
ポルノグラフィティ特集!!
大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:00~、たまに11:30~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
もくじ
ポルノグラフィティ_アーティストゲスト
アーティストゲスト
・ポルノグラフィティ(岡野昭仁、新藤晴一)
・スガ シカオ(長年の友人)
・tasuku(10年以上にわたり、作曲編曲に参加。
ライブではギタリスト、バンドマスターも務める)
・小笹大輔(Official髭男dism、アンケートで回答)
ポルノグラフィティ_リスペクトする後輩アーティスト
✅King Gnu 井口理さんコメント
中学2年で聴き始めて休み時間もずっとポルノグラフィティを歌っていた。
ポルノを一度も聴かないで青春を過ごすっていうのは不可能なんですよ。
ポルノ不可避!

✅Official髭男dism 藤原聡さん
自身のラジオ番組で
「人生で初めて買ったバンドスコアが「ミュージック・アワー」でした」と発言。
✅米津玄師さんコメント
「鋼の連休術師」の主題歌がポルノグラフティーの「メリッサ」で、
すごい良い曲で、自分の意思でJ-POPの曲を買おうと思ったのは、
それが初めての体験。
だからそれが音楽の「原体験」と言ってもいいと思う。
彼らには自分が思っているよりも大きな影響を受けていると思う。
ポルノグラフィティ_プロ激選 名曲8選
「アポロ」(1999年)
1999年リリース 大ヒットを記録した衝撃のデビュー曲
🎵「アポロ」ポルノグラフィティ(1999年)
✅Official髭男dism 小笹さんコメント
当時6歳、この曲でポルノに出会った!
幼いながら歌詞が衝撃で、20年以上たった今聴いても
色あせないどころか新しさすら感じられる
この楽曲の普遍性が恐ろしいです。
✅tasukuさんコメント
リスナーとしては普通に聴いていたが、演奏してみると
アップテンポの軽快なビートに対して、特にサビがめちゃくちゃ難解。
それなのにキャッチーでポップに聴こえるというのはとんでもないことだなと、
やってみて初めて思った。

「ミュージック・アワー」(2000年)
CMソングに起用され大ヒット
”変な踊り”でライブ会場が一体に!
🎵「アポロ」ポルノグラフィティ(2000年)
ポカリスエットCMソングに起用された3rdシングル。
✅Official髭男dism 藤原聡さん
自身のラジオ番組で
「人生で初めて買ったバンドスコアが「ミュージック・アワー」でした」と発言。
「メリッサ」(2003年)
2003年リリース 人気アニメオープニングテーマ
🎵「メリッサ」ポルノグラフィティ(2003年)
✅Official髭男dism 小笹さんコメント
イントロのベースリフ、ライブで聴けた時の高揚感がとんでもない!
どことなく異国の風を感じさせるサウンドやメロディに
今まで聴いた育ったJ-POPとは異なる哀愁の匂いを感じて、
とても心惹かれました。
✅米津玄師さんコメント
「鋼の連休術師」の主題歌がポルノグラフティーの「メリッサ」で、
すごい良い曲で、自分の意思でJ-POPの曲を買おうと思ったのは、
それが初めての体験。
だからそれが音楽の「原体験」と言ってもいいと思う。
彼らには自分が思っているよりも大きな影響を受けていると思う。
「アゲハ蝶」(2001年)
🎵「アゲハ蝶」ポルノグラフィティ(2001年)
資生堂「ティセラ」CMソング。
南米の民族楽器を取り入れたラテン調のナンバー
「サウダージ」(2000年)
🎵「サウダージ」ポルノグラフィティ(2000年)
自身初のチャート1位を獲得し、この曲で紅白歌合戦初出場。
2021年公開のTHE FIRST TAKEは再生数3000万回を超えた。
「オー!リバル」(2015年)
スパニッシュフレイバーの名探偵コナン映画主題歌
🎵「オー!リバル」ポルノグラフィティ(2015年)
✅スガシカオさんコメント
スパニッシュフレーバーのマイナー調の曲がポルノにはよく出てくるが、
これもその流れ。
コナンのゴッホの映画テーマの映画主題歌になっていて、
すごく物語の世界観にあっていた。
「Zombies are standing out」(2018年)
2018年リリース
ファンが「最強!」と絶賛する骨太なロックサウンド
🎵「Zombies are standing out」ポルノグラフィティ(2018年)
✅Official髭男dism 小笹さんコメント
大好きなサウンドで大歓喜した!
多様なジャンルを高いレベルでアウトプットしてくれるポルノですが、
まさか僕の大好きなEmo/Punkのサウンドをストレートにやってくれるとは
思わず、大歓喜した楽曲です。
晴一さんのギターの音の良さが
このジャンルのサウンドの中でも圧倒的に光っています。
「解放区」(2024年)
デビュー25周年の感謝を込めた
ポルノ流ファイトソング
🎵「解放区」ポルノグラフィティ(2024年)
✅tasukuさんコメント
編曲している曲に関してはボーカルのディレクションも
させてもらっているが、
「もっと良くなりそうだから、もうちょっと歌わせて」と
言われることがよくある。
より良い楽曲にするために努力を惜しまないお二人でいつも感心させられる。
✅古田新太さんコメント
いいね。面白い。
曲の感じ、唯一無二。
✅朝日奈央さんコメント
私のお友達もすごい好きで、カラオケで必ず歌うんですけど、
息続いてるとこ見たことないです。
本当に歌うとやっぱ改めて難しさがわかるっていう…
✅サバンナ高橋さん
本当、10何年前の曲もかっこいいし、 最新の楽曲めっちゃかっこいいですよね。
あと、ポルノさんはで、メジャーデビューされる前の大阪下積み時代、
一緒の劇場に出させてもらってました
(ポルノ岡野さん)
2丁目劇場に出させてもらってました。
楽屋でいろんな芸人さんがいて、唯一お喋りしたことあるのが高橋さん。
(ポルノ新藤さん)
300~500人ぐらいのキャパなんですけど、
本当に女子高校生たちが本当に鈴なりになって、
もう皆さんお笑い見に来てるんで、
その中で自分らの音楽を聴いてもらうということが
なんか1つの出発点になってます
(サバンナ高橋さん)
そのあとに、ポルノさんが売れた時になぜか吉本の社員が
「くそ―っ!」て言ってました(笑)

ポルノグラフィティ_ライブスキルの高さ
ライブスキルの高さ

✅スガシカオさんコメント
何かの番組出た時に岡野くんに「昔からずっと聴いてます」と
なんか告白されて、それで飲みに行ったりするようになった。
デビューした頃はなんかすごい2人とも尖がってたし、
Tamaちゃんもいたんだけど、 なんか髪の毛とか、すごいブリーチとかしてね、
なんかグワーッてなってたし…
(SUPER EIGHT横山さん)
今、スガさんの方がめちゃブリーチしてますよ(笑)
(スガシカオさん)
ま、当時若いしさ。
それでバーンってヒットしたものってたもんだから、
なんかそういうヒットプロジェクトみたいなものなのかなって思ってたんです。
だけど、ライブ見るようになって本当のすごさがわかりました。

🎵「Ohhh!!! HANABI (Short Ver.)」ポルノグラフィティ(2015年)
✅スガシカオさんコメント
横浜スタジアムの野外ライブで聴いて惚れました。
もうめちゃくちゃ上がりまくって、観客がひとつになった。
この曲はCDより絶対ライブがいい!
ま、どの曲もそうだけど(笑)
🎵「暁」ポルノグラフィティ(2022年)
✅スガシカオさんコメント
ポルノグラフィティのすごさは、まずは圧倒的な岡野くんのボーカル。
ライブではその威力が絶大で、多分ガチバトルしたら誰も構わない。
声も歌唱力も凄すぎる。
何十回もライブ見てますが、
音程外したの見た事が無いし
毎回毎回終わると喋れなくなってるくら全力投球。
質問_「喋る声と歌う声の声帯を分けている」とはどいうこと?
tasukuさんから質問
昭仁さんが以前、MCする声は枯れてきているのに、
演奏が始まって歌い始めるといつも通りを枯れていない力強い歌声に
なったことがあり、岡野さんに聞くと 喋る声と歌う声の声帯を分けていると
言っていて、理解できなかった。どいういうこと?
✅岡野さん回答
スガさんも今、多分リハーサル中とかなんで、
声がちょっとガラっとしてるのもあるけど、
その使い分けというのはスガさんもわかると思います。
(スガシカオさん)
でもね、ライブ終わった後に楽屋に行くと、
もう何言ってるかわかんないぐらい枯れてるんです。
おじいちゃんみたいな。
で、「明日もあるんだよね」とか言ってるから、
「大丈夫なの?」って言うんだけど、
2日目の方が調子良かったって…(笑)
(岡野さん)
病院行ったら、声帯の写真をよく撮るんですよね。
そこで、先生に説明されて、こっちが高い音の方で、ここがちょっとぐっと
膨れてますねとかって言われたら、それは「喋り声の方」とか、
なんかその頭のになるんですよ
自分でメンタルコントロールというか…
それは歌うところが今喋ってるとこは枯れてるけど、
歌ってる方は大丈夫だなみたいなイメージをしているんですけど、
多分それ使い分けてんだと思う。
あとはボーカリストとして、 声が枯れる、枯れないが1番多分メンタルくるので、
多少、別に枯れてようが歌いきれるんだみたいな、そう信じきる、
それもう体をコントロールしてしまうみたいな、そういう術は得てるかもしれませんね。
(tasukuさん)
人間ワザではないですね(笑)
(古田新太さん)
クラシックとか民謡の人とかも、
歌は歌えるんだけど声がガラガラなやつとかいますもんね。
ポルノグラフィティ_ギター新藤晴一
ギターについて
🎵「didgedilli」ポルノグラフィティ(2003年)
✅Official髭男dism 小笹さんコメント(新藤さんのギターについて)
音の良さが本当に圧倒的です。
晴一さんは他の楽器数も多い中であの多ジャンル、多音色を
あれだけの音の良さで全て網羅されているのは本当にすごすぎます。
ギタリストとしてかなり参考というか目標にしています。
✅tasukuさんコメント
ポルノは絶対にギターソロがありそこでギターが主役になる。
全会場をソロのフレーズに集中させる力を持っている。
音量がでかいとかそういうことではなくて
1番後ろの人まで届いているなというスゴさ。
質問_ギターアレンジ、特にソロは考え抜く方ですか?

✅新藤さん回答
レコーディングでは考えてます。
タイプ的にソロをバンバン弾くヴァンヘイレンみたいなタイプじゃないので、
本当はなくてもいいんですけど…(笑)
(岡野さん)
そんなこと言うんですよ(笑)
こっちとしてはもうギターソロあってと思ってんですよ。
ロックギターリストの花形ですよね、
だからそれはギターソロがあってなんぼだっていうのを思ってるから
そのパートを作ってるのにこんな発言があります(笑)
(新藤さん)
ちょっと前にSNSとかで、
「曲にギターソロが必要かどうか」みたいな議論ってあったじゃないですか。
(村上さん)
あ、今(曲自体が)短くなっているから…
(新藤さん)
実際ギターソロがないロックバンドいるから、
いい流れになってきたと思って…(笑)
8小節16小節なり、やっぱりここだけいきなり作曲なので…
なんかね大変ですよね(笑)
Charさんのようなめちゃ弾ける人でしたら、全然やればいいと…(笑)
✅スガシカオさんコメント
僕もギターでやるんで見てると、
基礎的なテクニックっていうのは もう完璧なんですよ。
右手のリズムだったりとか、ビブラートのタイミングだったりとか、
ブリッジミュートだったりとか、もうすごい完璧なんですよ
(tasukuさん)
晴一さんって、
基本的には構成がシンプルなんですよ。
シンプルだけど、印象に残るし、普遍的だし、
なんかそれがすんなり出てくる感じがいつもすごいなっていつも思って…
(スガシカオさん)
僕の ステージで1回弾いてもらったことがあって、
その時にソロをぶん投げたんですね。
結構長いソロをぶん投げたんですよ
きっちり構成があるめっちゃいいソロだったんです。
だから、やっぱちゃんとすごい神経質考えて…
(SUPER EIGHT横山さん)
それがトラウマになってたんですかもしれないですね…(笑)
(村上さん)
曲によってはやるけど、曲によってはやらない曲もあっていいじゃないかと…
(岡野さん)
僕が許しません(笑)
(横山さん)
めちゃくちゃいい関係や(笑)
ポルノグラフィティ_歌詞について
「ハネウマライダー」(2006年)
🎵「ハネウマライダー」ポルノグラフィティ(2006年)
✅スガシカオさんコメント
「ハネウマライダー」は歌詞がめちゃくちゃ好き。
最初聴いた時はなんてヘンテコな歌詞なんだと思ったけど、癖になる。
そのうち、もうこの曲にはこの歌詞しかないと思うようになる不思議さ。

「ハネウマライダー」はすごいっすよ歌詞が。
あんまり使われない言葉も出てきたり。
あとモチーフの選び方とかもなかなか思いつかないですね。
晴一くんの歌詞って、結構ものすごくスタンダードな歌詞はあるんだけど、
時々、えっていう言い回しとか、仕掛けとかが出てくるんですよね。
質問_歌詞を書く時は、どんな風に何を参考にしながら書いていますか?

✅新藤さん回答
ぼくらも今ほとんどの人たちと一緒で、曲先なんですけど。
僕はアレンジまでお願いして、
で、そのアレンジ、メロディーも含めて、
それが呼んでくる雰囲気みたいなのがとにかく大事だから。
さっきのリフがもうアレンジの段階にあったので…
このリフが鳴ると多分走り出すだろうっていうつもりで。
走り出すとなったら走ってもいいけど、車やバイクというよりは、
どっちかって馬っぽい。
ハネウマだから、馬っぽい。
馬は制御できないものの方が
自分の心の動きみたいなのを表現できるかなっていう。
なんか「ハネウマライダー」ってタイトルがつけれたので、
これはもう出来上がったって感じ。
そういうタイトルが付けられたのがこの曲は1番の発明。
(スガシカオさん)
全部出来上がってから書くというのは納得しますね
なんかアレンジに引っ張られて、言葉がこう出てきてるんだなっていう感じは、
なんか今聞いて、なるほどなって思いましたね。
🎵「サウダージ」ポルノグラフィティ(2000年)

✅新藤さんコメント
「サウダージ」とかあんなイントロが流れてきたら、
なかなか「コンビニで…」みたいな話じゃない(笑)
やっぱりイントロでどんな空気が見えるかな。
で、そこには言葉というのをとにかく探して、
その曲の部分部分でもなど、
個々のストリングスのフレーズは次に何の言葉を求めてるんだとか、
それを読み解いていくみたいな感じ。
歌メロとコードだけで歌詞書けって言われるとすごい困るかもしれない。
メロディーとかコードとかって、意味があったりするじゃないですか。
例えば、セブンスコードとかは、「不安定で次に戻る」みたいな。
だから、音楽的にもここは不安定だし、
次に行きたかったら、やはり言葉もそうあるべきだったりする。
考えずにここまで、この文章のままここ行ったら、
すごい間の抜けた言葉になってしまったり。
それから、すごいそのメロディーの意味とかアレンジの意味みたいなことが入ると、
聴いててもすんなり聴けるというイメージ…
(村上さん)
詩を書きためるとか、ストックされるっていうのはあんまりないのですか?
(新藤さん)
したことあるんですけど、使えるところがない(笑)
(スガシカオさん)
ないね…
大体そういうのは貯めるだけ貯めて1つも使わない(笑)
ポルノグラフィティ_曲出し会 分担はどのように決めているのか

✅岡野さんコメント
基本曲先なので、曲を書いてって、
そこに誰が歌詞を書くかみたいなのチョイスなので、
その時じゃあどっちが書くみたいな。
初めてそこで話すから…
(横山さん)
そういう時って、どっちも曲作ってくるんですか?
(岡野さん)
どっちも曲作ってきます。
(新藤さん)
曲出し会というのがあるんですけど、もうスタッフが腕くんで待ってる(笑)
10曲ぐらい溜まって、それで、そん時必要なのこうチョイスするみたいな…
(横山さん)
何人ぐらいで聴くんですか?
(岡野さん)
10人未満です…
(新藤さん)
シングルは多数決です
(岡野さん)
合議制ですね
✅村上さん(スガシカオさんへ問いかけ)
2人でこういう決め方っていうのがスガさんにとっては、
新鮮なんじゃないですか?
(スガシカオさん)
結局、プレゼンがうまい方が勝つの?
(岡野さん)
そこでは自分のデモの精度を上げるとかね…
(村上さん)
その5曲の出す順番あるじゃないですか…
(岡野さん)
セットリストありまして
本当は曲順でその出したい時に出すって作ればいいのに。
なんかそこでぱっと「3曲目行って」と言った方が、
なんか「来るぞ」感がありますね(笑)
(スガシカオさん)
プレゼン負けたらさ、ちょっとへこまない?
(岡野さん)
なんかもうそれは乗り越えましたね。
昔はもうすごかったです、
僕の中ではもうやりきれずに家に帰って、
ずっとなんかモヤモヤしてました
歌詞を書き合ってた時期があって、同じ曲に対して書く、
2人ともで書いてみようみたいな事をやるんですけど、
僕1回もそこで勝ったことないんです。
僕の中では絶対ハルイチよりいいもん書いてやるってやるんですけど、
勝ったことが無く
それはそれですごい悔しかったんですよ。
でも当時、その悔しさみたいなのが分かって、なんでだという事があったので、
後々になって冷静に考えてみて、その時のハルイチの歌詞を見ると、
「そりゃあそうだわ」みたいな納得が数年後にやってくるという…
こういう信頼関係を今喋ってるの恥ずかしいんですけど、
なかなかそういう意味のハルイチの歌詞に対する信頼っていうのは、
そういう形を経たからこそできたんだなと思っています。
ポルノグラフィティ_ak.homma(本間昭光)がプロデューサーに

✅インディーズ活動を経て3人組でデビュー
(ナレーション)
およそ5年間のインディーズ活動を経て、
当初は3人組でデビューしたポルノグラフィティ
それまで多くの楽曲はメンバーのTamaが作曲を担当していたのだが、
デビューをきっかけにak.hommmaがプロデューサーとして参加。
実はポルノの初期のシングルはすべて本間の作曲によるもので、
Tamaの作曲はアルバムに数曲収録されたのみだった


✅岡野さんコメント
当時、僕らの1つのプロジェクトとしては、
「ヒット曲を生み出そう」というのがありました。
で、さっき高橋さんとお話ししたインディーズ時代があり、
Tamaというその時メンバーにいた人間が曲を書いて、
それはそれですごく良かったんですけど、
そこから僕らに、期待をしてくれてたと信じます。
自分たちの曲じゃなくて、本間さんっていうすごく優秀なアレンジャー、
そして曲を作る方を入れて、
僕たちはそういう「ヒットソングをちゃんと出せるグループ」にしよう
というプロジェクトになったんですよ。
そこには、いろんな気持ちはありましたけど、
その自分たちが思ったよりも、なんかどんどん大きくなっていく名前みたいのがあって、
そこにハルイチがしっかり歌詞を書いてる。
でも、曲としては自分たちが書いてないっていう、
なんかちょっと悔しいなっていう気持ちもあったりして。
このプロジェクト、ちゃんと自分たちもちゃんとヒットして売れていく、
名前が知られていくというのは、すごく自分たち的には望んでたことなので…
✅新藤さんコメント
そもそも僕らがデビューした時って、
プロデューサーが曲書くっていうパターンが
SPEEDとかEvery Little Thingとか時代的に
スーパープロデューサーっていうイメージで歌詞も曲も書く。
だから本間さんが歌詞も曲も書く流れだったんですが、
どうしても「俺も挑戦させてくれ」と言って…
「ヒトリノ夜」書いて、
「アポロ」書いて…
本間さんの歌詞があったんですけど、
もう絶対それに勝たないと何やってるのかみたいな感じだったから…
(村上さん)
アイデンティティが…
(新藤さん)
納得させるためには、スタッフもOK出ささないといけないわけで
そうやって、本間さんとも戦いながら…
だから、みんなそれぞれ、歌詞もそうだしメロもそうだし、
そうやってやってきた気はします…
✅岡野さんコメント
スガさんともよく話すんですけどね。本間さんのこと。
僕も本間さんとそうやって長くいったら、
そこから抜け出したいみたいな愚痴も、なんか喋るじゃないですか、…、
でも、スガさんがいつも
「あの人、本当優秀だよ。」
「もっともっと勉強しな」と言ってくれて、
思いとどまったというか、そんな感じで、
柔らかくしてもらったっていう思い出もあります。
(スガシカオさん)
本間さんと飲んでる時に、ポルノをどうやってプロデュースしたかみたいな話を
ずっと聞かされて、「そりゃ大変ですね」みたいな話を聞いた後だったので
「いや、あの人の優秀だよ」と…(笑)
(村上さん)
すごいサイクル、循環の中でキャリア積まれてこられたんですね。
(SUPER EIGHT 安田さん)
刺激すごいですね。今に至るまでに、刺激、相当いただいて育ってますよね。
途中で喧嘩しませんでしたか?
(岡野さん)
大きい喧嘩…
それは腹に思ってることがあるかもしれないですけど(笑)
(新藤さん)
出身が島(広島県因島出身)なんですけど、
出てくる時にも「売れてやろう!」という
結構 シンプルだけど、今となったらすごい強い動機みたいなのがあるから、
そこは大きなとこでやりたい、武道館でやりたい、大阪城ホールでやりたいみたいな
それは一緒だったからムカついても、まあ目をつぶれるとこもたくさんあったと思います。
(横山さん)
距離感が絶妙ですね。
ポルノグラフィティ_8thアルバム「∠TRIGGER」 2人の作詞作曲
2人の作詞作曲

✅(ナレーション)
Tamaの脱退、さらに本間のプロデュースからも離れ、
2010年にリリースしたアルバムからは全て2人の作詞作曲によるものとなった。
✅スガシカオさんコメント
こういう言い方をすると失礼かもしれないですけど、
本間さんが作ってる曲は本当に色んなことがよく分析されてて、
岡野くんの歌のこの部分が1番おいしいって言ったら、
その部分をフィーチャーされるようなメロディーと、コード展開に作ってくる。
「ハネウマライダー」なんか特にそうだと思っている。
だけど、本間さん離れてからのポルノグラフィティは、
どちらかと言うとヒット性よりも、ライブ性をすごく重視してる曲作りのような
気がします。
✅岡野さんコメント
本間さんのすごさっていうか、やっぱり初期の曲、
皆さんが知ってる曲、ほぼ本間さんが作った曲っていう、
それをコンプレックスに思ってた時期もあったんですよ。
作曲してないから…
ハルイチは歌詞書いてますけど…
そういうコンプレックス持ってて、
で、さっき高橋さんと話しましたけど、
実は自分たちにはちゃんとインディーズ時代に
ちゃんと自分たちの礎を作ってきて、その上でやってるのに、
「あいつらは作り物のバンド」なんだって思われてるんじゃないかな。
プロデューサーが作ってるし…
というのがあったんですけど…
でもなんかそんなコンプレックスが、
例えば、King Gnuの井口くんや、Official髭男dismの小笹くん、米津くんとかに
さきほどのようなコメントを言われたり、フェスに行ったりして若い子たちに
「聴いてました」って言われたら、 なんかそういう誰が作ってるとか関係なく
ポルノグラフィティというものを、なんか認識してくれてるんだって思った時に、
なんか肩の荷が下りたというか…
なんかじゃあヒットソングとかじゃなくて、僕らにできることをやろうという、
僕らが1番得意なことって言ったら、やっぱり2人で考えたら、
ライブをずっとやってきたっていうことだけが、自分たちがまず頭に浮かぶ
自分たちのストロングポイントだと思ったので、
ライブに 生きる、ライブで映える、ライブで2人がしっかりパフォーマンスできる曲
というのを頭の中で作り始めたかもしれません。
もちろんヒットしたいですけど、
そっちよりは、その頭よりは、自分たちがライブで映える曲を
作るようになったきたかもしれません。
✅新藤さんコメント
それこそ2丁目劇場とか大阪の城天とかでライブやってきて、
言ったらバンド上がりで、 プロ目指して。
で、本間さんと出会って、
もう「アポロ」の譜面とかもう見たことないコードばっかりなわけです。
我々は本当にもうパワーコードでやってきたのにみたいなとこで、
バンド上がりで、 ああいうプロのチームでヒット曲を預けてもらって、
で、その後、今ライブでこうやって評価していただけたら
幸せなストーリーだなと思うんですよね。
ヒット曲もあるけど、それをライブでしっかり表現できてるんだとしたら
我々のそのストロングポイントというのはそういうところなんだろうなと思うし、
そういうのを続けていきたいなと思いますね。
本間昭光さんからポルノグラフィティへ

本間昭光さんからポルノグラフィティへ
25周年おめでとうございます。
今ではパワハラ認定されてしまいそうなレコーディングの日々が
昨日のことのように思い出されます。
キラキラしていたデビュー前からデビュー後もより
一層の輝きをもって活動しているあなたたちの側にいて
毎日とても幸せな気持ちで過ごしていました。
取り巻く環境が大きくなる中
ずっと自然体でいられたのは、全て僕のおかげでしょう。
というのは冗談で、常に周りに感謝をする姿勢を持ち続けたことが
25年の長きに渡り皆さんから愛され続けた1番の理由だと思います。
常に「最新作が最高傑作であるべき」と言い続けているので
これからもその気持ちを忘れずにロックしてください
僕の膨大なワークスの中で
「ゼロイチ」でここまで大きくなったのは
ポルノグラフィティーだけです。
あなたたちは僕の誇りです。
✅岡野さんコメント
レコーディングすごかったーーー(笑)
怖いとかじゃなくて本間さんの場合、
夜中てっぺん12時過ぎたあたりから毎回テンション上がってくるんですよ(笑)
(新藤さん)
ずっとラビュー、ラビュ、ーラビューっておったんやね????(笑)
(岡野さん)
僕らは早く帰って寝たい(笑)
本間さん、僕らの10歳年上なんですけど
逆に言ったら、そんなキラキラした少年のように音楽を楽しんでる大人っているんだって
僕すごい本間さんのこと見て思ったので、もうこれは付き合うしかないなと思って…(笑)
ポルノグラフィティ_デビュー25周年 今後について…
✅岡野さんコメント
今日の映像の中にもたくさんね20周年の時の東京ドームがあったんですけど
なんかね20周年に上っていくと、その周年は結構大変だったんですね
自分たちのキャリアも長めになってきたし、色々なことをやり尽くしたから
そこで1つの到達と山の頂上が東京ドームで、
その後どうなるんだ、山があるのか、下がっていくのか
その先に何があるかわからない状態
解散とかじゃではなくて、ちょっと自分たちの次が見えない状態だったんです。
でもその20周年の東京ドームをやって
あの公演を終えた瞬間に「まだ行けるぞ」と思えたんですよ
次に、また山作ろうと思って、
だからそれがあと5年後の東京ドームみたいなことができたらと…
すごかったんですファンの人の熱が…
本当にすごくて、そういうなんか空間を作ってもらう僕らは
幸せだなと思ったから、また10年後はあれやりたいなと思いました
✅新藤さんコメント
20年目のときのドームと30年目でドームができたら、
ま、ドームじゃなくてもいいんですけど
大きいところできたら、やっぱり意味が変わってくるなと思うんです。
その30年目でもやるっていうと
どういう景色が見えるのかっていうのはすごい興味があるし
本当は気楽な活動でにシフトしていくパターンも考えれなくはないんですけど
やっぱりその景色を見るっていうモチベーションでやってないと
面白くないので、なんかそれを今思っています。
(村上さん)
じゃあ絶対にギターソロを入れないとダメですよ(笑)
(岡野さん)
それは死守します(笑)
次回予告
【次回予告】
2024年10月6日(日) よる11時30分~
「ゴールデンSP直前企画」
10月9日(水)は
「昭和・平成・令和 50 年分総決算!音楽のプロが選んだ最強サビ名曲 BEST100」
を放送!
【アーティストゲスト】
武部聡志、ヒャダイン、江﨑文武野崎洋一、松田聖子、本間昭光、水野良樹、
小出祐介、☆Taku Takahashi、いしわたり淳治、吉澤嘉代子、tofubeats、
川谷絵音、須藤優、Yaffle、坂東祐大蔦谷好位置、mabanua、常田大希、
新井和輝、OSRIN、椎名林檎
【トークゲスト】
高橋茂雄(サバンナ)、山崎弘也(アンタッチャブル)宮澤エマ、松下奈緒、川田裕美、堀田茜、足立梨花
終わりに
ポルノグラフィティ特集特集
ありがとうございます!
ポルノグラフィティ
有名な曲以外はあまり存じ上げていなかったので
今回の特集で色々ご紹介いただき、ありがとうございます。
「解放区」
岡野さんの歌唱力、声に感動です。
涙がこみあげてくるものがあります。
ハルイチさんのギターソロも気持ちが良すぎます。
「didgedilli」
ギターの演奏、素晴らしすぎです。
サウンドもリズムも気持ちがいいです。
とても元気になれます。テンション上がります。
そいえば、
ハルイチさんの「ギターソロなくてもいい」発言がおもしろかったです(笑)
ギタリストの方はギターソロが好きだと思っていました。
人それぞれですね☺
でもハルイチさんのソロはとてもかっこいい。
「ハネウマライダー」
歌詞の解説、とても勉強になりました。
ハルイチさん、とてもやさしい人柄で、
また、ちゃんと芯が通っていて、より好感が持てました。
そして、そして
番組後半の音楽業界のリアルなお話…
というか
ポルノグラフィティの皆様の心の葛藤が凄まじかったんだろうなと思いました。
元メンバーのTamaさんも相当悩んだろうなと想像されます。
(すみません、私の勝手な推測ですが…)
これはアイデンティティ崩壊案件ですね。これはあかん。
そんな背景があったとは…
当時、作曲はほとんど本間さんだったとは…
でも、作詞に対して、新藤さんの
「俺も挑戦させてくれ」という姿勢はかっこよすぎます。
素晴らしいです。泣けます。
そして、最後の本間さんからのメッセージがほんと心を打たれました。
この25年、すごいですわ。映画になりそう。
こんなに「心の葛藤」という言葉にふさわしい物語ないです。
岡野さんの
「実は自分たちにはちゃんとインディーズ時代にちゃんと
自分たちの礎を作ってきて、その上でやってるのに…」
悔しい想いが沸々と感じられました。
そして、今はとても前向きに…
言葉に言い表せられないくらい、いろいろな想いがあります。
ポルノグラフィティ、かっこよすぎる…
なんと言っても
岡野さんとハルイチさんのご関係が素晴らしい。
そして、ゲストのスガシカオさんとのご関係も素晴らしいと思いました。
30周年に向けても応援したいと思います!
(あ、ギターソロは続けてください(笑))
【印象に残った言葉など】
・もっと良くなりそうだから、もうちょっと歌わせて
・ギターソロ無くてもいいんですけど
・アレンジが言葉を呼ぶ
・そういうタイトルが付けられたのがこの曲は1番の発明
・イントロでどんな空気が見えるか
・曲出し会
・信頼関係を今喋ってるの恥ずかしいんですけど…
・どんどん大きくなっていく名前
・ヒットソングをちゃんと出せるグループ
・ヒットソングとかじゃなくて、僕らにできることをやろう!
・ライブで映える、ライブで2人がしっかりパフォーマンスできる曲
・自分たちのストロングポイント
・「アポロ」の譜面は見たことないコードばっかり(笑)
・幸せなストーリー
・キラキラした少年のように音楽を楽しんでる大人
・その景色を見るっていうモチベーションでやってないと面白くない
・俺も挑戦させてくれ
「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!
ポルノグラフィティ、
ラテンっぽい、スパニッシュっぽい
異国風のサウンドのイメージが好きです。
ということで、個人的に異国風なサウンドで好きなギターデュオ。
ロドリゴ・イ・ーガブリエラ(Rodrigo y Gabriela)さん。
フジロックで、最前列で見てました。
テクニックすごいです。
このサウンド最高です。
ギターを打楽器のように最高です。
🎵Rodrigo Y Gabriela fujirock08
ありがとうございましたー!
🎵Rodrigo Y Gabriela fujirock08