気なんですよね。
このギターだけでやったらあんな感じにはならなかったと思います。
これが流れるとこの曲がきたっていう気持ちになります…
✅川谷絵音さん
やっぱね、何の音かわかんないっていう。
あのめっちゃシンプルな音なのに、
なんかいろんなシンセか、これ何のやつなんだろうみたいな。
結構違和感が残るんですよね。
温かみがあるけど、懐かしいけど、やっぱ新しい。
やっぱ作るのうまいです。
イントロ特集_謎の変拍子…大ヒットアニメEDテーマ
「アポリア」ヨルシカ(2024年)
考えるほどスゴイ…
謎の変拍子イントロ
ヨルシカ「アポリア」
🎵「アポリア」ヨルシカ(2024年)
・TVアニメ「チ。-地球の運動について-」
✅「チ。-地球の運動について-」

15世紀ヨーロッパを舞台に当時、異端とみなされていた
「地動説」を命をかけて追及した人々の物語。



✅川谷絵音さんコメント
この「チ。」は地動説と天動説を巡るアニメの話で。
で、僕、漫画好きで。
普通にアニメ見てたらこれが流れて、「なんか気持ち悪いな」と思って。
そうすると、8分の7、8分の8、8分の7、8分の8っていうリズムが繰り返されてるんです
変拍子になったり、変拍子じゃなくなったりするんですけど、
それをよく考えたら、惑星の数って、
水、金、地、火、木、土、天、海で、8個あるんですけど。
天動説って、地球以外が回ってるっていう説なんで、
8分の7個回ってるんですよ。
地動説は、地球を回ってるんで、8分の8。
それを拍子でやってるって、すごいなと思いました。
(SUPER EIGHT 横山さん)
実際にこれって、そうやて作ってるんですか?
(川谷さん)
知らないです(笑)
わかんないから、
これ、本当にただの個人的なあれなんで、
本人がね、違うって言われたら、
ちょっとまた…あの…(笑)
多分、多分そうじゃないと
そうじゃないと8分の7とかにしない気がするんすよね。

(川谷さん)
で、サビはほぼ8分の8になるんですよ。
だけど真ん中だけ急に8分7なんですよ。
それもやっぱ地動説が有力になってくる流れを表してるのかなと思って。
でもちょっと1回だけ天動説が出てくるみたいな。
だからそれもサビで表してて。
最後、曲の8分の8で終わるんですよ。
地動説で終わるんだっていうのも、
なんかものすごくアニメの書き下ろしとして完成されすぎてるというか…


✅SUPER EIGHT 横山さんコメント
音楽って考察タイムまでいるようになってくるのかな…
(川谷さん)
こんなことやんないといけなくなっちゃった(笑)
怖い、怖いっすね、
(サバンナ高橋さん)
何かの謎を入れてください(笑)
(川谷さん)
きついんすよ、こういう世界…(笑)
「夜凪feat.にしな」indigo la End(2025年)
🎵「夜凪feat.にしな」indigo la End(2025年)
✅川谷絵音さんコメント
考察みたいなのも、僕はたまには入れてはいるんです。
でも誰にも気づかれずに終わる(笑)
だからこういう風に考察してくれる人があんまいないです。
これはイントロとかじゃないんですけど、
indigo la Endの1番新しい曲で、
エレピ(エレクトリック・ピアノ)で、
モールス信号を入れてるんですけど、
誰も何も考察してくれる人がいない…(笑)
(影山優佳さん)
ファンの人がその心の準備はまだしてないという…
(川谷さん)
でも、なんか考察してくださいってめっちゃダサいじゃないですか(笑)

「SLUMP」礼賛(2025年)
イントロのベースに注目
礼賛「SLUMP」
🎵「SLUMP」礼賛(2025年)
・ラランドのサーヤがCLR名義で作詞作曲とボーカルを担当。
・今年リリースのアルバムの「SOME BUDDY」収録曲。
「晩春」ゲスの極み乙女(2024年)
イントロのベースに注目
ゲスの極み乙女「晩春」
🎵「晩春」ゲスの極み乙女(2024年)
・6thフルアルバム「ディスコの卵」収録。
・注目:ベース&ドラムのイントロ。
✅SUPER EIGHT丸山さんコメント
課長の音してるねー(笑)
✅川谷絵音さんコメント
僕は前もって(音源を)送ったりしないんで…
その場で急に言われてもじゃないですか。
課長がこう「いやっ…」とか言ってるの見るのが楽しい。
課長、めっちゃうまいんですよ。
やっぱ準備、練習してきちゃうんで、それがすごい嫌で…(笑)
昔、菅野よう子さんと仕事した時に、
課長ががっつり練習してレコーディングしたら、
菅野さんに「次から練習しないで」と…
フレーズを全部覚えるため、練習してきたら面白くなくなるから
練習してこないでっていうのを間近で見てて、
「あ、そうなの?」と思って…
そこで、やっぱ練習しちゃダメなんだって思ったんで、
もう課長にはできるだけ練習してほしくない…(笑)
✅菅野よう子(作曲家・編曲家)
「マクロスF」など数々の人気アニソンを手掛ける。
川谷とタッグで結城萌子「さよなら私の青春」を制作。
イントロ特集_ギターの特性を最大限に活かす名フレーズ
「ずうっといっしょ!」キタニタツヤ(2024年)
ギターの特性と可能性を存分に引き出した
唯一無二のイントロ
キタニタツヤ「ずうっといっしょ!」
🎵「ずうっといっしょ!」キタニタツヤ(2024年)
・イントロのギターに注目!

✅KOHDさんコメント
ギターの特性で開放弦っていうのが存在するんですけど、
その織り混ぜ方がめちゃくちゃうまい。
開放弦が、なんぞやっていう話なんですけど、
例えばAメジャーというコードを、1回こう弾いたんですけど、
このギターというかの特性上、この1番太い弦が、低い音が鳴って
そこから、654321にかけて1弦が1番高い音がなるんです。
なので、階段状に徐々に上がっていくんですけど、
例えばこの1、2弦、ここを離すんです。
押さえない状態、これ、押さえない状態が開放なんです。
これを織り交ぜると、
さっきとちょっと響きが階段上に上がってくんですけど、
離すとここでまた下がるんですよ。
で、開放弦を織り交ぜると、
なんかちょっと感覚的な話になっちゃうんですけど、
すごい幻想的と言いますか、
ちょっと広がった印象になるんです。
その応用を使ったイントロなんです。
めちゃくちゃ難しいんです

(KOHDさん)
これ「ライラック」と一緒で、
最初なんか機械で切り張りしてるのかなって思ったんですけど、
ちゃんとこれを弾いてます。
ギタリスト目線として
この開放弦の振り混ぜ方が、ちょっと自分にない発想で、
すごい耳にがんと印象に残ったイントロです。
✅本間昭光さんコメント
開封弦はほんと気持ちいいですからね。
僕オーダーする時に「開放弦でなんかないですか?」と
スタジオミュージシャンに言います。
「ちょっとポジション変えて、もうちょっと2弦、3弦上にして
1弦の解放使えない?」とか…
みんなやっぱりそういうのを知ってるんで、色々やってくれます。
イントロ特集_プロ厳選 令和の名イントロ
「ライラック」Mrs.GREEN APPLE(2024年)
3人が同時選曲
昨年大ヒットしたあの名曲
🎵「ライラック」Mrs.GREEN APPLE(2024年)

✅本間昭光さんコメント
2020年代中盤は、印象的なフレーズと音色のセレクトが
イントロメイクの中心となりつつあります。
この楽曲は、ライトハンド奏法を駆使したギターフレーズが
音色と相まって、一発でリスナーを楽曲の世界観に
引き込むことに成功しています。
✅KOHDさんコメント
いち早くハイパーポップ(近年トレンドの音楽ジャンル)的で
高速に飛躍する現代的なテクニカルギターのアプローチを取り入れる
アンテナの広さに感服しました。
録音したギターの音を切り貼りしたのかと思わせるくらい
超絶なフレーズでも全て人力で弾きこなせる範囲にとどめ、
バンドとしての枠組みを超越しない配慮も素晴らしいと思いました。


✅本間昭光さんコメント
ストリーミング中心になってるから、
やっぱり選んで、すぐに聴きたい曲が聴きたいという
流れがあった部分もあり、だいぶイントロが短くなってきたんですよね。
それを2010年代後半ぐらいからで、ただ短いだけじゃなくて、
そこにもうキャラが入ってくる。
音色のキャラが入って、
「あの音色だっていうのはわかる。」という
だいぶそれが中心になってきてるんで、
短いながらも難しい時代になってきてるかなと思います。
「Habit」SEKAI NO OWARI(2022年)
2022年SNSで大バズり
印象的なギターイントロ
🎵「Habit」SEKAI NO OWARI(2022年)
✅本間昭光さんコメント
短いイントロの主流の時代において、
4小節イントロでいかに印象づけるかというのが
楽曲の成功につながります。
Aメロと同じコード進行で、印象的なミュートギターリフを
イントロとして使用しつつ、
歌バックでも継続して使われることで、
楽曲の印象を強いものにしています。
「踊り子」Vaundy(2021年)
シンプルなベースで成立する名イントロ
🎵「踊り子」Vaundy(2021年)

✅川谷絵音さんコメント
ルート弾きのベースとシンプルなドラムだけの
イントロで、この名曲を成立させているのが素晴らしい。
シンプルなアレンジこそポップソングの真髄だと思わされる名イントロ。
こんないい曲のメロディーができたら、
もうちょっとピアノとか足そうかなって思うじゃないですか。
コードあれだけっていうのが、そこにするセンス。
「これでいい!!」ってなったのが
Vaundyやっぱりすごいなと思いました
「KICK BACK」米津玄師(2022年)
インパクト絶大!!
スラップベースのリフ
🎵「KICK BACK」米津玄師(2022年)
✅KOHDさんコメント
ベースリフがAメロでもずっとバックで流れていて、
イントロでも使えるインパクトとバックに潜る事も出来る名フレーズ。
※スラップ奏法(弦を指で叩く・弾く奏法)で始まるベースリフ。
「ドライフラワー」優里(2020年)
シンプルでも耳に残るギター
2020年リリースの大ヒット曲
🎵「ドライフラワー」優里(2020年)
✅GRPさんコメント
シンプルなコード進行だけのイントロなのに
一聴しただけで「ドライフラワー」だとわかるのは、
ギラッとした特徴的なギターの音色だからだと思います。
ハイが高めのクランチ系のギターと
プラス王道のコード進行でキャッチーさも抜群です。
✅影山優佳さんコメント
やっぱりイントロで「この曲を聴くぞ」っていう気持ちができるというか、
それこそ、例えば「KICK BACK」とかのこの低い重低音というのは
なんかゾクゾクする感じがします…
✅川谷絵音さんコメント
ライブをやってるとイントロある方がいい。
なんかイントロで歓声がが起きる。
歌始まりだと歓声が聞こえないです。
だから、やっててもそんなに楽しくないし(笑)。
気持ち作れないじゃないですか。
ここに入ってこないから、
お客さんも多分そっちの方がいいと思うんすよ。
「ちゅ、多様性」あの(2022年)
中毒性を生み出す中華風イントロ
🎵「ちゅ、多様性」あの(2022年)
・TVアニメ「チェンソーマン」の第7話エンディングテーマ

✅本間昭光さんコメント
5音で構成される音階「ペンタトニックスケール」の
フレーズがシンプルに上下しているだけのイントロが、
逆に中毒性を生み出している。
ペンタトニックは和風でもあり中華風でもあるが、
歌い出しの「我爱你(愛してる)」で
パブリックイメージとしての中華感を導いている。
「感電」米津玄師(2020年)
声がブラス(管楽器)に聴こえるマジック!?
🎵「感電」米津玄師(2020年)

✅GRPさんコメント
この曲のイントロは冒頭プラスから入って、
その後にブラスのように聴こえる音があるんですが…
実は、歌でブラスのフレーズを歌って、
そのボーカルをプラス風に加工。
聴いたらすぐに「感電だ」と分かる巧妙なアイデアがヤバい!
「50%」Official髭男dism(2024年)
イントロだけでヒゲダンのスター性とスケールを感じる曲
🎵「50%」Official髭男dism(2024年)
・注目:アンセム的なコーラス&重厚感のあるシンセベース。
・注目:血液の巡りや生命を感じるシンセのアルペジオ。
✅KOHDさんコメント
スタジアムを想像させるようなアンセム的なコーラスと
重厚感のあるシンセベースに高揚感を掻き立てられます。
この曲は映画「はたらく細胞」の主題歌として書き下ろされた楽曲。
個人的な解釈ですが、イントロの折り返しから入る
細やかなシンセサイザーのアルペジオ(分散和音)に、
血液の巡りや生命を想像させられました。
「Cinderella」TOMOO(2023年)
全てが計算された美しい低音のイントロ
🎵「Cinderella」TOMOO(2023年)
・本心とモラルの間の葛藤を表現したバラード。
・注目:鍵盤の低音の余韻&低音ベースのロングトーン
✅川谷絵音さんコメント
ピアノがコードを鳴らしているだけなのに、
低い鍵盤の音の余韻が驚くほど耳に残る。
ドラムも最低限しか入っていないが、入り方が絶妙。
ベースのロングトーンも厳かな弦も、
すべてが計算されたかのような美しさでうっとりします。
全体的に低めの場所に音が集まっている珍しいイントロ。
「裸の心」あいみょん(2020年)
楽曲の第一印象を決定づける
パーカッションで始まるイントロ
🎵「裸の心」あいみょん(2020年)
・ストリーミング5億回再生超え。
・注目:静かに鳴り響くパーカッション。
✅KOHDさんコメント
サビのメロディを引用したピアノのイントロフレーズは
もちろんのこと、そこに至るまでのTR-808(ドラムマシンの名機)の
機械的なタムのようなパーカッションのみが静かに鳴り響く
導入部分は非常に印象的です。
冒頭にこのセクションがあるのとないのとでは、
楽曲の第一印象とインパクトが圧倒的に変わります。
「チーム友達」千葉雄喜(2024年)
これはイントロ?
昨年大ヒットしたHIPHOP
🎵「チーム友達」千葉雄喜(2024年)
・注目:スゴク短いイントロ?
✅本間昭光さんコメント
もはやイントロというよりは「きっかけ」
ただ、すぐにリズムに乗れてしまうところが、この曲のスゴさ。
イントロがメロディーやリズムではなくても
ビートを感じることができるよい例
✅サバンナ高橋さん
ピピピンポンダッシュ♪
✅本間昭光さんコメント
全員乗れちゃってるんで。
だからやっぱりもう身体に入る何かがあるんですよね。
だから選んで選んで、あれがイントロとして成立したってことですよ。
✅影山優佳さんコメント
イントロってめっちゃ必要だなって思いましたね。
やっぱり気分上げてくれるのもそうですけど、
なんか自己紹介、この曲の自己紹介をイントロでしてくれてたりするし、
うっかりサビばっか聴いてたなとか思ってたので、
イントロの初めの1音あるいはもう0秒から、
呼吸から聴き直しようと思いました。
✅本間昭光さんコメント
これをきっかけに皆さん改めて自分の今まで聴いている曲の
イントロとか聴いてもらえれば、楽しいと思います。
次回予告
【次回予告】
2025年4月27日(日) よる11時15分~
「世界的ピアニスト 上原ひろみ初登場!!」
【アーティストゲスト】
上原ひろみ、レキシ、角野隼斗、茂木欣一
【トークゲスト】
高橋茂雄(サバンナ)、川田裕美
終わりに
令和の名イントロ特集!!
ありがとうございます!
イントロ楽しい!
「2段階イントロ」面白いです!
「第ゼロ感」、シンプルにあのギターリフ、カッコ良いなーと思ってましたが、
解説を聴いて、さらに奥深さを知りました。
シンセがあると無いとで際立ちが違います。面白い。
「新宝島」は「THE2段階イントロ」ですね。
神曲であり、神イントロだと改めて実感。好きすぎます。
そして、
特に今回、衝撃だったのは、ヨルシカの「アポリア」でした。
川谷さんの解説、考察、すばらしすぎます。
「チ。」のエンディング曲
「チ。」の世界観が完成されすぎて、鳥肌立ちました。
変拍子の使い方、構成、奥が深すぎる。
考察させる楽曲、世界が広がりました。
(うーん、「アポリア」の拍がつかめない…まだまだ未熟です…
難しい、面白い、素晴らしい…)
【印象に残った言葉など】
・ライトハンド奏法
・音色のキャラ
・ギラッとした特徴的なギターの音色
・あのリフがイキってる
・旅に出るようなイントロ
・しじみ汁
・この曲のリズムに乗せられていく
・「逆再生とこの警告音は何かの意味があるんじゃないか?」
・「結局はね優しささえあればいいとは思うんです」
・懐かしいけど、やっぱ新しい
・「地動説」で終わるんだ
・考察タイム
・なんか「考察してください」はめちゃダサいじゃないですか
・課長の音してるねー
・練習してきたら面白くなくなるから
・開放弦
・ペンタトニックスケール
・TR-808
・曲の自己紹介をイントロでしてくれる
・もはやイントロというよりは「きっかけ」
川谷絵音さん関連バンド
indigo la End、礼賛、ゲスの極み乙女など
ぞれぞれの色があって、全てかっこいい
センスがたまりません。
ベース始まり、個人的に大好きです。
ヒゲダンの「50%」のスケール感にも衝撃です。
コーラスもの厚みも、曲の構成も声も楽曲も素晴らしい。
ヒゲダン特集やってほしいです。
また、本間さん、川谷さんがお話しされていた
ライブでイントロが鳴って、会場中が「あの曲キター!」という瞬間は
たまりませんね。
演奏者側もイントロで沸き起こる歓声を感じるの気持ちよさそうです。
改めてイントロの重要性を実感です。
イントロ特集、とても勉強になりました。
これを機に様々な曲のイントロを意識して聴き直してみたいと思います。
ありがとうございます!
「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!!
個人的に好きなイントロです…
🎵The Birthday - LOVE ROCKETS
映画『THE FIRST SLAM DUNK』オープニング主題歌
『THE FIRST SLAM DUNK』を映画館で見に行き、
何も前情報知らずで、映画を見ていて、
オープニングが始まったときに、映画館で爆音でベースが鳴り響き、
イントロのベースやばいかっこいいー、誰の曲???
そして、ハットが裏に入り、ドラム3点が入り、リズムギターが入り、
さらにもう1本ギターが入り、かっこよすぎる
何というバンドの曲????と思ってたら
ボーカルが入って、「わ、チバさんの声やん!!The Birthday!?
めちゃかっこいいー!!」とめちゃ興奮した記憶があります。
もうこの時点で映像と楽曲が素晴らしくて、映画館で号泣してました。
スラムダンク最高、バースデイ最高。
素晴らしい音楽、イントロありがとうございます。
映画館であの轟音ベースは震えます。
あと個人的に
🎵「おどる ひかり」Cody・Lee(李)
が好きです。
イントロから雰囲気がとても好き。
関ジャム プロが選ぶ2023年マイベスト10曲で
川谷さん5位で紹介されてから、ハマりました。
あと令和では無いですが、
このリフを聴くとテンション上がります。
もう年中聴いてます。
🎵「Marquee Moon」 Television
イントロ特集、とても楽しかったです。
ありがとうございましたー
🎵The Birthday - LOVE ROCKETS
🎵「おどる ひかり」Cody・Lee(李)
🎵「Marquee Moon」 Television