5/5より金曜日担当はすけさん
2023年8月25日 【10分でわかる】OpenSeaで何があったの? すけさん
時系列
1⃣ 8/17(木) OpenSeaがロイヤリティ徴収の事実上の廃止を発表
2⃣ 8/18(金) Yuga Labs(ユガラボ)がOpenSeaでの取引を停止という声明を発表
3⃣ 8/18(金) Rarible(ラリブル) がロイヤリティのサポートの継続を宣言
1⃣ 8/17(木) OpenSeaがロイヤリティ徴収の事実上の廃止を発表
✅ロイヤリティ
NFTが転売されるときに、NFTの販売価格の一部が手数料としてクリエイター側へ支払われる仕組み
✅クリエイターはNFTが販売されればされるほどロイヤリティが入ってくる
✅OpenSeaのロイヤリティ(クリエイターフィーと呼ばれている)、
今までは2.5%から10%の間でクリエイター側(NFTを作る側)で設定ができた
→ それが、2024/02末で無効になる
→ 2024/03からロイヤリティの設定が任意になる
(0%~10%の間で売り手側が選べる)
✅「売り手側(NFTを転売する側)が、NFTのクリエイターに支払う手数料を任意で決められる」
→ 手数料が高ければ、NFTを転売する事によって得られるお金も減ってしまう
→ わざわざ手数料を支払う人はいなくなるだろう
→ よって、世間の受とめ方としては、OpenSeaはロイヤリティ徴収の事実上の廃止をくだしたという見方がされている
✅OpenSeaがサービスの改悪をしたはなぜ?
競合のBlur(ブラー)というマーケットプレイスにOpenSeaがかなりシェアを取られてしまっているので、クリエイターが受け取る手数料を下げることによって、取引を活性化させて、自社の利益を確保しようとしている
2⃣ 8/18(金) Yuga Labs(ユガラボ)がOpenSeaでの取引を停止という声明を発表
✅Yuga Labs(ユガラボ)
BAYC(Bored Ape Yacht Club)やCryptoPunks、Meebits、Othersideなどの人気コレクションを展開するアメリカのNFT制作スタジオ
✅Yuga Labsの一部のコレクションが取引停止(Baycは現状維持?)
→ どちらにせよ、OpenSeaの決定が、NFT業界に対してかなりインパクトを与えた
3⃣ 8/18(金) Rarible(ラリブル) がロイヤリティのサポートの継続を宣言
✅Rarible(ラリブル)、OpenSeaの同じNFTマーケットプレイスの一つ
✅OpenSeaの決断に対して、Raribleはちゃんとロイヤリティを支払うという姿勢
RaribleからOpenSeaへ向けての言葉
OpenSeaのクリエイターフィーという言葉には、クリエイターへのリスペクトが無い
ロイヤリティはNFTとブロックチェーンの重要なユースケースで欠かせないもの
すけさんのお言葉
今回の放送のゴールとしては、
ここまでのニュースをざっくり把握したうえで、このOpenSeaの決定を受けて、
今後、各NFTのプロジェクトがどう動くのか、もうOpenSeaをやめて、
ラリブルのようなロイヤリティを継続してくれるようなプラットフォームに移行するのか、
もし今後ロイヤリティが取れないとなると、NFTプロジェクトとして、
どういった動き、対策をしていくのかなど
ひとつNFTの業界を見ていく上での視点として、取り入れてもらうと、
情報も追いやすいのではと思いましたので、このテーマをとりあげさせていただきました。
イケハヤさんとすけさんの対談
8/28(月)11:30~
「イケハヤさんに聞く『X攻略の極意』」
すけさん、毎度ながら有難うございます!
めちゃ、整理できました!
各プラットフォーム、各プロジェクトの今後の展開も要注目ですね。
めちゃオモシロいです。
NFT業界だけでなく、こういう事は、色々な業界でもありえそうなので、
どのような対策を取っていくか勉強になりますね。
また、今回は「ざっくり説明」と仰ってましたが、
私にとってはとてもいい具合の情報でした!
有難うございました!
イケハヤさんの対談も楽しみにしてます!
よろしければ、
「フリ校ボイシー金曜日まとめ」もどうぞー