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2023年11月14日 【色選びのヒント】色によって体感時間や温度が変わる ちふねこさん

ポイント
・時間を短く感じさせたいなら青
・長く感じさせたいなら赤
✅一般的に色の選び方は「印象」から選ぶことが多い
自分が作りたいデザインで、どんな印象を与えたいのか
「この色ならこの印象を持つと思うからあっているよね」など
✅色が与える影響というは、頭の中のイメージ、印象だけでは無くて、
私達の体にも変化を及ぼす力がある
✅【例】ジュースの販売機

・あたたか~い:温かいイメージは赤
・つめた~い: 冷たいイメージは青
✅実際に、私達の体感温度も、赤の方が温度が高く感じる
靑の方が温度を低く感じるというのが、実験で実証されているらしい
✅赤と青を調べた面白い実験
→ 体感温度の差だけでは無くて、体感時間にも差が出た
赤と青の実験
赤い部屋、青い部屋を用意
心拍数、血圧、筋肉の緊張度合いなど色々な体の数値を計測
赤い部屋:心拍数など全部上がる
筋肉が緊張した状態
体が興奮状態、活発な状態
青い部屋:心拍数は低い
筋肉は緊張していない
リラックスしている状態
全体的に落ち着いた状態
この実験の面白いところは、目隠しをして実験をしている
→ 色は目で見なくても肌で識別できる
✅色は、色の情報が網膜、目の奥に届き「これは赤だよ」という信号がきて
これが赤だとやっとわかる。
でも、実は目を閉じていても違いというのは感じていて、
脈拍、血圧などの体の状態にも影響を与えていてる
その結果、体感温度、体感時間にも影響している(不思議!)
✅体感温度、赤い部屋、青い部屋と比べると、赤い部屋は3度高い
【例】
あたたかい商品は、赤い暖色系が多い
冷たい商品(保冷剤、ひんやりタオルなど)は青いのが多い
→ 冷たいイメージだけでなく、実際、体感温度を下げる
✅時間
赤は長く感じる
青は短く感じる
✅待ち時間を感じさせたくないとき
バス停や役所の待合室など青くしたら、長く感じない
✅体感時間を長くさせたいとき
飲食店、食欲増進などで赤い色が使われている
お店の回転率を上げるためにも、この赤が滞在時間が長いという特性がいかせる
体感時間が長いという事は、短い時間でも満足してもらえる
→ お店の回転率がいい
✅心拍数の違い
赤:興奮状態、活発な状態
靑:落ち着いた冷静な状態
会議室の壁を2種類使う会社もある
赤い会議室:意見交換を活発に行うような議論
青い会議室:冷静な数字が多く関わってくるような会議
テンションあげたいときは赤い物を身に付けたり、
プレゼン発表するなど、自分の気持ちをなるべく落ち着かせたいときには
青い服装を身に付けたりなど
「【色選びのヒント】色によって体感時間や温度が変わる」
ありがとうございます!
実験、とても面白いです。
目隠しをして、ほんとに?感じですw
肌がすごい?触感?
触れていないのになぜ?
不思議すぎます。
人間の体おもしろいですね。
人間以外の動物もそうなのか?
って色々深堀りしたくなります。
あー、体感温度は衝撃でした。
(ちふねこさんの興奮具合も素敵でした☺)
そして、
体感時間も全然意識してなかったです。
・赤は長く感じる
・青は短く感じる
これを知っていると、また普段の生活の見る景色が変わります。
とても面白いです!
今回もありがとうございました!
よろしければ、
「フリ校ボイシー火曜日まとめ」もどうぞー