
LUNA SEA (ルナシー)特集!!
大好きな音楽番組
「EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)」(日曜日 よる11:15~、たまに11:30~)のまとめ記事です。
「EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
もくじ
LUNA SEA_アーティストゲスト
アーティストゲスト
・松岡充(SOPHIA)
・NOBUYA(ROTTENGRAFFTY)
・菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
✅松岡充(SOPHIA)
LUNA SEAと30年以上の親交があり
RYUICHIを兄貴と慕う。
(松岡充さんコメント)
僕らが大阪でインディーズ活動してる時に、
大阪のバンドってい東京のバンドのことめちゃくちゃ気にするんですよ。
どういうバンドがいて、どんな人気があってとかって、どういうメンバーがとか…
そこでやっぱりLUNA SEAがその当時1992年ぐらいですかね、
もう全てにおいて…
例えばメンバーのビジュアルも…
普通バンドって、ちょっと穴があったり、
愛嬌があったりするもんじゃないですか…
全くない。隙がなかったんです。
ビジュアルも音も、存在自体が…
五人五様で、1人ずつがもうソロのバンドつくてるレベル。
生え抜きの5人が集まってるから。
で、その当時からもう影響を受けて、インディーズ界隈。
大阪のインディーズバンドはみんなLUNA SEA、RYUICHI君の煽り。
客に対する煽り。
「かかってこーい!」って言うんですけど、
あれ、みんな真似してました(笑)
✅NOBUYA(ROTTENGRAFFTY)
ROTTENGRAFFTYのボーカル。
LUNA SEAへのリスペクトを込めてステージメイクで出演。
✅菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
9mm Parabellum Bullet ボーカル/ギター。
小学校高学年の頃、初めてLUNA SEAを聴いて衝撃を受けた。
(菅原卓郎さんコメント)
ラジオで初めてルナシーを聴いたのが「DESIRE」
その曲が流れてきて、ダークさとかミステリアスさとか、
激しさがいわゆるj-popとは全然違いすぎて、
その時も12歳と13歳なんですけど、
これは一体なんなんだろうと思いましたね。
衝撃でしたね。
LUNA SEA_激動の歴史
✅RYUICHI(ボーカル)、SUGIZO(ギター)、INORAN(ギター)、J(ベース)、真矢(ドラム)
✅1989年 東京・町田にてLUNACY名義で結成
✅1992年 アルバム「IMAGE」でメジャーデビュー
🎵「ROSIER」LUNA SEA(1994年)
・「ROSIER」が初のシングルトップ3入り
🎵「TRUE BLUE」LUNA SEA(1994年)
・ノンタイアップながら初のオリコン1位を獲得。
🎵「DESIRE」LUNA SEA(1995年)
・リリース直後に初の東京ドームライブを開催。
🎵「END OF SORROW」LUNA SEA(1996年)
・この年の全国ツアーで21.8万人を動員。
「真冬の野外」横浜スタジアムライブでは真矢が回転ドラムを演奏。
🎵「STORM」LUNA SEA(1998年)
・1年間の活動休止を経てリリースし、シングルでは最高の売上を記録。
🎵「I for You」LUNA SEA(1998年)
・金城武、深田恭子 出演のドラマ「神様、もう少しだけ」主題歌。
この曲で紅白歌合戦に初出場。
✅1999年 結成10周年 LUNA SEA 10TH ANNIVERSARY GIG
[NEVER SOLD OUT]CAPACITY∞
✅2000年12月27日
LUNA SEA THE FINAL ACT TOKYO DOMEで終幕

(RYUICHIさん)
このメンバーでバンドをやっていた1番の理由は、
5人でいれば誰よりも輝けると思ったから。
でも同じ光を見てると目も慣れて、より強い光を求められなくなった。
✅2007年12月24日 東京ドームで一夜限りの復活ライブを開催。
✅2010年からREBOOTと称して活動を本格的に再開。
🎵「THE ONE-crash to create-」LUNA SEA(2012年)
・活動再開後、12年ぶりにリリースしたCDシングル。
・22分を超えるLUNA SEA史上最長の曲。
🎵「THE BEYOND」LUNA SEA(2019年)
・「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」記念テーマ曲。
✅2019年 RYUICHI、肺腺がんの手術をブログで報告
✅2022年 声帯を手術
✅2024年 結成35年 LUNA SEA史上最大規模の全国ツアーを開催!
✅LUNA SEAにハマる若者が急増!
SLAVE=LUNA SEAファンの相性
高校生SLAVE、SLAVE学園…


LUNA SEA _5人で生み出した楽曲制作法

LUNA SEAのシングル

(ナレーション)
これまで21枚のCDシングルと10枚のオリジナルアルバムをリリースしてきたLUNA SEA。
そのほぼすべての楽曲が、作詞、作曲LUNA SEAとバンド名になっている。
(スタッフさん)
実際にはどういう形で極づくりをされているのでしょうか?
(SUGIZOさん)
各々がベーシックな曲を作ってきて、
おおかたデモを作ってきて、
それをみんなで色々意見を出し合って構築していく感じですね。
(Jさん)
基本的にはやっぱりライブで上がってきたバンドなので、
みんなで意見を合わせて曲を作っていくっていうのは
マジックが起きるんですよね。
もう本当に自分の想像を超えて、
メンバーの息吹が入ってくる感じになっていくので、
バンドはそれが方法としては1番いいのかなと
長い間やってきて感じてます。
NOBUYAさんから質問 「ROSIER」「Déjàvu」の構成について

🎵「ROSIER」LUNA SEA(1994年)


(SUGIZOさん)
なんかサビをたくさん作りたかったって…
この曲はどこでもサビになるんだみたいな。
AメロBメロ、例えばサビあって、
じゃあここの部分はちょっと殺すとかって普通あるんですよね。
1回抑えて、次に爆発させるうちに、
どんどん積み上げていきたくなるので、
AよりもBが、そしてBよりもCがどこもサビになるっていう
楽曲をイメージして作っちゃいました。
(スタッフさん)
ちなみに「ROSIER」のサビは皆さんの中でどこですか?
(Jさん)
自分自身、今SUGIZOが言ったみたいに、
もう全部聴いた瞬間から聴いた人たちの何かを
掴む曲を作りたいなと思ってたので、
実際整理をしたことがなくて…
どこですかね?(笑)
(真矢さん)
どこを取っても「ROSIER」にしたかった…
(INORANさん)
俺たちはやっぱりどこまでもいけるんだという
熱量で多分曲を作って、サビをいっぱい欲しいと、
いくらでも欲しいと、
5分でも7分でも8分でもっていう作ってたんで、
多分根本は、僕らがそういう作ってた時代は多分違うんじゃないかなと。
それがあの時代に合ってなかったのか、
時代が先を行ってたのか、時代と逸脱して、
個性があったのかはわからない…

✅NOBUYAさんコメント
リアルタイムで聴いた時は、僕も若かったんで、
皆さんが「あ、ここサビよね」っていうとこで、
僕もずっとサビだと思ってたんですよ。
でもなんかよくよく考えたらサビもう1個あるなみたいな。
どうやってこの曲作ったんやと…
先ほどの回答あったように、
話し合ってなかったのが1番びっくりしてます。
(古田新太さん)
Aメロ、Bメロ、Cメロ、全部サビですねていう。
だから、どこ切り取ってもかっこいい
(菅原卓郎さん)
サビって言われてるところは
イントロとかと同じコード進行に戻ってるんですよ。
この構成の後はイントロの進行に戻るんだけど、
ここにもメロを乗せるぜみたいなことで、
どんどん激しくしていったのかなって思いました今…
菅原卓郎さんから質問 シンコペーション
✅菅原卓郎さんコメント
ベースやドラムが前の小節から入ってくる、
いわゆる「リズムを食う」シンコペーションのアレンジは
LUNA SEAの必殺技。
この曲はその代名詞のような曲。

(Jさん)
今考えてみると、
シンコペーションを多く使おうって当時は思ってなかったんですよ。
ただ、前のめりな気持ち、この伝えたいもう前に行きたいとっていう
エネルギッシュな気持ちが、シンコペーションを多用する曲を作ってたのかなって
俺自身思ってるんですけど…
なんか「ここはずっとシンコペーションで」とか話したことないよね?
(真矢さん)
ないないない
その、アマチュアの頃とかもさ、
結構シンコペーションが多いとかあったじゃん。
で、俺たちそういうSUGIZOは別として、
専門用語知らないので「フック、フック」って言ってましたね。
それほど楽曲の中に何か爪痕を残したかったんじゃないですかね…

✅松岡充さんコメント
シンコペーションの前に、
ちゃんと真矢くんがフィルで「さあ行くぞ」っていう
きっかけを入れてるんです。
その後に全体でシンコペに行って、1拍待って、
RYUICHIくんが入ってくる。
すごいコンビネーションなんですよ。
真矢さんすごい!
LUNA SEA _プロが衝撃を受けた5人のプレイ
Jのベース演奏に注目!
✅NOBUYAさんコメント
Jさんのベースは歌っているの?と思うくらいめちゃくちゃ動く。
🎵「END OF SORROW」LUNA SEA(1996年)

✅菅原卓郎さんコメント
「ROSIER」の冒頭のベースは口ずさんでしまうくらいリズムが顔になっている

質問:このベースのフレーズはどのように生まれた?
✅Jさんコメント
いつも思ってたのは、バンドの曲なんですけれど、
そのドラムのフレーズも、もちろんベースのフレーズも、
ギターのフレーズも、もちろんボーカルのメロディーも、
歌詞の全部がそれぞれのメロディーなんだと。
リズムも含めて、解釈としてね。
だから、そのそれぞれのプレーヤーとしての気持ちが、
情熱的に歌っててほしいっていう思いの中で、
なんかこのフレーズを作ってたりもしてたので。
そういう意味ではいわゆる俺自身、
ベーシストっていう感覚でベースのラインを作ったことってのは
今まで1回もないんですよ。
「これは俺のただ情熱だ」みたいなところでつけてたので、
そういうところがもし伝わってたとしたら嬉しいですね。
✅松岡充さんコメント
Jさんのベースタイルもね、本当貫いてますから。
オルタネイトピッキングっていうところで、とにかく貫いてるんで。
いろんなね、ベーシストの方いらっしゃるじゃないですか。
6弦であったり、指弾きなどいっぱいあるし。
だけど、オルタネイトのあのルートを…
で、メロディーをちゃんと弾くっていう…
(SUPER EIGHT 丸山さん)
ベース弦は太いから、オルタネイトで安定させるのめちゃくちゃ難しい
ダウンとアップのこの、だだだだだだだってあるのは、
自然とやっぱアップの時はダウンよりもやっぱ圧倒的に力の加減が難しい。
(松岡さん)
オルタネイトで言うと日本でトップクラスじゃないですか…
✅オルタネイト・ピッキング
ダウン・ピッキングとアップ・ピッキングを交互に繰り返し、
スムーズかつ正確い弾き通す奏法。


質問:ドラム演奏で意識しているのは?
(スタッフさん)
真矢さんはその辺り、同じリズム体として意識はありますか?
(真矢さん)
もちろんもちろん。
やっぱりドラマーって結構リズム感より
歌心っていうのを要求されることが多くて。
僕の大好きなドラマーとか良いドラマーだなと思うのは、
リズムが正確より歌心ある人がいいかなと思い僕も意識してますね。
(SUGIZOさん)
真矢のドラマは本当に歌ってるんですよね。
歌ものなんですよ。
不思議とRYUICHIと真矢のグループがうちはビタって合うんです。
だからその周辺に弦楽器がいるというか。
実はリズムの軸がドラムとボーカルになって、
逆にそれが強烈にもう確固たる強さがあるから、
その分、音楽として弦楽器隊が自由に動き回れるということが
LUNA SEAの1つのスタイルになったのかなと思います。
(スタッフさん)
RYUICHIさんは真矢さんとの2人で歌ってるっていうのは
感じることはありますか?
(RYUICHIさん)
1000パーセントの信頼が真ちゃんにあるんで。
すごい速い曲とか、早口のメロディーとか、
自分で付けたくせにやっぱりすごい難しいのとか、
いっぱいあるんですよ。
そういう時はとにかくモニターの中で真矢くんの
バスドラとかスネアとかハイハットとか上げて、
もう本当にこれリズム絶対走っちゃうんだけども、
歌聴かないでドラムだけ聴こうぐらいなつもりで歌ったりとかあります。
(SUGIZOさん)
いや、謙遜してますけどね。
僕、いろんなボーカリストとやってきましたけど、
多分世界一リズムがいいですね。
むしろRYU(RYUICHI)のリズムに我々が引っ張られるね。
(RYUICHIさん)
むしろ、それはすごい責任重大だね(笑)
(SUGIZOさん)
本当にグルーヴがいいので、
もうそこに僕らはむしろ歌についているっていう感じです…
(RYUICHIさん)
なんかちょっと冷や汗が…(笑)
ツインギター (SUGIZO、INORAN)
✅菅原卓郎さんコメント
もうギタリストがずっとそこだけ見ちゃうんですよね。
1曲に全く違う方向からアレンジをアプローチして、
それをこうまとめて成立させてるような曲が何曲もあるんです。
🎵「Déjàvu」LUNA SEA(1992年)
ドラムとベースとボーカルの間を縫い合わせるようなフレーズを
弾いているのがINORANさん。
そしてバンドに対して縦横無尽に色を塗っていくフレーズが
SUGIZOさんというイメージ。
🎵「gravity」LUNA SEA(2000年)
✅菅原卓郎さんコメント
「gravity」では、INORANさんがイントロからアルペジオで
リードギターのようなプレイをしている。
もう全然違うリズムで弾いているみたいな
だから、本当に耳が忙しい。
こっちがINORANさん弾いて、SUGIZOさんがこう弾いてというのを、
もうめくるめく体験みたいな感じです。
確固たる信頼関係のある5人
✅1989年ライブハウス「町田プレイハウス」で結成され、そこを拠点に活動。
✅SUGIZOさんコメント
最初期は、だって、うちの実家が最初だったからね。
騒音で通報されながらね(笑)
(Jさん)
みんなで謝りに行こうって…
防音はSUGIZOの家にあったけど、
距離感的にみんなスタジオ、想像できてないじゃん。
真矢くんドラムがあったら、俺のアンプここにあったもんね。
RYUはこの辺で歌ってて…
(SUGIZOさん)
12畳ぐらいの部屋なんですけど、
その当時、真矢のドラムセットがすごい巨大で、
その部屋の3分の2はドラムだったよね。
でもそこで、それこそね、
「BLUE TRANSPARENCY 限りなく透明に近いブルー(1991年)」
「PRECIOUS…(1991年)」
「MOON(1991年)」
も生まれてた。
その代わり、時間の制限があって、
20時以降は音を出しちゃいけませんみたいなのが
自分たちで決めてたから、毎日バイト終わってから
1時間ぐらいだけで5、6回は集まっていた…
(真矢さん)
20時まで音出そうって俺たちが勝手に決めてるだけだどね(笑)
(SUGIZOさん)
そうだね(笑)
🎵「BLUE TRANSPARENCY 限りなく透明に近いブルー (ver.2011)」 LUNA SEA(1991年)
🎵「PRECIOUS... (ver.2011)」 LUNA SEA(1991年)
🎵「MOON (ver.2011)」 LUNA SEA(1991年)
LUNA SEA _破壊し尽くしたセットで決行!伝説の10周年のライヴ
有明・特設会場に集まったファンは10万人!
✅1999年 結成10周年ライヴを開催
✅LUNA SEAがヘリで登場
✅本番3日前に数億円かけたセットが強風で崩壊。
瓦礫と化したセットを前にライヴを決行。

✅NOBUYAさんコメント
僕はルナシーのライブの中で10周年ライブが1番好き。
強風でセットが壊れる中、メンバーは派手なメイクではなく
結構カジュアルな感じで、
それがあの壊れたセットに非常にマッチしていて、
世紀末を感じるようなすごくいいライブだった。
質問:セットが崩壊したのにライヴを決行した心境は?

✅Jさんコメント
僕、だって一報もらった時が電話でもらったんですよ。
「ちょっといい?」って言われて。
「何々?」
「ステージが壊れた。」って言うんですよ。
「何の話してんの?」って…
それぐらい、理解ができないことが起きたっていう…。
みんなをどうやって聞いたの?…
(真矢さん)
いや、俺1回電話切った(笑)
ちょうど六本木で飲んでて…
「ステージがどうのこうの…」って、
「うるせえ事、言ってんじゃねえよ」って…
「本当なのこれ??」みたいな…(笑)
(SUGIZOさん)
本当は莫大な資金をかけて、
僕の記憶だとおそらく音楽シーンの中では最も
スペクタクルなショーになるはずだったんです。
今でいうマッピングとか映像をものすごい使った。
コンセプト的には、当時としてはとっても新しいライブに
なるはずだったんですけど、それが全部ダメになって、
結果的に約10万人を相手に丸裸の状態だったんですよね。
ネイキッドなLUNA SEA。
あの場所が僕らが
昔這い上がってみたいなライブハウスのようになって。
で、もう崩壊したセットを撤収することもできなかったので、
もうそれをそのままセットにしました。
廃墟をセットにもうネイキッドなLUNA SEAをやるしかないと…
(Jさん)
ありがたかったのはそんな状況でも、
ファンのみんながね、
本当に駆けつけてくれたっていうのは。
いや、今でも鳥肌立ちますね
(SUGIZOさん)
あの時、ヘリで登場したんですよ。
で、僕ら5人が同じヘリに行って、
ライブが始まる前に約10万人の観客が下で僕らを待っている。
あの景色があまりにも感動的で…
真矢以外は…
真矢は(高い所が苦手なので)顔がガチガチになっていた
(真矢さん)
それまではもう本当にこうでした。
外なんか見せんなみたいな感じだったんだけど、
(下を見て)もうお客さんを見て、
「おー!!」と思いました。
(SUGIZOさん)
ほんとにもう感謝しかなかったですね。
✅NOBUYAさんコメント
今やからこそ、
僕も今の立ち位置やからわかるんすけど、
「崩壊したセットの中でメンバーが演奏することに絶対にやるな」と
大人止めてたと思うんですよ。
ライブをすることを絶対大人止めてたはずやのに、
メンバーが押し切って多分やったんやと思うんです。
なんかそこも今やからこそ、グッと来る部分ですね。
LUNA SEA _終幕…そして 復活ライヴの真相
2000年12月27日 東京ドームにて終幕ライヴを開催
✅2000年人気絶頂中。
突然このライブをもって、およそ11年間に及ぶ活動が終了。

✅RYUICHIさんコメント
1人1人メンバーの中に同じ思いと、
もしかしたら違う、すれ違ってしまっている思いっていうのが
あったかもしれないんですけど、
とにかく休みなくというか、ずっと走り続けていて…
で、僕は個人的にもバンドやることというのは、
もちろんビジネスではあるのかもしれないけど、
今年もツアーをやる、アルバムを出す、
来年もツアーをやってアルバムを出すっていう風に、
決まったものをずっとやらなければいけないっていうことに対して、
すごくやっぱり苦しかったというか、それはありましたね。
なんかこの5人でスタジオに入るんでも、ライブをやるんでも、
レコーディングするんでも、「今、音を出したい」と思って、
そういう気持ちが突き動かす時に、やっぱりいい作品が生まれてきたと思うし…
(SUGIZOさん)
あのまま続けていたらもっとネガティブな崩壊のがあったかもしれない。
いい段階で1度止めて、自分たちの生き方とか、自分たちの音楽、
自分たちの哲学とか、あらゆるものをもう一度追求しよう、
各々でっていう決断を30歳前後で結果できたってことが、
今でも僕らは現役で最前線で突っ走られてるので、
良かったんじゃないかなと今思いますね
2007年12月24日 東京ドームにて復活ライヴを開催
✅復活ライヴ5万枚のチケットは5分で完売!
✅INORANさんコメント
これだけの人がソールドアウトだったじゃないですか。
本当にこんだけの人が待っててくれたんだ…
僕らを今でも観たいと思って来てくれたんだ…
7年ですね、待ってくれてる人がこんなにいるんだっていうのが
多分僕らの背中を押してくれたんじゃないかなとは思います。

✅復活は1日限りの予定だった…
その後も活動を継続することに…
✅SUGIZOさんコメント
久々に2007年に集まってステージに立った時に、
やっぱりこれが自分のルーツ、自分の故郷なんだってことを確信した。
✅RYUICHIさんコメント
僕もその終幕後、
すごい名だたるセッションミュージシャンの方々とソロ活動とかをして。
本当にテクニック的にもすごく引き出しの多い方々と一緒にやったんですけど…
僕はその「One Night Déjàvu」の時に久しぶりにスタジオに入って、
この5人で音を出した瞬間に、このグルーヴ、息が合う、合わない。
すごい大事ですけど、やっぱり僕自身は真矢くんのドラムで育って、
Jのベース、INORANのギター、SUGIZOのギターを聞きながら
歌を歌ってきた人間なんだっていうことが、もうすごいわかったんですよ。
ここで育って、今の自分がいるんだなっていうのを
7年後にやっと気づくみたいな。
ちょっと遅かったんですけど。
でも、本当にどんなすごいミュージシャンが集まっても、
やっぱりその集められた瞬間に生まれるグルーヴ、
もう俺たちはもうその前にアルバムも何枚も書いてるし、
もうSUGIちゃんの家のスタジオにはもう毎日行ってたし、
ずっと一緒に育ってきた仲間と出した瞬間の音って、
やっぱり、これだったら世界に通用するんじゃないかなっていう、
すごいビリビリとした感覚がありましたね。
✅菅原卓郎さんコメント
今ライブでサポートギターの子1人いて、
僕たち5人で演奏してるんですけど、
たまに4人だけでライブ。
じゃあちょっと4人でやってみようかっていうことをした時に、
4人でやった方が音もでかいんですって。
楽器は1つなくなってるんですけど、
それが呼吸が合ってるということのバンドの真髄。
…ってさっきSUGIZOさんがおっしゃってましたけど、
そういうことなんじゃないかと思いました…
LUNA SEA _病を乗り越えたRYUICHIの決意
RYUICHIを襲った病
✅NOBUYAさんコメント
歌としては個人的に昔のRYUICHIさんの歌が大好きなんですよ。
なんかしゃくったりして歌う時あるじゃないですか。
インディーズの時ってそのしゃくりがすごい多いんすよね。
すごいロックを感じてて、
で、そこからソロされて、甘い歌声に変わり…
今のRYUICHIさんは昔のRYUICHIさんと
ソロをやってた時のRYUICHIさんのその技術が全部合わさったので、
今が1番多分最高なんだと思います。
✅しゃくり
本来の音の高さより低い音から発生する歌い方。

✅2019年 肺腺がん手術

✅2022年 声帯にできた静脈瘤除去手術

30年以上の親交があり、兄貴と慕う松岡は…
✅松岡充さんコメント(大宮ソニックシティでのライヴ 2024年10月15日)

スゴク衝撃的だった。
あの鉄人スーパーサイヤ人みたいなRYUICHIくんが
あんなに苦しそうに歌っているとは思っていなかった。
(スタッフさん)
SOPHIAの松岡さんから…
「めちゃくちゃ涙が止まらないくらい悲しくなって、
一瞬そう思ったけど、
次の瞬間やっぱりこの人スーパーサイヤ人だと思った。
僕なら絶対にステージには上がれなかった。
それくらいにRYUICHI君はプライドが高いし、
自分に課すハードルも半端ない。
自分が不完全だと誰よりもわかってる時に、
それでも立とうと思った気持ちは個人的にすごく聞いてみたい。
語らなくてもいいけど、観ていましたっていうのだけでも伝えてほしい。
それを支えたメンバーの皆さんもめちゃくちゃかっこいいと思いました。
絶対に東京ドームのライブは見に行きたい…」
ということなんですけど…
(RYUICHIさん)
そうですね。
メンバー、ファンのみんな、スタッフのみんな、
本当に支えられて、このツアーもある意味では苦しい戦いの部分も
あったんですけど、やってこれましたね。
自分でも考えることはもう本当に無限にあって、
ステージに上がるべきじゃないっていう考えもあったし。
でも逆に、今日やれないことを明日また1行ずつでも。
昔に戻りたいわけじゃないんですけど、
自分らしく歌えるようになる、
そこに心が折れるまではステージに立ち続けたいな。
自分の中では凹むよりもやっぱり、心が折れるよりも、
いや、絶対1行ずつでも自分の歌を取り戻していくって気持ちが強かったので、
ドームはね…
充が笑顔で観られるようなドームになるといいなと思います。
✅松岡充さんコメント
30年以上、僕もいい距離で見させていただいてて。
そのバンドマンとボーカリストとしてもすごく尊敬するんですけど、
やっぱり人間としてもすごい憧れる存在だったので、
その人が1番の自分の武器は歌だ思って生きてきたのに、
病気でちゃんとまともに発声できないっていうところに行って、
僕は正直心の中では「もう休んでくれ」「もう立たないでくれ」と思いました。
本当に正直だけど。
で、立つっていうことで、もうずっと立っていってて。
大宮のライブ見た時に、4小節なんとか声を出して、4小節歌わない。
そうするとファンが歌う。4小節もう1回絞り出してっていう…
もう、あれを見た時に本当悲しくなって。
僕の中での完璧な人がなんでこうなっちゃったんだろうって
すごく悲しかったんですけど、でも、よくよく考えた時に、
それでもステージに立つんだ。
で、しかもそれをメンバーが、
INORANさんがこう抱きしめた瞬間だったんですけど、
こういうメンバーだから立てる!!というバンドの素晴らしさ、
ソロアーティスではなかなか味わえない、
バンドだからできるマジックなんだっていうことを、
ちゃんと見せてくれたっていうか、
背中で語ってくれたっていうのはすごく嬉しかったし。
あの4小節をファンと共に作る、メンバーと一緒に作るんだって
思いで立ってんだなと今は…
今年結成36年目になるLUNA SEA。ここまで長く続けられている秘訣とは?
✅RYUICHIさんコメント
僕はすごく感じていることがあって、今でも覚えてるんですね。
このメンバーと出会った町田のプレイハウスで、
その時から何1つ変わってないことが1つあって。
全員自分に与えられたこと、
仕事っていうとちょっと変なんですけど、
ライブに対してもそう、リハーサル1つにそう、
やっぱ自分がどうやったら輝くか、どうやったら自分らしく演奏できるか
ということに対して命をかけてるっていうのは
ほんとに感じていて…
普通だったら、
バンドの中にリーダーがいて、ここはやっといてねとか、
ここ練習しといてねって話になるのかもしれないけど、
もうほんとに結成当時からそんなの全くなくて。
自分がどうやったらかっこよく見えるかばっかり考えてたし、
いや、俺のかっこいいぜ、俺の方がかっこいいぜっていう、
そのロック小僧のなんか延長にあるぶつかり合いだと思うんで、
このバンドほど全員がリーダーだみたいな、
そういうバンドって、少ないんじゃないかなと…
✅真矢さんコメント
俺は純粋に、他の4人のことがほんとに大好きなプレイヤーで、
世界で1番かっこいいと思ってるね、
ほんとにもう、SUGIZOの実家で音を出した時から変わんない。
だから35年間この気持ち変わってないから、
多分一生変わんないんじゃないかなっていうのはある。
…って思ってんの俺だけかな。
(メンバー全員)
いやいや、そういうことだよ。
(真矢さん)
そういうことだよね。ほんとにね。
✅SUPER EIGHT 横山さん
35周年やられている方の言葉の重みって
すげえなと…
僕ら20周年ですけど。
なんかやっぱそこまでやって、
メンバーのこと褒め合って、
すっごい楽しそうにやってる背中が、
「ああもうかっこいいな!」
しかないよね。
次回予告
【次回予告】
2025年2月9日(日) よる11時15分~
「プロが持ち込み!プレゼン企画!」
【アーティストゲスト】
KenKen、Yaffle、ヨコタシンノスケ(キュウソネコカミ)
【トークゲスト】
足立梨花、高橋茂雄(サバンナ)
終わりに
LUNA SEA特集
LUNA SEA、青春でございます。
楽曲の神秘的な世界観もさながら、
演奏の姿も雰囲気もかっこいい。
ほんと芸術を感じます。
22分越えの
「THE ONE-crash to create-」を初めて聴きましたが、
壮大すぎます。
高揚感ある演奏からの
RYUICHIさんの出だしの声に鳥肌立ちました。
世界が開けた感、美しさに泣けます。
「ROSIER」の作成秘話
SUGIZOさんの
「どこでもサビになる、AよりもBが、そしてBよりもCがどこもサビになる」
という言葉が印象的です。
たしかにどのメロディーもサビな印象。
シンコペーションもとても気持ちいい。
(当時はシンコペーションという意味が知らなかったです)
真矢さんのドラム
ライブで真矢さんのドラムソロのとき
真矢さんの煽りとお客さん「真矢!」とレスポンスするやつ、大好きです。
真矢さんのドラムソロかっこいいー
(そいえば、私、真矢さんモデルのドラムスティック持ってました🦋)
【印象に残った言葉など】
・五人五様
・町田プレイハウス
・「かかってこーい!」
・高校生SLAVE、SLAVE学園
・5人でいれば誰よりも輝けると思ったから
・マジックが起きる
・自分の想像を超えて、メンバーの息吹が入ってくる
・聴いた瞬間から聴いた人たちの何かを掴む曲を作りたい
・どこでもサビになる
・前のめりな気持ち、この伝えたいもう前に行きたいとっていうエネルギッシュな気持ち
・「フック、フック」
・楽曲の中に何か爪痕を残したかった
・ベーシストっていう感覚でベースのラインを作ったことってのは今まで1回もない
・「これは俺のただ情熱だ」
・オルタネイトピッキング
・リズムが正確より歌心ある人
・リズムの軸がドラムとボーカル
・1000パーセントの信頼が真ちゃんにある
・世界一リズムがいい
・なんかちょっと冷や汗が…(笑)
・ドラムとベースとボーカルの間を縫い合わせるようなフレーズを弾いているのがINORANさん。
・バンドに対して縦横無尽に色を塗っていくフレーズがSUGIZOさん
・めくるめく体験
・世紀末を感じるようなすごくいいライブ
・ネイキッドなLUNA SEA
・あの景色があまりにも感動的で…真矢以外は…👀
・「決まったものをずっとやらなければいけない」ということに対して、すごく苦しかった
・あのまま続けていたらもっとネガティブな崩壊のがあったかもしれない
・「今、音を出したい」と思い、そういう気持ちが突き動かす時に、いい作品が生まれてきた
・僕らを今でも観たいと思って来てくれたんだ…
・これが自分のルーツ、自分の故郷なんだということを確信した
・やっぱり僕自身は真矢くんのドラムで育って、Jのベース、INORANのギター、
SUGIZOのギターを聞きながら歌を歌ってきた人間なんだ
・ここで育って、今の自分がいるんだな
・ずっと一緒に育ってきた仲間と出した瞬間の音
・世界に通用するんじゃないかなというビリビリとした感覚
・バンドの真髄
・鉄人スーパーサイヤ人
・自分らしく歌えるようになる、心が折れるまではステージに立ち続けたい
・絶対1行ずつでも自分の歌を取り戻していくって気持ちが強かった
・4小節なんとか声を出して、4小節歌わないそうするとファンが歌う
・自分がどうやったら輝くか、どうやったら自分らしく演奏できるか
・ロック小僧の延長にあるぶつかり合い
・他の4人のことがほんとに大好きなプレイヤーで、世界で1番かっこいいと思ってる
終幕の話、SUGIZOさんの
「あのまま続けていたらもっとネガティブな崩壊のがあったかもしれない」
の言葉が刺さります。
今はとてもいい形で復活(REBOOT)している、ほんとよかったです。
そして、メンバー皆さんが尊敬しあっている姿を見て
ほほえましく思います。
過去回のGLAYの皆様に引き続き、
LUNA SEAの皆様も和気あいあいな感じがとても素敵だなと思いました。
また、バンド活動の継続の難しさを、近年痛感させられています。
最近ではMOROHAやthe pillowsの活動休止・解散があり、個人的にショックでした。
そんな中、RYUICHIさんは二度の手術を乗り越え、
なお力強くステージに立ち続ける姿に、多くの人が勇気をもらっています。
(松岡さんが涙を流された場面では、その想いが心にきて、私も思わず涙がこぼれました)
大宮ソニックのINORANさんがRYUICHIさんを抱きしめるシーン号泣です。
今もなお第一線で活動を続けるLUNA SEAの存在に、
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
また、ライブ見に行きます!
「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!!
LUNA SEAの「SHINE」も好きです。
LUNA SEAとしてはかなりPOPで明るめの曲。
キャッチーで好き。
真矢さんのドラムセットもシンプルスタイルでこれはこれで好き。
超絶シンプルビートもかっこいい。
INORANさんイケメンすぎます。
🎵「SHINE」LUNA SEA(1998年)
ありがとうございましたー。
🎵「SHINE」LUNA SEA(1998年)
🎵LUNA SEA 真矢 Drum Solo & J Bass Solo (2010 -to the New Moon-)