火曜日担当はちふねこさん
2024年1月9日 「3ヶ月でデザイナー」は正しいし、正しくない。
デザインのスキルと仕事の幅は広いので、目的によって学び方も変わる。
✅デザインにおいては、
3か月で身に付くスキルもあるし、
数年以上もかかるスキルもあるから
正しいし、正しくないとも思っている
✅「3か月にデザイナーになれるか、なれないか論争」が起きる理由
→ デザイナーという定義が人それぞれ違うから
✅デザインの仕事の種類は幅広い
極端な話、
デザインの本質的なものを考えないとできない仕事と
考えなくてもできてしまう仕事がある
✅デザインで伝える手段として
相手目線で情報を整理したり、
どうしたらより分かりやすく伝わるか表現の工夫をしたりする
ブランドのコンセプト、想いをビジュアルに落としこんだりするデザインの場合は
3か月で落とし込むのは足りない
✅元旦のKATE(ケイト)の広告がとても印象的
辰年の辰。
この「辰」の下に「口」という漢字を書くと「唇」になると
気付いた制作担当者すごい!
「唇年」はリップモンスターという口紅の広告だから使えるアイデア
→ 発想をビジュアルで見せるようなデザインは3か月では難しい
✅こういうアイデアをいかしたデザインは、知識を学べば身に付くものではないし、
ある程度、経験が必要であったり、たくさんデザインに触れている事や、
表現の引き出しを増やしているゆえに浮かぶアイデアだったりする
3か月でスキルが身に付かないのはもちろんだが、大手の新聞広告デザイナーを
やるというのは、やりたいと思っても3か月でこのような仕事にありつけない
大きな広告代理店に就職しないと、そういう仕事自体もらえないと思う
(学び方のルートから違う)
✅デザインの仕事は幅広い
デザインの本質である「伝える」という事を意識したデザインと
そういうのを意識せずに作れるデザインがある。
KATEの場合は前者、
想いを読者にビジュアルで伝える手段としてのデザイン
一方、意識せずに作れるデザイン
特定のジャンルで使われる配色、加工を覚えれば作れるデザインがある
✅【例】パチンコ業界など
クライアントによっては、キャラクターを載せてタイトルがあればいい
「デザインのターゲットはこの辺りだから、この配色にして」などはない
細かく考えずに、一般的な背景に金の文字を利用など、
パチンコのジャンルでよく使われる加工などを反映した文字や、
キャッチコピーを置いたりなど
本質など細かく考えずに仕上げて、クライアントさんに満足してもらえる仕事が結構ある
✅3か月でデザイナーが正しいという考え方
何か特定のジャンルに特化して、原稿なども与えれ、自分で加工や配色をお決めて、
レイアウトするだけのような案件の場合、
3か月で身に付くスキルで十分仕事としてやっていくのはあるので、
3か月でデザイナーというのも共感できる
ちふねこさんのお言葉
デザインは一言で言っても、
3か月で身に付ける仕事もあれば、
何年もやって、やっと出来る仕事もあると思います。
これからデザインや新しいスキルを身に付けようと思っている方は、
自分がどういう仕事をしたいのか目的を明確にしたうえで、
それをやるためには、独学でいいのか、オンラインスクールに入るのがいいのか、
専門学校に入った方がいいのかを判断して、学び方を選んだらいいかなと思います☺
「3ヶ月でデザイナー」は正しいし、正しくない。
ありがとうございます!
KATEの広告面白いです!
辰年、唇年、、、
最初何の事かなと思ってましたが、
ちふねこさんの解説を聞いて、これはスゴイ!となりました。
発想力スゴイですね。
見た目のインパクトもすごい。
知れば知るほど面白いです。
2パターンのデザイナーさんの定義?考え方?
ありがとうございました。
目的大事!
個人的な話ですが、
お正月の新聞の企業広告を見るのが楽しいです。
一面にドーンと大きな広告。
そしてメッセージ。
企業の意気込み、メッセージが伝わってきます。
あ、KATEは読売新聞なんですねー
日本経済新聞には載って無かったですー
ちふねこさんの話を聞いて、
デザインの観点からも少しは見れるようになりそうです。
有難うございます。
今回もありがとうございました!
「フリ校ボイシー火曜日まとめ」もどうぞー