2023年7月29日 古き良き島の商売人から学ぶ商いのアレコレ さかえるさん

ポイント
1⃣行きにくい場所、入りにくいお店を運営することに大きなメリットがある
2⃣短期的なお得さに引きずられると長い目で自分の首が締まる
3⃣設け度外視は良いことに思われがちだが、それは自分のことしか考えてない
4⃣適正価格で仕入れて、さらに価値をつけて適正価格で売る
1⃣行きにくい場所、入りにくいお店を運営することに大きなメリットがある
✅行きにくい場所、入りにくいお店に勇気出して一歩踏み出すということは、熱量が高かったり、こだわりがあったり、濃いお客さんが入ってくる
✅沖家室ひじき、基本的に通販でしか買えない。リアルで買えない。ハードルが高い
✅お互い本気度が高い状態でスタートできる
→ すごくいいやり取りに繋がりやすい。ストレスがない事業展開。
✅魂込めているものを、ほんとにそれを求めている人に買ってもらう喜び。
→ それ相応の大きなメリットがある
✅店の入り口にわざわざ看板を置かない。扉を閉めとく。
→ 看板立てなくても来てくれる
2⃣短期的なお得さに引きずられると長い目で自分の首が締まる
✅100円ショップや量販店などで安い商品はあるが、島のお店で割高ですごいいいものがある
✅使い方、保存の仕方などを教えてもらう
✅その商品の輪に加わることができる
✅商品だけでなく、別のものが手に入る
✅長い目で見た方が、自分自身と関わる人達とやり取りなどが生まれていく
3⃣設け度外視は良いことに思われがちだが、それは自分のことしか考えてない
✅安売りする事が正義で、きちんとした適正価格を求めていくという行為が否定されてしまうと、それで食べている人達がすごくダメージを受けてしまう
✅そこの仕入れ先だったり、良いもの作ろうと日々頑張っていて、そういう関係者がどんどん幸せになっていくためには、儲け度外視、激安人情という価値観は褒められたものではない
→ 関わる人達には適正対価を払う
4⃣適正価格で仕入れて、さらに価値をつけて適正価格で売る
✅経営の原則は「安く仕入れて、高く売る事」。そうではなくて、
高く仕入れて、さらに価値をつけて売る
→ 適正価格で仕入れて、さらに価値をつけて適正価格で売る
✅仕入れ先も生活がある
✅全ては人の手でサービスや商品を作っている。
関わる人に適正な対価を支払えるかどうか、自分が長く商売していくうえですごく大事
✅通販であれば、荷物を届けてくれる人、梱包資材を作ってくれる人がいたり、関係者がいてこそ、自分の事業が成り立つんだという意識を持つ。
✅自分も適正対価を取っていく価値があるという事をきちんと説明していく
✅説明するだけでなくて、そのもののクオリティだったりサービスの良さで納得してもらう行為というのを各自がやる必要がある
✅島の先輩方というのは、言葉で語る訳では無いが、すごく自然にやっている
✅大事なのは信頼関係、お金は後からついてくる。互いの信頼関係をやり取りする
(島の民宿を経営しているおばあちゃん)
昔の商売というか、良いもの、長く続けるものの仕事の意識の大切さ。
商売の本質というもの。とても勉強になりました。
「魂込めているものを、ほんとにそれを求めている人に買ってもらう喜び。」
これは、やりがいになりますね。
「看板立てなくても来てくれる」の店づくりは、信頼関係が必要。
「その商品の輪に加わることができる」これは、NFTのコミュニティの考えに近いと思いました。
とても面白いです。
「仕入れ先も生活がある」、「関係者がいてこそ、自分の事業が成り立つんだという意識を持つ。」
めちゃ大事ですね。
自分の経営だけでなく、経済全体を意識しなきゃと痛感です。
最後の民宿のおばあちゃんのお言葉
「大事なのは信頼関係、お金は後からついてくる」が物語ってますね。
信頼関係大事。とても説得力があります。
とてもとても刺激をいただきました。
有難うございます!
よろしければ、「フリ校ボイシー土・日曜日まとめ」もどうぞー