PR EIGHT-JAM(関ジャム)

EIGHT-JAM 2024年4月14日 ボーカリスト特集

大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:00~、たまに11:30~)のまとめ記事です。

EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、

音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。

こちらでは、メモ程度に残させていただいております。

気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。

アーティストゲスト

アーティストゲスト

・岡野昭仁(ポルノグラフィティ)
森山直太朗

岡野昭仁さんコメント
この企画がある時に「岡野さんが思うすごいボーカリストは?」
と言われたので。直太朗君の名前も出しました。
自分に無い感じの質のボーカルなので、自由自在というか、いつも羨ましく思ってます。

森山直太朗さんコメント
僕、ソロじゃないですか。
岡野さん、バンドという形態で、こんなに長く続けられてて、見てたんですけど、
歌声もそうだし、もう切れ味とか全く変わんないんですよね。
今日はなんか変なことやってるのかなと…(笑)

岡野昭仁(ポルノグラフィティ)

1999年デビュー曲「アポロ」が大ヒット!

ポルノグラフィティ
広島県因島出身のポルノグラフィティは、1999年のデビュー曲アポロがいきなりの大ヒット。
その後も「ミュージック・アワー」「サウタージ」「アゲハ蝶」など続々とヒットを飛ばし、
デビュー5周年に同時にリリースした2枚のベストアルバムは2週連続でアルバムチャートの1位、2位を独占

ライブも圧倒的な人気を誇り、20周年を迎えた2019年には東京ドームツーデイズ公演を開催。
2日間で10万人が熱狂した。

THE FIRST TAKE
2021年に公開されたTHE FIRST TAKEが
「散歩みたいに歩いてきて歌ったらめちゃくちゃすごい」と話題

🎵「サウダージ」ポルノグラフィティ / THE FIRST TAKE

King Gnu井口理と2022年にコラボ曲をリリース。

🎵「MELODY (prod.by BREIMEN)」岡野昭仁×井口理

岡野昭仁さんの声(今井マサキさんの印象)
声に名刺がある
・印象が変わらない

今井マサキさんコメント
「変わらない」というのは現状維持のように聞こえるが、
現状維持というのは進化していないとできない
常に進化している状態だから今も変わらないでいられるのであって、
岡野さんはこの20年以上ずっとアップデートし続けているのだと思う
その進化があるからこそ、実は聴き比べてみると、デビュー当時よりも
輪郭がくっきりとした、より艶っぽい声になっている

今井マサキさんコメント(その2)
明瞭に前に飛んでいく声
音圧の中で一音たりも埋もれない歌い方。
バンドがやりたいことを全部背負ってフロントに立って歌う、
これぞバンドボーカルの声!

岡野昭仁さんコメント
(今井マサキさん)
ただ埋もれないだけでなくて
あくまでもその爆音の中の前にいて、
それを全部背負ってこれが俺たちだと歌われているのが凄い

(岡野昭仁さん)
「それしかできなかった」というか、
インディーズのこと考えたら、狭いスタジオの中で、
スタジオでみんなそれぞれ、でっかい音を出してる中で、とにかくでかい声出すしかない。

また、自分の声の抜けがいいとかっていうことを、
例えば僕、歌詞が聞き取りやすいとかっていうんですけど、
全くその意識はなくて。
だからあんまりそれが特徴と思っていなく、
ただただでかい声で歌うことが正義だと思ってたんで。
もう絶対ギターアンプから出てくるでっかい音に、
ベースアンプから出てくる音に負けないぞみたいに思っていました。

森山直太朗さんから岡野昭仁さんへ質問
高音や声のキレを保つために工夫していることは?


(岡野昭仁さん)
そうですね、その昔、30年前、エアロスミスが好きで。
スティーブタイラーのインタビューの中で、この時40半ばだったと思うんすけど、

「俺、今この歳にしてキー上がった。
今、俺が絶好調で、それは若い時と違ってクリーンになったし、トレーニングなんて始めたんだよ」


みたいなことを、俺は19歳の時に、「おお、すげえ」と思って聞いたんです。
「えー、ロックボーカリストってトレーニングするんだ!」

ふと40歳になって時に、
そういえばスティーブンタイラーそんなこと言ってたな、
ちょっとそういうトレーニングをなんかやってみよう。

腹圧を高めるトレーニングだとか、姿勢をどうするかに対しての柔軟性を出しましょうみたいなことを
ここ7,8年かけてやると、なんかいつの間にか僕もキーというか、上の音域が上がった
半音ぐらいちょっと上がった、それはトレーニングのおかげなのかなと…

(森山直太朗さん)
いや、そうなんだ。
僕も一応声楽みたいなものをやってるので、その中ではやってるんですけども、
岡野さんはなんか本当になんか独自の路線で行ってらっしゃるのかなと
思ってたんですけど、やっぱり裏でやってるんですね(笑)

森山直太朗

デビュー20周年を記念して、自身最長の100本にも及ぶツアーを開催した森山が
その追加公演101本目となるNHKホール公演のアンコール、
3000人を超える観客にマイクを通さず歌ったのが「さくら(独唱)」

🎵「さくら(独唱)」森山直太朗

今井マサキさんコメント
これぞ森山直太朗という印象的なファルセット(裏声)。
さらにスゴイのは、地声と裏声の切り替わり

裏声の時はボリュームが下がる人が多いが直太朗さんは
その落差がなく二面性を出せる
その技術の高さがスゴイ!

今井マサキさんコメント(その2)
直太朗さんって自由な歌を歌う印象がある
「こう歌わなきゃ」って縛られないで今日はこんな感じの歌、みたいな
音楽の中でずっと自由にいられる人

普段から直太朗さんがスタジオに入ってくるだけで
空気がふわっと柔らかくなる、みんなが幸せになるオーラを出す人
それが歌の中でもずっとある。

森山直太朗さんコメント
さっきね、岡野さんのデビュー時と、僕のデビュー時とかって、
もっと 多分本当ガチガチに固まって、本当になんか戦いだ!みたいな感じで、
目の前のお客さんを良くも悪くもというか、音楽でもうとにかく
なぎ倒してくんだみたいな、そういう表現をしていたと思うんですね。

だからこれじゃ最後までもたないなと、これはもう絶対無理だぞって。

もちろん若い頃って尖ってるからそれはそれでしょうがないんだけど、
どこかで自分なりの、それこそ本当に自然な状態みたいなのとか、
日常があって、その向こうに歌うとかライブがあって、また日常があってっていう、
なんかそういう境をどんどんなくしていきたい
っていう。

うん。だから僕なんかさっきみたいの、我慢できなくなっちゃうっていうか…
モノマネパブみたいなっちゃっている(笑)

プロになって影響を受けたボーカリスト

岡野昭仁さん

・浜田省吾
・TAKA(ONE OK ROCK)
・スガシカオ

森山直太朗さん

・玉置浩二
・友部正人
・永積崇(ハナレグミ)

岡野昭仁さん_浜田省吾

浜田省吾
1975年ドラマーとしてデビューし、

翌1976年ソロデビュー

テレビ出演はほとんどなく、デビュー当時から
ライブを活動の中心に置き
1998年からは4年がかりで全196公演にも及ぶロングツアーを敢行

ドラマ「愛という名のもとに」(1992年)
鈴木保奈美、唐沢寿明、江口洋介 出演。
最高視聴率32.6%を記録。
主題歌の他、劇中の挿入歌にも浜田省吾のが曲が使用された。

🎵「悲しみは雪のように」浜田省吾

岡野昭仁さんコメント
浜田さんとお仕事をさせていただくことがあって。
正直言ったら、僕は幼少の頃とか多感な時期に浜田さん通ってなかったんですね。
で、初めてそのお仕事させていただいてライブを見に行った時に、
もう歌の塊が飛んできて。もう何がすごいとかじゃなくて、とにかくやられてしまったんです。

岡野昭仁さんコメント(その2)
この頃、ポルノグラフィティはメンバーが抜けることになり、悩んでいた時。
野太い声、観客を惹きつける力を目の当たりにして、
あんな十何年後になりたいと思った。

当時の僕は30歳ぐらいなんで、全然上の世代の方が絶唱してるんですよ。
この心を動かすこのボーカリスト、浜田省吾ってすごいなって本当に感動したんです。

「Fairlife」っていうプロジェクトに関わらさせていただいて、
何曲か一緒にさせていただきました。
歌もそうですけど、お人柄も素晴らしく、包容力があった。
僕も震えながら会いにいったんですけど、
もうお会いしたらハグ。めちゃくちゃもう頬を預けちゃうみたいな
そこはそれが全て出てる方かなと…

🎵「I am a fater」浜田省吾

岡野昭仁さん_TAKA(ONE OK ROCK)

🎵「Wasted Nights」 ONE OK ROCK(2019年)

岡野昭仁さんコメント
ライブを観て、次元が違うと思ってへこんだ
でも、そんなTAKAが僕らの曲をカバーしてくれていたことがあったらしく、
「ポルノさんのライブは胸が熱くなるんですよね」と言ってくれて
TAKAにそれを言われたことがすごく励みになった。

あんなすごいボーカリストにボーカルの素材としては絶対勝てないから。
上手い下手じゃなくて、自分のスタイルを身を粉にして燃えつきるまで
やりきるしかないと思わされた。

岡野昭仁さんコメント(その2)
事務所が一緒だったので、ただすげえなと思ってたんですけど、
どんどんその存在がでかくなっていって、もうあれよあれよと爆発。
バンドとしてもう爆発着下してったなっていう時に見た。

横浜アリーナのライブの時に見て、
へこんじゃって、これはちょっと敵わないなと。

それは事務所の後輩から出てきたっていかれたもんだから、
すごいへこんだんですよね。
これは敵わんなみたいな時に、
たまたまTAKAが「岡野さんライブ、声枯れても、なんか最後まで、
やりきって全力でやってる感じがすげえ来るんですよね。」みたいなことを
どう思って言ったかわかんないですけど、

僕にとっては、やられた!越された!って思ったら、そんなことを言われて、
ふと同じ土俵って同じようにやっても敵わないんだから

僕のスタイルとしては、とにかく全力で、もう声が枯れようが何しようが、
もう全身全霊でやる、歌いきる
っていうことしかないんだなっていうことを、
その時にすごく思い知ったというか。それぐらい衝撃的なボーカルだった。

岡野昭仁さん_スガシカオ

🎵「アストライド」スガシカオ(2014年)

岡野昭仁さんコメント
デビューしてから仲良くさせていただいて、いろんなアドバイスもいただいてるし、
ライブにもたくさん行ってるんですけど、スガさんの声が。長年見てたんですけど。
すごく変化を感じたので、「どうされてるんですか?」と聞いたら、
「ボイトレに行ってる」と…

岡野昭仁さんコメント(その2)
声質はまず奇跡のような声質ですね。
その歌声を持ちながら、スガさんは自分の中でこう歌に対してもがいてるんですよね。

スガさんは自分も自分の声質すごいと思うんだけど、
でも、あの時のあの曲のあの表現をどうやってするんだろうなってことを、
なんかずっと考えちゃうんだよね、みたいなことをね。

またボイトレも行き始めたりとか。
僕もだから焦って、スガさんに紹介してくださいって言ったんです。
そんな先輩がやってるのに、俺やらないわけにはいかない
そういう焦りもありました。

ゼロポイント
(ファーストサマーウイカさん)
駆け出しとかこれからっていう人は、
ボイトレ行ってうまくなるっていうのはいいことですけど、
ある程度キャリアのある人とか、自分というものが確立されてる人が、
何かに影響を受けたり、トレーニングで新しいものもらって見失うことってないのですか?

(森山直太朗さん)
見失うっていうか、その正解ってなんかわかんないんですよね。
やってて、これが正解とかっていうのが…。

で、逆に、長くやってると、(スーパー)エイトのみんなもあるかもしれませんけども、
バランスを崩したりとか、なんだっけ?みたいな…

その時に1回、その姿勢、要するに、単純にその声楽とか、
もっと辿っていくと発声ですから自分の自然な響きとか、
そういうとこってどこにあるんだっけ?ということをたし確かめるための作業
みたいな。

だから、もちろんスキルアップもあるけれども、実はすごいベーシックな、
なんか原点みたいな、ゼロポイントみたいなものを確認するために続けてるみたいな…

(岡野昭仁さん)
ゼロポイントで戻るっていう作業はすごい大事だなっていう。
体が楽器なので、自分の正しい姿勢はそこに戻るっていうのは、
今25年目にして今すごく今ツアー中なんですけど、
すごくそのゼロポイントは一番意識しています。

森山直太朗さん_玉置浩二

🎵「SACRED LOVE」玉置浩二(1994年)

森山直太朗さんコメント
親が歌い手をやっていたから、それを生業にするのが恥ずかしかったが、
当時よく家に来ていた玉置さんが「SACRED LOVE」をテレビで歌っているのを観て
その時の玉置さんの「こっち来いよ」みたいな感じ…
あっちの世界に行ってみたいな、あんな歌声を出せたら
それほど気持ち良いだろう
と思った。

森山直太朗さんコメント(その2)
事あるごとに、玉置さんとかいろんな方がミュージシャンの方が
家に来たりとかして、ぽろろんぽろろんって、みんなでやり出すわけですよね。
そうすると「こいよ」なんて言われて、そこで僕も見よう見まねに
なんかやりだしたっていうのが1つ

なんか音楽をやりたいちょっときっかけになったんです。

それでも生業にしていくって、めちゃめちゃ長く続けていくって本当に難しい話だし、
なんか母親が歌を歌ってたりとかすると、息子もそれなりに歌うんじゃないかとか、
そういうちょっといびつな自意識が芽生えちゃったりとかして。

だからもう音楽は趣味だと仕事にはするまいって、
どっかで思ってた自分もいたんですけど、
やっぱタマキさんの、あの当時テレビで目にして、さきほどの最後の強弱っていうか
抑揚、あれを見せられた時に、多分 一生かけても追いつけないかもしれないけれども、
でもああいうふうに歌えれたらどんなに素敵だろうっていうような…
今でも憧れとしてもちろんあります…

岡野昭仁さんコメント
僕もご一緒させていただいたことがあって、ある方のお家に行って、
玉置さんと一緒にお食事させていただいて「じゃあ歌おうよ」って。
「今日のこのワインがとっても美味しかったから。ワインレッドの心を歌おう」

玉置さんが歌った瞬間に、その低音がその家の床をふわって這うんですよ。
本当に初めてそれを感じて、 ちょっとものが違うというか、すごく感動した。

それこそ直太朗が言うように、もう追いつけないかもしれないけど、
なんか1つの、さっきの浜田省吾さんじゃないですけど、指針として、
こんな歌い手さんが目の前にいらっしゃるっていうのは、すごくありがたいこと
だなと…

森山直太朗さん_友部正人

友部正人
1950年生まれ。
シンガーソングライター、詩人。
1970年大阪で多くのミュージシャンと出会い
劇団黒テントの公園の幕間で歌うように
1972年レコードデビュー。
その後もアメリカやインド、ネパールなど
旅を中心とする暮らしから作品を生み出し音楽と執筆を中心に活動。

劇団黒テント
大型の移動式テント劇場を創設し、全国を旅して講演を行う
60年代後半~70年代のアングラ演劇ブームを代表する存在

森山直太朗さんコメント
聞く話で言うと、吉田拓郎さんとか長渕剛さんとか井上陽水さん
皆さん、もちろんこの音楽業界でもう本当にスーパースターになった人たちも、
友部さん出てきた時にはもう みんなジェラシー。

あれだけの言葉とそれを重みが本当に朗読するように歌い上げる
ボブディランのスタイル
で、当時多分和声ボブディランと言われてた人が
たくさんいたと思うんですけど、僕が知る中では1番近い人なんじゃないかなって。
僕の中でボブディラン以上
同じ言語を扱って音楽にしてる人だから…

🎵こわれてしまった一日 友部正人(1991年)

森山直太朗さんコメント(その2)
歌い上げる歌唱と、喋ることや朗読の延長にある音楽。
自分の中の二面性は玉置さん、友部さんの影響によるもの

好きだと言い続けたらとべさんのイベントに呼んでくださったのだが、
みんなで歌うときにシャウトしていたら
「森山くん、本を読むように歌えばいいんだよ」と言われた。
本を読むときの静けさ、自分の中に静寂を持って音楽をすればいいんだよと。

自分を前に表現するのではなく、表現とは自分の内側に向かっていくものなんだと
言われている気がして、 今でも人前に出る時、難しいけれど、
僕の中ですごく大事にしている言葉の1つ。 

🎵こわれてしまった一日 森山直太朗と友部正人

森山直太朗さんコメント(その3)
なんか自分が迷った 時とか、少しこう、モヤモヤしてる時とかは、
友部さんのライブに遊びにいったりしています。

本を読むように歌えばいいんだよって。
なんか僕もね、よくわかんなかった。
言葉の意味はよくわからないんだけども、
人生誰でも、ずっと残っている言葉っていくつかあるじゃないですか。
その中の本当に1つなんです…

森山直太朗さん_永積崇(ハナレグミ)

精神的な負荷がたたって、顔面まひや発声障害に…(2019年頃 43歳)

(森山直太朗さん)
みんなに喜んでもらえたらいいなとか、スタッフにも誇らしい舞台をしたいなとか、
いろんな人のこう期待に応えようとして、そしたら、真ん中に自分がなくなっちゃったのね

それで、自分の心がなくなっちゃったから、
なんか顔面麻痺みたいなものになっちゃったりとかして。
で、少し程度のだけども発生障害。いわゆるジストニア的なものにも。

なんかこうなった時に、このままもう歌えなくなるのかもしれないのかなとかっていうことさえ
考えるぐらいの出来事だった

🎵「サヨナラCOLER」SUPER BUTTER DOG(2001年)

森山直太朗さんコメント
4、5年前、自分の納得の行く表現ができず、
舞台の上でギクシャクして悩んでいた時に、
永積くんに誘われて彼の家のホームパーティーで歌ったことがあった。

その時 「直太郎、家で歌っているような感覚を取り戻した方がいいと思うよ」と言われた。

永積さんさんコメント(2022/06/12 O.A.)
自宅で練習してる…
自分の部屋で、隣の近所に苦情が来ない程度でこう練習してた時代なんですけど。
なんかこの音量感がそのまま武道館来たらいいのにって思って…

家でやってるのが1番良かったみたいなことってやっぱあるんで。
だからじゃあその良かったテイクをそのままライブにサイズ関係なく
聞いてもらうっていうのが、なんか1番熱いんじゃないかな
って思ってやってた。

🎵「光と影」ハナレグミ(2009年)

森山直太朗さんコメント(その2)
「俺たちミュージシャンってどうしても人前に晒されて、
照明たかれて、マイク目の前に置かれて、どんどん表現が奇形していく
求められるとそこばかりこすって、そこばっかり癖が強くなっていく。
だけど、自分のゼロポイント、原点みたいなものは失わない方がいいよ」と言われた。
それがすごく大きな契機となった。

森山直太朗さんコメント(その3)
ホームパーティーって言ったけど、
要するに家にいる時の自分だけの時間みたいなものとか。
僕、最近、洗面所にこういう椅子持ってきて、
いつもそこで弾き語りしてるんですよ。

自分がうまくなった気持ちになる。 俺ギターこんなうまかったっけみたいな、
でもそれって、お風呂で歌ってると、なんか自分が気持ちよく力まずに歌えたみたいな。
そういうゼロポイントにたどり着けた時に、次第に心と体もフィットしてって、

これから多分きっとたくさん歌い手だった表現とか、楽器演奏もそうだけど、
若い人たちたくさんいると思うんだけど、
もしかしたら、過度な練習のしすぎとか、自分じゃない自分を演じ続けて、
自分じゃない表現を どこかでやり続けた結果、
そういう体が悲鳴を上げたり、支障をきたしたりとかしたりすることもある
と思うんだけど。

僕の言葉じゃないけど、自分のゼロポイントとか、誰にも聞かれていなくて、
ただ自分で、ただ楽しいからやってた時の原点みたいなものとか、
成功体験みたいなのは、いつもそれをそこにいつも意識しているべきだと思うし、
そのことを多分きっと思い出させてくれるのが友達なんだと。

ふとね、声をかけてくれる仲間だったり、やっぱそういう人の存在って
すごい大事
なんじゃないかなっていう風に思いますね

古田新太さんコメント
お2人が影響を受けたって言われてたアーティストの6人。
そりゃそうよね。6人に比べても、僕はこの2人はものすごく上手いと思う
今日のお話をして、やっぱゼロポイントに戻るっていうのはやっぱ ストレス。
ストレスが1番良くない。内面的なところもなんかね、ありましたね…

次回予告

【次回予告】
2024年4月21日(日) よる11時00分~
デビュー25周年、宇多田ヒカル特集!!

アーティストゲスト
☆Taku Takahashi(m-flo)、いしわたり淳治、吉澤嘉代子、tofubeats

終わりに


ボーカリスト特集
ありがとうございます!

岡野さん、森山さん、それぞれ苦難を乗り越えて今があるんだなと…
すごく色々考えさせられました。


個人的に印象に残った言葉
・声に名刺がある
・明瞭に前に飛んでいく声
・でかい声で歌うことが正義
・ロックボーカリストってトレーニングするんだ!(エアロスミス)
・音楽でもうとにかく、なぎ倒してくんだ
・モノマネパブ
・歌の塊
・上の世代の方が絶唱
・自分のスタイルを身を粉にして燃えつきるまでやりきるしかない
ゼロポイントみたいなものを確認するために続けてる
・あんな歌声を出せたらそれほど気持ち良いだろう
・今日のこのワインがとっても美味しかったから「ワインレッドの心」を歌おう
・あれだけの言葉とそれを重みが本当に朗読するように歌い上げる
・本を読むときの静けさ、自分の中に静寂を持って音楽をすればいいんだよ
・表現とは自分の内側に向かっていくもの
・真ん中に自分がなくなっちゃった
・「直太郎、家で歌っているような感覚を取り戻した方がいいと思うよ」
・この音量感がそのまま武道館来たらいいのに
・思い出させてくれるのが友達

ありすぎでした(笑)

最後の森山直太朗さんコメントに泣けてきます。
ゼロポイントの意識、大切ですね。
支えてくれている友人さんの存在。泣けます。


いい話をたくさんありがとうございます。
歌っていいですね。
泣けますね。
「サウダージ」ポルノグラフィティ / THE FIRST TAKE
「さくら(独唱)」森山直太朗 / NHKホール
泣けます。

森山直太朗さんと友部正人さんの「こわれてしまった一日」も素敵すぎます。


「EIGHT-JAM 」さん、
素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございました!



ハナレグミさん、いい曲いっぱい。
癒されます。
アコギっていいですよね。

個人的に好きな曲
「家族の風景」を久しぶりに聴いております。
フライパンマザー…

ありがとうございましたー!

-EIGHT-JAM(関ジャム)