PR EIGHT-JAM(関ジャム)

関ジャム 2023年7月30日 遂に実現、B'z特集!

大好きな音楽番組
「関ジャム 完全燃SHOW」(日曜日 よる11:00~)のまとめ記事です。

「関ジャム」は、プロミュージシャンの方々が、

音楽理論、音楽の奥深さなどを楽しめて学べるので、とても大好きな番組です。

こちらでは、メモ程度に残させていただいております。

気軽に、楽しんでいただければ嬉しいです。

アーティストゲスト

アーティストゲスト

ホリエアツシ(ストレイテナー)

菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)

ヨコタシンノスケ(キュウソネコカミ)

ヒット曲だけじゃない!!プロが唸るB’zのスゴさが分かる一曲

🎵LADY NAVIGATION
  B’z初のミリオンヒット117万枚を記録

🎵ALONE
  売上112万枚。バラードの代表曲のひとつ

🎵ZERO
  売上131万枚。この頃からハードロック路線へ

🎵愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない
  B’z自身の最高売上202万枚を記録

🎵Don't Leave Me
  売上144万枚。ブルース色を前面に出した曲

🎵ねがい
  売上149万枚。「B’zは2人」という原点に立ち返った曲

🎵LOVE PHANTOM
  売上186万枚。1分超えのイントロが特徴

🎵ミエナイチカラ
  アニメ「地獄先生ぬ~べ~」エンディングテーマ

🎵Calling
  売上100万枚。完成までにB’z最長の7か月

🎵さまよえる青い弾丸
  ポカリスエットCMソング

🎵ギリギリchop
  テレビアニメ「名探偵コナン」オープニングテーマ

🎵今夜月の見える丘に
  木村拓哉主演ドラマ「Beatiful Life」主題歌

🎵ultra soul
  テレビ朝日系 世界水泳テーマソング

🎵熱き行動の果て
  テレビ朝日系 パンパシ水泳テーマソング

🎵愛のバクダン
  前年のソロ活動あけからの第一弾シングル

🎵OCEAN
  伊藤英明主演ドラマ「海猿」主題歌

🎵イチブトゼンブ
  山下智久主演ドラマ「ブザー・ビート」主題歌

🎵Still Alive
  木村拓哉主演ドラマ「A LIFE」主題歌

🎵兵、走る
  「リポビタンD」ラグビー日本代表応援ソング

「LOVE IS DEAD」

✅ジャズからのロックへ演奏の自然の流れがスゴイ

✅1992年 ZEROリリース。それまでのデジタル系からハードロック路線へ

✅アルバム「The 7th Blues」 ブルースにフィーチャー 暗くて渋いアルバムその1曲目

ヨコタさんコメント


ギターソロがジャズのフレーズをやってから、ハードロックに移る。

稲葉さんが入ってジャズに戻って、サビでロックに、ジャズとロックが交互に。

これはめちゃくちゃ難しい。

聴いてる側はB'zの曲となっているので、スッと聴ける。

音楽でやってみると、方法論が違う。

それを1曲の流れの中にまとめているのがすごい。

バンドでやる時も思いつきはする、

リズムが違い過ぎて、シャッフルビートから8ビートに戻るとか難しい。

それをギターソロとボーカルの中でやるってすごい。

ヨコタさんMEMO
  ギター松本さんは学生時代に、ジャズギターを習いに行った経験アリ

稲葉さんの存在感
  ジャズからシャウトは想像つかない。それがナチュラルに入るのがB'zのすごさ

「BAD COMMUNICATION」

ホリエさんコメント


この時代1980年台。バンドブーム 色々なバンドが出てきた中で、

熊本県の音楽深夜番組で流れていて、度肝抜かれた。

カッコいい。やっている音楽もロックと一線を画していて、

デジタルな4つ打ちのダンスビートにハードロックのギターがのってくる

一回聴いたら覚えるくらいのパンチライン

シンセポップにハードロックギター斬新な音楽性

✅ギター松本さんはデビュー前、TM NETWORKなどのサポートギターを担当
  → ダンスの流れはそこから来ているのかなと、、、

ホリエさんコメント2


サビのヘイヘイのメロディとイントロから出てくるシンセのフレーズがユニゾン

歌メロディとシンセのフレーズがユニゾン

それがB’z殺法みたいな、、、(ホリエさん)



知らない間に聴かされている(菅原さん)



これがサビになるんだろうな、、、(ヨコタさん)

「ultra soul」

✅まさに発明!実はツインボーカルの名曲

菅原さんコメント


歌を繋ぎながら進んでいく曲

あらためて、ウルトラソウルが何でこんなにウルトラソウルなんだろうと、、、

松本さんのギターはハードロッキーなリフが多いんだけど、

ウルトラソウルみたいに、メロディを弾いているギターは無い。

1音目の音がオクターブ違いで同じ音。

ギターが歌っているサビのメロディをなぞるように、メロディが続いていって

つまり、松本、稲葉、松本という風に歌を繋ぎながら進んでいく曲

そういう意味でツインボーカル

「ウルトラソウル」という言葉自体は無い。

おまけで「ハイ」がついている。

人間はドレミファときたら、次はソがくると予想する習性がある。

ウルトラソウルの場合はてっぺんまでいって、このあと 「ハイ」っていうしかない。

上げきられている

ポイント


「ウルトラソウル」当初の言葉は?


【稲葉さん回答】

アイアンとか書いていたと思います。
鋼鉄のソウル(笑)

なぜ「ウルトラ」に変更した?


【稲葉さん回答】

僕らはウルトラマン世代ですけれど、

当時はウルトラという言葉が非常に新鮮な響きに感じたんです

みんな使っていないけど、みんなが知っている言葉じゃないですか。

すごくキャッチーな感じがしました。

このフレーズはもともと今のメロディじゃなくて、

歌詞がウルトラソウルに なってから、それに合わせて変えたんです。

以前のメロディに合わせて、ウルトラソウルって歌っていたんですけど、

もっとウルトラソウルを印象付ける為に変えたんです。

「Pleasure’91~人生の快楽~」

✅稲葉さんの謙虚な姿勢が表れた歌詞

歌詞をちょっとずつ変えている

✅どっちが本当にいいのかとか、自問自答する歌詞など

✅2018年の時点で8バージョン出ている

「Pleasure」と題してツアー時に少しずつ歌詞を変え、この曲を披露

よこたさんポイント

1⃣稲葉さんのおごらない性格が表れた歌詞
2⃣年数ごとの歌詞の変遷
(2番Aメロの歌詞)

1⃣1991年ver.

2⃣1995年ver.

3⃣1998年ver.

4⃣2000年ver.

5⃣2003年ver.

6⃣2008年ver.

7⃣2013年ver.

8⃣2018年ver.

「YES YES YES」

譜面にない歌詞やリズムを入れるフェイク

菅原さんコメント

稲葉さんは「Oh~yeah」とか「Ah~」などフェイクを多く入れるボーカリストだが、

稲葉フェイクの見本市ともいえる曲

一度でも必殺技なのに、この曲では1分に1回の頻度で聴ける。

「BE THERE」

✅1曲にそこまで詰め込む!?多彩な音や奏法

✅シンセサイザーを大きめに出した曲。ぱっと聴き分からないけど、裏でギターで遊んでる
  歌と歌の間にピックスクラッチ(ピックを弦に押し当てながら 滑らせて音を出す奏法)など

1曲に多彩な音や奏法

アルペジオ奏法
  和音の構成音を1音ずつ弾く

オクターブ奏法
  1オクターブ離れた音を同時に演奏

スライド奏法
  弦を押さえる指を滑らせて滑らかに音程を変える

フィンガーピッキング
  ピックではなく指先や爪で弾いて演奏

チョーキング
  弦を持ち上げて音程を上げる

ボリューム奏法
  音量ゼロからピッキング後に音量を上げる

✅サポートと共にオクターブ違いを演奏

✅サポートがハモリのフレーズを弾き演奏に厚みを出す

✅サポートがハモリのフレーズを弾きハーモナイザー(音程を変える)の効果を出している

✅イントロのアルペジオもかっこいい。
  その前にスクラッチみたいなサンプリングみたいにコーラスとか切り取って
  それもかっこよくて、今、聴いても参考になる

「有頂天」

B'zらしいリフ、5音だけのリフ
  → あらゆる曲のリフやメロディーでも使ってきてて、5音だけで表現できるフレーズが多い

✅「ウルトラソウル」の駆け上がる部分も5音しか使っていない

BLOWIN’
  サビが全部5音だけ

LOVE PHANTOM
  これもサビ全部いけます

5音だけによるギターリフ

♪ZERO
♪Don't Leave Me
♪ギリギリchop
♪有頂天

「Brotherhood」

✅1999年8月 横浜国際総合競技場で開催
   B’z LIVE-GYM'99-Brotherhood-の最終スタジアム公演
  このツアーはロックサウンドでバンドをやる原点回帰がテーマ

ヨコタさんコメント

とにかく圧倒的。

スゴイ曲の数々をたたみかけるように演奏した後、最後の最後、

アカペラのロングトーンがスゴイ。

体力のゲージもゼロだと思うが、まだ、こんだけ伸びるかってくらい伸びる。

これが長期に及んだ制作活動の本当にとどめ。

これが 地上波で流れるのが、嬉しくて仕方がない

松本さんのギターは感覚派

ピックアップ
  弦の振動を電気信号に変える装置
  → フロント、リア、どれを使うか切り換える事で音が変化
    フロント:太くて丸い音
    リア:高音成分の多い硬い音

✅松本さんは曲の「ここで切り替えるの?」というところで、ピックアップを切り換える(菅原さん)
  余裕がある人の神の遊びみたいな(笑)(ヨコタさん)

✅松本さんは感覚派らしくて、その都度違っていたりする(菅原さん)

GLAY TAKUROさんコメント

TAKUROさんコメント

B’zの凄さは、どんなに高みに上り詰め完成されたように見えても、

絶対にそれを許さない仏像の彫り師かの如く音楽に打ち込んでいる点だと思います。

稲葉さんの歌詞の永遠の少年性。

そして、松本さんの揺るがぬ信念。

グラミー賞の授賞式の翌日に稲葉さんやサポートメンバーとすでに新曲のレコーディングをしてるという。

正直「この人達イカれてる!」と思いました。

晴れやかな舞台の次の日には、すでに次の未来を目指している

亀田誠治さんのコメント

稲葉さんの歌唱について

神が選んだボーカリスト。

力強いパフォーマンスを維持・進化させるためのボーカリストとしての普段の努力。

B’zさんとレコーディングでご一緒すると、いつもスタジオで僕の背中越しに

オケに合わせてメロディを口ずさむ稲葉さんの歌が聞こえてきます。

歌うために生まれてきた人なんだなぁと感じます。

松本さんのギターについて

1曲の中で、

音色をピッキング(タッチ)とピックアップのセレクトとvol.とトーンで作り上げていく

神の領域の繊細な感性。

ギターを愛し、ギターに愛された唯一無二のギタリスト

ポイント

B’zは国宝です。

松本孝弘さんのギター、稲葉浩志さんのボーカルというJ-ROCKの頂点を彩る

2トップがメンバーであること。

スタジアムのオーディエンス全員を沸かせるヒット曲をたくさん持っていること。

そして、それらの楽曲がいまだに色褪せることなく、日本中で愛されていること。

新曲を発表するごとにファンの誰一人も置いて行かない

そして、新しいファンをも魅了するパフォーマンスにビッグリスペクトです。

【次回予告】

【次回予告】
2023年8月6日(日) 
あのアーティストの海ソング

アーティストゲスト
小出祐介(Base Ball Bear)、新里英之(HY)、zopp


今回の「遂に実現、B'z特集!」とても楽しかったです!
もう泣きました!
B’zって凄いですね。


今、思えば、私の人生で初めて行ったライブB'zの大阪ドームでした。
あと、人生で初めてのCDアルバム「The 7th Blues」でした。
B’z大好きやん!
その後、洋楽や邦楽インディーズにハマっていきましたが、
自分の原点ってB’zやんと思い出されました。
そして、改めてB’zに感動しています。
B’z最高!


今回の放送、全てが楽しかったです。
小中学生のとき、音楽知識なども全然知らなく聞いてましたが、
今回のゲストお三方の話で、さらに楽しくなりました。
「LOVE IS DEAD」って、ジャズとハードロックなんですよね。
当時は全然知らなかった、自然な流れ、ほんと技術的にもすごすぎます。



B’z殺法」
歌メロとサビフレーズがユニゾンって
当然のように聴いてましたが、B’zならでは、だったんですね。
知らなかった、これはかなり衝撃です。
B’zすごすぎる。めちゃ勉強になります。


「Pleasure’91」
歌詞が変わっていってるの知らなかったです。それも8回も!
そして、今年のライブが9回目?
B’zの歴史すごい、そして、稲葉さんの歌詞が泣けます。



「BE THERE」
ホリエさんが仰るように、イントロから大好きです。。
あのスクラッチサンプリング、今聞いても鳥肌が立ちます。
かっこよすぎます。
そして、ギター奏法ありすぎw
今、聴き直したらベースも面白い。
すごすぎますー


「5音だけのリフ」
こういう音楽理論が聴けるのが、関ジャムの面白さです。
5音だけで、名曲のリフが多く生み出している。ほんと凄いですね。


あー、個人的神回でした。
まだまだ名曲が多いので、色々聴きたいですね。
楽しかったです。
ありがとうございました!


「関ジャム」さん、
素敵なゲスト、素敵なテーマ、楽しい番組、誠にありがとうございました!

-EIGHT-JAM(関ジャム)