PR EIGHT-JAM(関ジャム)

EIGHT-JAM 2025年10月5日 RIP SLYME 特集(Mummy-D、STUTS)

RIP SLYME(リップスライム)特集!

大好きな音楽番組
EIGHT-JAM (旧 関ジャム 完全燃SHOW)(日曜日 よる11:15~、たまに11:30~)のまとめ記事です。

EIGHT-JAM」は、プロミュージシャンの方々が、

音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。

こちらでは、メモ程度に残させていただいております。

気軽に楽しんでいただけれたら嬉しいです。

もくじ

RIP SLYME 特集_アーティストゲスト

アーティストゲスト

アーティストゲスト

RIP SLYME
・RYO-Z
・ILMARI
・PES
・FUMIYA
・SU

✅RHYMESTER Mummy-D


✅STUTS

✅Mummy-D(RHYMESTER)
・1989年RHYMESTER結成
・長年に渡り日本のヒップホップを牽引
・ヒップホップだけにとどまらず、日本を代表する様々なアーティストとコラボ
(岡村靖幸、椎名林檎など)
・異名はキング・オブ・ステージ

✅Mummy-Dさんコメント
(RIP SLYMEとの間柄は)長いどころじゃない…
30年くらいかな…

(RYO-Zさん)
RIP SLYMEになる前からですね

(Mummy-Dさん)
30年とかってさ…
もう言うのが恥ずかしくなってくる(笑)

✅STUTSさんコメント
1番最初にHIPHOPって言葉も知らずに聞いてても、
本当に半年間ぐらいリップスライムさんと、
あとKICK THE CAN CREWさん
の曲しか聴いていないみたい時があって、

全部アルバムも聴いてたり、
あと、中3の頃初めて作ったビートは、
RIP SLYMEのインディーズの楽曲の
その一部のサンプリング
とか作ったりしたぐらい大好きです。

✅ザキヤマさんコメント
僕、その当時、90年代からヒップホップとか
聞かせてもらってたんですけど、
RIP SLYMEさん出てきて、
ヒップホップに太陽ってあるんだなっていう、

なんかアンダーグラウンドね、
地下とか怖いイメージ、
怖い怖い怖い怖いみたいな、

それで、
(RIP SLYME)が、
わーって上がってきてみんなを照らして、
メラニンいいなみたいな…(笑)

✅古田新太さんコメント
それまでは街の不良がっていうイメージだったんだけど、
やっぱそRIP SLYMEとかKICK THE CAN CREWが出てきて、
「楽しい」でもいいんだ!とそういうふうになったね。

✅SUPER EIGHT横山さんコメント
5人で生放送出られてたじゃないですか、
それ見た時なんかすごい感慨深かったもん。

(RYO-Zさん)
僕も横山さんの朝ドラ観てました(笑)

RIP SLYME 特集_ヒットの歴史

「One」RIP SLYME(2001年)

🎵「One」RIP SLYME(2001年)
・デビュー年発売の3rdシングル。初のオリコントップ5入り。

「JOINT」RIP SLYME(2003年)

🎵「JOINT」RIP SLYME(2003年)
・NTTドコモ「メロディコール」CMソング。

「熱帯夜」RIP SLYME(2007年)

🎵「熱帯夜」RIP SLYME / THE FIRST TAKE

「SLY」RIP SLYME(2013年)

🎵「SLY」RIP SLYME(2013年)
・堺雅人、新垣結衣 出演ドラマ「リーガルハイ(第2期)」主題歌。

2002年 2ndアルバム「TOKYO CLASSIC
ヒップホップアーティストのアルバム初ミリオン!

✅2003年 日本のヒップホップアーティスト初
5万人以上を集めた野外ライブ開催

KICK THE CAN CREWについて

🎵「マルシェ」KICK THE CAN CREW(2002年)

✅RYO-Zさんコメント
KICK THE CAN CREWは同じ釜の飯を食ったという仲間でもあるし
同じ時期にメジャーデビューしているから
良いライバル関係でもあった。

Dragon Ashについて

🎵「Let Yourself go,Let myself go」Dragon Ash(1999年)

✅ILMARIさんコメント
ロックだけどヒップホップ的な要素のあるDragon Ashが売れ始め…
その頃アンダーグラウンドでは、Zeebraさんや
BUDDHA BRAND
といったヒットしている方々が…
メジャーシーンでもヒップホップに興味を持ってくれる方々も増えた!!

ケツメイシについて

🎵「トモダチ」ケツメイシ(2002年)

✅RYO-Zさんコメント
ケツメイシを初めて見た時
ライブが終わってすぐに楽屋に飛んでいった
その時からとんでもない感じだった。

RIP SLYME 特集_2000年頃のヒップホップシーン

「今夜はブギー・バック(nice vocal)」小沢健二featuringスチャダラパー(1994年)

🎵「今夜はブギー・バック(nice vocal)」小沢健二featuringスチャダラパー(1994年)

「DA.YO.NE」EAST END×YURI(1994年)

🎵「DA.YO.NE」EAST END×YURI(1994年)
後ろで踊っているダンサーはデビュー前のSU

パラッパラッパー(1996年)

初代PlayStationと共に一世を風靡したリズムアクションゲーム。
音楽に合わせてゲームする"音ゲー"の草分けとして、全世界で大ヒットを記録。

”ヘッズ”達が熱心に聴いていたアンダーグラウンドのシーンでは…

✅キングギドラ
1993年結成

✅BUDDHA BRAND
1989年結成

✅RHYMESTER
1989年結成

🎵「B-BOYイムズ」RHYMESTER(1998年)
B-BOYの精神性を歌った
日本語ラップの歴史に残る名作と言われる1曲。

Dragon Ashアルバム「Viva La Revolution」(1999年)

ロックにヒップホップを取り入れたサウンドでオリコン1位の大ヒット

🎵「Viva La Revolution」Dragon Ash(1999年)

2001年 RIP SLYME メジャーデビュー

🎵「STEPPER’S DELIGHT」RIP SLYME(2001年)

✅Steady&Co.(2001年結成)
2001年、ILMARIがドラゴンアッシュ、スケボーキングのメンバー
結成したSteady&Co.も人気に。

🎵「春夏秋冬」Steady&Co.(2001年)

2001年 KICK THE CAN CREW メジャーデビュー

🎵「イツナロウバ」KICK THE CAN CREW(2001年)

✅RYO-Zさんコメント
KICK THE CAN CREWは3人ともバラバラだった。
だから、結構エリート集団。優等生です

ソロでやってたり、グループ他にやってる人たちが
ぎゅっとすごいところが集まった
最初からライブもうまいし…

RIP SLYMEはゆっくり成長…(笑)

2001年 ケツメイシ メジャーデビュー

🎵「よる☆かぜ」ケツメイシ(2001年)

✅ILMARIさんコメント
ケツメイシも小さい箱であるイベントとかで
よく一緒になったり
してて、
その時からやっぱちょっと違かったっすよね。

(RYO-Zさん)
最初に見た時は、なんかヒップホップ村
属してるかどうかちょっとあんまわかってなくて。

ただ、見た時にめちゃくちゃすごかったから
すぐに楽屋行って
どっから来たの?どこにいたの?」って聞いたら、
聖蹟桜ヶ丘からきました」と…

(ILMARIさん)
湘南乃風もほぼ同期かちょっと後くらいで…
レゲエ畑でちょっと違うところからきて…

1999年 m-flo メジャーデビュー

🎵「come again」m-flo(1999年)

RYO-Zさんコメント
メンバーそのものを知ってはいたんです。
だけど、ヒップポップの僕らが行くような
環境にはいなかった
んです。

他の惑星から急に現れた…
すごいのがきた…

m-flo初めて見たときに、
楽屋すっとんでいったのですが、
(VERBALに対して)「お前が1番ラップうまい!」って言いました(笑)

Mummy-Dさんコメント
一緒のイベントとかには出たりとかはしてたんだけど、
みんなに共通して言えるのは、
やっぱそのHIPHOP村ってさっきRYO-Zが言ったけど、
その闇の力がね、濃い部分が評価されなくて、
自分の道を探してた人が多い
と思う。

だからVERBALも実は
めちゃくちゃアンダーグラウンドでラップできるんです。

ILMARIさんコメント
元々友達だったりしたんです。

なんかある時、ラップすごいうまい人いると思ったら、
あのLISAとかVERBALとかTakuちゃんだったっていうm-floだった。

Takuちゃんがまだm-floやる前に、
別のユニットやってる時に、
ちょっと一緒にやったりとか、
家泊まりに行ったりとかしたこともあります…

2003年 SOUL’d OUT メジャーデビュー

🎵「ウェカピポ」SOUL’d OUT(2003年)

2003年 nobodyknows+ メジャーデビュー

🎵「ココロオドル」nobodyknows+(2004年)

「a Day in Our Life」ARASHI(2002年)

✅ナレーション
Dragon Ashと同じようにロックにヒップホップを取り入れた
ミクスチャーバンド、スケボーキング
作詞作曲を手掛けたのが、ARASHI「a Day in Our Life」
こうしてヒップホップは徐々に日本の音楽シーンの中でも馴染みのあるものになった

🎵「a Day in Our Life」ARASHI(2002年)
・岡田准一、櫻井翔出演ドラマ「木更津キャッツアイ」主題歌。
スケボーキングのSHUN、SHUYAが作詞作曲を手掛けた。

ヒップホップシーン_ふりかえり

✅足立梨花さんコメント
いや、こんなにもこの時代に皆さんデビューされてるって
集まってたんですね。濃いですね。

✅SUPER EIGHT大倉さんコメント
学生時代にお世話になった曲ばっかりですし。
まる(丸山さん)がその時期にBボーイだったんです

(丸山さん)
そもそもアンダーグランドも好きで、聞いてたんですけど、
RIP SLYMEさんが出てきて、
オーバーグラウンドもアンダーグラウンドも関係なく
音楽としてすごい楽しく学生時代を過ごさせていただいたという思い出がありました。。

✅STUTSさんコメント
まさかここまで繋がってたんだなって。
色々その世代で、そうやって同じようなところで
活動してた方が、こうやってバンってメジャーになってきた
2000年代前半ってすごい時代だったんだなって、
改めて思いました。

RIP SLYME 特集_「クルー」

クルー

✅クルー(CREW)

✅Mummy-Dさんコメント
僕らクルーというかグループがあったんですよね。
それぞれ何チームかいて、
それぞれがそれぞれでやラップをやってたんです。

✅RYO-Zさんコメント
いろんなグループが一斉に集まっては、
1個のイベントやったり、パーティーを開いたりっていう感じが
そのままCREW(クルー)であったり、
POSSE(ポッセ)という感じで
僕らはFUNKY GRAMMAR UNITっていうその構成に属してる感じです。

FUNKY GRAMMAR UNIT

✅FUNKY GRAMMAR UNIT

RHYMESTERや「DA.YO.NE」でおなじみのEAST END
そしてMummy-Dの弟、KOHEI JAPANがmcの
MELLOW YELLOWといったグループが所属しており、
途中からRIP SLYME、KICK THE CAN CREWらが加入した。

リトル・バード・ネイション

✅リトル・バード・ネイション
スチャダラパーを中心に、TOKYO NO.1SOUL SET
脱線3、かせきさいだぁらが所属。

YENTOWN

✅YENTOWN
渋谷で開催されていたイベント
YENJAMIN」の参加メンバーで結成。
Awitch、MonyHorse、kZm、PETZ、JNKMN、Chaki Zuluらが所属。

🎵「不幸中の幸い feat. kZm, PETZ, JNKMN, Awich, MonyHorse & U-Lee (Prod. Chaki Zulu)」YENTOWN (2024年)

CreativeDrugStore

✅CreativeDrugStore
ラッパーのBIM、in-d、VaVa、JUBEEとDJのdoooo
映像ディレクターのHeiyuuの6人で2012年に結成。

🎵「Taste Test」CreativeDrugStore(2023年)

SUMMIT

✅SUMMIT
BIM、PUNPEEらが所属する
音楽レーベル・SUMMITのアーティスト達によるクルー。

クルー_ふりかえり

✅SUPER EIGHT安田さんコメント
どんどん新しくできてくるんですね…

(古田新太さん)
そうそう、
そこでたくさんと知り合って、
一緒にやろうぜみたいな…

RYO-Zさんコメント
例えば、その3組がみんな違うアプローチなんですよ。
だから僕らも違うアプローチでいかないと勝てない

RIP SLYME 特集_TMC(Total Music Communication)_Dragon Ashの影響

✅TMC(Total Music Communication)
1999年から2002年頃まで開催されていた
Dragon Ash主催の音楽イベント

スケボーキング、ラッパ我リヤ、PENPALS、
Missile Girl Scoot
といったバンドと共に
RIP SLYMEも出演。
全国ツアーも行った。

✅ILMARIさんコメント
ラジオでケンジくんが
リップスライムのインディーズの頃の曲を
かけてくれてる
ってのは聞いてたんですけど。

それで突然、お誘いいただいて
なんかそれまで面識もなかったんです

✅RYO-Zさんコメント
なんか闇のシーン…(笑)

FG(FUNKY GRAMMAR UNIT)
一緒になんかやってるんですけど、
あんまりそんなに声がかからなくて。
どっちかっていうと、
ミクスチャー系のバンドでラップもやってますよ
っていう人たちに割とお声をかけていただき

その時に、Dragon Ashからも声がかかって
ぜひぜひ」って言ってみたら、
会場はすげえでかいみたいな。

ちょうどDragon Ashが
ものすごい売れ始めてた時だったので
いろんな方が見に来てて。
レコード会社が僕たちに声かけてくれた
(当時はインディーズのレコード会社に所属)

Dragon Ashの影響がめちゃめちゃ大きい

それがきっかけでDragon Ashのツアーにも
帯同させてもらいました

RIP SLYME 特集_4人のラップのスゴさ

「TOKYO STOMP」RIP SLYME(2011年)

🎵「TOKYO STOMP」RIP SLYME(2011年)

✅PESさんコメント
ラッツ&スターの佐藤善雄さんが
インディーズの時のレーベルの社長で、
佐藤さんみたいな感じでやってみようと。

「ミニッツ・メイド」RIP SLYME(2003年)

🎵「ミニッツ・メイド」RIP SLYME(2003年)

✅Mummy-Dさんコメント
声が同じところにごちゃっといると、
みんなで邪魔し合っちゃうけれど、
下で低い声を出して謎の人としての
スタンスを作った
というが、
自分の声の出し方を見つけたら
全員がめちゃくちゃカラフルになった

「BLUE BE-BOP」RIP SLYME(2002年)

🎵「BLUE BE-BOP」RIP SLYME(2002年)

✅R-指定さんコメント(2020.11.22 O.A.)
深く Groove digger BLUE BE-BOP」っていうだけの
文章やったらラップになんないですけど、

これRYO-Zさんがすごいのは、このアクセントの付け方。

Groove digger BLUE BE-BOPっていうことによって、
Groove diggerとBLUE BE-BOPが韻を踏んでる。

でもその前に、「」っていうのと、
BLUE BE-BOPの「」っていうところを深くの「」、
そこをなんかぴゅっぴゅっぴゅっと浮き上がらせることによって、

「深く Groove digger BLUE BE-BOP」って、
こう、音の気持ちを変えて、
3つその浮き上がらした後に、
「東からサンライズ、さあ スタンバイ、気が」ってなるんすけど、
サンライズとスタンバイは韻踏んでそうやなとわかるんですけど、

実はこの
Groove diggerとBLUE BE-BOP」の「ia」っていう音が
また後で戻ってくるんですよ。

✅RYO-Zさんコメント
いや、もうちゃんと録画してて、
2日酔いの昼ぐらいにちょっと見てみるかと
思ってバッと見たら、
めっちゃ絶賛してくれてる!
嬉しくて(缶ビール)プシューですよ
(笑)

✅R-指定さんコメント(2020.11.22 O.A.)
PESさんはよりメロディーで構築してるから、
カラオケとかで歌いやすい。

どんなにどんなにどんなに
同じ様なシチュエーション
でもあの日の様にあたたかくはない

とこう、ちゃんとメロディーとして歌える。

でもでも、
このどんなにってのと同じでも、
韻を踏んでたりするんですよ。

どんなに どんなに
どんなに同じようなシチュエーションって。
この韻からまたメロディーになって、
一回普通に歌のテクニックとして
スルーしてしまうんですけど、
ラップの技術としてもすごいです!

✅Mummy-Dさんコメント
ああ見えて歌心のラップみたいな
メロディーっぽいラップを日本で最初に作った人

元々はラッパーではなく、
どちらかというとバンドがやりたかったらしい

だから、その辺の楽器や歌のセンスを
持ち込んだのはPES。あの人は天才

「ブロウ」RIP SLYME(2006年)

🎵「ブロウ」RIP SLYME(2006年)

✅STUTSさんコメント
ILMARIさんにしか出せない声
ハスキーな感じだけど中域みたいな声って
あまり聴いた事が無い。

✅FUMIYAさんコメント
倍音があるので渋いけどポップな声。
リップの潤滑油的な部分も

The Pharcyde(ファーサイド)

✅The Pharcyde
1989年にロサンゼルスで結成されたヒップホップ・グループ
4人のそれぞれ異なる声色のかけ合いが特徴。

🎵「Drop」The Pharcyde(1995年)

✅Mummy-Dさんコメント
ファーサイドは、ラッパー4人がマイクを回していって
カラフルでポップなHIPHOPをやっていた

多分あの辺から彼らはヒントを得て、
自分の声の出し方を確立していったんだと思う

RIP SLYME 特集_SUの声は高かった!?低音ボイス誕生のきっかけとなった大先輩

✅SUPER EIGHT横山さん質問
SUさんは、なんで声を低くしようと思われたのですか?

(SUさん)
最初、加入当時は
太陽が見えたので周りの模様に転がってたんですね。
PES君に誘われて。で、PESの真似をして。

(PESさん)
(声が)高かったんですよ、ちょっとラップが…

(横山さん)
そもそもダンサーやったんですもんね。

(PESさん)
(FUMIYAさんとSUさんの)2人が一緒にやっていた、
もう1人ダンサーがいて、
そのダンサー2人とFUMIYAくんで
MELLOW DOWNというグループやってた。

結構ポップでかっこよく、
もちろん曲はFUMIYAくんが作る
みたいなところだったんですけど、
そこが自然になくなり、こちらもDJがいなくなり

(RYO-Zさん)
俺がFUMIYAを引き抜いてきちゃった
MELLOW DOWNから引き抜いたら
MELLOW DOWNがふんわり解散していった

(PESさん)
可哀想だからこっちでっていう感じでよんだ。
ただ「低い声でやってくれ」と…

(ザキヤマさん)
もう僕らからすると、
SUさんって、低い顔してるじゃないですか…(笑)

✅PESさんコメント
ときどきみせる野太い声のときもあるので…
それで、VTRにも出てたファイルレコードの佐藤社長が、
BARRY SATOとして僕も小さい頃から聞いてて。

あの低い声の感じのラップ
やったらかっこいいんじゃないのっていう感じで…

(ILMARIさん)
さっき出てたThe Pharcydeってグループ、
僕たちみんな共通して好きで、
その1人もすごい低い声がいるんです。

(SUさん)
PESになりたかったね。本当に…

(RYO-Zさん)
ちょっと高い声の人たちはね、いっぱいいる時代…

(SUさん)
だから、枕、顔にくっつけて
低い声の練習をしてました


ちょっとあんまり大きい声出せない部屋に
住んでたというのもあるのですが…(笑)

✅SUPER EIGHT村上さん質問
トラック作る際、
FUMIYAさんはやっぱその4人の声になった方が、
低音も入った方がより強かったわけですか?

(FUMIYAさん)
SUと昔ずっと一緒にやってて。
で、自然消滅して、RYO-Z君に誘われて。
後からSUさんも入れたいっていうの聞いて、
俺は反対しました


いや…
もうだらしないの塊だからやめてくれと…(笑)

(村上さん)
音楽スキルと別のところで…(笑)

(PESさん)
今思い出しました
絶対にSUさんはイヤだ」(笑)

(SUさん)
俺を取り合うのやめてー(笑)

✅ILMARIさんコメント
イイところで言うと
キャリアも一番あってもともとダンサーだから
ステージングはうまい!


唯一紅白出てる、紅白慣れしている(笑)

RIP SLYME 特集_FUMIYAのサウンドに隠されたヒミツ

✅RYO-Zさんコメント
我々が誇る天才トラックメーカーで、
毎回新鮮な驚きをくれる

✅SUさんコメント
トラック聴いたらFUMIYAだと分かる!!

✅ILMARIさんコメント
当時の日本のポップな音楽シーン
ドラムンベースを持ち込んだのRIP SLYMEらしい

✅STUTSさんコメント
FUMIYAさんにしか作れない
FUMIYAさん色
がスゴくある

「熱帯夜」RIP SLYME(2007年)

🎵「熱帯夜」RIP SLYME(2007年)

✅Mummy-Dさんコメント
この前PESと対バンをやって、2人で「熱帯夜」をやった。
もちろん曲は知っていたけれど、歌ってみて改めてすごいなと思った。

ピアノのサンプリングをして、そこにドラムが乗っていて、
トラック自体は別に俺たちと変わらない。

でもめちゃくちゃポップ
それはPESの作ったサビのラインが
J-POP合格ラインに行っているから

でもPESだけで作ってもああいうふうにはならない。
さらにそこにFUMIYAがちょっとした音で汚す
ユーモアのある音を入れる

その音入れる?みたいなのが
急にポンと入ってきたりして、
いいバランスで綺麗なものと汚いものが混在している

それがすごい。

(Mummy-Dさん)
ポップさだけじゃなくて
ポップなんだけど、
全部が綺麗なもので作られていると
ヒップホップじゃなくなっちゃう

ちゃんとここに"事故"が入っている

「楽園ベイベー」RIP SLYME(2002年)

🎵「楽園ベイベー」RIP SLYME(2002年)

✅Mummy-Dさんコメント
この曲にも変な音が入ってる
普通のアレンジャーさんに頼んだら
こんなフレーズは出てこない。

✅FUMIYAさんコメント
まず1回普通にトラックを作って、
よし、こっから遊び入れてこうと。
どうしてもやっぱこれだと普通だよなっていう、
考え方になっちゃって。

1回思いつくだけ音入れて、声のせて、そっからもう1回引く

曲にクセつけたいっていうイメージですか。
リップだな」っていうのが音の遊び、汚しで、
曲のクセをどこでつけれるかなというところは考えています

「楽園ベイベー」の間について

✅FUMIYAさんコメント
ヒップホップとか、ブラックミュージックって
反復の美学ってあるじゃないですか。

ループなどが。
それもすごいかっこよく、大好きなんですけど、
そこからちょっと脱却したい

で、ヒップホップなんですけど、
ポップスとして、サビ前に「よし来るぞ」っていう
瞬間を作ってあげたい


そのサビが終わった後も、
ここで結構リセット
されるんです。

✅STUTSさんコメント
めちゃくちゃ影響受けてます
音の汚しの部分だったりとか、
変な音入れるとか、
あと結構展開とかも無意識で作ってて、
あれ、これFUMIYAさんっぽい」とか結構思ったり…

(FUMIYAさん)
ありがとう

(STUTSさん)
こちらこそありがとうございます。

FUMIYAさんのトラックもそうですし、
PESさんのトラックにもすごい影響受けてます

1番最初に話した中3の頃初めて
サンプリングしたというのは、
「Talkin’ Cheap」というアルバムに入っている
「Fade Away」という曲です。
PESさんのトラックもめちゃくちゃ最高です!

今でもずっと好きなのRIP SLYMEさんです

RIP SLYME 特集_様々なアーティストとコラボ

JJJ

✅JJJ
Febb As Young Mason、KID FRESINOと共に
Fla$hBackSのメンバーとしてデビュー。
韓国のアーティストと共同制作したことが
きっかけで世界的な人気に。

🎵「damn ft.SU(RIP SLYME)」JJJ(2014年)

TERIYAKI BOYZ

TERIYAKI BOYZ
2004年 ILMARI、RYO-Z、VERBAL、WISE、NIGOの5人で結成。
映画のテーマソングに起用された「TOKYO DRIFT」は
YouTube再生5億回を突破。

ほかにもダフトパンク、ファレルウィリアムス、カニエウエスト
国内外のビッグアーティストによるプロデュースやコラボが話題に。

🎵「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ(2006年)

RIP SLYME 活動休止

✅Mummy-Dさんコメント
みんなと仲良かったからもったいないなと思っていた
国民的ヒットを何曲も持っているグループが、
それを寝かせたままにしている。

スチャダラパーのBoseくんにも
リップスライムどうなの?なんとかならないの?」とか
言われたり、みんな心配していた。
みんな活動を待っていた

「マジックアワー」STUTS, BIM, RYO-Z(2019年)

🎵「マジックアワー」STUTS, BIM, RYO-Z(2019年)
・共にRIP SLYMEから影響を受けたSTUTS、BIMRYO-Zとコラボレーション

「O・La」chelmico(2022年)

🎵「O・La」chelmico(2022年)
お互いRIP SLYMEファンであることが結成のきっかけになった
chelmicoが、FUMIYAと念願の初共作。

「湾岸で会いましょう feat. PES」Awsome City Club(2021年)

🎵「湾岸で会いましょう feat. PES」Awsome City Club(2021年)
・Awsome City Clubにとって初のフィーチャリング作品
メンバーが「PESさんとやりたい」とオファー。

「おつかれSUMMER」HALCALI(2003年)

🎵「おつかれSUMMER」HALCALI(2003年)
・2003年のデビュー以来、RYO-ZとFUMIYAが全面的にプロデュース
・1stアルバム収録の「おつかれSUMMER」が今年、海外から爆発的にヒット
tiktok総再生数30億回

RIP SLYME 特集_再集結

再集結

RIP SLYME 公式HPより

メジャーデビュー25周年の記念日である
来年2026年3月22日までのおよそ1年間、
オリジナルメンバー5人で再び活動を行うこととなりました

グループを支えてくださった皆様に、
これまでの感謝をメモリアルイヤーを通して
お伝えできたら幸いです

「どON」RIP SLYME(2025年)

🎵「どON」RIP SLYME(2025年)

✅Mummy-Dさんコメント
すごいと思った。
再集結でいきなりこのクオリティ作れるんだと。

ちゃんとキャッチーだし、ちゃんとRIP SLYME

クオリティを保つのって本当に大変
ブランクが空けばいい曲はできるっていうわけじゃないし、
注目が集まっている時に変なものを出しちゃうと逆効果

そんな中で、すごいものを出してきたなと思った
めちゃくちゃカッコいい

みんな待ってたし、心配してたし、
なんかうまくいかなくなっちゃってた時に、
先輩として
どうしたらいいかなみたいなこと、考えて、
みんなに話を聞きに行ったりとかしてましたね。

だから一報聞いた時は、めっちゃ嬉しかったですよ

✅STUTSさんコメント
僕たち後輩サイドの方も、
BIMくんとなんか一緒にRIP SLYMEがまた5人で何かできるために、
自分たちが何かできることがもしあるなら、
本当に何でもやりたいね
ってずっと話してたんですよ。。

だから、本当に5人で再始動のニュース見て、
あの曲聞いた時、本当に感動しました。

色々あると思いますが、
できたら、もっともっと見たいなっていう風に思っています…

でも、全然それぞれのペースでやっていただいたらと思ってます。
ありがとうございます!

(PESさん、STUTSさんへ2回目のハグ)

「静かな日々の階段を」Dragon Ash(2000年)

🎵「静かな日々の階段を」Dragon Ash(2000年)

ILMARIさんコメント
ケンジくんのね、遠回しというか、
なんか愛情というかね…
(感謝です)

✅PESさんコメント
でもずっとやってくれているんで、
本当に10代の子とかはDragon Ashの曲だと
思われているかも
(笑)。

たまに「Dragon Ash聴いたことある?」って
言われるんです。
彼らはやり続けてるから、そこ吸収しちゃってたから…(笑)

「One」は僕たちの曲です(笑)

🎵「One」RIP SLYME /THE FIRST TAKE

次回予告

【次回予告】
🎵2025年10月12日(日) よる11時15分~
心に残る 広告と音楽 その裏側!!

アーティストゲスト
菅野薫、保持壮太郎、山田勝也、STUTS


トークゲスト
市川紗椰、山崎弘也(アンタッチャブル)

終わりに


RIP SLYME 特集
ありがとうございます!


【印象に残った言葉など】
・ヒップホップに太陽ってあるんだ
・メラニンいいなみたいな
・「楽しい」でもいいんだ!
・パラッパラッパー
・聖蹟桜ヶ丘から
・ヒップホップ村
・レゲエ畑
・お前が1番ラップうまい!
・闇の力
・オーバーグラウンドもアンダーグラウンドも関係なく
・CREW(クルー)、POSSE(ポッセ)
・違うアプローチでいかないと勝てない
・TMC(Total Music Communication)
・FG(FUNKY GRAMMAR UNIT)
・Groove diggerとBLUE BE-BOP
・メロディーっぽいラップを日本で最初に作った人
・The Pharcyde(ファーサイド)
・MELLOW DOWNがふんわり解散していった
・低い顔
・PESになりたかった
・だらしないの塊
・いいバランスで綺麗なものと汚いものが混在
・"事故"が入っている
・曲にクセつけたい
・反復の美学
・音の汚し
・tiktok総再生数30億回
・遠回しな愛情
・「One」は僕たちの曲です

以上。

■2000年頃のヒップホップシーン
とても面白かったです。
RIP SLYME、KICK THE CAN CREW、
ケツメイシのデビューが同時期だったとは…
今思うとすごい。


■Mummy-Dさん
素晴らしくて、やさしくて、聴いている側としても
微笑ましく思いました。
リップスライム再集結のニュースはほんと
嬉しかったんだろうな。
素敵な先輩さんですね。




■R-指定
R-指定の解説さんがマニアックすぎます。
プロってすごい。
楽曲の見方が変わります。
ありがとうございます!



■クルー
「クルー」という言葉、初めてしりました。
HIPHOPはまだまだ未開地のです。おもしろい。



■Dragon Ashとの関係
「静かな日々の階段を」に
「One」アレンジは泣けます。
もうかっこよすぎます。
Dragon Ashますます好きになります。
ありがとうございます!



「EIGHT-JAM(エイトジャム)」さん、
いつも素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございます!!



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EIGHT-JAM 2024年8月25日 HIPHOP特集(☆Taku Takahashi,AK-69,MaRI,mabanua)

-EIGHT-JAM(関ジャム)