PR EIGHT-JAM(関ジャム)

EIGHT-JAM 2025年2月23日 世界で活躍する 若手クラシックスター特集!(角野隼斗、児玉隼人、辻彩奈、上野通明)

クラシックスター特集!

大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:15~、たまに11:30~)のまとめ記事です。

EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、

音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。

こちらでは、メモ程度に残させていただいております。

気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。

クラシックスター_アーティストゲスト

アーティストゲスト

・角野隼斗(ピアニスト)
・児玉隼人(トランペット奏者)
・辻彩奈(ヴァイオリニスト)
・上野通明(チェリスト)

✅最上峰行(オーボエ奏者)
東京交響楽団所属。
L’Arc~en~Cielや葉加瀬太郎のレコーディングにも参加。

最上峰行さんコメント
今回はこの4人が集まってるのはちょっと奇跡的だと思います。

クラシックでも本当すごい人たちが集まってます。
これはちょっと見応え十分です。
神回。神回です。
始まる前から神回。
もうこの4人で演奏会やったらもうどこでも満員になるでしょうね。

SUPER EIGHT横山さん質問
ちなみに今日学校行ってきたんですか?

(児玉さん)
いつもはこういう時は休むんですけど、
なんか今日はみんな風邪で学年閉鎖になって…

クラシックスター_角野隼斗(ピアニスト)

久石譲さんから角野さんへ

✅久石譲さん(作曲家・指揮者・ピアニスト)

かつてない別次元の革命的なピアニストである!!

世界デビューアルバム「Human Universe」リリース

世界デビューアルバム「Human Universe」リリース
🎵「Human Universe」角野隼斗 Cateen かてぃん

7 levels of "Twinkle Twinkle Little Star"(きらきら星変奏曲)

✅変奏曲

楽曲の1つの主題をもとに、そこに含まれる要素を様々に変化させて構成した楽曲の形式。

角野隼斗さんコメント
コロナ禍でYouTubeにあげたんですけど、
だんだんレベル上がっていくっていう変奏曲を作ってみたかったんですよ、
きらきら星」なので七夕に合わせて7つのレベルの変奏曲です。

🎵7 levels of "Twinkle Twinkle Little Star"(きらきら星変奏曲) Cateen かてぃん

角野隼斗さんコメント
6歳の頃から金子先生に習い始めて、今でもでやってる方法があります。
金子先生は指の独立と分離がとにかく大事だっておっしゃるんですね。

ピアノは10本の指で弾くから、
その全ての指がコントロールできなきゃいけないんですけど、
5つの指ってつけ方違うじゃないですか。
だから力も違うんですよね。

それをどう、いかに均等に、
自分の思うような音を出せるか
で、
独立して動かせるかっていうのが大事で。
本当にシンプルなところから始まるんですけど…

これぜん全調をやるんです。本当に地味ですけど。
あとは4の指(薬指)、やっぱ弱くなりやすいですよね。
薬指と人差し指も実は弱くて、それを強化するために
4と2を重点的に鍛えるなど色々あります

金子勝子

指導歴59年
元昭和音楽大学・大学院ピアノ科教授。
社団法人PTNA(全日本ピアノ指導者協会)
理事・運営委員・指導法研究委員会委員長。

YouTubeに初めて投稿した動画 2011年9月29日

角野隼斗さんコメント
僕はもうずっとやってますね。
それこそ児玉くんの歳から。
今29歳ですけど、15歳ぐらいからYouTubeやってて、
15年前は登録者、再生数という概念も無かったです

最初はピアノでなくて、ゲームのプレイ動画
音ゲー(jubeat ユビート)めちゃくちゃはまってて。
それをなんか両手でやるゲームなんですけど、
指が回るのをいいことに片手でやるスゴ技みたいなことを自分でやってました。

サバンナ高橋さん質問
YouTubeでゲーム動画上げてる時は、
将来ピアニストになろうっていうのは思ってたんですか?

(角野さん)
いや、もう全然思ってなくて。
なので僕、音大行かずに理系の大学に行きました。

角野隼斗さん経歴

(角野さん)
本当に音ゲーに当時ハマってて
全国大会とかも毎年出てました
公式の大会があるとき、
受験の直前まで頑張って…

(村上さん)
ゲームの方が好きだったんですか?

(角野さん)
中高の頃ですね。
小学校の頃、クラシックピアノ結構がっつりやってて。

中高は割とクラシックを離れていろんな音楽、音ゲー含めて
電子音楽とかロックとかジャズ
とかいろんなのを好きになた時期があって、
クラシックピアノ1本でとは…

東京大学大学院 進学

角野隼斗さんコメント
僕は大学で音楽情報処理って言われる音楽と数学の間みたいな研究をしたんです。
数学も好きだったんで、そういうことしたくて。

で、フランスに留学してた。
その頃に音楽もレッスンずっと受けてたし、
コンクールもなんか小さいのから受け続けてはいて、
なんかプロになりたい、絶対なるっていうわけではないんだけど、
モヤモヤはしてて

そしたら、2018年にピティナっていうコンクールで優勝できたんですね。
それがきっかけです。

2018年 ピティナ・ピアノコンペティション

✅2018年 ピティナ・ピアノコンペティション

(最上さん)
本当はクラシックのピアニストとかが頂点を目指す。
要するにいろんな音大生たちも、もちろん参加するわけですよ。

そこで東大の彼が優勝するっていうのが、またね、ドラマがある
もう、その瞬間のセンセーショナルっていうか…
え、なにこのひと?!」みたいな…

(古田新太さん)
絶対もてるやん…(笑)

(角野さん)
その頃、まだ大学院1年で、卒業まで1年半ぐらいあったんで、
1年半ぐらいずっと悩んでたんですよ。

自分が演奏家であるってことが研究に生きるのかなとか、
なんか両立できる方法も探しつつ。

でも、だんだん自分の中で音楽が占める割合が大きくなってきて
で、卒業する頃には、これは音楽1本で行こうと。
逆にその研究をしてたっていう実験家の精神を僕は音楽で使おうっていう風に決めてました。
24歳の時にもう1本で行こうって決めました。
だから僕は割と遅いです。

(最上さん)
僕の感覚だとご自身の意思というよりも
周りが求めていたという感覚です

角野隼斗さん コンクール歴

角野隼斗さんコメント
国際コンクールっていうのは、理系の勉強をしていたので、
ずっと僕は受けたことなくて、
24歳の時に初めてフランスのリオンというところで受けて、
ま、3位ぐらいだったんですけど。

で、その後、多分2回目ですね。
ショパン国際ピアノコンクール
1番大きいコンクールなんですけど。
これがきっかけで世界でキャリアを作れるようになりました

で、1、2年前ぐらいからだんだん海外が多くなくなって、
僕自身も引っ越してニューヨークに住んでいます

(サバンナ高橋さん)
優勝する時とかって、もう圧倒的に勝ったなっていうのわかるものですか?

(角野さん)
いや、僕は全然そんなこと思ってなかったのでびっくりしましたね。
ファイナルまでになると、大きい場所でオーケストラと一緒に弾けるんで、
当時の僕にとってはとにかく嬉しかったです。

(辻さん)
私も本当、コンクールだってこと忘れちゃうぐらい
全然覚えてないです
。もうどういう連想したか…


クラシックスター_児玉隼人(トランペット奏者)

ラインホルト・フリードリヒさんから児玉隼人さんへ

✅ラインホルト・フリードリヒさん(世界的トランペット奏者)


日本に咲く美しい花
日出る処のトランペットの新星です。

そして、日本の管楽器界の未来を担う
トランペッター
となることでしょう。

トランペット【超絶技巧】「ベニスの謝肉祭による変奏曲」

トランペットの仕組み

バルブを使って管の長さを変え、管が長くなると音は低くなる

(ナレーション)
そもそもトランペットはバルブを使って管の長さを変え、音の高さを変える
一般的に管が長くなると音は低くなるのだが、
音にアクセントをつけて指を素早く動かす超絶技巧で
2人が演奏しているように聴こえる
という…

児玉隼人さんコメント
これは1人で吹いてるけど、2人で吹いてるように聴こえるみたいな。
大きいところと弱いところを分けて吹いて
それを早くして混ぜたらそうなるみたいな…

トランペットの中だと超絶技巧と言われてるものを演奏したいんですけど。
だんだんとレベルが上がっていくようなやつなんですけど。
僕もちょっとテレビサイズで演奏します…

🎵児玉隼人 13歳 ヴェニスの謝肉祭

🎵【超絶技巧】中学生トランペッター!児玉隼人「アーバン / ベニスの謝肉祭による変奏曲」
【LIVE!NHK Classic Fes.2024】| クラシック音楽館 

https://www.youtube.com/watch?v=CLhjzBKJ_Y4

SUPER EIGHT横山さんコメント
恐ろしいわ…
タンギング切って、
あんだけ早くやって、
全部の音がもう綺麗になるのがまずすごいことやし…

(堀田茜さん)
愚問ですけど、酸欠にならないんですか?

(児玉さん)
酸欠はならないです
あまり肺活量はいらないです

(最上さん)
実は管楽器はあんまりその肺活量はいらないです。
しかも、彼は綺麗。
なので無駄な呼吸をしていないところすごい。
力んでいない
センスですね
同じ管楽器奏者として嫉妬します(笑)

(横山さん)
緊張してたら、固くなって息を吹こうとするのよ
それが、まったくない

(最上さん)
自分の声みたいに…

タンギング

管楽器を演奏する際の、舌を用いた技法

先生はYouTube

児玉隼人さんコメント
北海道の釧路市というところに生まれていて、
すごい田舎なんですよね。

中学1年生までは釧路にいたので…
そこで、先生がいない、
もうYouTubeでやるしかない」となりました…

(サバンナ高橋さん)
なんで始めることになったんですか?

(児玉さん)
クリスマスプレゼントでサンタさんがくれました

(サバンナ高橋さん)
5歳の頃のサンタさんからのプレゼント。
嬉しかったですか?


(児玉さん)
いや、そんな嬉しくなかったです

(横山さん)
お父さんとお母さん、何か楽器やってるんですか?

(児玉さん)
なんか小さい頃からバレエを全部集中して
見れたりとかなんかしてたみたいで、
すごい音楽は好きだったみたいなんですけど、

トランペットは難しいので、音を出すのも、曲を奏でるのも、
5歳の僕にはなんか楽しさが1個もわからずだったんですけど、

でも、釧路に、アンドレ・アンリという
すごい世界的トランペット奏者が来て、衝撃を受けたというか…

(古田新太さん)
それ見に行ったの?

(児玉さん)
はい。
それで、楽屋にいき、自分の演奏も聴かせて

アンドレ・アンリ

(児玉さん)
これをなんか真に受けてしまって、というか、あのコンサートを見た時に、
これが仕事になるんだったら、めちゃくちゃいい仕事じゃないか、と思いました。

仕事とかお金とか、そういうことが大好きで(笑)。
小さい頃からそういうことをずっと考えていて…

(サバンナ高橋さん)
アンドレさんとはその後一緒に演奏されたのですか?

(児玉さん)
まだ1回も会ったことないですね。
僕がアンドレ、アンリと同じぐらいのスターになった時に
一緒にデュオコンサートを開催したい
なと思っています。

🎵「ヴェニスの謝肉祭」による変奏曲 Solo.アンドレ・アンリ

トランペットの種類

コルネット
トランペットより小さく音が柔らかい

サバンナ高橋さん質問
これは指使いは一緒なんですか?

(児玉さん)
ピッコロトランペットはちょっと違います

(古田新太さん)
トランペットとコロネットは一緒?

(児玉さん)
「ド」はこれみたいなのは全部一緒なんですけど、
その「ド」が全部どこでも「ド」なので
開放が「ド」でファソラシドなんですけど、
それは変わんないんですけど…

だからトランペットは絶対音感がある人は吹きにくい
すごい苦労する

絶対音感

絶対音感について
・角野隼斗さん(絶対音感あり
・児玉隼人さん(絶対音感なし
・辻彩奈さん(絶対音感あり
・上野通明さん(絶対音感あり

角野隼斗さんコメント
僕はありますね。
ピアノは絶対音感向き

(最上さん)
管楽器はね、
「ド」の指で聴こえてくるのが「ファ」だったりするんですよ。
だからね、自分では「ド」って思ってるんだけど、
頭の中でそう聞こえてくるのは「ファ」だったりするから
本当に管楽器は実は絶対音感が無い方がやりやすい

(横山さん)
同じ「ド」じゃないですもんね。
だから「ド」って言ってても、
ピアノの人の「ド」とは違ってることが違うから

(角野さん)
そうですね。
他の楽器の楽譜とか見るとちょっと頭こんがらがっちゃう

(古田新太さん)
向こうのお2人(辻さん、上野さん)は
だって、無限じゃないですか…

(辻さん)
そうですね、
自分で多分音程がわかないとできないです

コンクールについて

✅古田新太さん
いや、児玉君は(コンクールの時の感情)覚えてると思う。
児玉君は全部覚えてる。「これは勝ったな、俺」みたいな…(笑)

(児玉さん)
コンクール受けた時はいつも自信がありましたね。

(最上さん)
最近の日本管打楽器コンクールで優勝してんですよ。

で、そのコンクールっていうのは、
もう日本の管楽器の人たちは誰もがこう目指すコンクールなんですけど。
で、その最年少優勝って書いてあるけど、
これって一般の人とかプロの人も受けるコンクールなんです。
音大生はもちろん、そのコンクールで、
中学校3年生が優勝したって、もうすごいセンセーショナル
だから、史上最年少

(サバンナ高橋)
そん時は児玉君はいけるなっていう手応えあったのですか?

(児玉さん)
獲れる自信はありました

(横山さん)
このあと高校はいくのですか?

(児玉さん)
留学をします
同時に通信で日本の高校を受けながら、
その大学生に交じって留学をする
という…

(横山さん)
どこに行くんですか?

(児玉さん)
ドイツです…

(最上さん)
いい国 行きますね。本当。
より素晴らしい奏者になって帰ってくるんだと思います…



クラシックスター_辻彩奈(ヴァイオリニスト)

原田幸一郎さんから辻彩奈さんへ

✅原田幸一郎さん(ミュンヘン国際コンクール優勝、グラミー賞にもノミネート

同年代のヴァイオリニストの中では抜きん出た活躍をしています。

バッハから現代にいたるまでの作曲の作品を
非常に的確に、また高いレベルで表現できる事に、
私は彼女の演奏を聴くたびに感銘を受けています。

辻彩奈さんと上野通明さんで「パッサカリア」(ハルヴォルセン編曲)を実演

辻彩奈さんと上野通明さんで「パッサカリア」(ハルヴォルセン編曲)を実演

🎵Julia Fischer & Daniel Muller-Schott - Handel-Halvorsen Passacaglia 

SUPER EIGHT安田さんコメント
曲の中でどんどんBPM(テンポ)変わっていってるのに、
そこも全部合ってるのがすごい
です…

辻さん)
言葉を使ってリハーサルをするっていうよりは、感覚です

3歳からバイオリン

✅辻彩奈さんコメント
私も3歳からバイオリン始めてたんですけど、
父も3歳からバイオリンやってたので、
父がその3歳のときに使ってた楽器が家にあったので
それでなんとなく、そのバイオリンを手に取り始めたみたいなのがきっかけです。

(サバンナ高橋さん)
もうやりたくないみたいに
嫌になった時期とかはないんですか?


(辻さん)
すっごい昔人見知りで、
私、全然親戚のおじさんとも話せないくらいの人見知りだったんですけど、
人前で弾くことだけは好きでした

幼稚園とかも、その時に通ってた教室の発表会が1年に1回あって、
それで「上手だね」って褒めてもらえるのがきっと嬉しかったんでしょうね。

辻彩奈さん コンクール歴

✅辻彩奈さんコメント
中学校の時に小学校6年生で優勝した時のご褒美みたいな感じで、
コンサートのお話をいただくようになりました。

お客さんが時間を使って私の演奏を聴きに来てくださるみたいな。
なんかそれを実体験として経験した時に、
音楽家ってこういう風な仕事なんだなっていう、
初めてわかったというか…

それまではテレビを見てバイオリン弾いてても、
いまいち、どういう仕事なのかっていう事が
わかってなかったのもあるんですけど、

それで、やっぱりお客さんが自分の演奏を聴きに来てくれるっていう、
なんか責任感も含めて、そういうことを経験して、
それで、高校で東京に出て、寮生活をしてまして、
さらに音楽に専門的に勉強することに時間を費やしました

高校2年生から、国際コンクールいっぱい受けました

(辻さん)
モントリオールが4回目の国際コンクールだったんです。
ここで優勝しなかったら、
そのシベリウスのコンチェルトを弾くのやめようって思ってました。
それくらいの覚悟でいきました。

🎵Ayana Tsuji (Japon) - J. Sibelius : Concerto en ré mineur, op. 47

クラシックスター_上野通明(チェリスト)

井上道義さんから上野通明さんへ

✅井上道義さん(日本を代表する指揮者

本物です
第一級品の若者です。
これからの世界のチェロ界を背負う才能。
余計な逡巡や衒(てら)いのない音楽家だ。

SNSの重要性について

上野通明さんコメント
例えばヨーロッパのマネージャーの方が、
コンサートのオーガナイザーだとか、CDのレーベル会社の人だとかが、
そのアーティストのSNSをチェックして、
フォロワーが何人いるから、どれくらいの集客が見込めるんだろう
みたいな、
そういうチェックしてるっていう話をそのマネージャーにききました

(村上さん)
そうか、フォロワー数で、このキャパでだったらコンサートできるか、
集客できそうだなっていうのも見られちゃう、図られちゃう

児玉さんはやってらっしゃるんですか?

(児玉さん)
僕もSNSを使っています。
そのSNSを使い始めたきっかけというのが、
なんか毎日楽器を吹くというのを目標にしてて、
1年間やったことあったんですけど、
ただ、1日だけサボっちゃって

その次の1年はみんなに見せながら続けました
自分も休むことを許さない」という気持ちで…

広告とか、そういう感じで使い始めたわけじゃないんですけど…

(サバンナ高橋さん)
ちなみにその1日だけサボった日は何してたんすか?

(児玉さん)
友達とサッカーと野球をしてました

(最上さん)
いや、その、使い方としてすごいなと思うのは、
普通プロの演奏家って練習姿って見せない
隠してるじゃないですか。

彼の場合は動画を小さい時にあげることで
応援する人が増えてく
わけですよ、
しかも演奏がうまいので、「なに、この子?」と…
僕も(児玉さんを)知ったのがSNSです。

(横山さん)
成長過程も見れるし、応援したくなる

鈴木福くんを見てるのと一緒w

4歳でヨーヨー・マに憧れて

✅ヨーヨー・マ

🎵Yo-Yo Ma - Bach: Cello Suite No. 1 in G Major, Prélude

✅上野通明さんコメント
元々すごい音楽的な家庭ではあったんですけども、
姉が2人でバイオリンとピアノをやっていて、
母もピアノをやっていて。

それで4歳の時にある時、家にヨーヨー・マさんが。
いや、家に来たわけではないてかなんですけども、
彼のバッハを演奏している映像、ビデオを見て、
で、この楽器すごいなって思いまして

(上野さん)
その前に、姉のバイオリンをおもちゃにして遊んでたりしてたんですけど、
やっぱりなんかこう、大きく低い音で、男らしいというか、
今こういうの言っちゃダメなのかもしれないですけど、
こう、なんだろう、憧れるじゃないですが…

小さい男の子が憧れて、で、この楽器が絶対やりたいって
両親に頼んだんですけれども、なかなかやっぱり小さいので
気がすぐに変わるだろうって思われてました。

ですが、1年間こうずっと頼み続けて、
5歳の時に父と一緒に行って引いた宝くじがあったんですけど、
それで買える程度のお金をあてまして

(横山さん)
ちなみになんぼやったんですか?

(上野さん)
10万円でした

まず弾いてみて、
こう、すごい振動が体に伝わるので、
それがもうすごい快感というか、素晴らしい喜びを覚えています

(サバンナ高橋さん)
4歳で1年間、「親にチェロ欲しい」って言い続ける
というのもすごいよね。

(古田新太さん)
これテレビ見てるちびっこも「お父さんあれ買って」と(笑)

🎵Michiaki Ueno / JS. BACH - Cello Suite no.6 BWV 1012 in D major (Prélude - extract)

上野通明さん コンクール歴

上野さんコメント
ドイツのデュッセルドルフにいます。

(横山さん)
えー!、(児玉君と)連絡先、交換しときやー(笑)

(上野さん)
国際コンクールとはいえ、
やっぱり音楽なので、聴き手の受け方によっても全然変わります

例えば同じように弾いても、審査員が違ったら結果は全然違うかもしれないですし、
その日の調子とかも普段の実力とはまたちょっと変わってくることも多いですし。

(村上さん)
基本的にずっとコンスタントに素晴らしい結果残されてるじゃないですか。

(上野さん)
周りからの目を気にする年頃になってきてからは、
なんかちょっと表現っていうより安全をこう追求したり、
怖がってた時期もあります

高校ぐらいまでは結構いい結果をたくさん出してたんですけど、
高校ぐらいでそれが初めて出なかった時もあって。
その時すごい落ち込んだんですけど、
それ以降、自分が満足いく演奏できればいいなっていうのを目指して
なるべく結果を気にしないように、だんだん慣れてきました。

クラシックのバーチャル化とは?

ナレーション
バーチャルピアニストとは
東京交響楽団が特別監修する業界初のバーチャルピアニスト
潤音(うるね)ノクトが、
昨年8月に開催されたコンサートにてデビュー公演を実施し、
多方面から注目されている

✅原田慶太楼さんコメント
最新の3D技術の導入により、表情や仕草はもちろん、
指の動きもリアルに描き出されていて、
バーチャルな存在だけど、人間のピアニストと比べても
遜色のないリアルさ
を感じさせてくれる、
特異な立ち位置のキャラクターですね

最上峰行さんコメント
実際の人が弾いてらっしゃるんですけど、
でも表には出てなく裏で弾いてて。

で、当日はその裏にその方がスタンバって、
実際その場で弾いていて、オーケストラと一緒に演奏させている

すごい時代になったな。
演奏プラスアルファで何かがあるのが、
これから当たり前になってくる時代

✅角野隼斗さんコメント
最近の商流というかやっぱりストリーミングが主流じゃないですか。
音楽の聴かれ方として、「Apple Music Classical」という
クラシック専用のアプリを出したりとか。

クラシック音楽って、その1つの音源に対して
いろんな情報があるじゃないですか。
それが触れにくい1つの要因になってるんじゃないかなと思う

どこから触れたらいいんだっていうのを解決してくれてるアプリでもあります。
人から探すとか、作曲家から探すとか、気分から探す、時代から探すなど

色々見てて、僕でもおもしろいですね。

(最上さん)
これから、そのオーケストラも含めて、
クラシックの演奏家がどういう方向に向かっていくのかもわからないし、
いろんな可能性があると思うんです


だから、やっぱり聴衆がいろんなこうこう求めていくのを
我々演奏家もちゃんと見つけて寄り添えるようなというのが、
きっと演奏家がこれから求められることなんでしょうし、
逆にお客さんもいろんなジャンルをやってる方々を
応援してほしいなと思います

次回予告

【次回予告】
2025年3月2日(日) よる11時15分~
デビュー25周年 AI特集!!

【アーティストゲスト】
AI、EXILE ATSUSHI、DABO

【トークゲスト】
足立梨花、高橋茂雄(サバンナ)

終わりに


世界で活躍する 若手クラシックスター特集!
ありがとうございます!


クラシック音楽に詳しくない私にとって、とても嬉しかったです。

角野さんについては、フジロック2022で見る機会があり、
その演奏に深く感銘を受けた記憶が鮮明に残っています。

他の三名のアーティストについては、
今回初めて知ることができ大きな発見でした。
クラシックの素晴らしさを紹介していただき有難うございます!


【印象に残った言葉など】
・始まる前から神回
・学年閉鎖
・かつてない別次元の革命的なピアニスト
・きらきら星変奏曲
・指の独立と分離
・音楽情報処理
・実験家の精神を僕は音楽で使おう
・日出る処のトランペットの新星
・超絶技巧
・実は管楽器はあまり肺活量はいらない
・もうYouTubeでやるしかない
・アンドレ・アンリ
・管楽器は絶対音感が無い方がやりやすい
・センセーショナル
・獲れる自信はありました
・人前で弾くことだけは好きでした
・お客さんが時間を使って私の演奏を聴きに来てくださる
・責任感
・覚悟
・自分も休むことを許さない
・友達とサッカーと野球をしてました
・鈴木福くんを見てるのと一緒(笑)
・宝くじ
・「親にチェロ欲しい」って言い続ける
・ドイツ
・怖がってた時期
・自分が満足いく演奏できればいい
・バーチャルピアニスト 潤音ノクト
・「Apple Music Classical」


「きらきら星レベル7」に感動。
「超絶技巧」に感動。
「管楽器は絶対音感が無い方がやりやすい」の事実に驚きでした。


改めてチェロの音色の素晴らしさを実感しています。
低い音、響きます、体が震えます、生命を感じます、
深い感動を与えてくれます。


また、「Apple Music Classical」という素敵な
アプリのご紹介も参考になりました。


最上さんが仰ったように
今回の4人が集まったのはほんと奇跡的なのかもしれませんね。
この素晴らしい番組を企画・放送してくださり、心より感謝申し上げます。


「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!!

-EIGHT-JAM(関ジャム)