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2023年8月15日 〇〇のデザインから学ぶ思いやり ちふねこさん
ポイント
デザインで大切なのは、芸出的センスでなくて「思いやり」
「お茶碗」のデザインから学ぶ思いやり
✅良いデザインのイメージ
→ 独創的、ユニーク、これまで見た事が無いもの、ありきたりで無いものなど?
→ しかし、そのイメージを覆したのが、お茶碗
✅お茶碗
お茶碗の下に足が付いている
足が無いと、熱すぎてお茶碗を持てない、食べれない
この足のおかげで、手に持って口へ運べる
→ 機能美と言われる
→ 機能美という概念に出会い、デザインについてのイメージががらっと変わった
機能美
✅元々、芸術的なものは、センスが求められるものと思っていた
→ 必ずしもそうではない。デザインには、しっかり目的や果たすべき役割などがあり、
それゆえに、その形(デザイン)になっている
✅ハサミやセロハンテープの切り口なども、思いやりゆえの形
右利きの人が、左利きのハサミを使うと全然切れない
→ それを考慮して、そのデザインになっていると衝撃
→ デザインはさりげない思いやりが随所にある
✅ポスター、バナー、グラフィックデザイン、2次元のデザインなど
→ 思いやりが大事
→ デザインをするうえで、相手の事を考えなければならない
✅相手目線
クライアントさんの目線でこのポスターの目的は何なのかとか想像したり、
この目的を果たすためには、どういう情報を詰め込んで、どう優劣をつけたら見てくれる人にも分かりやすく伝わるか?そうするには、デザインでどう表現するのがいいのか?など
✅自分がこうしたいから、 自分が好きなデザインにするのではなくて、
常に自分以外の誰か、相手目線で思いやりを詰め込んだのがデザイン
駅のポスター例
■改札前のポスター
待ち合わせになるような改札前のポスターは、一番目を引くので、細かい情報などもじっくり見てもらえるかもしれない
■通路のポスター
通路をせかせか歩いている人が、ちらちらとしか見れないので、インパクト勝負や細かい情報は載せずにイベントのタイトルだけドーンと見せる、印象付けたりするポスターが向いているかもしれない
デザインとは、芸術的は重要ではなくて、もっと大事なのは思いやり
✅相手目線で、そもそもこのデザインの目的は何だろうか、それを分かりやすく伝えるにはどう表現したらいいのだろうか、そういった思いやりを詰め込むのが、デザインではすごく大事
ちふねこさんのお言葉
私は元々思いやりが無い人間と自負しているのですが、
デザインを通して相手目線とか、思いやりがある程度できるようになったと思います。
常に相手目線が必要になってくる。
芸術的センスが無くても、全然デザインは後から学べますし、
こういう相手目線のスキルも自然と身につくし、
デザイン以外で、この相手目線や役立つ部分や場面がたくさんあります。
ブログも少しやっているのですが、
ライティングする時に相手に分かりやすくするには、どうしたらいいかとか、
相手がどんな感情でこの記事を読むのかを想像したり、
SNSのマーケティングで、
「インスタは家でごろごろしながら見ているユーザーを想像したうえで、投稿を作ればいいよ」というお話、
よく聞くと思うのですが、それもすごく相手目線ですね。
ユーザーがどんな場面でこれを使うのかとか、想像するという点でデザインに似ているなと思っています。
こんな感じで、デザインのコツやデザインを突き詰めて気づいた事、
実はデザイン以外の部分でも役立つ事が多いなと結構感じています。
デザインを既にやっている方も、そうでない方も、
何かスキルアップのヒントとして、参考になれば幸いです。
「機能美」という言葉、初めて聞きました。
普段使っている、何気ないものでも、意味があることが多くあるんですね。
お茶碗の足(高台)のこと、何も考えなく使っておりました。
思いやりがいっぱい詰まっていますね。ちょっと感動です。
思いやり、相手目線。大事!
駅のポスターのデザインの例、
とても分かりやすかったです。相手目線で考える!
有難うございます!
【個人的メモ】
お茶碗の足に名称がありました。
「高台(こうだい)」と読むらしいです。
世の中、知らない事ばかり。深堀すると面白い。
「機能美」とても勉強になりました。
普段、使っているものにも、色々意味がありそうですね。
この意識大切にしたいと思います。
有難うございました!
よろしければ、
「フリ校ボイシー火曜日まとめ」もどうぞー