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フリ校 voicy 2023年6月11日 暗号資産のトラベルルールについて解説します

2023年6月11日 暗号資産のトラベルルールについて解説します けいすけさん

担当はけいすけさん

トラベルルールとは?


トラベルルールとは何ですか?

トラベルルールとは、「利用者の依頼を受けて暗号資産の送付を行う暗号資産交換業者は、
送付依頼人と受取人に関する一定の事項を、送付先となる受取人側の暗号資産交換業者に
通知しなければならない」
というルールです。
このルールは、FATF(金融活動作業部会)が、マネーロンダリング及びテロ資金供与対策
についての国際基準(FATF 基準)において、各国の規制当局に対して導入を求めているも
のです。

■トラベルルールの目的は?

テロリストその他の犯罪者が自由に電子的な資金移転システムを利用することを防ぎ、
不正利用があった場合にその追跡を可能とすることを目的とするものです。

(日本暗号資産取引業協会より引用)

【メモ】
✅日本円 → 日本の国が管理
 アメリカドル → アメリカ国が管理
  → 通貨の価値を担保したり、ある程度、供給量をコントロールしている

✅暗号資産(ビットコイン、イーサリアムなど) 
  → プログラムで発行されていて、中央に管理者がいない
  → 逆手にとって、悪い事に使ってしまおうと考える方が一定数出てくる
    (テロの資金、マネーロンダリングなど)

✅どのように規制する?
  → お金の流れを一つ一つトラッキング

✅取引所(コインチェック、ビットフライヤーなど)に個人情報があり、
  ここから誰から誰へ送ったかある程度、トラッキングできる
  → これを日本だけでなく、世界的にやってしまおう
  → トラベルルールができた

✅トラベルルール、2023/06くらいからスタート
  【例】イーサリアムやビットコインなど 送るときに、送り先に対して、この人からお金を送りますよということを通知する

✅トラベルルールに対応していない取引所はどうなる? → 送金できない

✅トラベルルールは何種類かある

✅日本の取引所は、基本的に全部、トラベルルールに対応している
  (その中でも微妙に対応が違うところもある)

✅暗号資産を自分のウォレットに送るのであっても、かなり時間がかかることも起きている

WEB2(Amazon、Twitterなど)は、ルールに違反したり、しなくても何かの間違いでアカウントが停止になることがある

WEB3は、秘密鍵を持っていれば、停止されることはない。これは中央集権ではなくて自律分散。自由。
  → だが、使う側にも責任であったり、義務であったり、課せられると思っている
  → 自由であるならば、責任は本人が負うべき

けいすけさんの最後のお言葉


自由によって、資金の移動が自由にできるならば、

それは自分が自由だけでなく、他の人も自由なわけなので、

他の人から監視されることは当然ある。

「みんなでルールを守って、よりよい世界にしていきましょう」というのが、

トラベルルールの主旨かなと思います

一人一人が自由を理解することで、いいWEB3世界にしていただければと思います。

トラベルルールの解説、ありがとうございます!
「自由」って奥が深いですね。

WEB3の世界はまだまだ発展途上、
よりよい世界にになりますように。

いつもとても分かりやすい説明ありがとうございます!

よろしければ、「フリ校ボイシー土・日曜日まとめ」もどうぞー

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