2024年2月3日 人が減り続ける未来で必要な商売人の素養とは さかえるさん

担当はさかえるさん
✅適切な供給量を考えられるデザインできること
✅地方移住、人気な自治体ほどミスマッチがおきている
すぐ出たり、地元とトラブルになったなど
✅周防大島には移住者はいるが、ミスマッチがあまり起きていない
先輩方が定住促進を全国にさきがけてやっていた事もあるが、
空き家の供給量が結構絞られているからと思われる
→ すぐ使える空き家が意外と少ない
✅移住する際、島の人を知らなくても、人間関係ができていなくても
パッと移住が出来てしまうとなると、
「こんなはずじゃなかった」となりがち
→ こうなるとお互い不幸だよねとなる
✅じゃ、どういう状態がいい?
→ 需要に対して供給が少し下回っている状況がいい
✅空き家、例えば実家を貸すというとき、
あまりよく分からない人に貸したくないと思う
それと同じ
✅空き家借りるとき、地元の方とのやり取りがあった方がいい
ドラクエ、ポケモンなどのリアルロールプレイングゲームのように
この村人と話さないと次のダンジョンにいけない
その過程を経る事で、小さなコミュニティに自分が合うか合わないか
自分の正義と違う時に、許容できるのかできないのかがなんとなく分かる
ちょっと面倒くさいやり取りを経ないと、そのサービスを利用できない
そのコミュニティに入れない状態というのが、お互いにとっていい
✅3人集まれば村社会
3人集まればコミュニティができる
コミュニティを運営するうえでも上記はとても大事
✅LLAC(NFT)
誰でも買えるわけでは無い、供給量を絞っている
✅欲しい人が10人いたら8人くらい手に入るけど、
2人くらい「買えなかった―!」というような状態というのが
お互いにとって心地よい
そのサービスを受けるまでに、ちょっとしたハードルがあったり、
ちょっとした面倒くさい手続きがあったり、
場合によっては、ある方がお互いにとって幸せ
✅ワークショップをやるとき
申込をする理由を書いてもらっている
数人でやるので、それぞれ価値観が離れすぎて、ぶつかりあうと大変
✅価格、申込期間、申込手続きなどでハードルを設ける
✅必要な数だけものを売る、サービス提供する
そういう世の中になっていくと思う
そういう考え方にならないと逆に消耗してしまう
✅たくさん作り、たさくん売るのは、人が増えていくならすごく合理的な考え方
これからは、自分のまわりのコミュニティを大事にしたり
常連さんを大事にして、細く長くやっていくのがメインシナリオになっていくと思う
✅需要に対して供給がちょっと下まわる状況
需要を大きくしすぎずに、要はお客さんとサービス提供者の
ミスマッチをいかに減らしていくか重要
→ そうすると、既存のお客さんの満足度も増えていき、
新規のお客さんの満足も上がるから、結果的にリピートに繋がっていき
息の長い商売ができる
さかえるさんのお言葉
空き家問題
空き家を全てを活用して、供給量をとにかく増やして、
誰でもパっと入って来れるようなだと、
短期的には申込数が増えるかもしれないけども
長い目でみるとコミュニティが繋がらない可能性もある
そんな事から、商売においても、需要に対して少し供給量を下回る申込だったり、
購入のハードルが少しあった方が、お互い幸せだよねという話をしてみました☺
さかえるさんのVoicy「脱サラ漁師、個性をはぐくむラジオ」もどうぞー
人が減り続ける未来で必要な商売人の素養とは
ありがとうございます!
「地方移住、人気な自治体ほどミスマッチ」と聞いて
いきなり、びっくりでした。
理由を聞いて、なるほどと思いました。
地元の方とのやりとり、大事ですね。
合う合わない、個人的には「自分の正義と違うときに許容できるかできないか」
というところが、ハッとしました。
具体的なポイントを有難うございます。
(リアルロールプレイングゲームとても分かりやすかったです☺)
また、LLACのマーケティングも勉強になります。
「誰でも買えるわけでは無い、供給量を絞っている」
これは、ほんとすごいと思います。
コミュニティづくり、ちょっと面倒くさいやりとりなど
集積されていると思います。(AL磨きw)
これからの経済に関しても、とても勉強になりました。
時代、環境と共に経済も変わっていきますね。
人口の影響って大きいですね。
コミュニティを大事にする、ミスマッチを減らす、
大事な気付きをありがとうございます!
今回もありがとうございました!