大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:00~、たまに11:30~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
アーティストゲスト
アーティストゲスト
・本間昭光
・今井マサキ
・jon-YAKITORY
✅jon-YAKITORY
Adoのデビュー以前 2020から度々楽曲を提供
(古田新太さん)
あのー、ジョンさんはあのメキシカンなのですか?
(jon-YAKITORYさん)
日本人です、純粋な関西人です(笑)
✅影山優佳さんコメント
実は私、Adoさんのファンクラブ入ってます。
ファンクラブ入ってるとAdoさんのその知らない一面が見れます…
今日はすごいいろんな話聞けるのが楽しみです。
✅本間昭光さんコメント
正直言って歌い方でしょう。
ものすごいインパクトがあったんですけども、 あれでライブ2時間できんのかなと考えたりとか、
従来の考え方でちょっと見てた けど、今までの自分たちの感覚が全部覆されちゃってる。
だから、自分としては、もうボーカル界の大谷翔平みたいな感じです。
(村上さん)
jon-YAKITORYさんもお仕事もご一緒されてきて…
(jon-YAKITORYさん)
そうですね、引き出しみたいなところも多いんですけれども、なんかそれを楽しんでやってる、
すごいなと思ってて。壁を乗り越えてやろうみたいな、次はこうしてやろうみたいな…
Ado_活動年表
✅3~4歳頃
父親のrレコードやディズニー作品などで音楽に触れる
✅小学校低学年
ボーカロイド曲を動画配信サイトなどで聴くように
✅小学校高学年
歌い手の存在を知る
✅中学2年生(14歳)
ニコニコ動画にボカロ楽曲「君の体温」歌ってみた動画を初投稿
✅2019年
「春を告げる」を手掛けたボカロPくじらの楽曲「金木犀」に参加
✅2020年
レコード会社からDM
✅2020年10月
「うっせぇわ」でデビュー
✅2020年12月~
2か月に一度のペースで新曲を発売
「ギラギラ」
「踊」
「阿修羅ちゃん」など
✅2022年1月
1stアルバム「狂言」発売
✅2022年4月
Zepp DiverCity(TOKYO)で初ワンマンライブ
✅2022年6月
「新時代」、映画「ONE PIECE FILM RED」ウタの歌唱を担当
✅2023年
USJ「ゾンビ・デ・ダンス」テーマ・ソング「唱」がストリーミング累計3億回再生超え
✅2024年4月
女性ソロアーティストとして史上初、国立競技場ワンマンライブ開催
🎵金木犀 feat.Ado くじら
🎵「ギラギラ」Ado(2020年)
Ado_ココがすごい!
「踊」_曲の解像度を上げる理解度&表現力_jon-YAKITORYさん
🎵「踊」Ado(2021年)
✅「踊」
「うっせぇわ」でのデビューから半年後の4thシングル
前3作とはテイストが異なるダンスミュージック
✅jon-YAKITORYさんコメント
「うっせぇわ」によって、ロックかつネットミュージックの音楽に
パワフルな歌声をぶつけるというイメージが定着しちゃいそうだったところに、
この曲でこんなクラブミュージックもいけるんだと示したと思う。
ロックに歌ってしまうのではなく、裏打ちのリズムに乗って歌うなど、
改めて曲に対するアプローチの仕方がすごいなと思いました。
「向日葵」_細かく変化する声の強弱感_本間昭光さん
🎵「向日葵」Ado(2023年)
福原遥&深田恭子 主演ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」主題歌
✅本間昭光さんコメント
「」の中をあえてファルセットを多めにしたり、
心の葛藤部分も弱い音ですが、徐々に強く歌ってサビに向かっている感じ。
一音節の中でも目まぐるしく変わる強弱感が面白い。
「」、1番歌で説明できないじゃないですか。
文字でいるかわかるけど、「」だけあえて声を変えたりする感じ。
そしてあの葛藤があったり、強く思っていったりっていう感じで、
サビにつながっていく感じっていうのがあまりに自然に聞こえてるんで、
そこまで分析してなかったんですけど、あえて見てみると、
「あ、こういう風に選んでるんだ」と…
「うっせぇわ」_1曲の中での声色の豊富な使い分け_今井マサキさん
🎵「うっせぇわ」Ado(2021年)
ストリーミング累計3億回再生超え、社会現象となったデビュー曲。
いしわたり淳治が2021年間ベスト1位に選出。
✅今井マサキさんコメント
1曲の中で発声法が真逆に行ったり、歌声のキャラクターをこれほど
変えながら歌うのがすごく新鮮で不思議だった。
普通はやっちゃダメだろうと思うことをやってのけて、
それをかっこいいと説き伏せる説得力とパワーがあったと思います。
(今井さん)
これを 1行ごとに全部変えてるんですよね。
で、しかも何人も歌ってるみたいに聞こえる。それをなんか違和感なく、すっとやる。
普通今までやったら、「え、なんか質変わった?気持ち悪」って
なってたはずなのに、それが「何これ、おもろー」ってやってしまったAdoのすごさ
「飾りじゃないのよ涙は」_オリジナルと聴き分けられない程のカバー曲_今井マサキさん
🎵「飾りじゃないのよ涙は」Ado(2023年)
1984年発売 中森明菜の代表曲の1つをカバー
✅今井マサキさんコメント
初めて聴いた時、母音の当て方など、まさに明菜さんかと思った。
明菜さんを聴きまくって、完全にトレースした上で、
自分の匙加減でAdoっぽさとバランスを取っている感じがしてすごい。
「私は泣いたことがない」みたいなって。
こう、ちょっと深めってやったりとか、
「のっけられても」とかも。
明菜さんって結構なんか深い声から急にあー♪♪♪みたいな、
ちょっと広がっていくみたいな歌い方するんですよね。
でもそういうとこまで結構やってるんですよ。
✅Adoさんコメント:中森明菜の「歌ってみた」について
本当にここ最近ですけど、すごくいろんな元々私が知らない歌謡を聴きたいって
思っておりまして。
中森明菜さんの楽曲歌わせていただくってなった時は結構 すごく勉強しました。
楽曲自体もですけど、表現の仕方が難しくて、その時の歌謡というのは
一体どういうものが求められていて、
で、どれが、どういうところが魅力的なのかっていう部分を結構考えまして…
だから、そのリスペクト心だったり、
それこそもう完全トレースに近いみたいな、もう私の要素は声だけみたいな。
あとの歌い方や歌いまわしは本当に完全にリスペクトさせていただかないと、
私、明菜さんの曲は歌えないなって思いまして。
その点ではまた違った苦戦というか、試行錯誤はありました。
✅今井マサキさんコメント
吸収しようとしてあそこまで行って、
まだ「難しい」と言わしめる中村明菜さんがすごいですけど。
でもそこで多分自分の中にはない表現力を見つけて。
で、それを やっぱり自分の中に入れるためには、
完全にトレースってやっぱそうなんだなと思って。
でもそれをさらに入れて、でもそれをただのモノマネで終わらせずに、
やっぱりここでやっぱ自分だったらみたいなとこの、
そこをどうするかの葛藤っていうのが、きっと本人の中にあったんだろうなって思います…
「シカバネーゼ」_デビュー前のAdoへ初オファーした楽曲_jon-YAKITORYさん
🎵「シカバネーゼ」jon-YAKITORY feat. Ado(2020年)
✅jon-YAKITORYさんコメント
僕からのリクエストは「アレンジはどんどんやっちゃっても大丈夫です」くらいで
全然何も言ってなかった。
しかし、送られてきたAdoさんの歌唱は元々は何もなかった落ちサビ前の間奏部分に
フェイクみたいなものが入ってきてる。
何も言っていないのに「ココ」という隙間にパンと彼女のアレンジを入れ込んでくるのが
すごいと思いました。
✅jon-YAKITORYさんコメント(その2)
当時まだXのフォロワー1万人もいなかったと思うんで。
で、僕の友達の曲を歌ってる動画があって、「ものすごい声の人がいる」と思って、
この人にお願いしようって思って声かけて返ってきたのが、あのアレンジだった
ただ歌うだけじゃなくて、あのアレンジを、
しかもその初めての人に、ぶつけてくるっていう度胸がすごい。
(サバンナ高橋さん)
しかも高校生ですもんね。その時のAdoさん。
(jon-YAKITORYさん)
そうなんですよ。10代であれを…
「こんなアイディアどうですか?」ってやってくれるところが
やっぱ嬉しいですし、びっくりしました。
もうオッケー出すしかない。
あの時ミックス自分でやってたんですけど、Adoさんのやつを聴いて
「これ、楽曲としてちゃんと仕上げないといけない、僕がこんな歌を壊すわけにはいかない」と思い。
そこちゃんとお金かけてエンジニアさんにお願いしてやりました。
「新時代」_あの大ヒット曲の冒頭部分_本間昭光さん
🎵「新時代」Ado(2022年)
映画「ONE PIECE FILM RED」主題歌
ストリーミング累計3億回再生超え
✅本間昭光さんコメント
職業柄ボーカルの声以外に、その周りの環境音やどのようなシチュエーションなのかが
見えてくる。
この曲の冒頭部分は、まるでハンドマイクで歌っているのでは?
と思うくらいのライブ感を感じる。
「オールナイトレディオ」_最新アルバム収録曲_本間昭光さん
🎵「オールナイトレディオ」Ado (2023年)
舞台演劇番組イベント生配信ドラマ「あの夜であえたら」主題歌
✅本間昭光さんコメント
モータウンを彷彿させるようなディスコシティポップの素養が彼女の中に
あったことが自分の中でも驚きです。
こういったジャンルに対する興味も昔から持たれていたのかたと思うくらい、
自分色にしているところが素晴らしい。
Ado_影響を受けたアーティスト
メガテラ・ゼロ
🎵「シャルル/バルーン」メガテラ・ゼロ
YouTube総再生数 6億回
✅Adoさんコメント
がなりの歌い方を始めたのは 中2から中3ぐらいですかね。
14歳から15歳ぐらいの時ですかね。
好きな歌い手さんがいっぱい私はいるんですけど、
メガテラ・ゼロさんっていう方の「歌ってみた」がとっても大好きです。
男性の歌い手さんの中でも特にがなりの成分が多く、結構ロックな歌い方をされる方で、
「すごいかっこいい」って当時すごく感銘を受けた。
メガテラさんみたいに歌いたいと、とりあえずマネをして取り入れたいテクニックを
自分なりに落とし込んだ。
「がなり」の原点と言っても過言ではないです。
まふまふ
🎵「命に嫌われている。」まふまふ【歌ってみた】
✅Adoさんコメント
歌い手という道を切り開いてくださった方の1人なので、いろんなことを実現させてきた方であり、
ほんとに歌い手をやっている者としてはカリスマな存在。
椎名林檎・倉橋ヨエコ
🎵「損と嘘」倉橋ヨエコ(2007年)
2000年デビューのシンガーソングライター
独特の「ジャズ歌謡」サウンドで注目された。
✅Adoさんコメント
お二方は女性にしか出せない声の良さ…
デビュー前、歌い手としてただ活動していた時は、
私のような女で強く歌う人、あまり表で見る事は少なかった。
家族や身内にも「そろそろ現実見なよ」じゃないけど、なんか
「本当にその歌い方合ってんの?」みたいな風に言われることもありました。
「私は私が好きでやってるのに」って思いながら落ち込んでいた時、
やっぱり林檎さん、倉橋ヨエコさんの歌や歌声を聞くと、
「なんてかっこいいんだ、私もこうなりたい!」って思わせてくれたので、
ほんとにもう、ただ単に大好きですね。
✅本間昭光さんコメント
みんな林檎ちゃんの壁にはね、超えられなかったんですけど、
20年かかってようやく出てきたみたいな感じですよね。
みずべかんさつクラブ(最近気になっているアーティスト)
✅みずべかんさつクラブ
宮城県出身、19歳の学生によるバンド。
バンド開始は今年から。
Gt.&Vo.のおよぎめは高校1年から作曲を開始。
(収録時)
Xフォロワー47人、YouTube登録者数480人
🎵「シャットダウン」/初音ミク(およぎめ/みずべかんさつクラブ)(2023年)
✅Adoさんコメント
本当は秘密にしたいんですけど、「本当は秘密にしたい」って言ったら変なんですけど、
大好きな方がいまして、みずべかんさつクラブさんというバンドの楽曲がとても好きす。
私は結構すぐ、あ、これ好きだな、これすごく惹かれるなっていう…
ジャンルだと結構ロックとかバンドさんとても好きでして。
なんかこう、自分としては懐かしいって思ったのと、ありのままみたいな感覚。
バンドサウンドやバンドさんが作る楽曲特有のありのまま、そこにいるみたいな、
なんかそのそのままみたいな感じがとても私は好きで、私は最近だとすごく響きました。
ぐっと来ました。
✅SUPER EIGHT丸山さんコメント
ああやって結構派手だったりとかキャッチーなものを歌ってるけど、
ああいう素朴なバンドサウンドが はいていうのもちょっとギャップがあって。
よりなんかこう、そういうのを歌ってるAdoさんも見てみたいなと思いました
Ado へ質問
曲をもらってから歌唱はどうやって組み立てる?_jon-YAKITORYさん
✅Adoさん回答
歌わせていただく曲に限らないんですけど、私は好きな曲はいわゆるランダムで
いろんな楽曲を聴くっていうよりは、 1日中それしか聴かないみたいな感じのタイプでして。
自分でも説明できるほど何かを作ってるってこともなく、曲をただその瞬間はリスナーとして
ずっと聴いてて、「いい曲だな」と聴いてて、こういう風に歌ったら面白いかな、
こういう風に歌って差分をつけようかなとか、強弱をつけようかな、
「あ、ここ、こういうのやったら面白いだろうな」と自然とイメージが出ますし、
引き起こしてくれるので、 楽曲が導いてくれるじゃないですけど、
もう自然と歌いたいものは、そこで決まってますね。
だから、がっちり何かを考えるとか、入念な準備みたいなのはやってなくて、
ある程度こうしようっていう風に固まったら、 そのまま録音しています。
(スタッフさん)
歌って、何回も繰り返されていくというような感じなんですか?
(Adoさん)
そうですね。やりたい歌い方や、ここはこういう声っていう自分の中の正解は
それが出るまでやり続けます
「唱」こだわりの歌唱
🎵「唱」Ado(2023年)
✅Adoさんコメント
「蛇腹刃蛇尾(ジャバラバダビ)」は絶対に響きが良いんだけど、
響き優先にして、言葉を発することを捨てないようにしようとか。
意外と「蛇腹刃蛇尾 騙る二枚刃」のオフボーカルを聴くと、
とても音数が少ないんですよ。
初めの一回し目はパーカッションだけなので、歌詞がこんなに面白いのに、
私がまっすぐ歌ったり、ずっとがなっていたりすると、うるさすぎたり単調に
なってしまうってことに気づき、
だからあえて、最初強くなったと思ったら、柔らかくなってって思ったら、
「野心家 嫉妬するようなジュース」で、なんか 裏声か”がなり”か分からないみたいな声を出して、
「たぶらかすな かっとなっちゃ嫌」でまたタイトになって、
「カルマに至る前に揺蕩うわ」で、なんか右に左に下に行って 掘り上げるみたいな、
なんかそういう表現を、私が楽器になって面白いって思って、うまいことできるまで、
すごい泣きながらやってましたね。当時は…
(横山さん)
感覚でやってるっておっしゃってましたけど、
すごいちゃんとロジックもあるのですね…
(jon-YAKITORYさん)
いや、でもやっぱり 楽しんで本人やってるんだなと思いました。
半分プレイヤー、半分クリエイターみたいな…
ちょっと編曲(アレンジ)も混ざってるみたいなところもあり、
そこの思考回路がすごいなって思います。
曲の中で人格やキャラクターを変える歌い方はいつ、どういうきっかけでひらめいたのですか?_今井マサキさん
✅Adoさん回答:「うっせぇわ」曲中の歌声のキャラについて
自分としてはあんまりこう、人格を変えたり、キャラクターを何人も出そうというのは、
特にはなかったですね。
ただ、「うっせぇわ」の楽曲のストーリーが私の人生観に紐づく部分もあれば、
また全然違ったストーリーを私が、ナレーターじゃないですけど、
主人公の気持ちになって歌うみたいな 部分もあったので。
だからこう、なんか自分っぽい部分と、もう少し作品によりそった歌い方だったり
歌い回しが目立ったのかなと思います
✅Adoさん回答:声色の使い分けはキャラをイメージ?
あくまでもキャラといっぱい出してるというよりは、歌詞がこういう感じだから、
こういう人相を思い浮かべる声の方が似合うなみたいな。
こういう声を出す時はあのキャラを思い浮かべようみたいな感じで、
これまで見た映画やアニメとかの作品 のキャラクターを思い浮かべたり、
キャラ感を意識して歌うことはやってますね。
例えば「唱」だと
「だんだんノリノリで超簡単 Brah brah brah!Pow」って歌詞があるんですけど
「だんだんノリノリ」っていう歌詞って、自分がどうノリノリにしようかなって
思った時には、なんか結構おちゃらけた方がいいなって思ってて、
そういう時には、「イエーイみんなノってるか?」じゃないですが、
DJみたいな感じがいいなと当時は思ってて…
そういうキャラ感の人って、大体ちょっとチャラいみたいな印象があるので、
じゃ、チャラいって声だと、 「ヒャッ」「ハッ」みたいな、
地声を裏返してる、アニメ調の声じゃないですけど、そういう成分を混ぜながら…
「御出座しだ」は最初地声で行こうと思ってまして、でもなかなか思うように出せなくて、
でも「御出座しだ」っていう歌詞なので、やっぱり「○○様のおなーりー」じゃないですけど、
とても偉い人が私たちの前に現れてくださるみたいな、そういう好きな部分だったり
壮大な部分にやっぱりちょっとスポットを当てた方がいいなと思って。
そういう時は結構、オペラじゃないですけど、ちょっと奥の方の裏声を使って、
華々しい場所に送ってある。「千と千尋の神隠し」みたいな。
「千と千尋」の大人しかったカオナシがすごい姿になって、いろんな食事をされてる
シーンがあると思うんですけど、なんかそういったとてつもない方をお呼びするみたいな、
なんかそういう印象を与えたかった。
今挙げたシーンを想像しながら歌っていました。
✅村上さん質問(今井さんに向けて)
奥の方の裏声ってなんすか?
(今井さん)
あーってなったら、多分僕の方ってなんかそういうね、いわゆるこっち系ですよね。
だからそれと捉えてた。
だから、この辺かな。この辺かな。みたいな、
なんか本当にもう、そういうカラーチャート、
いろんなところに、裏声の中でもこっちかな。とか、
なんか裏声やけどこっち色かな。みたいな、
なんかそこら辺を自分でこの辺やなみたいな感じを
選んでるんだなっていうのと、
あとはやっぱ感覚なんですよ。
でもやっぱ自分がディレクションだからこそ、すごい厳しいですね。
(影山さん)
なんか私たちとからしたら、正解が見えてないところから探しに行くはずなのに、
先に自分の中の正解に自信を持ってるところがほんとすごいと思います。
以前はクローゼットで録音していたと仰っていましたが、今の録音環境はどんな感じですか?_本間昭光さん
✅Adoさん回答
今も1人で、多分これからも1人で歌っていくと思うんですけど、
オリジナル楽曲を歌わせていただく時は、スタジオの一室に マイクと机を用意していただいて、
で、私が家から持ってきたのって、パソコンをそれに繋いで、周りのブースとかにも
全く誰もスタッフさんがいない状態で部屋に入って、自由に時間、休憩時間などを取って、
できたらデータで送って帰る。
完全「鶴の恩返し」の鶴みたいな、そういう風な感じをして。
でも、「歌ってみた」とか
あとは簡単な収録をうちでやりたいってなった時は、
まだ私はクローゼットで録ってます。
以前、そのクローゼットの写真をSNSに投稿したと思うんですけど、
あれは実家で、今は1人暮らしで、全然違う家には住んでるんですけど、
閉鎖的なのがいいって思ってしまったので、歌ってみたの時はまだクローゼットで録ってます。
なんか椅子に座って歌うことが私は向いてないってなって、
椅子に座ってるのに私はあぐらをかいて歌ってしまうってことに気づいて、
クローゼットとかこれまでの環境と変わらない環境で、
変わらないスタイルで録らせていただいてるっていう感じです。
(影山さん)
やっぱりファンとしては、
今でもクローゼットで歌う時もあるっていうのはすごいなんか嬉しくなりましたし、
どうやってあの声をあぐらで歌ってるんだと、信じられないですね(笑)
セルフディレクションする中で、苦労した曲、逆にすんなりにいった曲はありますか?_本間昭光さん
✅Adoさん回答:苦労した曲
「唱」は今までで1番録り終えるのに時間がかかりました。
普段は結構1日や2日で終わることが多いんですけど、
「唱」は10日間ぐらいかかった記憶がありまして。
全然終わらなくて、
終わっても作り直すみたいな。なんか違うって言ってやり直すみたいな。
✅Adoさん回答:すんなりにいった曲
まっすぐに歌えたって楽曲ですと、それこそ「いばら」とかですかね。
自分の中では一発録り感じゃないですけど、思いのままマイクに声をぶつけるみたいな、
そういうイメージが生まれるといいなって思っていたので、
あえて作りすぎない、ここはこういう歌い方っていういうよりは、
思いが走った故に声が震えたり、 出た思いをそのままなんか
提供するじゃないですけど、そっちのオーガニックなところを心がけたので、
結構そういった点では早く終わったかなっていう感じですね。
(スタッフさん)
そういう時はAdoさんがやっぱり改めて聞いて「うわ、めっちゃよくできてるわ」とか
テンション上がったり、そういう事ももちろんあるんですか?
(Adoさん)
大体そうですね。エディット(編集)されて、「これがリリースされます」という
音源をいただいた時に、私はなんて 素晴らしい歌を歌えたんだった。
なんかその、録り終わった後に聴いてそうなることはないんですけど、
改めて完成になると「なんて素晴らしくなったんだ私の歌、嬉しい嬉しい!」
みたいな感じになって喜ぶことはあります。
🎵「いばら」Ado(2023年)
楽曲提供はVaundy。2023年「めざましテレビ」テーマソング
✅SUPER EIGHT大倉さん
自分でやることによってOKなんて自分次第だっていうのが、
怖いっすよね。いつまでもできるし、OKは自分では出せないなと思って。
(本間さん)
スタジオで一人ぼっちでやりたいっていうのは、大滝詠一さんとか、プリンスとか
出てってくれて、完全に1人になって、全部でてくれといってた。
自分でテープレコーダー出して録っていた
ここにマイク置いてるみたいな…
だから、そういうスタイルの方もいらっしゃったことは
いらっしゃったんですけど、もう言われたように、
ディレクションが自分で判断しなきゃいけない。それが1番難しい。
話が戻って、自分の中でイメージがあるってことなので、
そこにいかに近づけていくかっていうことに。
これもうアレンジですよね。だからボーカルを録るってるというよりは、
全体のアレンジ、プロデュースをしてる感覚で最後の一筆を書き入れてる感じです
なんか修行僧みたいな感じですね
この先、どんな世界観へ向かいたいなど目指しているものはありますか?_本間昭光さん
✅Adoさん回答
私はボーカロイドカルチャーや歌い手の文化にとっても恩があるので、
それを恩返しできたらという思いがありますし、私はそれがあるからこそ今の私がいるので、
この素晴らしさと、日本の音楽と日本という国をAdoという名前を通していろんな方に知っていただきたい。
私は通過点でいいので…ちょっと偽善者みたいな感じですが…
私は私のまま、私の歌い方や私の活動スタイルのまま、面白さを知っていただきたいという
部分がありますね。
で、それを考えた上で、いずれは明確な目標だと私はグラミー賞がほしい、
私はいずれ誰もやったことのない規模の世界ツアーを行いたいと思ってます。
今の目標は世界に日本という国を届けるというところです。
✅jon-YAKITORYさんコメント
自分がグラミー賞とりたいから獲るっていうよりかは、
獲ることで周りに還元していきたいみたいな思いがあるのがやっぱすごいなと思います。
✅今井マサキさんコメント
海外のアーティストの歌い方とか聴いて、こんな風に歌いたいなとかって憧れるのって、
そういうのが多かったんですけど、逆にAdoさんはもう世界中の人が日本人のAdoの歌い方を
やりたいって思わせる。本当に多分、日本語でグラミー賞を獲れる人になるかなと思います。
✅本間昭光さんコメント
スピードアップして突き進んでほしいな、そう思います。
✅サバンナ高橋さん
なんかもうほんまにこう、今から世界に行く 時代の人ってこういう感じなんやなと思いました。
それなんかその大谷選手とか将棋の藤井七冠とかになんか通じるような、
そこにしか 興味ないんやろなっていう…
だから「ええ楽屋にしてほしい」とか、「畳の楽屋お願いできる。」って言ってる自分が嫌ですもん(笑)
次回予告
【次回予告】
2024年8月25日(日) よる11時~
「詳しくなくても大丈夫!! HIPHOP特集」
【アーティストゲスト】
☆Taku Takahashi、AK-69、MaRI、mabanua
【トークゲスト】
山崎弘也(アンタッチャブル)
終わりに
Ado特集
ありがとうございます!
私自身、あまりAdoさんのことを知らなかったので、
今回の放送で、とてもとても好きになりました。
最後の質問の回答で一気に応援したくなりました。
「うっせぇわ」
サビしか印象無かったですが、
1曲通して聴くと、Aメロ、Bメロ、間奏も、
全体通して面白い。
作詞作曲のshudouさんもすごい
ドラムがシンプルに4つ打ちでも、がんがん攻めてくる感じがすごいです。
なんか普通の4つ打ちに聴こえない。こんな感覚初めてです。
この楽曲に、Adoさんのボーカルがのると、迫力というか、
臨場感というか、差し迫ってくる恐怖、怒りのようなものが表現されていて、
かっこいいです。(めちゃ今更すぎて、すみません)
(あ、4つ打ちでなく、超シンプルなドンタンドンタン8ビートか…それにしても、かっこいい)
「唱」
一言「ヤバイ!」ですね。
NHK紅白歌合戦で見た時、かっこいいと思いましたが…、
関ジャム 蔦谷 好位置さん 2023年3位 Ado「唱」選出でかっこいいと思いましたが…
歌詞は知らなかったので、
あらためて、歌詞、歌い方の分析を聴くとヤバイですね。
Adoさん自身の解説にも感謝です。
「私が楽器になって面白いって思って、うまいことできるまで、すごい泣きながらやってましたね」
に天才さとプロを感じます。かっこいい。
「飾りじゃないのよ涙は」
素晴らしすぎて、ひきました、震えました。
そいえば、Adoさん、「マツコ会議」に出演されていてたのを思い出しました。
マツコさん中森明菜さん好きだったから、Adoさんにリクエストとかしてそうとか思ったり…、。
「飾りじゃないのよ涙は」感動ものです。
「リスペクト心だったり、それこそもう完全トレースに近いみたいな、もう私の要素は声だけ」
もう、リスペクトされているんだなと凄く分かります。
完全トレースからの「私の要素は声だけ」のコメントも素晴らしい。
その要素は声だけのその声が素晴らしい。
本間昭光さんの
「みんな林檎ちゃんの壁にはね、超えられなかったんですけど、
20年かかってようやく出てきたみたいな感じですよね。」という言葉に
とても共感した次第です。
日本でこんなに声に魅力がある個性的なアーティストは、ほんといないかもと
改めて思いました。
そして、最後の質問の回答に感動しました。
「私はグラミー賞がほしい、
私はいずれ誰もやったことのない規模の世界ツアーを行いたいと思ってます。
今の目標は世界に日本という国を届けるというところです」
かっこよすぎる。
なんかもう次元が違うなと…
そして、こういうアーティストは応援したいなと…
ぜひグラミー賞、とってほしいです。
「EIGHT-JAM」さん、
Adoさんの魅力をお伝えしていただき、ありがとうございます。
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございました!
(あ、みずべかんさつクラブさんも気になります☺)
Adoさん
倉橋ヨエコさん、好きなんですね。
めちゃめちゃ嬉しい。
まさか、エイトジャムで倉橋ヨエコさんの名前が出てくるとは、
ほんと嬉しい限りです。
当時、椎名林檎さん、倉橋ヨエコさん、小島麻由美さん
個人的に好きな女性アーティストでした。(もちろん今も大好きです)
歌い方かっこいいんですよねー
楽曲センスも素晴らしい。
Adoさんありがとうございます。
🎵「沈める街 」 倉橋ヨエコ
ありがとうございましたー!
🎵「沈める街 」 倉橋ヨエコ