
大好きな音楽番組
「関ジャム 完全燃SHOW」(日曜日 よる11:00~)のまとめ記事です。
「関ジャム」は、プロミュージシャンの方々が、
音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。
こちらでは、メモ程度に残させていただいております。
気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。
もくじ
アーティストゲスト
アーティストゲスト
■常田大希
■椎名林檎
■新井和輝(King Gnu/millennium parade)
■OSRIN(PERIMETRON)

椎名林檎だけが知る常田大希
✅Srv.Vinch(サーバ・ヴィンチ)
2015年始動~2017年4月頃までのバンド名
メンバーチェンジを経て、最終的に現在のKing Gnuの4人になった
椎名林檎さんからみた常田さんの魅力
私が初めて出会った同業者。
オリパラの代役を務めてほしいと思ったこともそうなんですが、
私としては、常田氏のことを「初めての同業者だ」と感じていた。
自分にとってはそれが補完おアーティストさんとの大きな差です。
もちろんボーカル、あるいは何か特定のパートに特化した職人というわけではなく
時間芸術全般のコントロールにこそ関心があって
その全体の起承転結でメッセージを残すべく、
素材から丁寧に作っている人。
MIKIKO先生は当時そういう項目をきちんと言語化して、
椎名さんのような視点で相談できる人がいないから辞めないでくれ
とおっしゃっていて
「あー、お一方いらっしゃるよ」と彼を挙げたのでした。
ダンス、ムービーやグラフィックが聴覚をブーストしてくれる尊さを踏まえているから
各部署へ的確にオーダーやディレクションをできるし、
相手から面白がってもらえるんだと思います。
総合演出しながら源泉を産む作家として、常田氏は唯一無二だと思います。
millennium parade × 椎名林檎 - W●RK
🎵millennium parade × 椎名林檎 - W●RK
✅MV公開直後に500万再生突破
✅椎名とmillenniumu paradeは今作が初タッグ
✅MV監督は児玉裕一が務めた
【椎名林檎さんのコメント】
✅専門性が高い、照明、カメラ いろんな項目に関して通
✅ 立ち位置が分かれてない、アーティスト待遇でもない
✅子役の親御さんをいかに怒らせない(笑)
✅ワイルドな曲なのに、歌はキレイにお化粧をしてくれるとびっくりした
超貴重!! 米津玄師 独占アンケート
【米津玄師さんのコメント】
米津玄師さんのコメント
野性的な部分と理性的な部分の両立具合がとても独特な感じがします。
たまに「こいつ海賊か何かか」と思うような野性味を感じるし
一方とても冷静に物事を判断する側面もあります。
その二つが完成を通して一貫しており、
嫌味な感じがしない品の良さがある。
彼の音楽にも同じものを感じます。
King Gnu - Tokyo Rendez-Vous
🎵King Gnu - 「Tokyo Rendez-Vous」
✅米津さんが選んだ常田作品は Tokyo Rendes-Vous
【米津さんのコメント】
彼がまだking gnuになる前に聴かせてもらった曲です。
遠からず常田大希という名が広く知られるようになるという予感がその頃から既にありました。
海賊?
レコーディング中、一緒に飯を食った時に発覚したのですが、
何か神聖さを感じてしまうくらい食べ方が汚いです。
箸の持ち方は異次元だし、ピザの耳は芸術的に残します。
ある一方に自らの能力を全振りにして
その他は手つかずの状態で置いてきた男なんだと思います。
常田WORKS 自己分析シート

カテゴリー:大編成BIG BAND
🎵millennium parade - 「U」
✅細田守監督 映画「竜とそばかすの姫」メインテーマ
✅主人公の声を演じた中村佳穂が劇中の人物「Belle」名義で歌唱を担当
✅紅白歌合戦では太鼓や管楽器などの大編成で出場。常田はチェロを演奏した
カテゴリー:オルタナティブロックバンド
✅NIRVANA
メインストリーム(主流)とは対照的なオルタナティブ(反主流)ロックの代表的なバンド
【常田さんのコメント】
クラシック、西洋的なアカデミックなものとは、違う形で強引に壊していく
それがかっこいいみたいなジャンル。そこにかなり影響を受けている。
普通にいっちゃうと、普通すぎてダサいけど、外すとポップだけどださくなりすぎない
というバランスとかやっぱりオルタナティブならでは、、、
🎵King Gnu 「一途」

【King Gnu(BASS) 新井さんのコメント】
かなりエグいコード進行。これを良しとできる感覚 僕は絶対できない。というか思いつかない。
実はセオリーから外れた「一途」のコード進行。
メロディも複雑になっていきがち、コードもはずれているので、メロディもそれに合わせてはずれていきがち
そういうところはせず、メロディはポップの枠の中で構築。
ポップに聴こえるけど、コード進行はえぐい
Vaundyのコメント
常田さんは理論的組み立ても、ずば抜けています。
マニアックな事象をマニアックで終わらせず
大衆に対してピントが合うようにカオスを見せています。
これは、音楽的知識があるだけでは出来ません。
自分と大衆、両者にバランスよくちゃんと寄り添っている証拠です。
難解な進行に対する明快なメロディーライン
そして、それをさらに引き立てるボーカルの力
これらのバランス感が常田大希の難解なミステリーを生み出すのです。
🎵King Gnu - 「Prayer X」
メジャーデビュー前年にリリースされたKing Gnu初のCDシングル。
常田さんのコメント
そこからJpopなど聞き直している。サザンオールスターズ、Mr.Childrenなど
中学の時はとがっていた時代で、洋楽の曲をライブでやっていて、
彼女に「全然分からない」と言われてた
全然盛り上がっていないし、、、 そのときその言葉が刺さっていた。
その頃に戻って、「コミュニケーション取ろう」と、、、
あの時のとげぬきに(笑)
【椎名林檎さんに対して】
林檎さんが凄いのは、 そこを越えてきちゃっているカリスマ性があるので、
いわゆるJpopのグループとは全然違う、構造もなので、特例だと思う
カテゴリー:アンビエント
✅アンビエント
環境音楽、楽曲の構成やビートを重視しない。場所や空間に雰囲気を添えることを指向
🎵King Gnu -「Night Pool」
✅ビートの訛りにしろ、リードの焦げにしろ、常田工場のものだなと感じる
学生さんだった頃の印象も ずっと守っていらっしゃる出汁みたいな(林檎さん)
🎵King Gnu「泡(あぶく)」
✅藤原竜也、竹内涼真出演 映画「太陽は動かない」主題歌。
MVにはダンサーとしても活躍する森山未來が出演
✅「泡」は常田が最初に作った曲
こういう曲はタイアップとかで必要とされない。アプローチもっとやりたい。
大事な音楽のエッセンス
カテゴリー:バラード
🎵King Gnu - 「白日」
✅坂口健太郎主演「イノセンス 冤罪弁護士」主題歌
ストリーミング累計再生数が5億回を突破するヒットを記録
🎵King Gnu - 「カメレオン」
✅菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ」主題歌
✅直近の作品とのバランスで、当初からアレンジがかなり変わった
そういう全体を引きで見る組み合わせはかなり意図的(新井さん)
カテゴリー:映像/演出込み
🎵King Gnu - 「BOY」
✅MVにはKing Gnuの4人が少年の姿で登場。監督はOSRINが務めた
✅この曲でミュージックステーションに出演。 MVの子供たちがパフォーマンス
✅曲を作っている段階から、子供でMステに出ようと俺の中では決めていた。ハズしまで見えていたら成立。
カテゴリー:Beatもの
✅インダストリアル
金属音や電子音など機械的なノイズを特徴とする音楽
🎵millennium parade - 「Trepanation」
カテゴリー:クラシック
🎵Srv.Vinci - 「サマーレイン・ダイバー」
✅東京藝術大学 チェロ専攻
✅Srv.Vinci時代からの1曲
昨年の東京ドーム公演ではアンコールの最後の曲として披露された
「サマーレイン・ダイバー」
【新井さんから常田さんへ質問】
クラシックの要素とポップスの要素を 一番分かりやすく融合できている曲
ギターソロのCメロにあたる部分は、めちゃくちゃオーケストラ
原型は僕が入る前に出来ていた 曲があって、
「これにストリングスつけよう」 クラシックと大きいロックの音色が融合されている
クラシックのうまみというか、そもそもオーケストレーションを書ける人じゃないと
こういうことってなしえない。
曲があって、これにストリングスアレンジをしますと発注していくパターンだと、
こうはならないんじゃない?
【常田さん回答】
この曲はショパンをモチーフにして歌モノの曲に落とし込んでいきました
そういう大昔のクラシック曲を今の形で作り直すことで現代人との接点の作りたいと
J-POPのオケアレンジは、基本的にボーカルありきでコードをなぞるだけなのだけど、
オーケストラのアレンジは 基本的に様々な楽器がメインの旋律を取ったり時に
背後に回ったりという事が魅力なので 主役というものが場面でどんどん入れ替わっていく。
譜面に書いて、自分で弦楽器を弾いて重ねたという作り方をした。
常田さんが考える J-POPとクラシックの違い
ボーカルはボーカルという1ラインという
例えば、ピアノだったら、
左手はコードで、右手はメロディみたいなのが、 たぶんJ-POPのオケアレンジ
クラシック、オーケストラは、各指、左手の人差し指が旋律をとることもあれば、
上の目立つところは、和音に回ることもある。
そういう考え方で作っていくので、聴き映えが違う
新井さんのコメント
常田はベース弾ける、チェロもひける。
それって、皆さんが思っている以上にヤバい。
弦、ベースもチェロも4本、調律が4本の弦で違う。
それで弾けるって、めちゃめちゃ稀有。
そこがやばいところと思っている。
ベースを知っている必要がある。
そうじゃないと楽器のスイートスポットが分からない。
その領域がとてつもなく多い。
オーケストラ、クラシックのいいところ、おいしいところ、
ブラックミュージック、ベースのところ、ギターの歪み、POPSの要素、
あくまでも引き出しの一つに収まっている。
ビートメイクもそれだけで、全然組める。
そこの組み合わせのうまい所取りみたいな、、、
そこの能力ですよね。
俺が一番話せると思う、こいつの凄いところ、
日本で一番話せる自信あります(笑)
椎名林檎さんのコメント
歌モノととして作っていないんじゃないの?
とにかく聴いてみて、みんなが楽しいもの。
揺さぶれるものを作ることだけはあるけど、歌モノを作ろうとしているわけじゃないですよね。
楽器って弾けるから使えるわけではないから、作家として優れている。
楽器の良さをどう出し入れして、人をどう作用するか
だから、Jpop、歌モノの枠ではないところまで、お客さんを信じて作っているところがすごい
最後、常田さんのコメント
東京ドームでショパンをイメージ、モチーフにしたものが
みんな気持ちよさそうに聴いているのが、俺としては嬉しい。
こんなでかいところで、やれているのは、ほんとありがたい。
下積み時代からの盟友が語る裏の顔
新井さんのエピソード
🎵東京事変 「能動的三分間」
不意に東京事変の「能動的三分間」という曲知っている? と言われた。
事変のコピバンをやっていたので、「能動的三分間」もコピバンでやっていた。
全然知ってるよと思ったが 、、、
「なんでこのクオリティーのもの出そうとしないんだ バカ」
「これがいいと思っているなら、これくらいのものをちゃんと出せるようにちゃんと考えろ」 と、、、
大希のその言葉で、フラットに良い悪いを見ていると 当時、衝撃をうけた
椎名林檎さんのコメント
クリエイティブを対等にとらえている
ディスるとかではなくて、作品として、 何がたりていない、
こういうところがいいという目線というか、、、
【OSRIN】
✅ほぼ全ての常田作品のMVを監督。出会ったころは監督は未経験
OSRINさんが考える常田さんの厳しさの理由
2個下だが、厳しい人。
なんでこんなに映像に厳しいんだろうと、なんで人にこんな言葉をかけるのか、、、
遊びに行こうとすると 「才能が薄いのに遊びに行くってなんなんだ」
人にこんなこと言えるんだと、、、
徹夜して寝て、普通起きたら「おはよう」だが、
おはようもいわず、たばこも吸わず、起きて2秒くらいでキーボードに向かって作業。
「こいつ、自分に言ってるんだな」と、、、
「自分に言っていることを、俺にも言っている」と、、、
映像に関しては、厳しくても納得する
【次回予告】
【次回予告】
2023年6月4日(日) よる11時~
「人気ボーカリストが告白!! あの歌唱の裏で「実はこんな事やってます」
アーティストゲスト
AI、C&K、向井太一
今回の「謎多きアーティスト“常田大希”の知られざる素顔とは!?」
とてもとても面白かったです。
King Gnuだけでなく、millennium paradeもPERIMETRONも凄すぎます。
常田さんの才能が凄すぎる。
King Gnuメンバー新井さん、盟友OSRINさんの言葉にも感動。
厳しさがあるのは、真剣だからですね。
自分にも厳しく、そして、メンバーへの愛。
素晴らしすぎます。
また、新名林檎さんのところどころのコメントが、勉強なりすぎです。
ワードセンスも異次元すぎて好きすぎます。
そして、常田さんへの信頼感が半端ないですね。
あと、常田さんが林檎さんの印象として、
「そこを超えてきちゃっているカリスマ性があるので、
Jpopのグループとは全然違う、特例だと思う」の言葉は共感です。
林檎さん、デビュー当時から異色の世界観があり、それがとても魅力でハマりました。
1stアルバム「無罪モラトリアム」は名盤すぎです。
King Gnuの曲は、有名どころしか知らなかったですが、
クラシック要素の「サマーレイン・ダイバー」はとてもいい曲ですね。
ループで聴いてます。ずっと聴いてられる。めちゃ美しい。
やはり常田さんの才能凄すぎます。
音楽的にもとても勉強になりました。
これからの常田さん作品も楽しみすぎます!
「関ジャム」さん、
素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございました!