
音楽プロデューサー 本間昭光特集!
大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:15~、たまに11:30~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に楽しんでいただけれたら嬉しいです。
もくじ
- 1 本間昭光特集_ゲスト
- 2 本間昭光特集_本間が手がけた名曲集
- 2.1 「promise」広瀬香美(1997年)_編曲:本間昭光
- 2.2 「Daring」V6(2003年)_編曲:本間昭光
- 2.3 「バイマイメロディー」平井堅(2006年)_編曲:本間昭光
- 2.4 「サウダージ」ポルノグラフィティ(2000年)_編曲:ak.homma(本間の別名義)
- 2.5 「なくもんか」いきものがかり(2009年)_編曲:本間昭光
- 2.6 「冬のファンタジー」カズン(1995年)_編曲:本間昭光
- 2.7 「幸せになりたい」内田有紀(1996年)_編曲:本間昭光
- 2.8 「poker face」浜崎あゆみ(1998年)_編曲:本間昭光
- 2.9 本間昭光 還暦ライブ 豪華出演アーティスト
- 2.10 本間昭光 が近年手がけているアーティスト
- 3 本間昭光特集_本間昭光 経歴
- 4 本間昭光特集_アレンジがスゴイ曲
- 5 本間昭光特集_槇原敬之
- 6 本間昭光特集_ポルノグラフィティ
- 7 本間昭光特集_松任谷正隆さんのコメント
- 8 本間昭光特集_心に刺さった言葉
- 9 次回予告
- 10 終わりに
本間昭光特集_ゲスト
アーティストゲスト
・武部聡志
・水野良樹(いきものがかり)
・ビッケブランカ
✅水野良樹(いきものがかり)
本間がサウンドプロデュースを手掛け
ライブのバンドマスターとしてツアーに参加。
✅ビッケブランカ(シンガーソングライター)
デビュー前に仮歌を依頼されるなど
本間とは公私共に付き合いがある。
✅ポルノグラフィティ岡野昭仁さんコメント
「この人がいなければ僕たちの今は無かった。」
✅いきものがかり水野良樹さんコメント
「職人としてプロの背中を見せてくれた。」
✅槇原敬之さんコメント
「ポップスを作るという才能が突出している人。」
✅古田新太さんコメント
いかがですか、本間さん…
(本間昭光さん)
今日はぜひ褒めてください…(笑)
✅武部聡志さんコメント
本間さんは日本の音楽界の宝ですよ、本当に。
僕らは同門というかね。
松任谷正隆さんの音楽スクール出身で。
で、そこを卒業する際に
「武部のところに預けるから、本間の面倒を見てやって」
っていうところからのスタートなんです。
兄弟子、弟弟子のような関係です…
本間昭光特集_本間が手がけた名曲集
「promise」広瀬香美(1997年)_編曲:本間昭光
🎵「promise」広瀬香美(1997年)
・「ロマンスの神様」に次ぐ自身2番目の売り上げを記録。
「Daring」V6(2003年)_編曲:本間昭光
🎵「Daring」V6(2003年)
・長野博出演ドラマ「きみはペット」主題歌。
「バイマイメロディー」平井堅(2006年)_編曲:本間昭光
🎵「バイマイメロディー」平井堅(2006年)
・au by KDDI「LISMO Music Store」TVCMソング
「サウダージ」ポルノグラフィティ(2000年)_編曲:ak.homma(本間の別名義)
🎵「サウダージ」ポルノグラフィティ(2000年)
・バンド最大の売り上げ。
「なくもんか」いきものがかり(2009年)_編曲:本間昭光
🎵「なくもんか」いきものがかり(2009年)
・本作でいきものがかりと初タッグ
「冬のファンタジー」カズン(1995年)_編曲:本間昭光
🎵「冬のファンタジー」カズン(1995年)
・サッポロビール「冬物語」CMソング
「幸せになりたい」内田有紀(1996年)_編曲:本間昭光
🎵「幸せになりたい」内田有紀(1996年)
・内田有紀主演ドラマ「キャンパス・ノート」主題歌。
「poker face」浜崎あゆみ(1998年)_編曲:本間昭光
🎵「poker face」浜崎あゆみ(1998年)
・デビューシングル。
本間昭光 還暦ライブ 豪華出演アーティスト

本間昭光 が近年手がけているアーティスト

本間昭光特集_本間昭光 経歴

✅1989年(24歳)
Wink、工藤静香、原田知世などアイドルを中心に
編曲やサポートミュージシャンとして活動を開始。
✅1991年(26歳)
槇原敬之のライブに参加し
ライブアレンジ、バンドマスターを務める。
本間昭光特集_アレンジがスゴイ曲
「ありがとう」いきものがかり(2010年)
いきものがかりの作品
アレンジのお手本みたいな曲!!
🎵「ありがとう」いきものがかり(2010年)
・NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」主題歌。
✅武部聡志さんコメント
僕ら同業者から見て
アレンジのお手本みたいな曲。
サビのメロディをサビではメジャーだが、
それをマイナーで泣きのフレーズとしてイントロで使う。
そこで1発でその楽曲をつかむという…
あのテクニカルは本当にプロの仕事だと思うし、
あのイントロ以外はもう考えられない。



(武部聡志さん)
いや、これは素晴らしい作品ですよ。
本間さんが今まで何百曲とね、アレンジしてる中でも、
3本の指に入るアレンジだと思います。
サビ始まりの曲って、イントロすごい困るんですよ。
ぱっとサビが出た時には、それで掴まなきゃいけない。
だから、その前のイントロどう作るかっていうのは本当に設計で、
曲全体のフォルムっていうか、そのイントロと同じものが
次にどこに出てくるかってすごい大事なポイントなんです。
で、これ本当に、水野くんの手前で恐縮なんですけど、
サビがもう、ドレミファソなんですよね。
これを、イントロではマイナーでやっていて、
このイントロはね、本当にやられたと思う。
「ありがとう🎵~」って、
歌が入った時に本当にありがたく感じるんですよ。
聖恵ちゃんの声と相まって、そこでぱっと開ける。
もうこれはね、最高ですよ。

✅本間昭光さんコメント
やっぱり色々考えてみるんですよ。
なんかね、これだと…サビが薄くなっちゃう。
コードワークであったりとか。
こうやってやっぱり弾いていくと、
これで広がるわっていう感じにこうなって。
だからコード進行も最初はこうじゃなかったですね。
色々考えるんですよ。
何が1番シンプルで、その次に
「ありがとう🎵」って「ドレミファソ」が
出てきた時に広がるかっていうの。
これが、ラシドレミが出てきたのはすぐ出てきたんですけど、
コードを何ハメるか…。
で、しかも
みんなが弾きたくなるような
練習曲みたいな感じでね、

✅水野良樹さんコメント
例えば、驚かされたとか、
もうこれでキャッチーでいいなっていう感じじゃなくて、
もうあたかも最初からそうだったかのような感じで聴こえたんですよ。
で、それが多分1番今から考えると理想系で、
本当に本間さんがおっしゃるように、
真ん中を引き立たせるためのことで考えてらっしゃるんで、
イントロが目立ちすぎてもいけないんです。
で、その絶妙なバランスを本間さんが全部整えてくれた上で、
最適解を出してくれたのがイントロで。
なので、本当に本当に心からありがとうございます。
「アゲハ蝶」ポルノグラフィティ(2001年)
ポルノグラフィティ作品
ラテン調のアレンジが気持ちいい!!
🎵「アゲハ蝶」ポルノグラフィティ(2001年)
・ストリーミング再生数1億回以上。
✅ビッケブランカさんコメント
曲自体もすごいが、アレンジの全体が
ラテンのフレーバーを見事に吸い上げている。
どこかに深く根付いた音楽の文化は、
ポップスに吸い上げた時に、マニアックになってしまいがち。
それを僕たちが1番気持ちよく感じられるラインまで
近づいてきてくれているというところに感動した。
クラシックギターで
ちゃらちゃちゃんちゃらちゃんちゃちゃんちゃらとか。
なんかフラメンコ調な感じだったりとか、
リズムも本当にラテンもうど真ん中みたいな、
アレンジなんですけど、
今思うと、それを聴いた時は、それが本当にただ瑞々しくて。
なんか華やかでね。
熱狂がそこにあるっていう印象だけが、
こう聴いてる僕たちに届いたっていうことに感動しましたね。
だから、それがどういう、どのぐらいの塩梅で
このラテン調を作ろうとしたのかってのを
本間さんに聞きたいなと思って…
✅ビッケブランカさん質問

(本間昭光さん)
あの曲はね、オケから作ったんですよね。
その前に「サウダージ」って曲作ってたんで、
あれはメロディーが作ったんだけども、
当時自分の中で流行ってたのが
「ポルノグラフティ世界の旅」を考えてたんですよ。
もうなんかどこにでもあるような楽器をうまく組み合わせちゃう。
で、かつ、あんまりマニアックになるとウケないんで、
ちょっと日本人的な要素やるならば、なんかああいうリズムって、
昔だったら「ランバダ」みたいな感じでね、
やっぱあったんで、それしっかり日本で受けてた歴史もありますから、
そういうことを貴重にしつつ、どっちかというと南米の左側の方ですね、
あっちの方の楽器とかを中心に使ってみたりして。
だけど、
メロディは「ケーナ」ってね、あれを使ってやってくと。
今度アマゾンの方やってくんですけど、
ケーナだけだったらちょっと足りないから、
アコーディオンも出してみよう。
で、そしたらそれ、アコーディオンと言ったらどうしても
アルゼンチンのイメージだったんですけど、
実はドイツなんですよね。
だから、そういう色んなところのものをどんどん入れてみて、
バランス取ってったって感じなんですよね。
そうしたらああいうサウンドになった。

✅SUPER EIGHT横山さん質問
めちゃくちゃヒットしたじゃないですか。
これはもう売れると思うんですか?
(本間昭光さん)
やっぱりね、これ経験値でこれいけんちゃうか。
武部さんもそれありますよね。
これはなんかレコーディングしてて、
いけんちゃう?っていう…
武部さんから教えてくださったのが、
アレンジは
1番最初に完成のイメージと色を考えろみたいな…
どういう色に見えるかっていうこととか、
どういう感じに仕上がるかっていう、
イメージを持たないともうハチャメチャになっちゃうから、
なんかそのイメージに向かって突き進む感じでやれみたいな
感じで教わりました。
(ザキヤマさん)
さすが後輩から質問されて、
ちゃんと先輩も褒めて終わるという…(笑)
「泣いちゃいそう冬」ももいろクローバーZ(2013年)
古き良きポップスの匂いがつぎ込まれた
アイドルソング
🎵「泣いちゃいそう冬」ももいろクローバーZ(2013年)
✅武部聡志さんコメント
とにかくゴージャス。
サウンド自体、
モータウン(ブラックミュージック)的要素や
ウォール・オブ・サウンド(重厚なサウンド)的要素があったり、
色々な古き良きボックスの匂いがつぎ込まれている。
そのキラキラ感は、
当時のももクロにぴったりだったと思う。
「七変化」一青窈(2017年)
僕ではできない世界観!!
🎵「七変化」一青窈(2017年)
・中村梅雀主演 時代劇ドラマ「伝七捕物帳2」主題歌
✅武部聡志さんコメント
僕が作ってきた一青窈の世界を尊重しつつ、
水野くんが書いた楽曲に対して、
すごく和風な匂いと現代的な打ち込みサウンドを
融合させたようなアレンジ。
僕ではできない一青窈の世界を
本間が作っているなと思う。
やっぱり自分がずっとね、
デビューからプロデュースしてきたアーティストを
後輩である本間がね、どう料理するのかな。
っていうのはちょっと興味を持ってたんです。
水野くんの楽曲もね、
すごく的確な一青窈の世界を表していたし、
そこで僕にはできないなというアレンジを
本間はできるんですよね。
それがなんか和な要素。
それから今的なリズムトラックみたいなものを
うまくこうブレンドさせて、
新しい彼女の世界を作ってくれたなと思いました。
「アポロ」ポルノグラフィティ(1999年)
本間が初めて作曲した大ヒット曲!!
🎵「アポロ」ポルノグラフィティ(1999年)
・代表曲となったメジャーデビューシングル。
✅水野良樹さんコメント
これでもかと跳躍が織り込まれる
アクロバティックなサビメロディー。
でも落ち着いて聴いてみると、
昭仁さんの華やかで管楽器のような
張りがある声がめちゃくちゃ生きるメロディーで、
昭仁さんという稀有な声質を持ったボーカリストに
最適化されたメロディーなんだって気づかされます。

✅水野良樹さんから本間昭光さんへ質問
Bメロの後半がとても不安定な展開なんですね。
何かそれまで順調に飛行していた宇宙船が
ふわっと無重力の中で揺らいでいくみたいな
感覚になる。
でもそこから
あの攻撃的なサビに戻るので、
「戻ってきたぁ!!」と開放感があって、
サビが余計に明るく聴こえるんです。
あのBメロは狙いだったのか、
戦略的な作曲だったのか伺いたいです。
✅本間昭光さん回答
昭仁の色々声の状態見ていくと、
やっぱトップのこれが1番鳴るんですよ。
だから、ここからパツンと歌い出すとかっこいいかなと
思ってこうやったんですよね。
で、そのやっぱり「ラ」の音が発声でパチンと出てくるから、
「ぼ」みたいな音でもアタックが出るんですよね。

だから、それでやって、
で、普通になんかやってもよかったんだけども…

ここで筒美京平先生のね
岩崎宏美さんの「ロマンス」のコードを当てはめてみて、
そっからどう考えようみたいな、
これでもちょっと変化させようっていう感じで。
どんどんコードワークを変えていくんですよね。
自分で一旦メロディー考えて、
素直なコード進行で1回作ってみるんですけど。
そしたら、作曲脳とアレンジ脳っていう
作曲脳で、作ってる時はもうそういうシンプルなメロディー。
完全に47抜きのね。
いわゆるペンタトニックなメロディーなんです。
そこから展開してって、
アレンジ脳になった時にコードワークになってくるんですよ。

✅筒美京平(1940-2020年)
数々のヒット曲を送り出した昭和・平成を代表する作曲家。
✅47(ヨナ)抜き音階
4つ目の音と7つ目の音を抜いた音階(基準の音をドにした場合)

🎵「ロマンス」岩崎宏美(1975年)


✅本間昭光さんコメント
これ、Aマイナーで作っちゃったんで、
どうしようかなと思って。
サビがあったら、
次はもうちょっと、
どっちも引き立つようにしなきゃいけない。
イントロ何しようって思った時に、簡単にしたいと思って。
Aマイナーで終わって、Dに行ったんですよ。
この「ソ」の音がもう印象付けられてるんで、
その前に、最後に確かに「ラ」には行ってるけども、
その前に何回もソソソソと出てるから、
ここに戻っても違和感ないなと思ったら、
これをSus4扱いにしてやったら自然になる。
で、これでやるとしたら、Eマイナーが自然なんですね。
だからAメロがEマイナーで、それでやってる中で、
まだメロディ考えてって。
Bメロにぐにゃっとした展開にして、
いきなり戻したいなと。
Aマイナーに戻るにあたってはこういうコードが有効的なんで。
で、そのコードにどう導いていくかっていうところの
コードとメロディーと両方考えて、
それで繋いでいったっていうのが、そこなんですよね。
なので、
AメロからBメロに移るときも全然薄くならないように。
Bメロからサビに行く時も薄くならないようにっていうことを展開して。
作曲脳とアレンジ脳が行ったり来たり。
✅Bメロからサビの展開

✅水野良樹さんコメント
本間さん、今お分かりかと思うんすけど、
話が広いんですよ。
いろんなとこからとってこられるので…
それこそ、
ツアーの打ち上げでたまたまパスタがぽっと出てきたら、
「そういえば、よっちゃんね、
イタリアのシチリアでパスタを食べたことがあってね…」
どんどん海外の話になって、
それがパスタの話かなと思ったら、
「ああいう時間の取り方、
時間をかける考えってのがライブにも活かせると思うんだ」って…
ライブの話になって、
世界中を回ってこうだから、
全部のことに視野を広げて、
それがステージだったり
楽曲だったりにつながっていくのが、
本間さんのすごさです。
これで、お酒が入るとさらに止まらない(笑)
本間昭光特集_槇原敬之
「もう恋なんてしない」槇原敬之(1992年)
🎵「もう恋なんてしない」槇原敬之(1992年)

✅2023年10月15日 O.A.本間昭光さんコメント
(槇原敬之さんに)
「歯ブラシそのまも残ってるし、郵便物届くし。
紅茶飲みたくてもどこにあるかわからんよ」
という話をしたら。
「本間ちゃん元気になるように曲書くわ」って…(笑)
槇原敬之さん「もう恋しないなんて」を作ったワケ
その話を聞いた頃、まだ21、2歳で、
自身の恋愛経験もさほどなかった僕でしたから、
彼の経験した失恋にとても驚いたのをよく覚えています(笑)
もし、この話が本当なのだとしたら…
この人はよっぽど運が悪いのか、
はたまた本間さんには
僕の知り得ない暗い一面があるのか、
どっちかだなと思いながら聞いていました。
同じバンドメンバーとして
あまりにもやるせない気持ちだったので、
「何か形にして昇華してあげたい」
という、余計なこととは知りながらも
使命感を持ちながら曲を書かせてもらいました(笑)
まさ、その曲が、
あんなに売れるとは思っていなかったので…
本間さん
ありがとうございます(笑)
槇原敬之さん、本間さんとの出会い
僕の1番最初のコンサートの
バンドメンバーとしてお会いしました。
デビューから7、8年間、
ずっと僕の楽曲を弾いてもらっていたのですが、
本当にいつも素晴らしいなと思いながら歌っていました。
往々にして
ピアノやキーボリストは
自分のサウンドが目立つようにしがちなのですが、
本間さんは、曲全体を見て、
「僕のボーカルがどうしたら乗りやすいのか?」を
常に考えながら弾いてくれていましたから。
また、キーボーディストとしてだけではなく、
バンドマスターとしても非常に優れた
音楽家の1人だと思います。
関西のお兄ちゃん気質の良い部分を
いかんなく発揮して、
コミュニケーション上手で、
年上のミュージシャンにも好かれ、
他のメンバーをうまくまとめていました。
その中で、
僕の楽曲の世界観を繊細に感じ取り、
「どのようにバンドで表現していくのか」を
常に考えてくれていたと思います。
「折りたたみ傘」渡辺美里(2025年)_作詞作曲:槇原敬之、編曲:本間昭光
🎵「折りたたみ傘」渡辺美里(2025年)
・渡辺美里デビュー40周年の最新曲。
✅槇原敬之さんコメント
僕から本間さんにアレンジを依頼した際、
詳細はあまり伝えず、
「リアルタイムで80年代、90年代の
日本のポップスを聴いていた本間さん
だからこそできるアレンジをしてほしい」
ということだけを伝えました。
僕はコードなど、
非常に感覚的に作ってしまう人間なので、
それを知った上で、
本間さんが僕の意図を救い上げてくれて、
とてもエモーショナルな作品に仕上げて
くださったことに感謝しています。

✅武部聡志さんコメント
信頼関係すごいよ、マッキーと本間君は…
何十年経ってる?
(本間昭光さん)
いや、そうですね、30年ぐらいですね…
(武部聡志さん)
こうやってね、
マッキーが作った曲をまた本間にね、
アレンジしてほしいってね…
(ザキヤマさん)
「もうわかるよね」みたいな感じで来るってことですよね。
依頼以外はもう多くは語らずみたいな…
(本間昭光さん)
でもね、
1番ね、シンプルでね、説得力あるんですよ。
ピアノと槇原の声だけっていう。
そしたら、もう腕が鳴るなる(笑)
本間昭光特集_ポルノグラフィティ
2024年9月29日 ポルノグラフィティ特集
✅EIGHT-JAM 2024年9月29日 ポルノグラフィティ特集(ポルノグラフィティ、スガ シカオ、tasuku)

ポルノグラフィティにとって、本間昭光とは?

✅ポルノグラフィティ 新藤晴一さんコメント
師匠、恩人、大先輩。
リスペクトが含まれた呼称なら
全部当てはまる存在です。
(なのですが、いつもニコニコされている
本間さんのキャラクターで、
それを忘れそうになるのも事実です)
本当の意味で、
本間さんがいなければポルノはなかった、
と言い切れます。
✅ポルノグラフィティ 岡野昭仁さんコメント
本間さんがいなければ
僕たちの今はなかったのは当然のことです。
その上で、常に本間さんは
僕たちの先導者であったと思います。
「ポルノグラフィティがどういう存在でいるべきか」、
それを常に考えなさいと仰られていました。
その当時はその意味がいまいち
理解はできていなかったのですが、
今となっては
その本間さんの言葉のおかげで、
自分たちの向かう方向を見失わず
やってこれたのではと思います。
「ハネウマライダー」ポルノグラフィティ(2006年)_新藤晴一さんセレクト
ライブでは欠かせない!!
🎵「ハネウマライダー」ポルノグラフィティ(2006年)
・大塚製薬「ポカリスエット」CMソング。
・観客と一緒にタオルを振るパフォーマンスでライブで欠かせない曲。
✅新藤晴一さんコメント
日本人の琴線に触れるメロディーなんですかね。
演奏していても、ファンの方の盛り上がりと併せて
毎回グッときています。
✅武部聡志さんコメント
ポルノグラフィティのバンドとしての方向性というか。
ただのロックバンドではないっていうスタイルは、
本間が作り上げたもんだと思うんですよ。
で、「ハネウマライダー」もね、
普通の単純なロックナンバーかと思いきや、
これって結構ブルージーなメジャーの3度の…
本当はぶつかるんですね。
それが共存することで、
なんかちょっとカントリーみたいな、
その「ハネウマライダー」というコンセプト、
あのPVにもあるみたいな景色がね、
浮かぶんですよ。
だから、単純なロックンロールナンバーとは
またちょっと違うんだ、
そういうところがね、
バンドの方向性を決定づけてるなと思います。
「今宵、月が見えずとも」ポルノグラフィティ(2008年)_岡野昭仁さんセレクト
自身でもアレンジに挑戦!!
🎵「今宵、月が見えずとも」ポルノグラフィティ(2008年)
・映画「劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ」主題歌。
✅岡野昭仁さんコメント
曲を作った時、かなり頑張って
構想を膨らませて自身でもアレンジしました。
かなり拙いはずのそのアレンジを壊さず、
さらに遥か先までブラッシュアップしてもらえたとき、
震えました。
「黄昏ロマンス」ポルノグラフィティ(2004年)_新藤晴一さんセレクト
自ら作詞作曲し初めてシングルとなった
🎵「黄昏ロマンス」ポルノグラフィティ(2004年)
✅新藤晴一さんコメント
この時代において今更DTMを否定する気はないですが、
こういう個々の楽器の音色を理解した上でのアレンジは
良いステレオで聴きたくなります。
✅新藤晴一さんから「黄昏ロマンス」について質問

✅本間昭光さん回答
これはやっぱり、
松任谷(正隆)さんがずっと作ってこられた作品を
全部聞いてるので、それをコピーしてたから、
ある程度学んでるってことだと思います。
で、学校でこれこれがこうだってのは、
向かい合ってそういう話とかはあんまりせず、
もっと大きな話しかしないので。
その背中を見て、コピーして学んできたことを
さらにどういう風には配置すればいいかっていうのは、
それは独学になるんですよね。
だから、カルテットの場合と、
例えば44422みたいな感じで、
人数のいるストリングスの編成とかなってくると、
やっぱ全然並べ方が変わってきますし、
それはもう臨機応変なんですよ。
それは武部さんのスタジオ毎日見てたから。
武部さん早いんですよ。
ストリングス、バババッと書いて、
「今から書くからちょっと待って」って…
「これがプロの世界か!」と
思ってびっくりしたんですけどね。
それで書いたやつ「はい」とかって渡したら、
みんながバーって弾いてすごいなと思いました。
これはなかなかできないなと思って。
すぐ本屋行って楽典を買った。
そのときYouTubeとかないから分からないですよね(笑)
松任谷さんもやっぱそうです。
別に何をこうしなさいしなさいとは言わない…
1個言われたのは、
「アレンジは周波数帯だから」って言われたんです。
「周波数帯の整理がアレンジだから」って
「フレーズはその上にある」…
(ザキヤマさん)
科学ですね、なんかね…
(本間昭光さん)
科学ですよ
バイオリンはこの域行ったらなんの何ヘルツってから、
ボーカルが女性だったら、この辺、1キロが中心なのか、
もうちょっと上なのか。
この人はちょっとハスキーだから、
この辺の体系を残しとかないと、
ただバイオリンでごすってこすれる音で、
そのハスキーの良さが消えちゃうって、
そういう、周波数帯の整理っていうのは
松任谷さんに教えてもらいました…
本間昭光特集_松任谷正隆さんのコメント
✅松任谷正隆さんのコメント
本間はなかなか奥が深い人物で、
到底他人には分からないと思います。
僕もわかりません。
ただ、プロデューサーには向いていると思います。
すなわち、
入口から中程まではとても柔軟。
でも、その奥はかなり頑固です。
頑固さは音楽作りには不可欠なものだけど、
僕には彼の柔軟さがいつも羨ましく思えます。
ポルノを支えたのは当時知って誇らしかったですが、
「本当に偉くなったんだ」と知ったのは、
彼の50歳の記念のイベントを一緒にやった時ですね。
周りのアーティストたちに尊敬されているのを見て、
「ああ、そうなのか」と思いました。
ほぼ放置状態で
立派な人になっていった子供を
遠くから見るような心境でしょうか。
ライバルとも違う。
やはり家族ですかね…
✅本間昭光さんコメント
いや、ありがたいお言葉ですね。
本当にね、家族なんておっしゃってくださって、
でも本当に折に触れていろんなアドバイスは
ポツポツってくるんですよ。
だからそれがちゃんとした、
面と向かってこうしろああしろっていうことではないんですよね。
なんか一言が響くていうのが、
松任谷さんのやっぱりすごさだなと思いますね。
松任谷さんがいなかったら今はないですね
本間昭光特集_心に刺さった言葉
✅ナレーション
今回、水野が打ち合わせの際、かつて本間から言われ、
心に刺さった言葉があると語っていた。
「スランプなんてないから、
世の中には曲が書ける人間と書けない人間の
2種類しかいない」
と本間に言われ、励みになったという。
その言葉の真理とは…
✅水野良樹さんコメント
いきものがかりが色々注目をいただけるようになってから、
本間さんに出会ってて、その時って忙しいので、
なんて言うんでしょう…
ちょっとへこたれるタイミングがあるじゃないですか。
その中でなんか「ちょっと曲が書けないんですよね」って
愚痴をこぼした時に、
本間さんが
「よっちゃん、スランプとかないから」って、
急ににこの笑顔なんですよ。
笑顔なんですけどそれは多分、
今のこのまだ若いソングライターのこの子には
そういう言葉が必要だと思って言ってくださったと思うんですね。
で、それがすごい響いて。
「世の中には曲を書ける人間と、書けない人間しかいないから、
書ける人間は書かなきゃダメなんだから」っていうことそれを、
たくさんのアーティストを見てきた、
ご自身も抱えてきた本間さんに言われると説得力が半端なくて、
書かなきゃってなります…
(横山さん)
やっぱ本間さんと出会って思うんですけど、
本間さんって欲しい言葉くれますよね。
✅ビッケブランカさんコメント
その「スランプなんてない」みたいな優しい言葉みたいなのも。
個人的にもデビュー前とかにも本間さんにも
色々言葉もらったんですけど、
今聞いてて思ったのは、
2年前ぐらいに僕もちょっとスランプかなって
思った時があったんですよ。
で、その時は僕は水野さんのとこに行ったんですね。
いきものがかりのリハーサルスタジオ聞きつけて、
そこにもうアポなしで行って。
休憩時間に皆さん出てきてくれて。
「ちょっと水野さん、曲が書けないです、
今こんな曲書いてるけど、全然ダメ…」
「ダメでもなんかないっすか。
アドバイスみたいな」って言った時に、
同じ言葉ではないんですけど、
水野さんから「いつか書けるから」みたいな。
いわゆるスランプなんてないから、
(水野良樹さん)
そのときどや顔で言ったんですけど、
本間さんからのボールをビッケブランカに渡しただけ…(笑)
その時、本間さんも横にいらして。
でも、本間さん、そこでは何も言わないんです。
ニコニコして…(笑)
✅本間昭光さんコメント
でもね、本当そうなんですよ。
僕、アレンジャー生活の方が全然長かったんで、
曲を書き始めたのがほぼポルノからなんで。
それまでずっといろんな方の作品とか見てきたんですけども、
やっぱり、「ぽっ」といい作品作る方って当然いらっしゃいます。
みんなやっぱ曲は書けますよ。
1回が2回書けるんですけど、
やっぱずっと書き続けることの難しさっていうのは
やっぱ見てる。
で、プロで作曲家やってらっしゃる方でも、
すごくメロディーメーカーの方もいらっしゃれば、
サウンド作りで持ってる人もいるし、
それぞれの才能っていうのは当然あると思うんですけども。
水野良樹っていうのはメロディーメーカーなんですよ。
で、今までのメロディーをもう聴くと、
もうこれ思いついては書けないなみたいな感じ。
要は才能っていうことなんですよね、
これ。ビッケもそうなんですけども。
ビッケにやっぱ声っていう武器もあるし、
だからよっちゃんもそうあるし、
だからやっぱその2つを持ってる。
曲を書けるっていう才能と声っていう才能が
2つ持ってるのは本当羨ましいですよ。
で、やっぱり連続して書けるか否かっていう話なんですよね。
皆さんは書ける方で、
書けない人は、もう本当ね、
頑張って書いても数曲なんです。
で、でも、やっぱりこういう風に…
(水野良樹さん)
今日は本間さんの回ですよ(笑)
ずっと褒めなくていいですよ、
今日なんか台本で打ち合わせした時も、
どれだけ本間さんのことを喋れるかねって言ってたのに、
全部本間さんが説明しちゃうから(笑)
それがまさに本間さんです(笑)

✅横山さん武部さんに質問
武部さんが初めて本間さんと出会った頃って、
もうこうなるなって思ってましたか?
✅武部聡志さん回答
いや、本当にそれ以上…
今は日本の音楽界で欠かせない人物になりましたよね。
絶対に一流のアレンジャー、
一流のミュージシャンにはなるとは思います。
その出会った頃から、
やっぱりそれだけの音楽に対する情熱を持っていたし、
その向上心というか、好奇心というか、
そういうの持っていましたから。
絶対、超売れっ子になるとは思いました
(本間昭光さん)
その言葉を糧に頑張ります
次回予告
【次回予告】
2025年8月31日(日) よる11時15分~
「約3年ぶりのニューアルバムをリリースする、藤井 風が登場!!」
【アーティストゲスト】
Yaffle、STUTS、清塚信也、江﨑文武
【トークゲスト】
市川紗椰、山崎弘也(アンタッチャブル)
終わりに
本間昭光特集!
ありがとうございます!
エイトジャムの裏方さん特集
(裏方という表現がいいのか?今まで
武部聡志さん、亀田誠治さん、本間昭光さんなどの特集)
本当に勉強になります。
音楽がより楽しくなれます!
ほんと素晴らしい特集をありがとうございます!
【印象に残った言葉など】
・日本の音楽界の宝
・兄弟子、弟弟子
・アレンジのお手本みたいな曲
・サビ始まりの曲はイントロに困る
・みんなが弾きたくなるような練習曲
・イントロが目立ちすぎてもダメ
・1番気持ちよく感じられるライン
・ただ瑞々しくて、華やかで熱狂がそこにある
・ポルノグラフティ世界の旅
・ランバダ
・ケーナ
・アコーディオンはドイツ
・アレンジは1番最初に完成のイメージと色を考えろ
・モータウン
・ウォール・オブ・サウンド
・新しい彼女の世界を作ってくれた
・跳躍が織り込まれるアクロバティックなサビ
・華やかで管楽器のような張りがある声
・「戻ってきたぁ!!」という開放感
・戦略的な作曲
・筒美京平先生
・作曲脳とアレンジ脳
・47(ヨナ)抜き音階
・イタリアのシチリアのパスタ
・全部のことに視野を広げている
・お酒が入るとさらに止まらない(笑)
・「本間ちゃん元気になるように曲書くわ」
・何か形にして昇華してあげたい
・僕のボーカルがどうしたら乗りやすいのか
・1番シンプルで説得力がある
・腕が鳴るなる
・ポルノグラフィティがどういう存在でいるべきか
・ただのロックバンドではないっていうスタイル
・遥か先までブラッシュアップしてもらえた
・これがプロの世界か!
・アレンジは周波数帯だから
・フレーズはその上にある
・科学
・でも、その奥はかなり頑固です
・ライバルとも違う、やはり家族ですかね
・スランプなんてないから
・世の中には曲が書ける人間と書けない人間の2種類しかいない
・書ける人間は書かなきゃダメなんだから
・メロディーメーカー
・その言葉を糧に頑張ります
以上。
■楽曲づくり/アレンジ
すごい!すごい!すごい!
本間さんの楽曲制作プロセスの公開、
まさに有料級の内容でした!
私自身まだ知識不足で完全には理解しきれませんでしたが、
それでも多くのことを学ばせていただきました。
特に「作曲脳」と「アレンジ脳」という概念が印象的で、
プロの音楽家がどのように頭の中を切り替えながら
創作に取り組んでいるのかを垣間見ることができました。
こういう風に試行錯誤されて、素晴らしい音楽ができるんですね。
非常に貴重で興味深い内容をありがとうございました。
■槇原敬之さん
「もう恋なんてしない」のエピソードが
心温まるものでした。
「本間ちゃん元気になるように曲書くわ」
「何か形にして昇華してあげたい」
感動です。
ステキです。
■「ポルノグラフィティ世界の旅」
世界各国の楽器を取り入れながら楽曲を制作するという
「世界の旅」というコンセプトが本当に素晴らしい
発想だと思いました。
音楽を通じて異文化を表現し、
聴き手にも新たな音の世界を届けるという
取り組みに感銘を受けました。
ポルノグラフィティと本間さんの関係は
「ポルノグラフィティ特集」の回でも感動しました。
ほんと素晴らしいご関係。
そして、名曲を多くありがとうございます!
■武部聡志さん
武部さんと本間さん、お二方とも
松任谷正隆さんの音楽スクール出身とは…
兄弟子、弟弟子のご関係ステキです。
師弟関係から生まれた深い絆が、
現在の音楽活動にも活かされているのを感じて、とても感動しました。
2023年11月26日の「武部聡志特集」も素晴らしい特集でしたね。
(そのときも本間さんがゲストでした、ほんと素敵なご関係ですね)
「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!!