2023年8月13日 自治体のChatGPT導入状況 けいすけさん
担当はけいすけさん
✅AIの導入状況をまとめてくれているサイトを発見
(けいすけさんのツイートから引用)
✅関東だと316の自治体があります(市町村、政令指定都市なら区など)
✅316の中で表明しているのは10の自治体
✅関東の都県だと栃木県以外は表明している
✅行政は動きが遅い印象
テクノロジーが来た時、個人 → ベンチャー企業 → 大企業 という流れ
→ 最後に行政がくるというの流れが一般的
→ でも、都県でみるとほとんどがChatGPTを導入しているという現実
✅ChatGPTの時間的な流れ
2022/11頃 ChatGPT3.5リリース。
2023/02頃 ChatGPTのAPIが公開。
サイトではなくて他のプログラマー達が、
ChatGPTの機能を色々なプログラムで使えるようになる
2023/03頃 OpenAIのポリシーが変更。
ChatGPTは文章を投げると文章で返ってくるプログラム
投げた文章がOpenAIの中で学習で使われますよというルール
→ AIに入った投げた文章が学習に使われなくなった
→ これで市町村も使えるようになった
✅導入が早かったのが神奈川県横須賀市(2023年4月18日導入)
✅関東の県でいうと2023/08に東京が導入。比較的遅め。
(一番大きいので、動きも遅めと推測)
どんなことに使っているのか
【東京】
業務マニュアルの要約や、Q&Aの作成
・元々何かの「業務マニュアルがあり要約したい」というのはChatGPTが得意
・Q&A、事前にこんなQ&Aがありましたという事例がありChatGPTで要約
【埼玉】
文章要約や、情報収集といった県庁内で完結する業務で利用
・文章要約。ChatGPT、要約は得意
・情報収集。ChatGPTだけでは情報収集は難しいので、プラグインやAPIなどを利用して情報収集をできるようにすると思われる
・県庁内で完結する業務で利用。おそらく何がミスがあったとしても、他に被害や責任が及ばない形でどこまで使えるかテストする。そういった意図もあるのかなと思われる。
✅「AIを使わない」という選択肢はおそらく無い
→ これほど、便利でコストも安いのを使わない手はない
ただし、今のAIで何でもできるかというと、当然そうではないので、得意な分野を使っていく
✅ChatGPTの得意な所で使う。
もしミスがあったとしても、被害が大きくならないところからじわじわ進めていく
✅日本の自治体にもChatGPTの導入が進んでいます!ちょっとずつ自治体も頑張っていますよ!
けいすけさんの思考がいつも勉強になります。
自治体も頑張ってますね。
AIの力は素晴らしいので、ほんとこれからもどんどん導入していってほしいです。
「学習に使えなくなったから市町村も使えるようになった。」
というのが、なるほどと思いました。ここがポイントだったんですね。
めちゃ理解できました。有難うございます!
導入が早い地方自治体とかも注目が浴びそうですね。
横須賀市、個人的イメージアップです。
けいすけさんのお話で、ChatGPTについて、少しずつ理解できてきて、
AIの凄さを実感しております。
今回もありがとうございました!
よろしければ、「フリ校ボイシー土・日曜日まとめ」もどうぞー